尖ってます!!


おフランスではモリーユと呼ばれるおいしいきのこ、アミガサタケ。
こちらのスケッチはいわゆるトガリアミガサタケ。
カサが黒くて尖ってますな!
銀杏の落ち葉が堆積しているところに出るカワイイやつ。

まだアップしていないスケッチがたまってはいたのだけど
うれしくなってこれからアップしてしまった。
風邪もふっとんだ♪
寝込んでいる間に季節は進み、
昨日アップしたコブシは満開も満開!
ピンクの絨毯を作っていた椿の木の下は
すっかり茶色く枯れ色に。
お花もずいぶん減っていた。
代わりにふくふく膨らんだ桜の蕾。
ピンク色のシデコブシもひらりと咲いた。
それまでぽちぽちしか咲いていなかった菫も美しい。
あわてず焦らず描いていくしかないね。

トガリアミガサタケ
学名:Morchella conica
科目:アミガサタケ科
季節:春
環境:林内や道端などの地上に群生。
生活型:腐生菌
食毒:食

頭部の頂点部分が尖った形状になる事が多いアミガサタケ科のキノコで、
アミガサタケと同じように頭部は網目状のヒダで覆われている。
この網目状にはいった肋脈は横よりも縦の方が長くなり、頭部自体も縦長。
頭部の色は褐色で、網目状になっている外側の部分は濃褐色になってます。
アミガサタケと異なる点として頭部の下端にある網目がアミガサタケは下辺が閉じておらず、
トガリアミガサタケは完全に閉じているという違いがある。

食べ方:汁物、茹でものなど。
    アミガサダケと同様に生で食べると中毒する恐れがあるので、
    沸騰したお湯で泡が消えるまで十分に茹でる必要がある。

咲いた咲いた!


先日のシデコブシが開いたところ。
前回のスケッチの二日後である。
陽射しは暖かいものの冷たい風がやや強く
ゆらゆら揺れて描きにくいこと描きにくいこと。。。
春の午後、というのはそういったものなんだよね。

気ままな方向にひらひらと花びらをはためかせて咲く
このお花の躍動感がとても好き。

変な咳をしつつもたいして具合が悪くなかったため
ビールで消毒。
翌日も咳をしながらつくしをスケッチ。
その翌日は着物を着てお出かけ。
そしてついにばったり。
・・・
気管支のほうから深い咳
扁桃腺が腫れるかんじ
体の節々が痛んで
・・・って完全に風邪ですな!
もともと基礎体温がめっちゃ低く、熱はでないので
動けるなあ、と思って家でのお仕事をしてたんだけど
ついに重力に勝てず昨日一日寝込み
やっと今日の午後から復活。
あ~あ、情けなや。
今日なんてすばらしいスケッチ日和だったのに。
多分明日からまたお外スケッチ出かけまーす!

シデコブシ(幣辛夷、四手拳)
学名:Magnolia stellata
科目:モクレン科モクレン属
開花期:3-4月
分布:日本の固有種であり愛知県、岐阜県、三重県の一部に分布。
別名:姫辛夷(ヒメコブシ)

第三紀鮮新世のころにできた東海湖の沿岸地帯と、シデコブシの分布域がほぼ-致している。
養老山地東麓の扇状地、木曽川・庄内川流域、渥美半島などに分布し、丘陵地域の水が浸み出す湿地などに自生。
園芸用の苗木などが市販されていて、庭木や公園樹として見かけることがあるが、自生個体群は準絶滅危惧に指定されている。
花被片は9-30個くらい。
和名は花の形が四手(しで)に似たコブシのような花を付けることに由来する。
*「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のこと。

花言葉:「歓迎、友情」

まわるまわるよ


ピンクの絨毯のように
一面に椿の首がおちている。
まだこんなにきれいなのに潔くおちるものだ。
描いているそばからぽたり、と音をたてて。
湿り気のあるあたりをかき分けると
ちいさなちいさなチャワンタケの一種が生えている。
何の草だろうかちょこっと緑も萌え始めている。
見上げると今を盛りに開き続ける椿の花。
咲いて落ちて分解されて栄養になってそこからまた生まれて
ずっと続いてきた営みをこの一瞬に見た気がした。

おりしもお彼岸。
父のお墓参りから帰ってのスケッチ。

この冬は風邪もひかないし、
ひよわなわたしも丈夫になったものだ。

・・・と油断した。
このスケッチが終わったとき
日が落ちかけて風がつめたく
すっかりからだが冷え切ってしまった。
子供と一緒で夢中になると
寒さ暑さも忘れる。

この日はなんか咳が出るなあ、とおもってたのだけれど
また翌日スケッチで冷えて
扁桃腺が腫れた。

たいしたことはないのだけれど
ここで治してしまわねば!
もうすぐ桜が咲くのだから。

ツバキ(椿、海柘榴)
学名:Camellia japonica
科目:ツバキ科ツバキ属
開花期:11月~12月、2月~4月
原産地: 日本、中国、東南アジア

名前の由来には諸説があり、厚みのある葉の意味で「あつば木」
つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」
光沢のある葉の「光沢木(つやき)」、
花より葉の美しさが名前の由来とされる説が多いのもおもしろいところ。

