沢に咲く花と沢で舞う蝶のはなし


気温は昨日よりも低いとはいえ
なんだか湿気が多い千葉です。
でも楽ですね~~♪
このまま秋に突入してほしいです。

さて、今日ですが
高峰高原近くのたまだれの滝で見つけた
ソバナのスケッチ。
こういうベル型のお花には目がありません♪
なんて素敵!



ソバナのスケッチ(F6水彩)

描いていると目の端にキラキラ光るものが走ります。
見上げると金属っぽい輝きを帯びた
エメラルド色の蝶が乱舞しているのでした。
それはそれは美しくて
ついずっと目で追ってしまいます。
どうやらこの美しい蝶たちは
仲良しというわけではなく
全部オスで縄張り争いをしているようでした。
誰かが縄張りに入ってくると攻撃をしかける。
それが2頭ではおさまらず
3頭4頭でくるくる回りながら戦い
負けたと思うほうがその場から逃げていきます。
だれも羽を傷めたり怪我をすることもなく
くるくる回っているだけのようにみえるのですが
なんらかの勝敗の基準があるのでしょう。
当人たちは必死なのかもしれませんが
美しい舞を見ているよう。
ぼうっと眺めていると
時間を忘れます。

この美しいエメラルド色の剣士たちは
ミドリシジミの仲間。
おうちに帰って図鑑をみたら
ミドリシジミにはたくさん種類があって
それぞれ光り方や活動時間がちがいます。
見たのは午前中だったので
分布からみるとアイノミドリシジミかメスアカミドリシジミ
沢にいたことを考慮するとメスアカの可能性が高いかな、と思います。
でもちゃんと捉まえて裏側をみないと断定はできません。
今度はちゃんと図鑑を持っていこうっと。

今日も動画のリンク、張っておきます。
筆についてです。

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画材はなんでもそうなんですが
相性ってあるんですよね。
どんな絵を描きたいかによって向く筆もちがいます。
だから万人にあてはまるものではありません。
そして私も日々いろいろな筆を使ってみたりしてますので
もっとすごい筆に出会ってしまうかもしれませんし。
とりあえず、今のところ私はこうです、ってかんじです。

参考になれば幸いです。

ソバナ(岨菜)

学名: Adenophora remotiflora
科名:キキョウ科ツリガネニンジン属
別名:ツリガネソウ
開花時期:8月から9月
分布:日本では、本州、四国、九州。
   アジアでは朝鮮半島、中国に分布。
生育地:山地の林縁や沢沿いなどに自生。

春の若い芽は、山菜として食用にされる。
「岨」は切り立った崖を意味する。
漢字では「杣菜」あるいは「蕎麦菜」の文字も使われる。

花言葉:「清らかな愛」

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とんぼと山の花


涼しい日が続き、やっとおなかの調子も戻りつつあります。
皆様は体調いかがですか?

いろいろやる気も出ますね。
身の回りの整理もしたくなります。
とりあえず目に付いた要らない本を
メルカリでばんばん売ったのはよいのですが
それ以上の金額でアイゼンを買ってしまいました。
アイゼンって、あれです!
雪山を登るときに登山靴の底にとりつける
ギザギザしたやつ!
来年もシラネアオイを見に行きたいので
雪渓対策に、と前から探していたのですが
やっとちょうどいいのが見つかりました。
あれもいろいろ種類があって
雪はないかもだけど一応もっていくか、程度の軽いものから
ガッツリ氷の壁に突き刺しながら登れます、まで
ほんとにいろいろあります。
前回はスパイク付きの長靴で行って見事に滑り落ちましたので
いちばん歯が少ないものでは心もとないなあと思ってました。
それで6本の歯が付いているものがお安くでてたので
それにしましたがどうかな~・・・・
歩くのは私なのでまあ装備がすばらしくっても
滑り落ちることはありそうですが・・・(笑)
あとは荷物の軽量化!

