運河

ただいま練習中の風景。
なかなかむずかしい。

これはうちの近所の利根運河。
夕暮れに通るとけっこう美しい。
鴨のつがいが仲良く泳いでいる。
運がいいと白鷺も見られる。

1879年(明治12年)に来日した
オランダ人技術者のローウェンホルスト・ムルデルの監督による
日本初の西洋式運河だそうだ。

ハイキング♪ハイキング♪


この前の日曜日、プール仲間とともにユーシン渓谷にハイキングに行ってきた。
この仲間たちとはよく山登りに行くのだけれど
前回、日光白根山に行ったらめっちゃハードな上に
真っ白な霧に覆われて
五色沼が見えるはずがなーんにも!!
スケッチブックも持っていったのに
真っ白だし描く時間もなかった。

今回はハードなのに懲りて
ゆるい坂道をてくてく。
晩秋の渓谷はお天気がイマイチなのは残念だったけれど
なかなか素敵だった。
岩が独特の白さを持っていて
澄んだ水をたたえると
エメラルドのような深い青緑になる。
途中、滝のそばに降りられるところがあったので
私だけ置いていってもらって描いた一枚。


描き終ったら早歩きしてお昼を食べてた仲間たちと合流。
私のようなわがまま者と行くのもめんどうだろうと思うのだけれど
みんな嫌な顔ひとつせず好きにさせてくれて
ほんとうにありがたい。

こちらは春に行った西沢渓谷。
ここもそんなにハードではなく
しかも美しい場所だったので
ぜひまた行きたいね!!

風景を描くことが少ないので
もっと精進せねば!
この冬は風景を極めるぞ!←ほんとか~?

遠景近景


奥日光で戦場ヶ原から低公害バス乗ったことのある方なら
すぐわかる場所、湯滝。
熊の後遺症でバス停のほんとに近くでしか描く気がしなかった。(笑)
ちょうどヤマオダマキが咲き始めていて
キンポウゲも咲いていて
お花と風景、どっちも描きたかったので2枚スケッチ。


下の方にヤマオダマキ、あるのわかるかな?

アップはこちら。

しかし暑いね!!!
みなさん眠れてる?!
みつまめくんは夜一緒に眠ってくれるのはよいのだけれど
朝が早い。
4時ごろには目を覚ましてじゃれついてくる。
叱っても叱ってもかかってくるので
文字通りベッドから蹴落とすのだけれど全く気にするようすはなく
ますます楽しげに踊りかかってくる。
あきらめて起きるけれど
昼間眠い~~。
強制的に朝活・・・

ヤマオダマキ(山苧環)
学名:Aquilegia buergeriana
科名:キンポウゲ科オダマキ属
開花時期:6-8月
分布:北海道、本州、四国、九州に分布し、温帯から亜寒帯の山地の道ばたの草地や林縁に生育する。

苧環(おだまき)とは、昔、カラムシ(苧)やアサ(麻)などの繊維を巻いた管のことで、
距が伸びた花のようすが似ているためつけられたものであり、
山に生えるのでヤマオダマキ(山苧環)という。

花言葉:「協調性」

天罰?


新潟のスケッチもこれでさいご。
けっこうがんばったね。
場所的にはあまり動いていない。
イカリソウやコシノコバイモがあった
棚田の用水路。
ちょこっと山側にいくとカタクリの群生。
ショウジョウバカマもここ。
いまその一部をもとに日本画も製作中。

今週末はどこかに行こうとたくらんでいたけれど
お天気悪そうだ。
おとなしくおうちで製作かな。

みつまめ君もだいぶなじんできた。
拾ってすぐは、かじかじとあちこちかじることでコミュニケーションをとろうとするので
ほんとに大変だった。
チビとはいえ、爪も歯も成猫よりも尖っているのでかなり痛い。
あんみつさんはけっこう大きくなるまで親きょうだいと一緒だったので
手加減を心得ていたけれど
みつまめ君はその辺は全然だめ。
ネットで調べるといろんな方法がのっている。
やはり犬とちがって叱ってもダメみたいなのねー。
すごいのに「噛み返す」ってのがあったけど
どうなんだろ?
あと「天罰」を下す?
悪いことをしたときにその子にとって嫌なことが起こるように仕向ける、というもの。
しかも飼い主がやってるとバレないように。
例として水スプレーがどこからともなくかかる、とか
大きな音がする、とか。
でもみつまめ君はお水平気なんだよね~。
飲み水に手をつっこんで遊んでるし
植物にスプレーしてても平気でよってくるし。
大きな音って・・・?
しかも私だとバレないように?

