今年もこの季節に


べランダに出したままだったクリスマスローズに花芽がついた。
お部屋に入れてあげたらにょきにょき伸びて
今年もすくっとお花を咲かせてくれた。

このつつましやかなうつむき加減
控えめな色
なんてかわいらしいお花だろう。
昨年から超元気なままのシクラメンの横の特等席に移動。
けっこう長く楽しめるお花なので
それもうれしい。

今朝の淡雪はあっという間に消えた。
ごうごうといっていた北風もすぐにやんで
明日はあたたかいらしい。
どっちにしてもしばらく閉じこもる日が続く。
閉じこもってるあいだに春がきてくれるとよいな。

クリスマスローズ
学名:Helleborus
科目:キンポウゲ科
開花期:2~4月
原産地:東ヨーロッパ・西アジア
うつむき加減の花を、冬のまだ寒いころから咲かせる。
よく目立つ部分は苞。
クリスマスローズと呼ばれるものはいくつかあるが、
一般的に販売されているのは早春から春咲きで花色豊富なオリエンタリス系。
別名:雪起こし
花言葉:「慰め」

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!

梅の便りを聞きつつも・・・


今日は一歩もお外に出ない。
今週は個展の追い込み。

このスケッチは野の花を描く、の教室で生徒さんからいただいた
トキリマメとトコロの実。

今日も寒かったのだけれど
どうやら紅梅が開きだしたもよう。
うずうず、描きに行きたいなあ。
来週にはスケッチに行けるくらいの
メドがたてばよいのだけれど・・・。

トキリマメ
学名:Rhynchosia acuminatifolia
科目:マメ科タンキリマメ属
開花期:7月・8月・9月
分布:関東地方以西の本州~九州

豆果(とうか)は鞘の長さが約2cmで、熟すと赤色を帯び裂開する。
中には球形の種子が2個ずつあり、黒色で光沢がある。
同属のタンキリマメは、鞘の長さが約1.5cmとやや小さめ。
見分けるポイントは葉っぱの形らしいのだけれど
これはもうすっかり落ちちゃってるね。
大きさからいってトキリマメかと。

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!

三寒四温・・・?


うちの椿は若干よそ様より咲くのが早いみたいで
まだうんと寒いうちから咲くのだけれど
その寒さのため花びらが傷んで黒ずんでしまう。
このところ寒さがすこしゆるんだので
きれいになってきた。

なのに昨日今日の寒さときたら!
昨日は自転車で守谷まで行く予定だったのだけれど
あまりの北風の強さに断念。
母が使う予定だった車を拝み倒してゆずってもらった。
あの風だと大利根橋はすごいことになる。
案の定、車でもハンドルをとられてこわいくらいの風だった。

それでも陽射しは以前に比べてずいぶんと暖かい。
もうすぐもうすぐ、と春を待つ気分も盛り上がる。
明日は月に一度の絵手紙教室。
モチーフ用に桜の枝と猫柳を手に入れた。
この辺ではまだまだだけれど
日本のどこかで咲いているんだね。
みんなで一足早く春を描きます♪

ヤブツバキ
学名:Camellia japonica
科目:ツバキ科ツバキ属
開花期:1月~5月
分布:南西諸島から青森県夏泊半島まで。
   西日本にはほぼ全域に分布しているが、
   東日本では温暖な地域に自生。
花言葉:「贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳」

「落(おち)ざまに
  水こぼしけり 花椿」
   松尾芭蕉

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!

お部屋の中の春


大雪が降る、というから
こないだみたいに車が運転できなくなると困るので
午前中のお教室の日にちをずらしてもらった。
なのにぜんぜんたいしたことなかったね。
な~んだ!