今描いている絵が早春のスミレサイシンなので
気分は雪の残る山。
はっと我に帰ると蝉の声www

というわけで?今日は夏の山の花、ヤナギランです。



ヤナギランのスケッチ(F8水彩)

昨日に引き続き高峰高原付近でのスケッチです。
実はちょ~っと早かったんですよね。
まだ咲き始めで
あと1週間もすれば一面のヤナギラン!が見られたと思います。
よくスキー場に咲いてますね。
日当たりがよくて広々したところがすきなのでしょう。
描いているうちにトンボがなんども先っぽにとまりに来ます。
たまに間違えて筆の軸にもとまります。
あの子たちの複眼はいつ見ても不思議。
どんな世界が見えてるんだろう?
立派な胸の筋肉。
美しい筋のとおった透明な羽。
電車のパンタグラフのような細い脚で器用にとまりながら
首をかしげつつこっちを見ているような見ていないような。
ふっと飛び立つときも体重はまるで感じない。
ゴキブリよりもずっと早く3億2千年前から地球にいるのだそう。
大きなシダの間をゆっくりと飛ぶ
巨大なとんぼを想像してみる。
羽は同じように夕日に輝いてただろうか。

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筆についてです。

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画材はなんでもそうなんですが
相性ってあるんですよね。
どんな絵を描きたいかによって向く筆もちがいます。
だから万人にあてはまるものではありません。
そして私も日々いろいろな筆を使ってみたりしてますので
もっとすごい筆に出会ってしまうかもしれませんし。
とりあえず、今のところ私はこうです、ってかんじです。

参考になれば幸いです。

ヤナギラン(柳蘭)

学名:Chamerion angustifolium
科名:アカバナ科ヤナギラン属
別名:ファイヤーウィード
開花時期:7-9月
分布:ヨーロッパ・アジア・北アメリカなどの北半球の温帯地域や寒地に広く分布。
   日本では北海道・本州以北の亜高山帯から山地帯の草地や礫地に分布。
生育地:山火事の跡地・森林の伐採跡地・林道沿いの湿った草地などに群落をつくることが多い

北米の針葉樹林帯の山火事跡に大群落となることがあり「Fire weed」と呼ばれている。
山小屋周辺やスキー場などの裸地にいち早く侵入するが、
土壌が安定し他の植物が生育することにより群落が絶えてしまうことがある

花言葉:「集中する」「焦点」

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夏休んでたけど久々に動画アップ!


秋を感じる日がやっときましたね!
いや~、マジ死ぬかと思いました、この暑さ!
でも秋にはスケッチに行きたいと思うので
部屋に閉じこもって製作の日々。
でもなかなかすすまない・・・・

やっぱりね、ちゃんと胃腸が動いてないとダメね。
腸は第2の脳、とかいうでしょ?
ほんと、バカになってきてるのがわかる。
忘れ物も多いし。
でもぷっくりしてたお腹がちょっと小さくなってきたのはよかったかな。
顔がげそっとしちゃったのはいただけないけど・・・><

やっと涼しくなってきたのでこれからは冴え冴えでいくよ~。

今日アップするのは
先月行ってきた高峰高原付近のスケッチ。
思ったよりも涼しくなくってがっかりだったけど
お花はいっぱい咲いてました。

これね、地味なお花なんだけど
とっても好きなんです。

普通にお庭に植わっているのと違って
顎が反り返ってないでしょ?
これはヤマホタルブクロ。



ヤマホタルブクロのスケッチ(F4水彩)

ところで勝手に夏休んでた動画ですが
久々にアップしました。
カトラさんシリーズ、筆編です。
これから水彩画を始めたい方は特に、だと思うのですが
画材屋さんにずらり並んだ筆たちをみて
どれを買っていいやら途方にくれると思うんです。
とりあえず100円ショップの3本セットとか買っちゃったりww
画材屋さんだとお値段ピンキリですが
高ければいいってもんでもなくて
ある程度の力がないとよい筆は使いこなせないものです。
かといって教材用、とかかれた安価なものでは
力が出し切れません。
ざっくり筆の毛の種類による特徴と
ではどのあたりでまずそろえようか、というお話です。
後半は私が普段お外スケッチで使っている筆のお話と
お手入れ法、筆拭きの話を入れてます。

