はじまりました


今年の春に落ち椿を描いた場所に行ってみた。
先週まではまだひとつも開いていなかったのに
見事に咲き出した。
今年はいろいろ早いみたいだ。
時間がなかったのでちょきんと一枝いただいて
教室でみんなで描いた。

ワビスケの一種みたいで小ぶりの愛らしいお花。

今日から渋谷文化村でのウインタークラフトコレクションが始まった。
写真は昨日の搬入のようす。

はーい、カトラさん、元気です!


連日10:00~19:30まで。
最終日は19日(土)18:00までです。
服の方は新作がないのですが、
こそっとクリスマスっぽい水彩画を紛れ込ませております。
お時間ありましたら見にいらして下さいね~!

太郎冠者(タロウカジャ)
学名:Camellia wabisuke cv. Taroukaja
科名:ツバキ科ツバキ属
開花期:12~4月
別名:「有楽椿(ウラクツバキ)」
原産地:日本。

織田信長の弟で茶人でもあった織田有楽斎長益が、茶の湯の席に好んで用いたと伝えられている。
室町時代のころに中国から持ち込まれた椿(ツバキ)の原種である西南山茶(ピタールツバキ)と
日本の藪椿(ヤブツバキ)との交配ではないかと推定されているそうだ

花言葉:「控えめ」「簡素」「静かなおもむき」

冬のいちご


いろんな野いちごがなる5~6月は
その頃きれいな植物が多くていちごまで手が回らず
好きなのに意外と描いていない。
これは冬いちご。
半透明の美しい実は瑞々しく
なかなか美味しい。
この時期だと虫もついていなくてよいね!

二日間ゆっくりしたおかげで
頭痛はすっかりとれてすっきり。
週末はいろいろ行きたいところがあったし
もういちど冬いちごも見に行きたかった。
とても残念だったけれど
まあ、仕方ないか。

行きたいところ、といえば!

来週16日(水)~19日(土)、渋谷東急文化村のウインタークラフトコレクション
MicaKatolaは参加することとなりました~!
これはね~、楽しいんだ!
出ている作家さんみなさん素晴らしく
手作り1点ものの素敵な作品はついついみんな欲しくなってしまう。
ちょうどクリスマス前だし、
ぜひ大切な方へのプレゼントを探しに来て下さい。
もちろんMicaKatolaもよろしくね!

フユイチゴ(冬苺)
学名:Rubus buergeri
科名:バラ科キイチゴ属
開花期:9月から10月、実は11月から1月のころに熟す。
別名:「カンイチゴ」
分布:中国中南部・台湾・朝鮮半島南部と日本の九州・四国・関東以西の本州。

森林の下生えに出る。林縁の道路ぞいなどに出現することも多い。
山形県で危急種(絶滅危惧種Ⅱ類・VU)に指定されている。

花言葉:「未来の予感」「尊重と愛情」「誘惑」

わびさび


いつも行く森の椿がきれい。
これは早咲きの品種らしく
秋がいちばんきれい。
冬のあいだもぽちぽち咲くのだけれど
色が褪せてゆく。

今週末もお天気がよくてきらきらのスケッチ日和だったのに
土曜日は頭痛で1日寝込んでしまった。
こんなに人って寝られるもんなんだ!とびっくり。
朝起きてごはん食べて眠り
お昼食べて眠り
晩ごはんもしっかり食べてみつまめくんと一緒にぐっすり。

今日も頭痛がぬけず
さすがに土曜日ほどは寝なかったけれど
文字通り山積みのお仕事がなんにも終わらずじまい。

明日になればよくなるはず。
よく休んだので
頭痛はまだのこっているけれど
身体は軽い感じになった。

また明日から飛ばしまーす!

ハツカリ (初雁)
学名:Camellia wabisuke ‘Hatsukari’
科名:ツバキ科ツバキ属
開花期:11~3月
別名:昭和侘助

一重、小輪淡い桃色の地にそれよりやや濃い桃色が差す(線状、ぼかし状)

花言葉:「完璧な魅力」「誇り」

美しい実


先日きのこ狩りで新潟に行ったときに見つけた
美しいツルリンドウ。
うちの近くにはない植物なので出会えるととても嬉しい。
地を這うように生えていることが多いのだけれど
こうして草に絡まっているほうが絵になりますな!

