あめんぼが歩くとそこに水の輪ができる。
鏡のようにお空と木々をうつしてた水面が
ゆるゆるとゆがむ。
こういう水面を絵にできないかと
ここのところ奮闘中。
森を描かないで森が表せるかもしれない。
そこにいないひとを想いつづけるように
それでもそのひとの存在を感じるように
木の一本もないのに森の空気がそこにある。
そんな絵。
亡くなった父のことをふとおもった。
よく考えたらもう10年近く会っていないのだけれど
いまだに存在を感じる。
わたしのなかにしっかり映りこんでいて
あめんぼがいくらほわんほわんと輪っかをつくっても
けっして消えることはないのだろう。
Unknown
この風景画、素晴らしいですね。水面がうまく捉えられていて、最高です。小生も、描いてみたいと感じました。
Unknown
ありがとうございます!
描いてたときは暑いし蚊はいるしでさんざんでしたけれど…。
風景はNEXTPEAKさんにかないませんよう。