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そして動画は
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でもね~、画材はなんでもそうなんですが
相性ってあるんですよね。
どんな絵を描きたいかによって向く筆もちがいます。
だから万人にあてはまるものではありません。
そして私も日々いろいろな筆を使ってみたりしてますので
もっとすごい筆に出会ってしまうかもしれませんし。
とりあえず、今のところ私はこうです、ってかんじです。

参考になれば幸いです。

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)

学名:Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi
科名:キキョウ科
開花時期: 6月、7月、8月
分布:日本固有種 東北地方南部から近畿地方東部
生育地:山地の土手など

蛍袋(ホタルブクロ)の変種である。
蛍袋(ホタルブクロ)との違いは
山蛍袋(ヤマホタルブクロ)は萼のつけ根が丸く膨らんでいるのに対し
蛍袋(ホタルブクロ)のほうはその部分がめくれて
反り返っていることで見分ける。

花言葉:「忠実」 「激しい束縛」

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夏がく~れば思い出すぅ~♪


おとといアップした
シラネアオイを描きに行ったとき

は水芭蕉も見ごろでした。

水芭蕉って
「夏がく~れば思い出す~♪」
のイメージで
どんな可憐なお花だろうと思いますよね。
写真や絵を見ても
かわいらしいかんじ。
ところが私が初めて見た水芭蕉は
巨大だった!!!
可憐さは微塵もなくて
でかくてどっちかというと
マムシ草に近い、というか・・・
もっとこわいっていうか・・・
正直がっかりしました。

が、雪どけしたばかりの春先
まだ出たて咲きたての水芭蕉は
可憐なんですね!

これこれ!!私のイメージしてた水芭蕉!

でもだんだん大きくなるみたいですね・・・

ともあれ、きれいな水芭蕉をスケッチすることができました。

思ったんですが、水芭蕉って咲いてる環境が素敵なんだよね。
だから風景ひっくるめての水芭蕉、
夏の思い出、みたいなことになるんでしょうね。



水芭蕉のある風景(F6水彩)


動画を撮ったのですが
光がまぶしくて
モニターがあまり見えなかったのと
途中でバッテリーがきれたのとで
出来はイマイチですが、お時間あるときにでも
ご覧ください。
16分ほどの動画になります。
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シラネアオイに出会うには


5月の末、憧れのシラネアオイを探す旅に出ました。
これがキツかった!!!
まだ雪渓が残るなか
けっこうな山道をゆきます。
案内してくださった方から
聞いてはいたので
スパイクつきの長靴で行ったのですが
すべるすべる!
歩き方にコツがあるようですね。
かかとでガッガッと凹みを作ってから
体重をかけないとみごとに滑ります。
おまけに画材が重いのと
イーゼルが出っ張っているので
枝が込み合っている藪などがとても歩きにくく
ファースト・シラネアオイに出会ったころには
すでにヘトヘトでした。

とりあえず見つけたものを描かせてもらうことにして
私だけその場に残りました。



シラネアオイ(F6水彩)


ところがね、帰り道で見つけてしまったんですよ!
もっとずっと近いところに
大きな株できれいに咲いている
シラネアオイを!

やった!明日はここだ!

というわけでもっと楽して描いた
シラネアオイちゃん。



シラネアオイ(F6水彩)

これからは画材の軽量化をなんとか図らないと!
と実感しました。
一番重いのは紙かなあ。
必要最低限しか持っていかないことと
スケッチブックの台紙が重いので
なにか軽いものに水張りをしていく。
あと、パレット!
いちばん小さいのでもよかった。
リュックももう一工夫いります。
背負子をこんど試してみようかと思ってます。
あとちゃんと食料も持っていかないとですね。

それから日ごろの鍛錬・・・か。
水泳と自転車はやっているのですが
重力に弱いかも。。。

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4月のスケッチ新潟編。その2


今日も涼しいですね。
うちの近所ではお昼ごろ雷がなったので
ちょっとびっくりしました。
お空の上が不安定なんでしょうかね。

さておとといの続きですね。
新潟のスケッチ。
まずは外せないカタクリちゃん。



カタクリ(F6水彩)


