ぱくぱく


先日、教室のモチーフを探していてみつけた石榴。
アメリカ産でとっても大きく、色もあざやか。
ぱかっと割ると真っ赤な果汁がしたたり落ち
ルビーのような実が転がり出た。
教室がおわったあと
半分だけいただいて帰ってきて
描いたあと、ひとつぶ口にいれてみた。
甘酸っぱくジューシーでなんておいしかったこと!
じつは口にしたのはのは初めてだった。
なんか種ばっかりで食べるところがなさそうだったから。
あんまりおいしくってぱくぱくと一気に食べてしまった。


今日はなんだか眠い。
明日は雨だね。

MicaKatolaは2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて。

パスキン展の報告とMicaKatolaのお知らせ


久しぶりのアップ。
実はMicaKatolaの展示が来月末に決まり、少々立て込んでおりました。
カトラも忙しい中どんどん新作を生み出しているもよう。
とりあえず今できているのをこちらでチェックして見てやってくださいませ。
池袋西武のサンイデーウィークリーショップにて2月25日~3月3日です。

今日載せたスケッチはほとんど落書きですな。
冬はななめから日が差すので
お部屋いっぱいに光があふれる。
こんなに心地よいのに
毎年ここに寝そべっていたはずの彼女のすがたが見えないのは
なんともさびしい。

ところで去る1月20日、パナソニック汐留ミュージアムで行われている
パスキン展のweb内覧会に参加してきた。
パスキン、といえばあの真珠いろの肌の女性像の・・・とおもうけど
実のところなんにも知識なし。
ありがたいことに知識豊富な学芸員の方のお話が伺えたので
右から左、と抜けないうちに書いておくのでお付き合いください。

ジュール・パスキン(本名ジュリウス・モディカイ・ピンカス)はブルガリア出身。
裕福なユダヤ系の商人の息子でありました。
その後父の仕事の関係で家族でルーマニアに渡り
そのころの慣わしでウィーンで中等教育を受けます。
伯母や女中たちなど優しく面倒をみてくれるような女性に囲まれて育ったようで
その辺が後の作品の素地になったようです。
父が商人であったのに絵が描きたかったことももちろんあったのですが
娼館への出入りやそこの女将と深い中となったことから
父親と衝突、家を出てウィーンで絵の勉強を始めます。
その後ミュンヘンに行くのですが
もう早速その鋭い視点と観察力、卓越した素描力を認められ、
人気風刺雑誌ジンプリツィシムスと19歳で専属契約を結びます。
なのでお金にも困らず、気前もよかったので
友達もたくさん。
人気者だったようです。

なるほど、男前。
そのころの作品・・・といっても
今回は特別な許可を得て写真を撮ってます
1枚撮りは禁じられているためこんな写真ですみません・・・なんもわかんないね。
実に細やかなアカデミックなデッサンでした。

けれどやはり挿絵ではなく絵画が描きたかった彼は2年後パリに移住。
ミュンヘン時代の仲間の歓迎を受け
友人たちのアトリエを訪れて油彩の研鑽を積みました。
アカデミー・マティスの創設にも協力しました。
いろんな画家の影響をうけていたこのころの作品。
後の奥さんとなるエルミーヌの肖像画は発表しなかったそうです。

順風満帆でしたが1914年、第一次世界大戦が勃発
エルミーヌとともにロンドンを経てニューヨークに渡ります。
寒さが苦手だったようでキューバ、ニューオリンズにも長期滞在。
画壇の流行や他人の目を気にせず製作できる楽しさを満喫し
南国ではあたたかい色使いを得て
とてもよい体験だったようです。
この地が気に入ったようで、アメリカ国籍を取得しました。

第一次世界大戦が終結し1920年、パリに戻ります。
アメリカでの有意義な体験によって芸術は円熟の域に。
あの震えるような溶け込むような輪郭線をもつ
真珠母色の絵がついに生まれました。

この写真はほんっとひどいけれど
あの美しさは本物を観るしかないですよ~。
図録もチェックしたけれどあの輝くような美しさは伝わってこない。
震えるような線も背景と溶け込むような美しいグラデーションも
吸い込まれるように美しいのに写真にはうまく写らないようです。

あとあまりにわたしの写真がヒドイので載せなかったけれど
晩年のころ、パリ時代のエッチングもとても素敵です。
その前の落書きのように描かれた作品も軽快でユーモラスだったのだけれど
晩年のサロメや放蕩息子の版画はじっくり見入っちゃいます。

