描きたかったもの


お仕事だったり、体調がいまいちだったり
雨だったり・・・
なかなかお出かけできなかったゴールデンウィークだったけれど
1日だけお山に出かけた。


おお、山桜が!
描けて嬉しい。

まだまだ浮遊中


今日も雨。
なんだかついのんびりしてしまう。
たまったスケッチからいろいろ構想を練ったり
読もうとおもっておいたままだった本をめくったり。

そういえば、上野の森の展示は今日から。
ちょうどさっきCDRがとどいたので載せちゃいます。


浮遊 <P100日本画>

2年前脚を折る前に描きかけてたのをようやく仕上げたもの。
すこしは成熟に近づけたかな?
いや、まだまだかな~。

一日経つと・・・


そしておなじ牡丹の翌日の姿。
満開状態~。


今日からお山に行く予定が雨で出発延期。
このところなかなかおうちでのお仕事が進んでいなかったので
今日はそっちをがんばろう。
でも雨音は眠気をさそう・・・
眠ってしまいそう・・・zzz

今年の牡丹はよい牡丹


お庭がしっとりと濃い香りに満ちている。
そう、今年も牡丹が開いたのだ。


つい前日、新芽を描いたばかりのような気がするのにな。
芽の出方が今年はすばらしい!とおもっていたのだけれど
お花も今年はすばらしい!!

とはいえお天気にいまいち恵まれず
咲き始めた日は雨、
翌日から夏のように暑くなり
一気にべろりんとひらいてしまった。
そして明日からまた雨だという。

これはお外で描いたもの。

切って室内で描いたものもあるのでおいおいアップしていきま~す!

再開!


森岡水族館で結成したMicaKatola。
洋裁のKatolaさんにお洋服のデザイン、縫製をお願いして
わたしはシルクスクリーンで模様をつける。

ずっとひとりで作品作りをしてきたわたしにとって
とても新鮮な体験だった。
2人で作ると2倍ではなく何倍もおもしろく
予想もつかないものができる。
結成したのはグループ展の搬入の12日前だった。
なんとなく「やってみる?」という話になって
そこからがめまぐるしかった。
とりあえずわたしは道具を注文。
もともと彼女の服は大好きなので大体の雰囲気はわかる。
服を見てから仕事にかかることにしておおよその構想を練っておく。
1週間後、Katolaさんからずっしり重い荷物。
なんと10着以上も縫ってきたのだった!
試着してみて雰囲気を確認、柄の位置も考える。
強い色のボーダーがあったのでそれにはプリントは合わないとおもい
その旨伝えると3日後、また数着淡い色のものが送られてきた。
Katolaさん、すごすぎ!!
お仕事しながらだもの!
これではいい加減なことはできません。
そこから超集中してプリント。
紙バッグも刷っちゃおう、タグも作ろう、
お互いにぎゅうぎゅう引っ張りあげあうかんじがすごく楽しかった。

そしてまた第二弾をはじめることにしたのだった。




乞うご期待!

つぼみのうちから・・・


ちょっと前のスケッチだけれど桃の花。


梅、あんず、と蕾をかじってきたわたし。
梅は梅の香り、あんずは杏仁の香りがした。
桃の蕾は大きかったのでちょっと勇気がいったけれどかじってみた。

・・・なんと、桃の香り!!!
ほんとだよ~!

気になるりんごの蕾、梨の蕾・・・

今日は久々におでかけ


お庭の花たちも野の花に負けない。
大好きなオダマキが咲き始めた。


卯の花もふんわり。


いしど画材でのミニ作品展に昨日行ってきた。
生徒さんの作品もお借りしてるのだけれどなかなかよいかんじです♪
5/6まで。

ところで今日は上野の森美術大賞展のオープニングレセプション。
おととし脚の骨を折って以来大きい作品を描かずに・・というか描けずにいたのだけれど
部屋にずっとのこってた描きかけの絵をどうにかしようと
やっと重い腰をあげた。
そしたら運よく入選した。
この公募展は日本画、洋画、版画、みたいなジャンル分けがないのがよい。
審査員の先生に、子供の頃から憧れていた遠藤彰子先生がいらして
直接お話できたのはうれしかったなぁ。
わたしは後期、5/4~10日の展示となります。

帰りに夜間開館している東京国立博物館でボストン美術館 日本美術の至宝展を観覧。
すばらしかった~~!!!
仏画の美しいこと!
最近すこし教えていただいたきり金の細やかさについ目がいってしまう。
絵巻物のおもしろいこと!
ユーモラスな吉備真備のお話は人々の表情におもわずくすっとしてしまう。
平治絵巻はすごい迫力だった。当時大事件だったのだと伝わってくる。
刀剣の知識はほとんどないけれど
あそこに展示されていたものはすっと背筋が伸びるような
そんな緊張感に満ちている。
それに造作のなんと美しいこと。
仏像の美しさ。おもわず手を合わせたくなる。
曽我蕭白の部屋は圧巻だった。
竜が飛び出してきそう・・・!
ユニークな顔をした人たち。
すごい勢いで描いたと思われる筆致もあれば
細やかな描写も。
天才だ!ため息ため息。。。
とても言い尽くせないほどのすばらしい見ごたえのある展覧会だった。
加えて作品の状態のよいことに本当に恐れ入る。
どれだけ大切に扱ってくれたのかよくわかる。
これはみなさん、観にいくべきですよぅ!

今年のハナミズキは・・・


昨冬、大きくなりすぎたハナミズキを
弟にばっさりと伐ってもらった。
そのせいで今年はお花がすくないのだけれど仕方ない。


ちいさく黄緑色だったお花はみるみるおおきくなり
白く美しくお空に向かっている。
ハナミズキはおもしろいなあとおもう。
この白い花びらだとおもっていたのがじつはちがくって
真ん中のおしべ?とおもっていたまるいものが
ぱかっとひらく。
ほんとのお花はこっちだよ~って。

このまえ、雨に降られたムラサキケマン、
雨がやんでから行ってきた。


あたたかかったのでやっぱりずいぶん終わった花が目立つ。
たまたまわたしが描いてたところはまだきれいだった。

ほんとうにきれいなときって一瞬。
逃したくないけれどなかなかむずかしい。