花が咲くまで何年もかかるというカタクリ。
立派な株もあったけれど
このくらいの若手も可憐でかわいい。

ここは畑に続く細い道で
壁のようになっているところにこのカタクリはじめ
ショウジョウバカマやらオオバキスミレやらいろいろなお花がさいてました。

このスミレサイシンも。



スミレサイシン(F4水彩)

よくみるタチツボスミレとかよりもひとまわりお花が大きくて
はっきりした印象。
それでいて可憐。
木漏れ日を浴びる姿がとても素敵でした。

ここはシダ類もいろいろあって
なかでも目を引いたのがこのクジャクシダ。



クジャクシダ(F4水彩)

くりくりと巻いた新芽がリズミカルにあちこち飛び出してます。

細かいお花や植物ばかりに気をとられているのはもったいない。
とても風光明媚なところなので
風景も描いてきました。
ちょうど桜が満開。



じょんのび付近(F6水彩)

スケッチしていた小道から農家を。



じょんのび付近(F6水彩)

教室ではお花を描くことが多いのですが
(室内だからね)
最近皆さんをお外に連れ出すこともはじめました。
お外で日の光を浴びているお花を描くのは
教室で蛍光灯の光でお花を描くのとはちょっと違います。
お外の風景を描くのはそれともまた全然違います。
どちらもせっかく絵を描くなら体験してほしいのですが
なかなか勇気が出ない、というお声をいただきます。
やっぱり一人だとなかなか難しいかと。
私も後ろに知らない人に立たれるとドキドキしますもん。
なので今度みんなで行きましょ!

直近だと5月18日に筑波山にスケッチに行きます。
もう締め切ってしまいましたがあと1~2人なら融通きくかな。
詳しくはこちらから。

そのうちこのときの様子もレポートしますので気になる方はチェックよろしく!

お外で描くのってほんと、楽しいのです。
時を忘れます。
梅雨に入る前に
勇気をだしてぜひチャレンジしてくださいね。

カタクリ(片栗)
学名:Erythronium japonicum Decne.
科名:ユリ科カタクリ属
別名:堅香子(かたかご)
分布:北東アジア(朝鮮半島、千島列島、サハリン、ロシア沿海州。
   日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内にかけて広く分布。
開花期:2月~4月

発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7-8年程度までは卵状楕円形の1枚の葉だけで過ごし
鱗茎が大きくなり2枚目の葉が出てから花をつける。
毎年少しずつ鱗茎に養分が蓄積され、発芽から開花までには7-8年を要する。
カタクリの平均寿命は40-50年ほどと推定されている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており
アリに拾われることによって生育地を広げている。

花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」

スミレサイシン(菫細辛)
学名:Viola vaginata
科名:スミレ科 スミレ属
別名:トロロスミレ
分布:分布:北海道(南部)、本州、四国
開花期:4~5月

葉がウマノスズクサ科のサイシンに似ていることに由来し、
別名は太くて長い根をトロロにして
食用にする地方があることに由来するという。
日本のスミレの仲間では最も大きな葉をつけるもののひとつ。
花はスミレの仲間としては比較的大きくて、直径3センチ程にもなり
紫色からほとんど白色に近い紫色。
古く大きな株は多数の花をつけ、ちょっとしたブーケの様にも見える。

花言葉(スミレ全般):「小さな愛」「小さな幸せ」「誠実」「謙虚」

クジャクシダ(孔雀羊歯)
学名:Adiantum pedatum
科名:ホウライシダ科ホウライシダ属
別名:クジャクソウ
分布:日本では北海道、本州に広く分布し、四国と九州では一部で見られる。
   国外ではヒマラヤから東アジア、北アメリカに分布し、遺伝子的には若干の分化が見られる。

葉の枝分かれに特徴があって、それぞれに羽状複葉になった枝(羽片)を
扇のように広げた姿がクジャクの尾羽を思わせるのが和名の由来である。

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4月のスケッチ新潟編。その1


冷たい雨の火曜日、皆様いかがおすごしですか?
この前まで初夏の陽気だったのにね。

ここのところ薔薇のスケッチで忙しいです。

が、その前のスケッチがたまっているのでそれを先にアップしようかな。
今日アップするのは4月の後半に行ってきた新潟のスケッチ。
雪割草を目当てに行きましたが
去年行った弥彦山はとっくに終わっていたようなので
少し内陸のほうへ。

一応咲いてはいたのですが群生はみられずでした。

そのかわりカタクリやショウジョウバカマなど
例年だとゴールデンウィークに描きに来るお花が満開でした!
今年はやっぱりお花が早い!