10代で家を出てから母親のお葬式にしか帰らなかったというパスキン。
ほんとうは帰って仲直りしたかったのかもしれません。

彼は45歳で自殺してしまいました。
理由は・・・
不倫関係にあったリュシーとのこと、
お酒の飲みすぎで肝臓をいためていたこと
これもお酒のせいでうつ病の兆候もあったこと
娼館通いで病気にもなってたようです。
さらに大きな画廊との契約の締結、
これで画業の自由を奪われたように感じたようです。
いろいろ重なっての最期。
まだまだ素敵な絵が描けただろうにと思うと残念。

なんとなく太宰治を連想するのはわたしだけ?

こんな終わりでしたが、絵はあくまで明るく繊細で優しさを感じます。
ぜひぜひ本物、観てくださいね~!

生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子 パスキン展 
1月17日~3月29日 
パナソニック 汐留ミュージアム

毎年描きます


今年はちょっとお花が高いみたい?
モチーフ代もなかなか大変。。。
でもスイートピーは今年も買います!
優しい香り、華やかでたおやかな佇まい。
この色、ちょっとめずらしい。
インク?を吸わせて派手な色になってるのもあるんだけど
これは自然の色だとおもう。
渋い紫のスイートピー。

毎年買っちゃうお花といえば、ポピーもなんだけど
これはほんと、今年はどうしちゃったの?てお値段。
いつも買うところでは10本で2~300円、
ちょっと古くなると100円とかで売ってたのに
5本で300円か~。
いままでが安すぎたのかなあ・・・。
暖房費、運送費が上がったのかもね。
むくむく毛むくじゃらなつぼみから
ふんわり花びらをひろげるようすは
まるで蝶の羽化を見るようでわくわくする。
咲いてるとこが見たいなあ。
こうなったら行っちゃうか?
房総!!
きれいな海、おいしいお魚・・・あれ?趣旨がちがってきた?!

スイートピー
学名:Lathyrus odoratus
科名: マメ科レンリソウ属
別名:ジャコウエンドウ(麝香豌豆)カオリエンドウ(香豌豆)
   ジャコウレンリソウ(麝香連理草)
開花期:4月-6月
原産地:イタリア・シシリー島

中世までは雑草扱いされていた。
園芸植物として栽培されるようになってからも改良のスピードは遅く、
本格的に改良、交配が進むのは19世紀後半に至ってから。
有毒植物であり、成分は同属の種に広く含まれる
アミノプロピオニトリル (β-aminopropionitrile) で、豆と莢に多く含まれる。
多食すればヒトの場合、神経性ラチリスム (neurolathyrism) と呼ばれる痙性麻痺を引き起こす。

花言葉:「門出・思い出・別離」
    「繊細、優美、デリケートな喜び」

寒風に負けず。


毎日寒い~。
お庭の椿も寒そうに小さく開いて
花びらの先が紫色になっているのが痛々しい。
それでも健気に次々とつぼみがひらく。

ベランダも寒々としていて
年末にこしらえたシクラメンとジュリアンのよせ植えくらいしか
お花が咲いていないのだけれど
ずらり並べたクリスマスローズと雪割草には花芽がしっかりついている。
アネモネもこの寒いのに葉っぱが青々としていて
あったかくなったら咲く気満々。
春、まちどおしいなあ。

お花といえば、先週の金曜日
15kmほどの距離の守谷まで自転車で行ったのだけれど
利根川の土手のサイクリングロードにそって
一部カラシナが咲いていた。
春と違ってお花は小さいし
葉っぱもきゅっと細身だけど
寒風に吹かれながらもすっくと立って健気。
これも雪がふるといったん枯れちゃうんだよね。
あの日は今日と違ってすっごい風。
行きは風に乗ってびゅんびゅん!約46分だったけれど
帰りは斜め前方からの強風でちっとも進まず
1時間半ほどかかって帰宅・・・。
キツかった~~~!!
あたしも雪が降ったら自転車お休みだな。
今年は降るんでしょうか~??

