すっかり薔薇の季節は終わり、紫陽花真っ盛りですが、ちょっと前に描いた薔薇のスケッチ動画です。
やはりベランダで育てたもの。
スピリット・オブ・フリーダムという淡い紫色の薫り高い薔薇です。
これも花びらが多いわりに茎が華奢なので咲くとうつむきます。
このボリューミーかつ薄い花びらをどう表現するか、というのがこの花を描く上での難しいところになると思います。
今回は花数が少ないのでこの一輪に全精力をつぎ込みますが、濡れているうちに全体の丸みと光線の当たり方を表現しておき、乾いてから片ぼかしで花びらを描きこんでいきます。くれぐれも手の入れすぎには注意!色が濁ると花びらの透明感が失われます。
今回も私は鉛筆は使いませんでしたが使ってはいけないということではありません。
きりっと見せたいところがうまく出なかったり、
下書きなしでは一発で決められないと思ったらどんどん使いましょう!
鉛筆の線を残したくないなら、色を塗る前に練りゴムを転がす、
あまり主張しない色の水彩色鉛筆を使う、など方法はいろいろあります。
この絵は柏のいしど画材さんで6/28~7/1の期間限定で展示します。
実物を見たい方はぜひ!
新しい講座の先生の水彩画を中心に講師作品を見ることができる展覧会です♪
使用画材:ウォーターフォード水彩紙F8
透明水彩(シュミンケ・W&N・ホルベイン)
筆(不朽堂 長穂彩色(小)アルテージュアクアリスト)
こんな感じで~。
新しい先生の作品
福永明子先生と森岡純先生の作品
薔薇を描く2020スピリット・オブ・フリーダム