ショウジョウバカマ(F6水彩)

暑かった!!!

雪が残っているはず、と思ったので
ライトダウンやらもこもこパンツやらフリースやら
あったかグッズをたくさん持っていったんですね。
そうしたらあっついんですよっ!
半袖ほしかったくらい。

このお花は車道に面した急勾配の中ほどに咲いてました。
下の方にはイカリソウの蕾がたくさんあったのですが
まだ開いておらず
ちょっと残念に思ったのですが、ふと見上げると上の方は咲いてるのね。



イカリソウ(F6水彩)

涼しげにゆれる繊細なお花、イカリソウ。
描けてよかった♪

ほんの数メートルの違いなんだけれど
気温がちがうのか
日当たりのせいなのか
蕾をみかけたり咲き終りをみつけたりしたら
あきらめずに上下を探すとよいようです。



ショウジョウバカマとクジャクシダ(F6水彩)

シダのくるくる巻いた新芽がなんともかわいらしい。
いろいろ種類があるみたいなんだけれどさっぱりわからない。
このクジャクシダ、ていうのは
アジアンタムの仲間みたいでとてもきれいです。

山菜とりの人と何度か行き違いました。
手押し車にいっぱい採ってくるの!
ウド、コシアブラ、たらの芽、コゴミなど。

コゴミは足の踏み場もないくらいに出てた!
こないだスーパーで1パック500円位で売ってたぞ~。

もちろんたっぷり摘んでかえりました。



アズマイチゲ(F6水彩)

これを描いている途中で日が廻り
あんまりにも暑くなってしまったのであきらめて撤退。

左側ににょきっと出ている枝はたらの芽なんです。
上の方に食べごろなのがちょこっとあったのですが
涼しくなってから戻るともうすっかり摘まれてました。
残念・・・><

けっこうみっちりスケッチしてきたので
まだあります。
続きはまた明日ね。

ほんとか?

ショウジョウバカマ(猩々袴)
学名:Heloniopsis orientalis
科名:メランチウム科ショウジョウバカマ属
分布:北海道から九州までの、やや湿った場所
開花期:2月~4月

花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根
生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされる。

花言葉:「希望」

カタクリ(片栗)
学名:Erythronium japonicum Decne.
科名:ユリ科カタクリ属
別名:堅香子(かたかご)
分布:北東アジア(朝鮮半島、千島列島、サハリン、ロシア沿海州。
   日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内にかけて広く分布。
開花期:2月~4月

発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7-8年程度までは卵状楕円形の1枚の葉だけで過ごし
鱗茎が大きくなり2枚目の葉が出てから花をつける。
毎年少しずつ鱗茎に養分が蓄積され、発芽から開花までには7-8年を要する。
カタクリの平均寿命は40-50年ほどと推定されている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており
アリに拾われることによって生育地を広げている。

花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」

クジャクシダ(孔雀羊歯)
学名:Adiantum pedatum
科名:ホウライシダ科ホウライシダ属
別名:クジャクソウ
分布:日本では北海道、本州に広く分布し、四国と九州では一部で見られる。
   国外ではヒマラヤから東アジア、北アメリカに分布し、遺伝子的には若干の分化が見られる。

葉の枝分かれに特徴があって、それぞれに羽状複葉になった枝(羽片)を
扇のように広げた姿がクジャクの尾羽を思わせるのが和名の由来である。
花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」

アズマイチゲ(東一華)
学名:Anemone raddeana
科名:キンポウゲ科イチリンソウ属
分布:日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、
   山地や山麓の日当たりの良い場所に生育する。
   アジアでは樺太、朝鮮、ウスリー地方に分布。
開花期:3-5月