ヤブツバキ(藪椿)
学名: Camellia japonica
科名:ツバキ科ツバキ属
別名:ツバキ(椿)、ヤマツバキ(山椿)、Camellia(カメリア)、Common Camellia(コモン・カメリア)
開花期:12~4月
原産地:日本(本州~九州)、台湾、朝鮮半島

日本に自生している野生種はこのヤブツバキと、その変種とされるユキツバキとヤクシマツバキの3種。
「つばき」の名は、葉に艶があることから「艶葉木(つやはき)」から転訛したもの、
あるいは葉が厚いので「厚葉木(あつはき)」から転訛したなど諸説ある。
いずれにしても古い時代に既に「つばき」と呼ばれていたようで
古事記にも「都婆岐(つばき)」が現れ
「日本書記」には”海石榴(つばき)”の字で登場する。
万葉集には9首でツバキが詠われている。
「吾妹子を 早見浜風 倭(やまと)なる 吾がまつ椿 吹かざるなゆめ」など。
これらはこの「ヤブツバキ」あるいはその変種の「ユキツバキ」であるとされている。
種子を絞って得る「椿油」は、高級食用油、整髪料や古い時代には灯りなどの燃料油としても利用されてきた。
Camellia は17世紀のチェコスロバキアの宣教師「Kamell カメル」さんの名にちなむ。 
椿はカメルさんが18世紀に東洋からヨーロッパにもたらしたことで広まった。
英名でも「カメリア」と呼ぶ。

花言葉:「贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳、わが運命は君の手にあり」

お買い物♪


今週からお仕事も始まり、お正月気分もすっかり抜けた。
新しい年が始まったばかりだけれど
うかうかしてたらあっという間にすぎてゆくね。
今日アップしたのは木版画のきのこ。
去年の秋の軽井沢でのスケッチをもとに。


「ためいき(ツチグリ)」 木版画

セールの時期!
とはいえ人混みが苦手で気合も足りないわたしは
初日から行って福袋を買う、などということはまったくない。
今日お仕事帰りにちょこっとのぞいてきたくらい。
でも買っちゃったな~~~
前から気になってて、でも高かったからあきらめてたスカートが
なんと半額ですよ、奥さん!
それにぴったりのブーツがなんと70%OFFですよ、奥さん!
やっぱりセールなんて見ちゃいけないのね。

そうそう、年末にしたお買い物がなかなかのヒットだったのでご紹介。
寒くって寝つきの悪い日々を送っていたのでニトリに行って
ぬくぬくふわふわのシーツと足を入れるポケット状の敷布を購入。
その足でららぽーと柏の葉のフランフランでラグマットも購入。
ぬくぬくなお正月、まちがいなし!
ここでお買い物終了~・・・のはずだったのだけれど
ちょっと気になるモノがあったので1Fへ。
甥っ子が着たらカワイイだろうな~とおもってちょっと触ったら
あまりのふわふわ柔らかな手触りにうっとり。
よく見たら大人用もあるじゃん?!
でもでも45歳でこれはないな・・・
と我慢したあるモノ。。。

着ぐるみパジャマ~!(ドラえもん風に)

ええ、お耳やしっぽがついて前がジッパーなああいうやつですとも。
絶対あったかい!
これ着たら幸せに違いない。でもちょっと恥ずかしい。
でもおうちで着るものだし。。。
しかもセールで安くなってる。
1600円だって。

