昨日に引き続き小さな野の花のスケッチです。
これもかなり個性的な形をしております。
ベニバナイチヤクソウのスケッチ(SM 水彩)
ベニバナイチヤクソウのスケッチ(SM 水彩)
まるっこい蝋細工のような花びら。
めしべがにょきっと出て
おしべはとてもきれいな紫色。
葉っぱのかたちもなんとも可愛いのよね。
この子もきのこと共生するタイプのお花で
森の中の妖精といった風情です。
葉っぱが一面にあったのですが
花がついているものとつかないものがあります。
花がついていないものはまだコドモかな。
こういった小さな妖精たちを本画にどう表現するか
いつも悩みます。
楽しい悩みですけどね。
土日はパンを焼いたりケーキを焼いたり
のんびりすごしてしまいました。
おいしいものができると
周りが喜んでくれるからほんと、嬉しいです。
絵はなかなかねえ・・・www
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
学名:Pyrola asarifolia subsp. incarnata
科名:ツツジ科イチヤクソウ属
種類:常緑の多年草
分布:北海道、本州中部地方以北。
環境:山地帯から高山帯下部の草地、低木林、林縁など。
開花期:6-8月上旬
「紅花一薬草」と書くように、傷や虫刺されに効く薬草。
これを煎じた汁は脚気(かっけ)や利尿剤になり、
葉液は止血剤になることから、「一番よく効く薬草」=「一薬草」になった。
根毛が発達せず、内生菌根と共生することで栄養を得る菌根植物であることも同植物の特徴。
このために、同科植物の移植栽培は難しいとされている。
Pyrola : イチヤクソウ属
incarnata : 肉色の
Pyrola(ピローラ)はラテン古名の「pyrus(ナシの木)」が語源。
(葉が似ていることかららしい。)
種小名 asarifolia は、「カンアオイ属のような葉の」の意味。
え?梨のようなカンアオイのような葉の肉色の花、的な学名?www
花言葉:「恥じらい」
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