今年も桜、描いたけれどなかなか気に入ったのができなかった。
こちらはシダレザクラ。
この日は描いているうちに風が強くなってきてしまって
とっても描きづらかったっけ。
昨日ベランダの薔薇の第一号がひらいた。
これまで冬に入っての剪定と植え替え
葉っぱが出始めたらアブラムシと毛虫との戦い
毎日水をやり時々肥料をやり
お姫様のように大切にしてきた。
明日はきっといっぱい咲きだすだろうと思う。
ところでスピリット・オブ・フリーダムという
私が持っている中でいちばん香りが強い紫がかったピンクの薔薇の蕾も何個か上がっていたのだけれど
ふと朝見るとそのうちのひとつに蟻がいっぱいたかっていた。
アブラムシの分泌する液に蟻が集まるのは知っていて
蟻を目印にアブラムシを退治しているのだけれど
どうも集まり方がハンパじゃない。
蕾についたアブラムシのまわりに集まっている状態とは明らかにちがっていた。
ふるい落としてみて驚いた。
丸い!
ドラえもんの手のように丸い!
芍薬の蕾とみまごうばかり!
ふつうは尖っているはずの先端のはなびらも
ぴんぴんしているはずのガクの先端も
とれてつるんとしてしまっていた。
・・・まさか蟻が薔薇のつぼみを食べてた??
そんなこといままではなかった。
が、翌朝もおなじ蕾にみっちりと蟻がたかっていた。
それだけではなくもう一個のまだ青い蕾にも!
よくみるとやはりみんなしてすこしずつ花びらやガクをかじりとっている。
「わたしの姫になんてことを!君たちは花には害をおよぼさないと思っていたのにー」
逆上したわたしはお掃除に使おうとおもって
ちょうど手もとにおいてあったミントオイルのスプレーを蟻に向かって噴射した。
ひろがる強烈なミント臭。
もちろんもう一個の蕾にも。
こんな強烈な香りなのに意外と蟻はのろのろと退散。
あら、やっぱり効果ないのね。
普通の殺虫剤は蟻には効かなそうだし。
どうしたものか・・・
とりあえず水遣りを済ませて
部屋に入った。
ところがしばらくしてふとベランダを見ると
先ほどスプレーしたみずみずしい若草色とピンクだった蕾が
わかめみたいな色になってる!!!!
がーん。。。。
一時的なものだといいなあ、という淡い期待を裏切り
今朝見たらしおしおと枯れ色になってしまっていた。
飛沫がかかったと思われるほかの蕾もダメになっており
スピリットちゃんの蕾は1個になってしまった。
がっくし・・・・
ミントスプレーはいけませんね。
樹自体は元気なのが救い。
きっとまた蕾をつけてくれるはず。
それにしても蟻って蕾を食べるのですかね~?
どなたかご存知?
シダレザクラ(枝垂)
学名:Cerasus spachiana f. spachiana(Synonym:Prunus pendula Maxim., 1884)
科名:バラ科サクラ属
開花時期:3月下旬~4月
原産地:日本
別名:糸桜(イトザクラ)大糸桜(オオイトザクラ)
枝がやわらかく枝垂れる桜の総称。エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまである。
見た感じだけれどこれはキヨスミシダレ(清澄枝垂・枝垂小葉桜)のような気がする。
千葉県鴨川市清澄寺にあったことからその名がある。
花言葉:『優美』『ごまかし』