クリスマスリースを描く

早いものでクリスマスまであと一週間を切りましたね。この前お正月だったような気がするのに、一年の速さに本当に驚きます。

クリスマスの25日が父の命日なため、なんとなくクリスマスのキラキラを見ると悲しい気持ちになってましたが、ようやくこの頃は楽しめるようになってきました。かといって積極的にイルミネーションを見に行ったり豪華ディナーとかはする気ないんですけどね

甥っ子ももう中学生。クリスマスツリーも飾らなくなりました。ちょっとさびしいかも、なんておもってたら手作りのとても素敵なリースをいただきました。嬉しいなぁ。

早速、描かせていただきました。

クリスマスリースのスケッチ F8 ウォーターフォード

キャンドルのきらめきを出すために、背景は暗めで。

細かい要素が多いので描写が楽しくてつい夢中になりますが、常に全体に気を配るのを忘れずにね!

ちょっと遅かったのですが、ちっちゃなリースの絵、販売中です。

https://thebase.in/to_app?s=shop&shop_id=anmitsu22cat&follow=true

この他にポインセチアとお正月向けの2枚アップしました。お時間ありましたらのぞいてみてくださいね!

よろしくお願いいたします?( ≧∀≦)ノ

恵比寿 マッシュルームにて

いつもきのこ版画を飾らせていただいている恵比寿のフレンチレストラン、マッシュルームの絵の掛けかえに行ってきました。

水彩画を増やしてます♪

やっとレストランでワインを飲みながらお食事できるようになりましたものね。クリスマス、年末、お正月と大切な人との素敵な時間を過ごす一助になれば幸いです。

秋の夢
F4 水彩画

きのこ好きの夢の世界?!(笑)

みんな仲良く
水彩画 11×23cm

ベニテングタケ
水彩画 SM
秋雨あがり
水彩画 ハガキサイズ

このようなかんじで壁に飾られております。

一流のきのこフレンチ、ぜひ行ってみて下さいね!

一流のきのこフレンチ、ぜひ行ってみて下さいね!

贅沢な時間を味わえると思います。

https://www.mush.jp/

山茶花と椿

うちの椿は花の期間が長くて12月くらいから4月あたたかくなるまで咲いてくれる。
ただ、今は寒さで花びらが傷んでしまうんだけどね・・・

この時期お庭できれいなのはこの椿と千両くらい。

椿と千両スケッチ B5ブレダン紙

椿と山茶花はとても似ている。
花の奥行というか厚みがある方が椿かなと何となく思っている。

山茶花スケッチ B5ブレダン紙 

あと散り方だよね。
山茶花は花びらが散り散りになるけれど
椿はぽとりと落ちる。

椿のスケッチ B5ブレダン紙

この椿はとある場所にたくさん植えられている。
初雁という品種なのではないかと思っているけど定かではない。
早咲きで11月ごろから咲きだしてほかの椿が咲きだすころには終わってしまう。
小ぶりで上品な花色が何とも可愛らしい。

初雁(?)のスケッチ F4ウォーターフォード水彩紙

このところ椿を教室に持っていくことが多いのだけれど意外と難しい。
私の見解では花芯の部分がかなり重要~。
ここ、一番特徴的ですよね?
特に椿は奥行きがあるのでこのぐっと筒状に飛び出した雄蕊をしっかり描けると花の向きも立体感も表現できる。花びらはこの雄蕊の付け根から出ているのでそこをしっかり意識する。
形がとれていない人は花びらの付け根の位置を間違えていることが多い。
あと、雄蕊の軸は白いんだけど、花びらの影が落ちているので真っ白には見えないはず。
花びらで使った絵具を少し薄めてのせてあげると自然に見えます。

山茶花は終わってしまったけれど、椿はこれから!
どんどん描きましょ~!

エビヅルを描く

9月にいただいて描いたエビヅルちゃん。
ヤマブドウのちびっこバージョン。
ヤマブドウはもちろんとても素敵なんだけど、エビヅルもなかなか味わいあります。

エビヅル 水彩スケッチ36×51cm


毒をもつ

トリカブトって有名な毒草。
でもその花の美しさには目を見張る。

今年は夏が暑すぎたのか
かなり晩秋になって咲き始め、寒さに凍えた花びらがすぐにしおしおとなってしまった。

トリカブト 水彩スケッチF4 ウォーターフォード水彩紙

紫色の花は紫の絵具を使わないことが多い。
絵具の紫は暗く沈むことが多い。
なのでウルトラマリンなと、紫よりの青とオペラを混ぜて作る。
使う青はその花の色による。濁った感じの紫なのか目が覚めるような紫なのか。
どの青を使ったらどんな感じの紫になるのかいろいろ試してみる。
混ぜる赤のほうも、私はオペラが多いけれど、マゼンダのほうがしっくりくることもあるし、こっくりした臙脂みたいな色のほうがぴったりくることもある。
紫の絵具はどっちかというと混色に使うことが多い。
葉っぱの影色だったりピンクの花の影色だったり。
このトリカブトの青紫はウルトラマリンと少量のオペラを混色したものをベースに使っている。そのほかの青もちらほら。
あと、葉っぱの色も暗い青とトランスペアレントイエローを混ぜて作ったものがベース。
緑色はアクセントにちょこっと使う。

実りの秋

もう晩秋ですね。
朝晩は寒いし紅葉もだいぶ終わってきました。
今年描いた実ものでも見ていただきましょうか。

ビナンカズラ B5ブレダン紙

正式な和名(標準和名)はサネカズラ(実葛)。
その昔、枝をつぶすか樹皮を剥いで水に浸してねばねばした液を出し、それを整髪に用いたのでビナンカズラ(美男葛)の名前があるのだそう。
ちょっとどっきりするようなインパクトのある実ですね~。