花言葉(ピンク):「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」

わが門の片山椿 まこと汝わが手触れなな土に落ちもかも
                  物部広足

お彼岸過ぎて


大好きな辛夷が見ごろとなった。
今年はなぜか順番がバラバラ。
まず辛夷が咲いて、散る頃に木蓮。。。のはずが
木蓮のほうが先に咲いている。
赤みの強い下向きに咲く鈴のようなあの彼岸桜も
今年は少し遅いみたい。

これは花びらが多いのでシデコブシかな、と思っている。
これも例年だと普通の辛夷が終わってから咲くんだけれど
今年はひとあし早いかんじで咲き出した。

お彼岸は家族とお墓参り。
なかなか外食する機会もないので
たまには回らないお寿司を、と思ったのだけれど
甥っ子が「K寿司行きたい!」だって。
そうそう、あそこの回るお寿司やさんでは
お皿を5個集めるとスロットのようになって
当たるとカプセルに入ったおもちゃがもらえる。
彼はまんまと作戦にハマっているのだった。
何回かトライしてカプセルを1個ゲット。
満足して帰ってきた。

久しぶりにリアルなあんみつさんの夢を見た。
お彼岸は故人だけでなく
故猫も帰ってくるのかもしれない。

シデコブシ(幣辛夷、四手拳)
学名:Magnolia stellata
科目:モクレン科モクレン属
開花期:3-4月
分布:日本の固有種であり愛知県、岐阜県、三重県の一部に分布。
別名:姫辛夷(ヒメコブシ)

第三紀鮮新世のころにできた東海湖の沿岸地帯と、シデコブシの分布域がほぼ-致している。
養老山地東麓の扇状地、木曽川・庄内川流域、渥美半島などに分布し、丘陵地域の水が浸み出す湿地などに自生。
園芸用の苗木などが市販されていて、庭木や公園樹として見かけることがあるが、自生個体群は準絶滅危惧に指定されている。
花被片は9-30個くらい。
和名は花の形が四手(しで)に似たコブシのような花を付けることに由来する。
*「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のこと。

花言葉:「歓迎、友情」

いろいろ咲いてますが・・・


今はどこも椿がきれい。
今年はうちの子、イマイチ。
悪い時期に剪定してしまったのかもしれない。
蕾が少ない。
でもちょこっと咲いたお花はとてもきれい。

ここのところの暖かさで一気にいろいろなお花が咲き出して
スケッチが間に合わない。
すべてのお花を描くのはムリなんだからあせっても仕方ないんだけどね。
冬の間になまってた腕がやっとすこしもどってきたかんじ。
やっぱりお外で描くのは楽しいなあ。
毎年みるお花でも毎回感動する。
怠けず、あせらず、描いていこう。

ヤブツバキ
学名:Camellia japonica
科目:ツバキ科ツバキ属
開花期:1月~5月
分布:南西諸島から青森県夏泊半島まで。
   西日本にはほぼ全域に分布しているが、
   東日本では温暖な地域に自生。
花言葉:「贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳」

「落(おち)ざまに
  水こぼしけり 花椿」
   松尾芭蕉

無事に育って


ベランダの雪割草。
赤系と桃系、白が咲きそろった。
お花が終わった株を買ったので赤系、桃系、紫、白
とかいってもどんなのが咲くのかわからないまま育ててきた。
どれもかわいかったな。
優秀優秀!

赤系。

桃系と白。

お彼岸に入った。
暑さ寒さも彼岸まで。
もう寒いのも終わり!
明日は雨も上がるみたいだし
どこのお花を描きに行こうかな♪

ミスミソウ(三角草) 
学名:Hepatica nobilis
キンポウゲ科ミスミソウ属
別名:ユキワリソウ(雪割草)
開花期:2月中旬~3月
原産地:ヨーロッパ、アジア、アメリカに約10種類が分布。

 雪の下でも常緑であることからユキワリソウ(雪割草)の名でも知られる。

育て方
花言葉:「自信」「信頼」「優雅」「高貴」「忍耐」「内緒」「悲痛」

春が駆け足で


おととい5分咲きくらいだった河津桜が
今日見たら満開!!
昨日の暖かさで一気に開花したらしい。
今夜の雨で散らなければよいけれど。

河津桜のみならず、辛夷もずいぶん開き始めてた。
近所の雑木林は伐採が進んで
辛夷はなくなってしまった。
さて、どこでスケッチしましょうか。

カワヅザクラ(河津桜) 
学名: Cerasus lannesiana Carrière, 1872 ‘Kawazu-zakura’
科名:バラ科 サクラ属
開花期:1月下旬から2月

1955年に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見したことが由来である。
当初、発見者の飯田氏の屋号から「小峰桜」と地元で言われてきたが、
その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し、
1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。
(早咲きのオオシマザクラとヒカンザクラの自然交配種と推定される。)
現在も原木はこの地に存在し、2007年現在で樹齢50~60年である。
また、1968年頃からこのサクラが増殖されるようになった。
花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。