ゆうべから今朝にかけて冷たい雨が降っていたけれど
みつまめくんはまったくおかまいなし。
頭の中はお外で遊ぶことでいっぱいみたい。
さすがに夜はおうちに入れちゃうんだけれど
そうするとぱったり眠ってしまい
朝まで起きない。
そして朝起きると雨が降っていようが寒かろうが
お外に出てぴょんぴょんうさぎのように跳ね回っている。

ツルリンドウ(蔓竜胆)
学名:Tripterospermum japonicum
科名:リンドウ科ツルリンドウ属
開花期:8-10月
分布:北海道・本州・四国・九州の山地の木陰

花はあまり目立たないが、果実が非常によく目立つ。
千葉県でレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類、東京都で準絶滅危の指定を受けている。
『源氏物語』第10巻の「夕霧」で、沈みゆく日の光の中から黄昏の色が顕れるように
竜胆の紫が露に濡れている様が描かれているが
これはツルリンドウのことだとする説もある。

花言葉:「情愛」「悲しんでいるときのあなたが好き」「正義」

今年の椿は


今年は柿もよかったけれど椿も見事に咲いた。
うちの椿は花の期間が長くて秋から春まで
ずっとお花をつけているのだけれど
この秋のお花がものすごい勢いだった。
お花ひとつひとつの大きさもさることながら
咲いた数も多くて
2階から見ると大きな花束のようだった。
ここ数日の朝晩の冷え込みで急速に傷んでしまったけれど。

お庭ではこの寒さでちょっと色あせた椿の下で
終わりがけの小菊とホトトギスに混ざって
白い水仙の花が寒そうに立っている。
毎年気の早い子が1~2輪いるのだけれど今年はちょっと多いようだ。

ツバキ(椿、海柘榴)
学名:Camellia japonica
科名:ツバキ科ツバキ属
開花期:冬~春
原産地:日本。
分布:日本では本州、四国、九州、南西諸島。国外では朝鮮半島南部と台湾。

和名の「つばき」は、厚葉樹(あつばき)、または艶葉樹(つやばき)が訛った物とされている。
日本では733年『出雲風土記』にすでに椿が用いられている。
中国では隋の王朝の第2代皇帝煬帝の詩の中で椿が「海榴」もしくは「海石榴」として出てくる。
海という言葉からもわかるように、海を越えてきたもの、日本からきたものを意味していると考えられる。
しかしながら、海石榴と呼ばれた植物が本当に椿であったのかは国際的には認められていない。
中国において、ツバキは主に「山茶」と書き表されている。
花が美しく利用価値も高いので、『万葉集』の頃からよく知られたが、特に近世に茶花として好まれ、
多くの園芸品種が作られた。
17世紀にオランダ商館員のエンゲルベルト・ケンペルがその著書で初めてこの花を欧州に紹介した。
後に、18世紀にイエズス会の助修士で植物学に造詣の深かったゲオルク・ヨーゼフ・カメルは
フィリピンでこの花の種を入手してヨーロッパに紹介した。
カール・フォン・リンネがこのカメルにちなんで、椿にカメルという名前をつけ、
ケンペルの記載に基づきジャポニカの名前をつけた。
19世紀には園芸植物として流行し、『椿姫』にも主人公の好きな花として登場する。

花言葉:(赤いツバキ)「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」

たくさん食べました。


今年は柿が豊作だったもよう。
甘柿も渋柿も食べきれないくらいいただいた。
渋柿は毎年皮をむいて吊るし
干し柿を作るのだけれど
今年は個展前で何にもできず
母にまかせっきりにしてしまった。
たまたまよいお天気が続き
これ以上ないような美味しい干し柿ができたのだけれど
私の個展が終わって皮むきに参戦できるようになってから雨続き。
天気が悪いわりに気温が高かったので
さっそく黴が出たりコバエがやってきたり・・・
その頃のは全滅してしまった。
このところお天気がよいし気温が低いので
これから剥くならよいのができるかもね。

これはご近所の方にいただいた甘い柿。
絵を描きたいと言ったら葉っぱつきで下さった。

みつまめのその後。
お外の楽しさを知ってしまったみつまめは
もうお布団にちっちすることなんて忘れてしまった。
朝起きると雨が降っていようが寒かろうが
全く気にせずお外に出かけ
家の周りでちょろちょろ出たり入ったり。
虫を追いかけ草むらを駆け回り
夕方まで楽しそう。
急に大人びたみつまめ。
おうち猫にする夢は潰えてしまったけれど
まあ、仕方ないか。