大きな白薔薇

ギャラリー平左衛門さんでの個展の期間、気になっていた大きな薔薇の木。
ナニワイバラという大きな一重の白い薔薇。
うちにあるのはちょっと似ているけれど
もっとお花の小さいテリハノイバラ。
テリハちゃんは棘がほとんどないけれど
ナニワちゃんはものすごい。
なのできれいなんだけれど植えていない。
でもやっぱり憧れの薔薇なんだよね~。
個展期間中は1~2輪開いたところだった。
ほとんどがつぼみだったのだけれど
ここの所急に暑くなったので
一気に咲いてしまったらしい。
それに今年はあまり花つきがよくないとのことだった。
来年に期待しつつとりあえず1枚スケッチ。

個展に、森の美術館の館長さんがいらしてくださった。
森の美術館・・・?
おおたかの森と初石駅の間くらいにあるという。
恥ずかしながらまったく知らなかった。
いただいたはがきの写真をみるととても立派な美術館。
うちからけっこう近いよ?
今日柏のいしど画材さんでのお仕事のあと寄ってみることにした。
グーグルマップで調べて行ったのだけれど
ほんとにここ???っていうような
畑の広がる地帯。
自転車から降りて押して歩いてみる・・・とおなじく自転車に乗った女性が・・・

「先生・・・?」

びっくり。
ららぽーとの生徒さんのIさんだった。
偶然にも同じく森の美術館を探しているという。
お知り合いから案内がきたので下見をしにきた、とのことだった。
ビニールハウスのならぶ畑を抜けて
さらに畑が広がっていて
もうひとつ向こうに大きなビニールハウスがあって
その先に近代的な箱のような建物があった。
「あった!」
おしゃれな木のドアをあけて2人で恐る恐る入ってみる。
先日搬入搬出でお世話になった森さんの作品である写真が真正面に飾ってあった。
受付には美しい女性。
カフェテーブルが3つ並んだロビー。
そこにも絵がならんでいたけれど
その奥が本格的なギャラリーとなっていた。
入場料は飲み物がついて600円。
ちょうど昨日から所蔵展が始まったばかり。
勉強不足で恥ずかしいことに知らない作家さんがほとんどだったけれど
かなり見ごたえのある展示だった。
細い窓から見える竹林もまた素敵。

ちょうど森館長もいらしてお客様とお話されていた。
Iさんと竹林の見えるロビーでお茶をいただきながら加わって
おもいがけず楽しい時間を過ごしてしまった。

流山、意外と素敵なところ、多いんだね。。。
この美術館はできたばかりみたいだけど。
お近くの方、ぜひ行ってみてくださいな。
自転車かお車がよいとおもいます。

森の美術館

ナニワイバラ
科名:バラ科 バラ属
学名:Rosa laevigata
原産地:中国南部、台湾
開花期 5月~6月

日本へは江戸時代に難波商人によって持ち込まれて販売された。
それが名の由来でもある。
近畿地方から九州にかけて野生化。
蔓は長く伸びれば10メートルにも達する。
蔓には鋭い棘がある。

花言葉:清純な愛

ありがとうございました

ちょっと間があきましたが
ギャラリー平左衛門さんでの個展、無事終了いたしました。
初のワークショップ同時開催ということでバタバタしてしまい
至らぬ点が多々あったかと思います。
どうぞご容赦くださいませ。

4日間という短い期間ではありましたが
こんな辺鄙なところにたくさんの方においでいただき
いろいろおはなしできて本当に楽しかったです。
幸いお天気にも恵まれ
ワークショップも楽しんでいただけたようで
よかった!

今回はこつこつ描きためた作品たちを
ファイルでもご覧いただけるようにしました。
皆様のご感想がずいぶんと力になりました。
またこれからさらに精進していきますので
どうぞよろしくお願いいたします。

一緒に描きたかったけれどなかなかむずかしく
朝一足早くお邪魔して描かせていただいた
平左衛門さんの竹林。
昨日、ナニワノイバラを描きに伺ったら
ものすごーく成長していてすっかり竹っぽくなってました・・・

そうそう、ちょっと先の話ですが平左衛門さんでのワークショップ
秋バージョンが日にちだけ決定しました。
10月12日(木)です。
ちょうど気候のよい時期!
今度は個展はなしですのでワークショップに集中!です。
また近くなりましたらブログ等でお知らせしますので
よろしくおねがいいたします。m(u u)m

一日目

ちょっと前のお庭のお花。
もうすっかり顔ぶれが変わってしまった。

今日から始まった個展会場のようす。
ギャラリーの雰囲気、とってもすてき!