買いました。
みなさん、コレ、お勧めですよっ!
ほんとにあったかい!!
てゆうか暑くて寝られないので寝るときは脱ぎます。
ふわっふわで超きもちよいです。

甥っ子にも買いました。
着たらまず。。。やっぱり。。。

「ひゃっは~!あったかいなっし~!!」

だよね。
やるよね。
しかしやっぱり子供が着てるとカワイイ♪

年の初めに


だいたいお正月は個展前で絵を必死になって描いていることが多い。
でも今年は個展が秋なのでなんだか余裕なお正月。
それでも1日はやはり描き初めをしないとね。

・・・ってみんな枯れてるなあ・・・

てくてくお散歩してふとみつけた南天の葉が紅葉してきれい。
実は全部小鳥に食べられちゃってるけどね。

お正月、みなさまどう過ごされてますか~?
お天気はよいものの冷えてますね。

わたしは1日はおうちでのんびり過ごし
昨日、2日は朝からプールでひと泳ぎ、
それから昨年からハマっている着物をきて
ミレー展を観に三菱第一号美術館へ。
ここには私の大好きなルドンの大作、グランブーケが常設されているので
それに再会するのも楽しみ。
ミレーの「種をまく人」は有名だけれど
写真でみると暗いかんじ。
でも本物はやっぱり伝わってくるものがちがう。
薄明かりの中に立つ農夫が力強く
種をまこうと振り上げた手が今にも動き出しそう。
手仕事をする女性たちの絵もとても臨場感がある。
確かなデッサン力と
たくさんの取材を重ねた上での表現。
光の使い方が実に巧み。
美しいなあ、と一つ一つじっくりと観てきた。
きっちり描かれたミレーの合間に
ルドンの柔らかな表現も楽しめた♪
ああ、やっぱり絵をみるのって楽しい。
それにしてもお正月2日から開いている美術館。
そんなに来ないでしょ、と思ったら甘かった。
やっぱりそれなりに混んでましたね。

それからてくてく日本橋高島屋まで歩いて
川瀬巴水を観てきた。
いやー、こちらもものすごい緻密さ!
大胆な構図、月明かりや水面、灯篭など光の表現がとても好きなのだけれど
ほぼ暗がりでなにも見えないようなとこにも細かな線が入っていたり
すごくきれいなグラデーションが入っていたり・・・。
よく見ても何版使っているのか
何回摺っているのかわからない。
中ほどの解説でこの版画は7版で24回摺ってます、とかいてあるのがあって
驚くとともにやっぱりね、ともおもった。
すごい技術だ。
その絵は細かな雪が一面に降ってるのだけれど
その細かな雪すら何版か同じ場所を白く抜けるよう彫ってある。
最後の部屋には1版目から42版目までひとつひとつ摺り重ねていく様を
ビデオで見られるようになっていて
そこで足が釘付けになった。
ほんのちょっとした影、女の人の着物(その人だけ緑だった)
それだけのための版もある。
これも一面に粉雪が舞っているのだけれど
その白さを際立たせるための薄いグレーの版は
粉雪をぜんぶ彫りぬいてある。
細かなグラデーションだけの摺りは何度も出てくる。
川瀬巴水は旅を重ねて取材をし
それはそれは素晴らしい下絵をつくっているのだけれど
名前も知られていない彫り師や摺り師の仕事に感動してしまった。
それにしてもものすごい量の作品だった~。
見終わるとどっと疲れた。

ちなみにどちらも今月12日まで。

今年最初の美術鑑賞は緻密なものぞろい。
わたくしも今年はこつこつと努力を重ねて行こう、
そんな年の初めでした。

年賀状


あけましておめでとうございます!
どうぞすばらしい1年を!

天かける黄金の羊にのる天使、あんみつさまです。
みなさまに幸せを運んでくれますように!

今年もありがとうございました。

今年もあと数時間。
なんだかばたばたとすごしてしまったような気がする。
3月の個展なんて、はるか昔のことのような気がする。
micakatolaの展示、生徒さんとのグループ展、きのこの版画展
いろいろやったなあ。。。

今年は20年も一緒に暮らしたあんみつさんを喪った。

冬のお部屋でこうして一緒にぬくぬく過ごしていた日々がなつかしい。
こちらは先日、猫の絵のご注文を受けて描いた
おすましなあんみつさん。

来年は2月にMicakatola
11月に個展が決まっている以外は未定。
デパートでの個展はいろいろ考えた結果、やめることに決めた。
そしてなにをしようかいろいろたくらみ中。

今年もブログを見てくださった方々
個展や展示会に足を運んでくださった方々
応援してくださった方々
ほんとうにありがとうございました。
また来年も突っ走れるよう、みなさま応援よろしくおねがいいたします。

クリスマス!


ヤドリギの立派な枝をいただいた。
梢の上の方のまあるいシルエットは見たことがあるけれど
こんなに近くでみたことはない。
黄色っぽい乾いた葉っぱにオレンジ色のつややかな実。
西洋ではたしかクリスマスの飾りにするんだよなあ・・・と調べてみたら

「不思議な力を持つと言われるMistletoeは
その昔ギリシャのお祭りや結婚の儀式に関係していたと言われるそうです。
後にイギリスで「Kissing Ball」の伝説が信じられ未だにその習慣が伝えられています。
「クリスマスの季節に「Kissing Ball」の下にいる若い女性はKissされること拒否すると
翌年は結婚のチャンスがない。」というお話です。
だから恋人同士がMistletoeの下でキスをすると結婚の約束を交わしたことを意味します。
また「幸福と長寿の予言」でもあるそうです。」