「東」は関東を意味する。
「一華」はイチリンソウ属の花の一名で、花が茎の先に1つだけつくことからきている。
よく似たキクザキイチゲとは、本種の葉が深く切れ込まないことで区別する。

花言葉:「静かな瞳」

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毒はあれど


カレンダーの見本が先日届いたのですが
フォントの指定まちがいで
全面的にお直し中。
あと絵の色が全体に淡くなってしまったので
そこもお直し中。

お待ちの皆様、いま少しお時間くださいね。

今日のスケッチは有名な毒草、トリカブトの花。



トリカブト(F6水彩)

お花はずいぶん可憐。
ずらり並んだちいさな勇ましき兜。


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トリカブト(鳥兜)
学名:Aconitum
科名:キンポウゲ科トリカブト属
開花期:8月~10月
環境:湿度が高い森

ドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされる。
トリカブトの仲間は日本には約30種自生している。
沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。
トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似てい
るからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。

花言葉:「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」

平左衛門さん下見してきました! 食レポつき♪


今日アップするのはやはり滋賀県で描いてきたツルリンドウの花。

このあと向かった日和田ではもう実になってたのですが・・・
来月は実を描きに行きたいです!
実は実のほうが派手なんですよね。

ツルリンドウの花のスケッチ動画

先日、平左衛門さんに下見に行ってきました。

ランチの試食も♪

まずは描くものがあるのかどうかのチェック・・・
こんにちは~。

いきなり貴船菊がお出迎え。
八重咲きのシュウメイギク、といった感じのお花です。
金曜日の段階で蕾が多かったので
今週の木曜はいけるんじゃないでしょうか。

水引が満開!
ちいっちゃいけどきれい。

曇ってたので写真イマイチですが、
よい雰囲気ですよ。

ホトトギスも咲き始めています。

これはちょっと珍しい。
赤山芍薬の実です。

これは間に合うかどうか微妙なところ・・・
シオンの蕾。

逆にこっちは真っ盛りで
木曜日までもつかなあ・・・
シュウメイギクです。
きれい♪

柿の実はいいかんじ♪

そしてランチもしっかり試食してきましたよ!
春はとれたてたけのこごはんでしたね。

この時期は

ひじきごはんと鰆の梅みそ焼き!

おいしそうでしょ?
ひじきごはんは女性にやさしい鉄分豊富な感じ!
やさしいお味です。
お味噌汁はもうこれ、食べる味噌汁だねっ!ってくらい具沢山。
絶品なのが、この鰆の梅みそ焼き!
柔らかな鰆の身にそこはかとなく上品な梅の香り
程よい塩加減のお味噌の味。
あんまりおいしかったので
「どうやって作るんですか?」
と聞いてしまいましたよ。

これね、残念ながらすぐには作れません。

平左衛門さんで取れた梅の実を味醂とお酒をいれた味噌に漬け込んで
まず梅味噌を作るのだそうです。
漬け込むこと3~4ヶ月
出来上がった梅味噌を鰆に塗り、
一晩置いて味噌を洗い流して焼くのだそうです。

これ、マジ美味しいです。

ワークショップ来られない方もぜひ食べに平左衛門さんにいらしてくださいね。

いつまで食べられるのか聞けばよかった!

そしてお楽しみのケーキ!
無花果とくるみのケーキです。

小麦粉は使わず、アーモンドプードルで作っているのだそう。
豊かなコクと滋味のあるケーキです。

絵のワークショップこれらのお食事がついて3500円はお得ですよ~。

おかげさまで月曜現在で12名様となりました。
食事のご用意の関係でできれば前日までにお申し込みくださいね。
現地集合です!

楽しみ~~!

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昨日カレンダーの製版がやっと終わり、
見本待ち中です。
こちらも楽しみ~!


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ツルリンドウ(蔓竜胆)
学名::Tripterospermum japonicum
科名:リンドウ科ツルリンドウ属
開花期:8-10月
環境:北海道・本州・四国・九州の山地の木陰

和名は、リンドウに似たつる性であることに由来する

花言葉:情愛、正義、誠実、悲しんでいるときのあなたが好き、一休みさせて

乗鞍スケッチツアーの下見と新しくはじめたこと


おまたせしました、乗鞍の続きです。
二日目は山頂まで行かずにひとつ手前で下車してみました。

意外とここで降りる人も多いのです。
なぜなら・・・

雪がある!!!