入るとばばーんとみつまめくん。
銀座のギャラリーより合うみたい。

外側の廊下の突き当りにはあんみつさん。

2階から見下ろすの図。

おとなりの茶房さわさんのランチはお庭で採ったばかりのたけのこを使ったたけのこごはん。
優しいお味で さすが採れたて、えぐ味はまったくありません。
お味噌汁にもほどよい歯ざわりのたけのこが入っています。
これに飲み物がついて\1,100-
今日は2時くらいに売り切れたので
予約をしていったほうがよいですよ!

胡桃と無花果のケーキもおすすめ!
手の込んだこのケーキは1日ワンホールしか焼けないそう。
めっちゃおいしいです。
うっかり一口食べてしまってから撮りました。(笑)

あと、写真を撮り忘れたのですが
お庭の梅で作った梅ジュースも絶品ですよ~。
ホットもアイスもあります。

準備が完成した会場の様子

雨がすっかり上がって気持ちのよいお天気となった今日のワークショップ。
みなさん、楽しんでくださったようです。
こんなかんじでした。


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日、28日は満員となっております。
土日はまだまだ空きがありますので
ぜひ一緒に描きましょ!

ただいま!そしていよいよ明日から

ニューヨーク一人旅から無事戻ってまいりました。
面白い街でした♪

詳しくはまたこんど。

今日は弥彦山の雪割草のスケッチ最後の2枚。
急斜面、木に腰掛けつつ。

夕方になってちょっとしぼんできたの図、ふたたび。

今日は平左衛門さんの搬入を終わらせてきました。
謎の風流人、森さんにはずいぶんとお世話になりました。
気さくにいろいろお話してくださるけれど
実はすごい作家さんの作品をたくさんお持ちだったり
写真展をいろんなところでやったりしているすごい方。
先日は流山の写真展で1等をとったのに
授賞式に遅れてしまって受賞挨拶ギリギリ間に合ったそうな・・・

では会場の様子を。
モッコウバラが見ごろです!

たけのこもにょきにょき!
緑が美しい。

森さんが梁にのって取り付けてくださいました。
見てるだけでコワい~~!
足元はゴム長靴ですよ!
落ちないで~~!

会場の様子の動画はこちら

明日はお天気イマイチっぽいですが、どうぞよろしくお願いいたします。
午前中はワークショップでお外に出てますが近くにはおりますので
どうぞお声かけてくださいね!
カトラさんがヘルプにきてくださる予定。
カトラに会いたい方もぜひ~!

オオミスミソウ(大三角草)
科名:キンポウゲ科
学名:Anemone hepatica var. japonica f. magna
別名: ユキワリソウ(雪割草)
分布:本州の山形県以南の日本海側に分布し、山地の日陰に自生。
開花期:2月から5月

花が大きく、色や形も極めて変異に富むのが特徴である。
雪割草(ユキワリソウ)と呼ばれているものの原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、
大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどある。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。

花言葉:「自信」「信頼」「優雅」「高貴」「忍耐」「内緒」「悲痛」


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日、28日は満員となっております。
土日はまだまだ空きがありますので
ぜひ一緒に描きましょ!

いよいよ雪割草、そして出発


今日は弥彦山の雪割草、ことオオミスミソウ。
初日に出会えた大きな集団。

周りにもちいさな株のがたっくさん咲いており
まるでお花畑!

夕方になってちょっとしぼんできたの図。

明日からちょっくら旅に出てきます。
火曜日に帰ってくるよ~。
個展の準備はほぼできました!

いってきま~す!

オオミスミソウ(大三角草)
科名:キンポウゲ科
学名:Anemone hepatica var. japonica f. magna
別名: ユキワリソウ(雪割草)
分布:本州の山形県以南の日本海側に分布し、山地の日陰に自生。
開花期:2月から5月

花が大きく、色や形も極めて変異に富むのが特徴である。
雪割草(ユキワリソウ)と呼ばれているものの原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、
大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどある。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。

花言葉:「自信」「信頼」「優雅」「高貴」「忍耐」「内緒」「悲痛」


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日、28日は満員となっております。
土日はまだまだ空きがありますので
ぜひ一緒に描きましょ!

ギャラリー平左衛門


今日も弥彦山のカタクリ。
3日め、ようやく快晴!
ぱあっとひらいた~!!!