それでも雪交じりの雨の降る日は寒い。
お部屋には水栽培したヒヤシンス。
甘い春の香りがたちこめる。

これは数日前の姿。
今はもっと大きくなった。
来年は2~3個水栽培しようかな。
ピンクとかも見たいな。

ヒヤシンス
学名:Hyacinthus orientalis
科目:ユリ(ヒヤシンス)科
開花期:2月~4月
原産地:ギリシア~シリア トルコ

ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。
彼はアポロンと一緒に円盤投げに興じていたところ
その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロスがやきもちを焼いて
意地悪な風を起こした。
その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、
ヒュアキントスの額を直撃、
彼は大量の血を流して死んでしまった。
ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされる。
このエピソードから花言葉は「悲しみを超えた愛」となっている。

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!

面影


昨日はうららかな春の気候。
今まいにち春の絵を描いているので
アタマの中はすっかり春!
昨日はアタマの中の気候と実際の気候がばっちり合っていて
きぶんよかったのだけれど、今日はちょっと戻ったね。
それでも陽射しはぐんと強くなって
春の訪れももう間近だとかんじる。
お豆もまいたし!

こちらの絵はもう10年ほど描き続けているシリーズとなっている。
一応東武さん用に描いたつもりなのだけれど
東武さんの次にやるギャラリーオカベでの個展の方が
テーマや画風が合っているような気がして迷い中。
どっちかには出します!


いつのまに散りはてぬらむ 桜花 面影にのみ色を見せつつ

躬恒・後撰集132

「桜の花はいつの間に散り終えてしまったのだろうか。 盛りの時の色のみを記憶の中に残したままで。」

切ない気分になる一首。
どんなものにもおわりはある。
美しいのは一時のこと。

凡河内 躬恒(おおしこうち の みつね)
三十六歌仙の1人に数えられ、延喜5年(905年)に紀貫之・紀友則・壬生忠岑と共に『古今和歌集』の撰者に任じられる。
官位は低かったものの、古今和歌集への58首をはじめとして勅撰和歌集に194首入集するなど[2]、宮廷歌人としての名声は高い。

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!

春いちばんに咲く


久々にスケッチをアップ。
これはあの大雪が降ったあとくらいに描いたもの。
まだ地面には雪がたっぷりのこっていて
靴をとおして雪の冷たさがじんじんと伝わってくる。
ささっと仕上げるつもりが
気温が低い上に湿気があるので画面が乾かず
おもいがけず時間がかかってしまった。

蝋細工のような透明感のある美しい花。
雪の中で春の香りをただよわせる。

とても満足のいくスケッチではなかったし
このソシンロウバイのよこにはロウバイもあって
そっちも描きたかったので
もういちどスケッチに行きたいと思うのだけれど
製作のほうが忙しくてぜんぜん行けていない。
これから梅も辛夷も咲くというのに
スケッチ行けるんだろうか~?!

ソシンロウバイ
学名:Chimonanthus praecox
科目:ロウバイ科ロウバイ属
花期:1~2月
原産地:中国
落葉低木。
花や蕾を鎮咳や解熱、やけどの薬とする。
蝋細工のような花のようすからこの名がついた。
花言葉「ゆかしさ」「慈しみ」

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!

春の香りを・・・


もちろん、うちの水仙はまだ咲いていない。
お店で購入した水仙は澄んだ甘い香り。
一足早く春を思わせる。

寒い寒い毎日。
早く春がくるとよいね。

ニホンズイセン(日本水仙)
学名:Narcissus tazetta var. chinensis
科目:ヒガンバナ科スイセン属
  (クロンキスト体系ではユリ科)
分布:関東以西~九州
環境:暖地の海岸線
花期:12~翌2月
原産地:地中海沿岸→中国南部→日本
別名:日本寒水仙、寒咲き日本スイセン、
   スイセン(水仙)フサザキスイセン(房咲き水仙)

日本で通常の水仙と認識される花で、12~翌2月、
芳香のある小さな盃状の花を咲かせる耐寒性多年草(球根植物)
有毒植物で毒成分はリコリン (lycorine) と
シュウ酸カルシウム (calcium oxalate) など。
いけばなや茶の湯を嗜まれる方はご存じのように、
この花の「格」は第一級。
立花・生花・茶花、いずれにもなくてはならない花とされる。

花言葉:「自己愛」

MicaKatolaの展示会は1月22日~28日。詳しくはMicaKatolaのホームページにて。
きのこの版画展まだまだ開催中!

