野葡萄いろの


お気に入りのノブドウ、ふたたび。



初めてこの実をみたとき、ほんとうに感動した。
こんなきれいな色の実があるなんて…!
それからこの実を探すのが秋の楽しみとなっている。

今日はこのノブドウみたいな色の青紫のウールのワンピースを着た。
お気に入りのワンピース♪
寒いのはあんまり好きじゃないけれど
いろいろ重ね着が楽しめる今の時期はちょっと楽しい。

読書の秋


もう烏瓜も青いしましまのウリボウくんはいなくなってきた。



こちらは少し前のスケッチ。
これからはまわりの木々の葉がおちて
赤い実だけがぽつぽつと遠目にも目だつようになる。

先日湊かなえさんの「告白」を読んだ。
本屋さんで人気の本のコーナーにあったのをふと手にしたら
1章の「聖職者」をあっというまに立ち読みしてしまった。
続きが読みたい、とずっと思ってたのだけどようやく。
それぞれの章はすべて一人称で描かれていてそれぞれ別の人の視点でひとつの事件が語られてゆく。
事件自体もやりきれない話なのだけど、結末も衝撃的だった。
いかにも現代にありそうな惨い事件なのだけど
そこからぐいぐいひきこんでいく話術というのか…
ああやっていろんな人の視点でものを考えられるっていうのはほんとうにすごいとおもう。
おもしろかった。

久々に本熱復活!
それから大好きな川上弘美さんの短編集「ハヅキさんのこと」
瀬戸内寂聴さんの「続・奇縁マンダラ」
私の大好きなお友達Kさんが「曾野綾子さん、いいわよ」
と言ってたのを思い出して曾野綾子さんのご本も。
この方はクリスチャンだということは知っていて、
小学生のときに勧められて読んだ本が子供にはあまりおもしろくなくって
(三浦綾子の名前で書かれたクリスチャンものだったとおもう)
それ以来読んだことがなかったのだけどすごくおもしろい。
題名が「善人はなぜまわりの人を不幸にするのか」!
クリスチャンって偽善者が多い、というわたしの思いこみをみごとにこわしてくれた。
あたまのすみっこのほうでなんとな~く感じていた違和感みたいなものを
言葉にしてぽん、と見せてくれてるかんじ。
大好きなKさんがなぜあんなに懐が深い魅力をもっているのか
その秘密をかいま見たような気がした。
そして今は真保裕一さんの「覇王の番人」を読み始めた。
図書館でぱらっとめくったときに、明智光秀という名前が。
明智光秀のお話だ~!と即借り。
歴史を別の見方で書いた小説には目がない。
明智光秀は大好きな武将。
また眠れない夜がきてもとうぶん大丈夫そう。

眠れない夜


昨日とうってかわって寒い~!



昼間があんまりあたたかかったので油断した。
夜、お風呂上がってからしばらく起きていたらすっかり冷え冷え。
足が冷たくってねむれない。
湯たんぽ、湯たんぽ!とかやってたらすっかり目が冴えてしまった。
明日は早起きしてスケッチしてからお仕事にいくつもりなのに、
お仕事は明日は2カ所かけもちなのに、そんなことをおもうとますます眠れない。

眠れない、ということはわたしにはめったにないこと。
のび太くんのように横になると3秒で寝付くタイプ。

あんみつは昼間はほとんどずっと寝てるけれど
夜中なんどもぱたんぱたんでていったり戻ってきたり。
うんと寒くなると私の横にひやっと入ってきて暖まるとまた出て行く。
私が眠ってるあいだ、毎晩たぶんこれをやっているのだ。
彼女が若かった頃は、これにおみやげがついた。
カナヘビはしょっちゅう。
おおきなカミキリムシだったり、夏場はジイジイうるさい蝉だったり、
それらを枕元にもってきてはきゅうきゅう、といつもとちがう声で呼んで起こしたりしたっけ。
今はおみやげはほとんどなくなった。
おふとんに入りたい時は(つぶされないように)わたしを起こしてから入るけど。

明日は早起きはやめよう、と決めるとすうっと眠気がやってきた。
とろとろして新聞屋さんのバイクの音が聞こえる頃、やっと眠った。

ゴージャス!


大好きなツルリンドウ。
これはかなりゴージャス!
こんなのにはめったにお目にかかれない。



ほとんど描き終った頃、大粒の雨が降ってきた。
あわててひっくりかえしたのでこちらは所々滲むくらいですんだけれども
裏に描いてあった絵はすっかり流れてしまった。

今日でやっと雨つづきも終了みたい。
すごい夕焼けだった!!

前々からプール仲間のY姐さんにお約束していたかぼちゃのデザートを作った。
甥っ子Bくんはかぼちゃを切るところから興味津々でのぞきこむ。
裏ごししてるそばからつまみ食い。
ふだんはかぼちゃなんてきらいなくせに。
大好きな地下鉄のお歌の入ったビデオを観よう、とママが誘っても離れない。
まぜまぜを手伝ったり、出してある型をがちゃがちゃいわせたり。
最後に冷蔵庫にしまうことを前回見ていて知っているので
終わりだよ、といってもだまされない。
ふだんの倍くらいの時間がかかったけれど
それはそれで楽しかったりして。

月曜日、もっていきま~す!