月末の個展会場、ギャラリー平左衛門さんのようすを見てきましたよ~♪
春真っ盛り、たけのこもかわいく出始めていました。

入り口のようす。
いらっしゃ~い!

ポスター、貼ってくださってます!

ここのお庭を造った謎多き風流人、もりさんによる立て札が
竹林のあちこちに。
下のほうにちっちゃなたけのこが出てるの、わかるかな?

大きな木がたくさん。
この日は木蓮が満開!

これは何?!

さいごにもりさんが作ったトトロの道のようすをどうぞ!

晴れたら最高だけれど
雨でもこの中なら大丈夫そう!

カタクリ(片栗)
科名:ユリ科カタクリ属
学名:Erythronium japonicum Decne.
古語:堅香子(かたかご)
原産地:日本 朝鮮半島 サハリン
開花期:3月-4月

早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。
地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、群落での開花期間は2週間程と短いため
ニリンソウなど同様の植物とともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており
アリに拾われることによって生育地を広げている。
中深くにできる球根には良質のデンプンが含まれており
精製された粉がいわゆる片栗粉。(現在出回っている片栗粉は、ほぼジャガイモから精製されたもの)
花や葉っぱも山菜として食べられる。

花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日、28日は満員となっております。
土日はまだまだ空きがありますので
ぜひ一緒に描きましょ!

お天気に恵まれる


今日アップするのも弥彦山のカタクリ。
この日は今にも降り出しそうなどんよりしたお天気だったので
カタクリさんもぱっとは開いてくれない。
雪割草にいたってはほとんど閉じていた。
でも降らなかっただけよしとしよう。。。

昨日は初夏のような陽気の中、いつもの仲間たちと奥久慈男体山に登山。
去年の初冬、まだぎりぎり紅葉が見えたころに一度登っているのだけれど
春もまた格別。
ふもとから見上げるとこんな険しい山、本当に登れるのかとおもうけれど
実際登ってみると意外と気持ちよい。
岩をよじ登るようなところがあるけれど
凹凸がはっきりしたとっかかりやすい岩なので
わたしのようなへなちょこでもひょいひょい登れてしまう。
タチツボスミレはじめいろんなすみれが咲き乱れ
険しい岩の間からも健気にゆれている。
ニリンソウの群生も美しく
ミヤマネコノメソウ、ユリワサビ、トウゴクサバノオなど
あまり見たことのないようなお花も咲いていた。
企画してくれたり、いろいろ山でのお料理やコーヒーを用意してくれた
お友達に心から感謝!

カタクリ(片栗)
科名:ユリ科カタクリ属
学名:Erythronium japonicum Decne.
古語:堅香子(かたかご)
原産地:日本 朝鮮半島 サハリン
開花期:3月-4月

早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。
地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、群落での開花期間は2週間程と短いため
ニリンソウなど同様の植物とともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており
アリに拾われることによって生育地を広げている。
中深くにできる球根には良質のデンプンが含まれており
精製された粉がいわゆる片栗粉。(現在出回っている片栗粉は、ほぼジャガイモから精製されたもの)
花や葉っぱも山菜として食べられる。

花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日は残り1名、28日は満員となっております。
土日はまだまだ空きがありますので
ぜひ一緒に描きましょ!

山のお花、そして自撮り・・・


先日雪割草を見に行った弥彦山では
カタクリも見ごろだった。
急な山道を2日で4往復くらいした。
頂上までは行かなかったけど
画材を背負っての登山はきつい。
これは夕方ふもと近くで咲いていた子。
夕方なので閉じ気味。

このあとさらに閉じてしまった。
閉店!がらがらがっしゃーん!
また明日!
てかんじ。

カタクリ(片栗)
科名:ユリ科カタクリ属
学名:Erythronium japonicum Decne.
古語:堅香子(かたかご)
原産地:日本 朝鮮半島 サハリン
開花期:3月-4月

早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。
地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、群落での開花期間は2週間程と短いため
ニリンソウなど同様の植物とともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており
アリに拾われることによって生育地を広げている。
中深くにできる球根には良質のデンプンが含まれており
精製された粉がいわゆる片栗粉。(現在出回っている片栗粉は、ほぼジャガイモから精製されたもの)
花や葉っぱも山菜として食べられる。

