まだまだ道のりは…


ここ数年でよくみかけるようになった可愛らしい芥子。
ナガミヒナゲシというヨーロッパ原産の帰化植物らしい。
うちのお庭でもどんどん増えている。



今日も冷たいあめが降る。
お庭のお花たちも寒そうだ。

昨日病院に行ってレントゲンを撮ったら、
大きな骨のほうがうっすらつきはじめてた。
嬉しかったのか、ゆうべはとことこ両足で歩く夢をみた。

甥っ子Bくんは毎日傷のチェックを欠かさない。
最近は「治ってきたねえ。」と言う。
たしかに手術の傷口はきれいになってきた。
「でも、まだ中は治っていないんだよ」
Bくんは不満そう。
「ミカちゃん、病院行って!」だって。
「なんで早く治ってほしいの?」とママ。
ちょっと考えて
「プール行くの。」

行きたいねぇ、プール!

あめが降る前に


今日の天気予報はあめ。
降る前にきいろいオダマキを描かねば!
と今日も少し早起き。

あんみつくんも早く行こうよ、とせかす。


ぽつりぽつりとやっぱり途中で降られてしまった。

今日のあめは冷たい。
昨日は初夏のように暑かったのに。

ひさしぶりの早起き


片足生活はなかなかに疲れるのでこのところ朝寝坊だったのだけど
今朝はほのほのとあったかかったので、早くに目がさめてしまった。
入り口のところのピンクのオダマキが開きそうだったのをおもいだして
やっぱりうずうずと目がさめてしまったらしいあんみつくんと一緒にお外へ。


ゆうべの雨があがったばかり。
露はきらきら
あわく霧がかかった朝。

4月の雪は


今朝はびっくりした!
たしかに、夜中に雪の降る音がした。
でもでもこんなにのこっているとは!

あっという間に消えた淡雪ではあったけれど…


ちょっと前のスケッチ。
ベランダで育てていて冬中楽しみにしていたアネモネが
入院中に咲いてしまった。

退院してきたときもまだ咲いていてくれて、とってもうれしかったのだけど
もうちょっと前のほうがきれいだった、と母は言う。

見かけによらぬもの…


つめたい雨の中、お庭の木瓜が咲いている。
今日はまるで冬のよう。


木瓜の花びらはくるんとまあるくってかわいらしい。
葉っぱもなんだかまるっこい。
だからまあるくかわいい実がなりそうなものだけれど
ごつごつとした不細工な実がなる。

去年の秋、初めてお酒に漬けてみた。
かたい実を包丁で割ると梨のような、かりんのような、
なんとも甘くさわやかな香りがした。
氷砂糖とホワイトリカーにつけてそろそろ半年。
もう少ししたら味見しなくちゃね。

みちくさ


最近は移動にバスを使う。
意外と最近はバスが充実しているもよう。
新しくうちの近くにもバス停が!
車高が高いので景色がよく見える。
いつもとちがう風景を楽しみながらのんびり移動。


バス停からうちまでは元気な脚ならちょっとの距離だけど
杖つきながらだとちょっぴり遠い。
今日は幸いぽかぽかお日様とちょっとひんやりした風がきもちよかったので
ゆっくりゆっくり歩くのもよいかんじ。
文字通り道草つみながら。

ちいさなお花屋さんから


今日は初夏みたい!
少し歩いたら汗だくに…。
新緑がきれい!
明日から寒いというのはほんと?



うちの近所に「ちいさなお花屋さん」というとてもかわいらしいお花屋さんがある。
売っているお花が独特で、センスがよくって、通りかかるとついついのぞいてしまう。
入院中にそのお花屋さんで妹夫妻が買ってきてくれた花束。
野の花っぽい可憐なお花たち。
病院はあったかいのですぐに傷んでしまう。
手術の前日だったけど夜更かしして描いた。

身近に


うらの空き地に咲くすみれとヒメオドリコソウ。
桜を描きに行けないけれど
身近にも描くものはいっぱいある。


ここのところ、やっとすこしずつ出歩くのも楽になってきた。
装具をつけて歩ける、といっても
歩くのは痛くてゆっくりゆっくりしか歩けなかった。
脚をずっとおろしておくとむくんで、ますます痛くなった。
今日はだいぶんすいすい歩いているし
帰ってからもまだいろいろ動ける。

いろんな方の親切にも触れる。
気を使ってくれたり席をゆずってくださったりする方は
たいていご自分や家族が怪我したことがある方。

ー女房がね、やっぱりスキーで結婚式の直前に骨折したんだよ~。
 式?3ヶ月後に延期したよ。

ーテニスでアキレス腱やっちゃってさ、あれはすごい音がするね。
 ギプスで固められちゃったんだ。
 仕事は近くのホテルに泊まってそこから通ったよ。

元気だったらすたすた電車に乗って移動、知らない人とお話するなんてめったにないのにね。

ありがとう!


病院の窓からおおきなコブシの木がたくさんお花をつけてるのが見えた。
コブシは大好きで毎年必ず描いている。
いつも行くあそこには今ごろたくさん咲いていることだろうな…。

残念だけど今年は行けない。

あきらめてたら友達が持ってきてくれた。


わぁい!ありがとう!

だけど病院はあったかい。
翌朝にはこんなに開ききってしまった。


意外と香りが強い。
お外で描くのとはまたちがう発見。

日いちにちと


やっぱり1枚目より2枚目!

さすがにこの時期はいつもよりも人が多い。
ちょっと離れた運河の土手のお花見スポットよりはしずかだけれど。

また散る頃に来れるとよいな。
散る時はただ眺めてるだけで幸せだったりする。


退院して一週間が過ぎようとしている。
朝起きて、おふとん上げて、雨戸開けて、猫のおトイレ掃除して…
そんな普段ならささっとできることが重労働。
おふとん上げるのは昨日からちょっとあきらめて部屋のすみに丸めてある。
階段の上り下りも一汗かく。
動かなくって食べてばかりで太るかなぁと思ったら意外と肩まわりに筋肉つきそう…。

退院してきてあんみつちゃんと感動の再開、とおもったら
松葉杖におびえて逃げられた初日。
いまでは平気で杖や装具にもすりすりしてくる。

不便は不便だけれど、それはそれで慣れてきた。
痛みも腫れも1日1日よくなってる。
いろんなことに感謝する日々。