花言葉:「想いを託します」

冬はおわるけれど


うちのクレマチスは初夏に咲く品種のみ。
こちらは冬咲きクレマチス。
一冬中咲いてくれるのだそうだ。
一枝いただいて描かせてもらった。
なんて可憐なお花。

朝起きたらどんより曇っていたのでちょっとひるんだけれど
予定通り桜のもとへ。
河津桜は5部咲きといったところ。
時折薄日も差してくる花曇り。
風もないしまぶしくもない、まさにスケッチ日和!
でもね、桜は初恋の人のようで
最初はどきどきしてうまく描けないんだ。
今回もやっぱり失敗。
何度も描いてやっとお見せできるのができるかできないか。。。
しばらく通うかな。

クレマチス(冬咲き) 
学名:Clematis sirrhosa L
科名:キンポウゲ科 / センニンソウ属(クレマチス属)
開花期:10月~4月

育て方

花言葉:「精神的な美しさ、旅人の喜び」

今日もよい香り


2月入るくらいからもう咲き始めていたこのすみれ。
ニオイスミレです、といただいてほかの子と別に植えておいたのだった。
寒いころのお花はそれほど匂わなかったけれど
今咲いているお花は香りがよい。
ほかの子はまだつぼみもあがっていないというのに
どんどん咲いて楽しませてくれている。

今日はいつもの仲間たちと手賀沼半周ウォーキングにでかけた。
雨の予報ははずれて花曇り。
河津桜かな?濃いめのピンクの桜がちょうど見ごろだった。
柳の芽吹きが美しい。
まぶしい黄色の菜の花畑。
沈丁花と終わりかけの梅が甘い香りを漂わせる。
すっかり春になっている。
みんないつのまに準備してたんだろうね。

温泉に入っておなかいっぱい親子丼。
今週はおもいっきり走れそう。
手始めに明日は河津桜を描いてからお仕事に行こうっと。

ニオイスミレ(匂菫) 
学名:Viola odorata
科属:スミレ科スミレ属
別名:スイートバイオレット
開花期:12月~3月

ニオイスミレは非常に香が強く、1つの花を飾っておくだけで室内に香が満ちるほどの強い香を放つ。
紀元前320年ごろにはすでにギリシャなどで栽培され、アテネを象徴する花とされた。
美の女神アフロディーテの花として恋の妙薬に使われたり、宴席では二日酔いを防ぐために花冠にしたりした。
中世ヨーロッパでは、うつむいて咲く姿から清純と謙譲のシンボルとされ、聖母マリアに捧げられた。
ビクトリア朝時代の英国でも澄んだ芳香と可憐な美しさが好まれ、
紳士や淑女たちは花売り娘から買ったニオイスミレの花束を身につける習慣があった。
花だけでなく葉にも香りがあり、香水の原料となる。
ニオイスミレの香気は、ヨーロッパでは古くから化粧品、ハーブティーやワインなどの飲み物
シロップ、お菓子など、さまざまなものにも使われて来た歴史がある。
ヴァイオレット・リキュールの香りはニオイスミレを用いるものと特筆され、
他のスミレからはその独特の香りを出すことは出来ないとされる。

育て方
花言葉:「高尚」「秘密の愛」「奥ゆかしい」「控えた美しさ」

香りのおもひで


老猫のあんみつさんがいたころは
お部屋に入るとニオイがすごかった。
最新式の猫トイレを使っても
年をとってからのおしっこのニオイ・量はものすごく
まめにシートを替えてもあまり効果なし。
加えてあんみつさんからも動物病院でかぐようなニオイがしていた。
年をとるというのは切ない。
空気清浄機、脱臭剤、いろいろためしたけれど
一時しのぎであんまりかわらず
あきらめて過ごしていた。
くさくったってカワイイあんみつさんにはかわりない。
亡くなってから、急にニオイがなくなって
妙にさびしかった。

今、お部屋に入るとこの花の香り。
前にいただいたライムの蜂蜜がこんな香りだった。
爽やかさのある甘い香り。
これはレモンの花。

昨年の晩秋、
ぷらぷらと植木屋さんを歩いていて
安売りのかごで見つけたレモンの木。
高さ30cmほどの小さな鉢植えだったけれど
大きな実が3個ほどついていた。
「暖かいところの植物だからね、冬は部屋の中で育ててくださいね。」
黄ばんだ葉はそのころの寒さにやられたものらしい。
重そうになってたレモンはちょんちょん、と収穫。
お部屋の一員となってしばらくすると緑がきれいになってきた。
ものすごくたくさんお花がつくので
こんなになったらどうしよう、摘果しなきゃなのかな?
とよくよくみたら
雌しべのある花はひとかたまりの中の一輪のみ。
ほとんどが雄花だった。
さてさて何個なるかな♪

レモン(檸檬) 
学名:Citrus limon
科属:ミカン科
原産地:インド北部(ヒマラヤ)
開花期:2月~4月
花言葉:「愛に忠実」「情熱」

育て方