美しい眺め


いただきもののシャコバサボテン。
ずいぶん立派な株でスタンド仕立て。
ゴルフの景品で当てたのだそう。
すごーい!

今日の雪はすごかった!
あっというまにお庭も道も
ありとあらゆるものを真っ白に埋め尽くしてしまった。
シャコバサボテンの花言葉、「美しい眺め」だって!
ぴったり。
北海道生まれのわたしとしては雪を見るとどうも血が騒ぐ。
うちの前は急な坂道で雪かきが大変なのだけれど
やっぱりわくわくする。
明日は凍ってるかな。
それはいやだな。
みなさんも気をつけて~!

シャコバサボテン
科目:サボテン科スクルンベルゲラ属
花期:冬季
原産地:ブラジル南東部
別名:デンマークカクタス
茎の節ごとに一対の突起が隆起しており、
これがシャコの身体を彷彿とさせることからこの名。
花言葉「美しい眺め」「冒険心」「つむじまがり」「命の喜び」

MicaKatolaの展示会は1月22日~28日。詳しくはMicaKatolaのホームページにて。
きのこの版画展まだまだ開催中!

ぱりぱり霜柱を踏みながら


こちらは先日の寒中見舞いの原画。
個展の準備が忙しく、なかなか行けなかったお外スケッチ。
今年初だったのだけれど
やっぱりものすごく寒かった!
晴れた日ではあったのだけれど
描いているうちにだんだん北風が強くなってきて
ちっとも気温が上がらない。
近くにおりた霜柱も一向に溶けず
ぱりぱりのままだった。
12月から咲いていたこの初雁と思われる椿も
だいぶ寒さでお花が傷み
ほとんどが茶色くなっていたのだけれど
風向きなのか日当たりなのか
一部綺麗なところがのこっていたのでそこをスケッチ。

辛夷がたくさん蕾をつけ蝋梅はほころびはじめている木もあった。
辛夷描きに行けるかなあ?
行きたいなあ。
それまでに作品のめどがつかないとね。

ツバキ(侘助)
学名:Camellia japonica
科目:ツバキ科ツバキ属
花期:11~3月
中国産種に由来すると推測される「太郎冠者」という品種から派生したもの。

ワビスケの定義
A.ウラクツバキ(太郎冠者)から生まれたものであること
B.葯が退化して花粉を作らないこと

名前の由来は諸説あるようで・・・
●「侘数奇(わびすき)」が転じたとする説
●文禄・慶長の役の際、侘助という人物が朝鮮半島から持ち帰ったからという説
(『広辞苑』などはこの説を採用している)
●薄田泣菫が随筆『侘助椿』の中で以下のように書いている。
「この椿が侘助といふ名で呼ばれるやうになつたのについては、一草亭氏の言ふところが最も当を得てゐる。利休と同じ時代に泉州堺に笠原七郎兵衛、法名吸松斎宗全といふ茶人があつて、後に還俗侘助といつたが、この茶人がひどくこの花を愛玩したところから、いつとなく侘助といふ名で呼ばれるやうになつたといふのだ」
●その他、「千利休の下働きをしていた侘助という人物に由来する」などの俗説もある。

花言葉:「控えめ」「静かなおもむき」「簡素」

MicaKatolaの展示会は1月22日~28日。詳しくはMicaKatolaのホームページにて。
きのこの版画展まだまだ開催中!

お正月がおわる


ついにお正月休みが終わってしまった。
明日は仕事始め。
計画よりも絵が出来上がらなかったなぁ・・・。
年末に片頭痛をおこしたのが文字通り痛かった~!><
これからまた気合入れなおしてがんばらねば!

スケッチは昨年のお教室でいただいた柚子。
うちにも数年前に植えた木に
ぽつぽつなり始めたのだけれどまだ2~3個ほど。
夏の間葉っぱをあげはの幼虫に食べ放題に食べさせてるのが
悪いのかもしれない。
でもあの子達カワイイしねえ・・・

きのこの版画展まだまだ開催中!