トリップ!

こちらも個展用の水彩画。


今日からぎゅうっと暑くなった。

こういう日が続いても元気に咲き続けるヘクソカズラ。
においはともかくかわいいお花。
これが秋には金色の美しい実になる。

今は夏の絵を描いているのだけれど
これらは去年以前の夏のスケッチをもとに描いている。
描いているうちにスケッチしてた場所にトリップする。
そのときの山のすずしい空気やら
小鳥の声やらが浮かんでくる。
これは近所で描いたものなので
蒸し暑い空気やら蚊取り線香のにおいなんかだったりして。
それでもたいがいは朝の涼しい時間に描いたスケッチなので
さわやかなイメージなんである。

そういえば冬に春の絵を描いていたときは(最初は3月に個展の予定だったので)
ふと今の季節がわからなくなったりしたっけ。

今は描きかけの夏バージョン水彩画がお部屋にいっぱいなので
夏の森にいるような気分になる。
会場もこんなかんじに染めてみたいなあとおもってる。

水彩 10×28cm 「夏の午後」2011年

なぞが多い

金魚やさんでよく売ってる藻、
いちばん多く見かける束で売ってるいちばん安いやつ
あれってお花が咲くのをご存知?

わたしも知らなかったのだけれど…

お外のプラスチックひょうたん池にいためだかのために入れておいたのに
何年か前、白いお花が咲いた。


そのときのスケッチをもとに7月の個展に向けた水彩画を制作。

あれ以来藻にお花が咲いたことはない。

お外の陽にあたったのがよかったのか
なにか栄養がよかったのか、
理由はわからないけれど、たまたま咲いたのだった。

めだかはわたしたちが子供のころに
川から獲ってきたのだったか
オレンジ色のもいたからお店で買ったのも混じってたのか
とにかくずっといて
毎年冬を越し、たまごを生んで増えたりしていた。
それが去年の夏に全滅してしまった。

あまりに暑かったせいなのか
去年ひょうたん池に住みついてたアマガエルが食べちゃったのか
これも原因がわからないのであった。

水彩 10×28cm 「いのち弾けて」2011年