クラフト展、無事終了しました。
昨日の2時頃にようすを見に行ったのだけどおもしろかった!
ほんとうにいろいろなものを作る方がいらっしゃるもので…。
ほしいものはたくさんあった。
手作りのお帽子、猫グッズ、ステッチのかわいい皮のバッグ、、、
お隣のブースのきれいなお姉さんが美しい硝子のアクセサリーを作っていて
お話してるうちにほしくなってピアスを買ってしまった。
電球の下では紫に見えるのだけど、お外の光では水色に見えるちいさな硝子のピアス♪

私の絵は、おかげさまで6枚ともお嫁入り先がきまりました。
遠いところまでわざわざいらしてくださったYさん、本当にありがとうございました。

さくらの葉について


さくらの紅葉、けっこう好き。
お花も大好きだけど、あのさりげない素朴なかたちの葉っぱ。
「The 葉っぱ!」ってかたちの葉っぱが
この時期になるといろんな色になる。



さくらもちを巻いてある葉っぱ、おいしいとおもうけれど
虫たちにとってもそれはおいしいらしい。
真夏に桜の木のしたを通るのはすこしどきどきする。

公園にはかならず、といってよいほど桜が植えられていて
初夏になると白くってかわいらしい毛虫がつく。
小学生の頃、公園で遊んでいてその白い毛虫が列になって歩いてるのを見つけた。
お友達と、どこにいくのかついてってみよう、ということになり
点々と続く毛虫の列にまざって歩いていた。
ふとみるとその白い毛虫が何匹かわたしの脚にのぼってきていた!
びっくりして払ってよくみるともうかたっぽの脚にも…!
ひゃ~~!!
…それ以来どうも毛虫は苦手なのだ。

でも、その虫喰いも毛虫がいなくなった今では味わいがある。

この複雑な黄色や赤や茶色は秋だからついた色なのではなく
緑の葉っぱじたいがもともともっていた色なのだそう。
葉緑素がぬけて隠れていたいろが出てくるのだそうだ。

かっこいい


いろんな色の実がつくノブドウ。
これもお気に入りの実のひとつ。
なぜこんな美しい色がつくのだろう、とみるたびうっとり。


甥っ子Bくんがお部屋にやってきた。
「Bくんのトラックは?」
Bくんのトラック、とはわたしの靴下やら下着やらこまこましたものを入れてある
無印でみつけた積み上げて使えるストッカーのこと。
使い勝手がいいようにキャスターをつけてクローゼットに入れてあるのだけれど
Bくんは初めてそれをみたとき、お目めをきらきらさせて
「かっこいいね~」と言った。
どうやら大きな車にみえるらしい。
私のお部屋にきては、彼の背丈よりすこしたかい「Bくんのトラック」を出して遊ぶ。
これがそんなにかっこよくないことにいつ気がつくのか、興味深いところ。
その前にあきちゃうかな?

もうこんな季節…


またまたツルリンドウ。
好きなものはけっこうしつこく描いてみたりする。
だって、この実ほんとにかわいいとおもいません??



今日は絵手紙教室。
なんと、もう年賀状!
いつもはモチーフとにらめっこだけど今日はちょっと遊びみたいにたのしんでもらった。
それにしても早いな~。
もうすぐ一年が終わってしまうんだね。
自分の年賀状もそろそろ考えなくっちゃ…。

ばたばた


ツルリンドウふたたび~。



前回のは下を這ってたけれど、こちらはうまく草にからんでたれ下がってた。
かっこい~!
なんだか今日はいそがしくってバタバタあちこち行ってた。
まぁふだんがのんびりだし、そんな日もあるさ~。

昨日に引き続き…


ちょっとアップ気味でツルウメモドキ。
こちらはまだ黄色い殻がのこってる。



こういう躍動感のあるモチーフ、大好き。
色もきれいだし蔓のからみあうかんじもよい。
今の季節、そこらへんのフェンスでもとてもきれいなものを見つけてどきっとする。

でもそろそろスケッチには寒い季節になってしまった。
寒がりの私は今日からジーンズの下にスパッツ….。
こうして冬はもこもこに着膨れて、春になると「やせた?」と言われてしまうのだ。
…薄着になっただけです~!

見上げて


晴れたのに寒い一日だった~!



樹に絡まるツルウメモドキ。
もう黄色い殻みたいなものがほとんどとれてしまってる。

風が強かった日の翌日など、林を歩いてると足もとにこの実が落ちていて存在に気付く。
たか~くて見えないところにあることも多い。

今日やっとセーターを出した。
そういえばユニクロから出てるあったかい下着はすごい!
スケッチするのによいだろうと思って買ったのだけど今の時期だと暑いくらいだった。

今年の冬、どんとこ~い!