花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」

ところでおととい枝垂桜をスケッチしたのだけれど
そのもようをスマホで自撮り、編集してみました。
肝心な描きだしの部分がスイッチの入れ方をまちがえたらしく
全く撮れていなかったので途中から
しかも風でカメラが倒れ
直したつもりが場所が悪くて
半分くらいから自分の帽子で画面がよくみえないという・・・www
そしてあまりに風が強かったので
途中であきらめて帰るというオチ、
つっこみどころ満載ですが初めてということで
ご容赦くださいませ。
お外で描いている雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。
それにしてもひどい格好で描いてるでしょ?(笑)

枝垂れ桜を描く

そしてこの続きを翌日に描いて一応それも自撮りしたのでまた編集できたら載せますね~。


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日は残り1名、28日は満員となっております。
土日はまだまだ空きがありますので
ぜひ一緒に描きましょ!

さくらさくら


開花宣言からずいぶんと桜が長持ちしたような気がするけれど
いよいよはらはらと散りだした。
昨日の暖かさで思いっきり開花した桜は週末までもつかな?

先週から早起きして描いていた桜。
今日アップするのは一足早く咲いていた
河津桜。
描いたのも先月だったので
寒かった~~

ソメイヨシノよりも色が濃くて華やか。
ただ、寒いうちに咲いてしまうので
花びらが傷んでいたりする。
たくさんの木の間を丹念に見て回って
いちばんきれいな花をねらう。

描いているうちに何回かメジロの群れがくる。
賑やかしく花の蜜を吸ってまたすぐにどこかへ飛んでいってしまう。
忙しく蜜を吸っているのでちっともじっとしていないのだけれど
しばし手をとめてじっと観察。
同じポーズをしたときを狙って別のスケッチブックをそっと取り出して
なぐり書き。
あとで整えつつスケッチに入れ込んだ。

このスケッチ二枚を使って
細長い水彩画を製作中。
今回のギャラリーには横長が入りづらいので
発表するのはちょっと先になりそう。

カワヅザクラ(河津桜)
科名:バラ科サクラ属
学名:Cerasus lannesiana Carrière, 1872 ‘Kawazu-zakura’
原産地:日本
開花期:1月下旬から2月

オオシマザクラ (Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992) と
カンヒザクラ (Cerasus campanulata (Maxim.) A.N. Vassiljeva, 1957)の自然交雑種であると推定されている。
花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。
1955年に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見したことが由来。
当初、発見者の飯田氏の屋号から「小峰桜」と地元で言われてきたが
その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し
1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。

花言葉:「きまぐれ」

いよいよ個展が迫ってきました。
今日は額装をほとんど済ませましたよ~。
今回のハガキは流山、柏近辺の方のみにお送りしています。
そろそろワークショップをお申し込みの方へのご連絡もさせていただきますね。
お天気がよいといいなあ!
ちなみに併設の茶房さわさん、
たけのこごはんが始まったそうです。
会期中のメニューはたけのこごはん!
採れたてのたけのこが味わいたい方はぜひご予約を。
茶房さわ


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日は残り1名、28日は満員となっております。

今日もいただきもので


蕾のついたカトレアの鉢をいただいた。
持って帰る間につぶしてしまったのかと慌てたけれど
カトレアの蕾はもともと上がぺこっとへこんでいるらしい。

桜がどんどん咲いてきて焦る~~。

明日は早起きしようっと。

カトレア
科名:ラン科
学名:Cattleya
原産地:中央~南アメリカ
開花期:種により異なる

中央~南アメリカに分布するランの仲間。
分類の仕方によって数は異なるが、野生種は40種~80種ある。
木の幹や枝、岩の上に根を下ろして生長する(着生)。
肥大する茎、厚みのある葉っぱ、太い根、など普通の草花と比べるとやや違った姿をしている。
人の手で掛け合わせて作られた品種が膨大にあり、花の大きさや色は多岐にわたる。
19世紀の初め、ブラジルで発見された株がスコットランドの植物園に送られたのが発端とされる。
さらにその株がカトレイという人物に渡って開花したのが世の中に広く知られ
カトレイの名にちなんでカトレア・ラビアタの名前が付けられた。
ブラジルからヨーロッパに植物を持っていく際、輸送中の傷みから植物を守る緩衝材(パッキン)にカトレアが混じっていて、
それを育ててみると美しい花が咲いた。それがカトレアの発端である、と言うエピソードがあるが
イギリスの本に掲載された作り話が、広まってあたかも本当の話のようになったとも言われている。

花言葉:「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」「魅惑的」


木下美香個展
は4月27日~30日
ワークショップ、27日は残りわずか、28日は満員となっております。