科名:マツブサ科
学名:Kadsura japonica
別名:サネカズラ
原産地:日本 朝鮮半島南部 中国 台湾
つる長:3m-5m
開花期:7月-8月 / 10月-12月

ノササゲ B5ブレダン紙

これ、好きなんですよね。
紫色のさやがなんとも可愛い♪
もっと熟すとさやがはじけてくるくると躍動的になります。

科名:マメ科
学名:Dumasia truncata Sieb. et Zucc.
別名:キツネササゲ
原産地:日本 朝鮮、中国
つる長:1~3m
開花期:8~9月 
山帰来 B5ブレダン紙

こちらはとある低山の頂上で見つけてスケッチしたのですが、2週間後くらいに行ったらもう一粒も残っていませんでした。
おいしいのかな。。。小鳥がきっと食べちゃったんでしょう。
お花屋さんで今の時期、クリスマスの飾り用として売られてますが、玄関にかけておいたら小鳥に食べられちゃった、という話を聞いたことがあります。

科名:サルトリイバラ科
学名:Smilax china
別名:ガンタチイバラカラタチイバラカカラ、カメイバラ、コバンノキ、サンキライ
原産地:日本 朝鮮、中国
つる長:70cm~数メートル
開花期:4 – 7月 

福来る蜜柑

福来蜜柑 ふくれみかん。
この時期に筑波山に登ったことのある方ならご存じでしょう。
関東では珍しいみかん畑があるんですよね。
小ぶりでふくふくとしたかたちのすっぱうまい蜜柑。
皮を陳皮とし、七味に入れた「みよ子の七味」は香ばしくてなかなかおいしい。

去年も描いたけど、今年も枝ごといただいたので描きました。
見てみてね。

DSC_9814

紅葉を描く日々

だいぶ紅葉のスケッチたまってきました。

今年は意外と長く楽しめてるかも♪

さてここからどう製作しましょうか。

とりあえずまた明日もスケッチいってきまーす!

紅葉を描くよ~!

今年の紅葉は早いですね。
去年は退院したのが12/8で、10日からスケッチ始めてましたがちゃんと間に合ってましたので2週間以上早い感じ!?
まだまだ大丈夫、ってのんびり構えてたらびっくりですわ~!
今日はほんとは山茶花を描こうと思って行ったのに、山茶花はもう終わりがけ。
紅葉真っ盛り!!!!
これからあちこち通う日々になりそうです。
とりあえずこちらをどうぞ!

透明水彩で紅葉をスケッチ!

これね、荷物が重かったもんでビデオを持っていかず、スマホで撮影したんですよね。
スマホにもタイムラプスという機能がありまして、5秒おきにシャッターが下りるわけです。
なので音声はなしで早回しみたいな画像になるんです。
いつものはビデオで撮って編集の段階で早回しにしてますので何となく違う感じの仕上がり。
たまにはいいよね・・・
この日は途中で風が強くなってきて描きにくかった・・・
やっぱり揺れると形がかわるんだよね。
でもほんと、気持ちの良い日でした。
今日も描いてきましたし明日も行く予定。しばらく紅葉が続くかも・・・


菊香る

菊もだいぶ終盤ですね。
若いころは何とも思わなかった・・・何で植えるんだろうぐらいに思ってましたが、年がいくにつれその魅力がわかってきたように思います。

可愛い( ^ω^)・・・

小菊のスケッチ B5

お庭の小菊ですが、今年は葉っぱの具合があんまりよくなくてチリチリ。
夏が暑すぎたんでしょうか・・・

小菊のスケッチ B5

いただきもののオリーブの葉とツタっぽい何かの葉っぱと組み合わせて。

シュウメイギクのスケッチ B5

こちらは菊、と付きますがキク科ではなくキンポウゲ科の秋明菊。

このスケッチで使っているB5って不思議なサイズのスケッチブックですよね。
山田雅夫さんの15分スケッチ、という本の企画でミューズさんから出たブックみたいなのですが、何年か前に見本でいただいたのが出てきて、使ってみたらなかなかよいんですよね♪
大きさも持ち運びにちょうど良いし、ブレダン紙なんですがしっかりしていて波打ちも少なく、発色もきれい。
残念ながら、もうこのサイズのブックは販売されていないようです。
ブレダン紙って版画用紙ってなってますが、水彩も十分いけますよね。
お値段もお手頃なので、さっとスケッチにはぴったりかも。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミューズニューブレダン紙スケッチブックF4
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ところで菊を教室に持っていくと、こういう細かいお花はどう描いたらよいのかと聞かれます。難しいですよね。この花びらを全部鉛筆で描くのはとっても大変。
でもある程度は描かないとこの感じは出ないし・・・
わたしは、というふうにしかお答えできないのですが、参考程度に読んで下さいね。
まず大体のお花の位置を決めてざっくり菊の色を置いちゃいます。
例えば淡いピンクとか、黄色とか、臙脂とか先に置いちゃうんですね。
淡い色は広めに大胆に、臙脂のように濃い色はお花の形になるように慎重に、というのがコツ。それが乾いてからこまこまと描きこみます。
真ん中の黄色いところとその周りの花びらの付け根は特に丁寧に。
淡い色の花は背景や葉っぱを描きながら浮きだたせるように。
いきなり色をのせるのに抵抗がある方は真ん中の丸いところと大体の外枠を軽くとってみてください。色を置いてから鉛筆や色鉛筆で描くのもアリです。

秋は短い!がんばりましょ!