「ケルト神話・北欧神話ではヤドリギは幸福、安全、幸運をもたらす
聖なる木とされていて非常に縁起の良い植物だったことに由来します。
また北欧神話でヤドリギが神に対し
「地面に触れない限り、誰も傷つけない」と約束したと言われており
その名残で今でもヤドリギは足元には置かないことになっています。
そこでヤドリギの小枝を吊るし、その下を通るときに幸福、安全、幸運を願うという
習慣が生まれたことから転じて未婚の男女は幸せな結婚を願い
「ヤドリギの下で出会った男女はキスをしても良い」という習慣が生まれました。
また、ヤドリギの下でのキスを拒むことは縁起が悪いこととされ
ヤドリギの下でキスを拒むと翌年は結婚できないという言い伝えもあるそうです。
「ヤドリギの下では女性は男性からのキスを拒否しない」
という言い伝えが生まれたのは、これがきっかけだったのです。」

とのこと。
あら、上からつるさなきゃだったのね。
花瓶にさして思いっきり下に置いてたYO・・・。
重いんだもの。

さてさてみなさま、どんなクリスマスをお過ごしでしょうか?
うちはイブの日に甥っ子の発表会があり、
思いがけなくクリスマス気分を満喫。
そのあと家族そろって
いつも並んでいる回るお寿司屋さんに行ったら
クリスマスにお寿司のご家庭は少ないらしく、
ガラガラにすいておりました。
おいしかったー!
さらに午前中に作ったクリスマスケーキを食べ
そのあと日課の夜プールで泳ぎ
プール仲間とかるーく一杯・・・
クリスマスはおなかいっぱい!

父の命日が25日なので
ずっとクリスマスがくると気分が沈んでたのだけれど
甥っ子が生まれてから
クリスマスが楽しくなった。
ありがたいねえ。

さ、これからお正月の準備をしなきゃ。

ヤドリギ(宿り木)
学名:Viscum album subsp. coloratum
科名::ビャクダン科 (従来はヤドリギ科に属すとされていた)
別名:寄生(ほや、ほよ)Mistletoe(ミスルトゥー)
原産地:ヨーロッパおよび西部・南部アジア
分布:北海道から九州、朝鮮・中国に分布

日本のヤドリギはセイヨウヤドリギの亜種とされる。
雌雄異株。
花は早春に咲き、果実は秋に熟す。
基亜種の果実が白く熟すのに対し、淡黄色になる。
まれに橙黄色になるものがあり、アカミヤドリギ f. rubro-aurantiacum と呼ばれる。
宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど幅広いが、基亜種よりは多くない。
果実は冬季に鳥に食われる。キレンジャク・ヒレンジャクなどがよく集まることで知られる
。果実の内部は粘りがあり、種子はそれに包まれているため鳥の腸を容易く通り抜け
長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちる。
その状態でぶら下がっているのが見られることも多い。
粘液によって樹皮上に張り付くと、そこで発芽して樹皮に向けて根を下ろし、寄生がはじまる。

「あしひきの
  山の木末(こぬれ)の
  寄生(ほよ)取りて
  挿頭(かざ)しつらくは
  千年(ちとせ)
  寿(ほ)くとぞ」
   万葉集 大伴家持

来春のために


今年の最後のお教室のモチーフ。
クリスマスやお正月の前はお花が高い。
これはちょっと奮発ね。

秋がやたらと忙しかったものだからやりかけのモノがあちこちに残っている。
それらをひとつひとつ片付けてはいるのだけれど
なかなか終わらない。

今日は休日だしすこしのんびりと薔薇のお手入れ。
ほんとうは植え替えをしたかったんだけど
鉢底石を買うのを忘れた・・・
植え替えはこんどにして
とりあえず残った葉をきれいにとってしまった。
これで来春出てくる新芽は病気をうつされないですむらしい。
葉っぱを取って気がついた。
もうちゃんと赤いちいさな芽がついている。
厚手の手袋をしての作業なのだけれど
さんざん棘にやられた。
星の王子様に出てくるわがままな薔薇そのもの。
いじわるなくせにかまってあげないと
弱ってしまう。

ほうっておいてもちゃんとお花を咲かせてくれて
いじわるな棘もないクリスマスローズには
もうちいさなつぼみのもとがついている。

チューリップの芽もちょこっと頭をだしていた。