みなさん、スノボを小脇に抱えて登っていきます。
真夏でも滑れるんですね!

中にはチャリで登ってきてここで滑るという
超アスリートな方もいらっしゃるようです。

・・・がわたくしはスケッチブックを抱えて道沿いを歩きます。

ひゃっほう!

なんて可愛い!!!

どうもこの辺の雪はつい最近溶けたかんじです。
山菜気分のちいさな柔らかな芽が出てたりします。


ミヤマキンバイかな。
明るい黄色、くすくす笑っている乙女たち。

これは先日アップしたコウメバチソウに似てますが、葉っぱがちがいますね。
チングルマの花です。
初秋にふわふわした白い綿毛をなびかせます。

迷いに迷った挙句、ミヤマキンバイちゃんに決めました。

岩の隙間で咲いているところが
いかにも山のお花といった風情で
素敵でした。

道沿いに歩くだけでこんな素敵な群生も見られます。
しかも人通りはあまりありません。
時折自転車で走る人が通り過ぎるくらい。

ヨツバシオガマ、ミヤマアキノキリンソウ、
うしろのもさもさしたのはオンタデかな?

周りにはもっともっとたくさんの
珍しい高山植物がたくさんあって
全部描きたかったのですが
あと3日はかかりそう・・・

あきらめて下山。

そうそう、この日は前日よりもずいぶん暖かく
日差しも強かったです。

それでもたまに冷たい風が吹いて
ものすごく寒くなったりします。
気温の変化がすごい!

まあ、それはともかく
スケッチが目的なら、頂上までいかずに
ここにしたほうが
描きやすいと思います。

あと、もう一箇所素敵なところを見つけました。


山登らない!(笑)

すずらん橋バス停の近くですが、スキー場です。

素敵じゃないですかーーーー?!
ヤナギランとコオニユリが群生しています。
隙間には萩も咲いています。


可憐だわ~。

で、もちろん描きました。

こんなかんじです。

けどね、小雨が降ってきちゃったんです。
たいしたことないような気がして
夢中で描いてたのですが
終わって移動している間に
すっかり絵具が流れてしまいまして・・・・

作品は緑とオレンジのどろどろの紙になってしまいました。

。。。がっくし・・・

復活させようとはしてますが
あまり期待しないでお待ちください。

ここはたとえば、山頂付近の天気がイマイチだったりした場合はよいかなと思います。
ここも降っちゃったら近くの白骨温泉に入って
まったりしましょう♪

そんなかんじで来年の夏、楽しみにしててね~!

あと、もうひとつお知らせ。
これはわたしのチャレンジでもあるのですが
日々のスケッチを「20分スケッチ」
としてYouTubeにアップすることにしました。
スケッチはいいんですよ、いつもやってることですから。
でも画像処理とかアップロードとかにやったら時間がかかってて
めげそうなんですが
どうぞ応援してください。
チャンネル登録、よろしくお願いしまーす!
今回の映像ね、声がよく聞こえないの。
次回ちょっと声張ってみよう。。。
ご意見もよろしくおねがいしますね。
20分スケッチvol.1


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ミヤマキンバイ(深山金梅)
学名:Potentilla matsumurae
科名:バラ科キジムシロ属
分布:本州中部以北・北海道・千島列島・サハリン・済州島。
環境:亜高山帯~高山帯の砂礫地、草地に生育。
開花期:7-8月

花言葉:「幸せ」

ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
学名:Pedicularis japonica
科名:シオガマギク属
分布:北海道から中部地方以北の高山帯。
開花期:6-8月

花言葉:誘惑

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
学名:Solidago virgaurea subsp.
科名:キク科アキノキリンソウ属
分布:東北アジア及び日本の北海道と
   本州中部以北の亜高山帯〜高山帯の草地、砂礫地に生育。
開花期:8-9月

花言葉:天真爛漫