今日はからりとよい天気!
こんなによい陽気の時期はそうそうない。
ところがちょっと悲しいことが・・・
近所のコンビニまで自転車を走らせてたら
つばめが落ちていた。
ぱたりとあの飛翔のかたちで。
おそらく車と衝突してしまったのだろう。
おそるおそる拾い上げてみると
まだおめめをあけている。
見た感じ血も出ていないし
翼なんかも折れていず、きれいなかたちのまま。
でも人の手の中なのに何の抵抗もしない。
ああ、これはダメだな・・・
とおもったけれどとりあえず家に連れ帰る。
案の定、家に行き着く前に体温が急に下がったのがわかった。
手の中で死んでしまった。
せっかく南の国から長い旅をしてきて
やっとたどりついたのに。
これから子供を育てなくちゃいけないのに。
パートナーがいたかもしれないのに。
なんだか悲しくなってしまったけれど
そこは割り切ってスケッチブックをひろげる。
あんなにびゅんびゅん早く飛ぶつばめを
こんなにじっくり見られる機会はそうそうない。
思ったよりも喉が赤くない。
しっぽも短い。
メスのようだ。
それにしてもじつに美しい鳥だね。
今日アップするのは先日の西洋アブラナの咲く土手に咲いていた
別のお花。
たんぽぽもまぶしくって描きにくいお花のひとつ。
午後、友達とランチしたあとに描きはじめたので
そんなにまぶしくない状態で描けたのだけれど
お日様が傾くと同時に閉じ始めてしまった。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
学名:Taraxacum officinale
科名:キク科タンポポ属
原産地:ヨーロッパ原産の帰化植物。
開花期:春に最も多いものの、秋や初夏にも開花する。
特徴は、開花時に「総苞片」と呼ばれる萼のように見える部分が反り返ること。
セイヨウタンポポには有性生殖を行う2倍体と無融合生殖を行う3倍体があり、
日本に定着したセイヨウタンポポは3倍体で、単為生殖で種子をつける。
つまり、花粉に関係なく、種子が単独で熟してしまう。
そのため繁殖力が強く、都市部を中心として日本各地に広まり、
特に近年の攪乱が多い地域を中心に分布を広げた。
花言葉:「真心の愛」