マジックアワーというのがあります。
夕方陽が沈んでもう夜が来たかと思いきや
ふっと美しい光があたりを包みます。
バタフライの親子と別れて道具を片付け
てくてく歩いているときにその時間は訪れました。
多々戸海岸のスケッチ(F6 水彩)
実はこのスケッチはその翌日のもの。
怖いくらいの美しい風景は
あっという間に消えてしまいました。
陽が沈みきってしまえばこの光はなくなります。
それに手元が見えないとスケッチも出来ません。
なので翌日、また夕方に行って
軽く鉛筆でかたちをとった状態で
日が沈むのを待ちました。
ところが!
前日と違って風が強かった!
あの鏡のような水面は現れませんでした。
夕日の色も前日のように赤くなかった。
もやっとした色の夕日
水路は風で波立っています。
がっかりしたけど前日の記憶とあわせて
なんとかスケッチ。
風が強いので画面は砂でざらざら。
絵具がきれいにのびません。
とんびが何度か水を飲みに来たので画面に入れちゃいましたが
それもイマイチだったかな。
本当によい瞬間を捉まえようと思ったら
もっと通わなくっちゃいけない、と痛感しました。
でもこれもいずれなんとか絵にしたいな、と思ってます。
サーファーにとっては
波の状態がよかったらしく
素晴らしいパフォーマンスが見られました。
前日は波待ちしている人が多かったけれど
この日は乗っている人が多かった。
うまく波に乗れるとほんとに気持ちよさそう。
上手な人はジャンプして回転したり。
いいなあ・・・
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