めんどいので
結局噛まれたらぐいっと押し返して「いーたーいー!」
と叱る作戦にした。
ナウシカ方式ではぜったいにおさまらない。
おびえてないもの!
寝るときにかじかじする場合は手足にミントスプレーをしておくと
香りが消えるまではおとなしい。
そのうちに眠ってしまう。

おバカかな、とおもったみつまめ君も
だんだん加減を覚えてきて
甘咬みをするようになってきた。
興奮してしまうと見境なく咬み付くのだけれど
こちらもよけ方を心得てきたので
怪我も減ってきた。

絵の制作中の邪魔はもう仕方がない。
ドライヤーを怖がるので
どうしても邪魔なときはガーっとスイッチを入れる。
すると飛ぶように逃げるのだけれど
今度はわざとおこられるようなことをはじめる。
まずバケツの水を飲む
絵皿の絵具を舐める
絵具のついた筆を舐める・・・
バケツと絵皿にフタをして筆はぞうきんでくるんでしまう。
するとありとあらゆる棚にのぼってモノを落とす。
もういいや、とおもって無視。
あるとき自分が落としたモノと一緒にみつまめ君も落下。
軽い木パネルだったので怪我はなかったのだけれど
音が派手だったし大きかったので怖かったと見える。
「みゃーみゃー」ときいたことのないような声で啼いたので
抱っこしてやると
めずらしくかじかじしないで抱かれている。
そのうち泣き寝入り?してしまった。
はからずも天罰が下ったようで
以来その棚にはのぼらなくなった。

おとしもの


紅葉を描きたい、描きたい、と思いながら
ばたばたとして今年はあまり描きに行っていない。
先日行ったらほとんど終わりに近くて
あしもとに落ちた長い影の合間の
細い日差しに
赤や黄色の葉がきらめいていた。

なるたけあったかい時間に行ったつもりだったけれど
とっても寒くって
ひなたで描いてたつもりだったけれど
みるみる日陰の割合が増えていった。
冬の日差しは昼間でも斜めで
それもすぐに翳ってしまう。

今日の雨でのこりの紅葉も散ってしまったろうか。

昼間の暖かさに油断は禁物。。。


今日は午後からお仕事。
自転車日和でご機嫌に出かけた。
帰り、5時には暗くなってしまって冷たい風。
たいていは自転車をこいでいるうちに暑くなるのだけれど
耳とか指先とかメッシュの運動靴の足先とか
そういう先っぽが冷たくって寒かった~!!
そういえば先日の自転車こぎで
足先にしもやけができかけてるのだった。
そろそろ小物は冬仕様にしなければね。

景色はすっかり晩秋。

明日は月に一度の絵手紙教室。
な、なんと、みなさん、年賀状ですよっ!!
ついこのまえ馬の絵を描いてたと思ったら、もう羊!
詳しくはいしど画材さんのホームページにて。
羊の図案のほかに山茶花、早咲きの椿、センリョウの実があるからもっていこっと。
そういえばいつもちょきっといただく近所の南天、
全然実がなってなかったなぁ。
どうしたんでしょ?

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

早起きは・・・


これも日光のスケッチ。
中禅寺湖を林の中からみたところ。
昨日の石楠花の近くである。
ここよりずっと涼しいんだろうな。
行きたいな。

今朝はあまりの寝苦しさに早くに目が覚めてしまった。
よし、蓮だ!

霧っぽい朝だった。
そんなに涼しくもないけれど
耐え難い暑さではない。
蓮もいっぱい咲いている。
なぜこんな暑い大変な時期に咲くのだろう。
神々しく清清しく夢のような美しさ。
あの世とこの世を結んでくれているような
こちらの心まで清めてくれるような。

蓮を撮りに来ている方がけっこういらした。
ジョギングかウォーキングかスポーツウェアの方も。
みんな早起きだね。

結局スケッチはいまいち気に入ったのが描けず
気晴らしにきのこを探したりなぞしていたら
予定時刻を大幅にオーバー!!
大慌てで家に帰り、シャワーを浴びて
一応お化粧っぽいことなどして
大急ぎで出かけたのだけれど・・・
あれ・・・?開いてない・・・?
なんと30分も早く着いてしまったのでした。

早起きはずいぶんと時間を得するようで・・・
眠いです・・・

石楠花と祖父


すっかり梅雨もあけ
アツアツの夏がやってきた。
あんまり暑くなりすぎる前に、と早起きして森に通う日々だったけれど
そろそろスケッチはお休みして製作に専念しようとおもう。

ブログをだいぶサボってしまったので
アップしていない画像がけっこうあるな~。
これは6月の日光。
涼しいお山に行きたい気持ちでいっぱいである。

母方の祖父は石楠花が大好きだったそうだ。
祖母の家にはいろんな石楠花があった。
福島から北海道へ移り住んだ祖父。
福島にいたころに山に出かけては珍しい石楠花を見つけて掘り出してきたんだそうだ。
今だったらいけないことだけど
昔は自然をそのままに保存、という意識は低かったので
許されたのだろう。
終戦直後ぐらいの話かな。
それにしてもかなりの重労働だよね。
草花だったらともかく、木だもの。
しかも北海道へもしっかり持っていったのだから。
私が物心ついた頃はもう病で臥せっていて
つらそうに咳をする姿しか覚えていない。
とても器用なひとだったそうで
板をたらいのように組んで丸いガラスをはめた
太鼓状の金魚鉢やら
機関車の模型やら
何でも作れたのだそうだ。
母に言わせると几帳面で厳しく、
ちょっと散らかしたりするとものすごく叱られたんだそう。
それで結婚するなら几帳面な人だけはいやだ、と父を選んだんだそうで・・・

ちなみに私は父に似たところが多い。

アズマシャクナゲ(東石楠花) 
学名:Rhododendron degronianum
科目:ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属
分布:本州の東北地方(宮城県、山形県以南)、関東地方、中部地方(南部)に分布し、亜高山帯の林内、稜線上などに自生する。
花期:5~6月

葉にロードトキシンことグラヤノトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物である。
摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある。
野生状態でも変種が数多く、また園芸植物としても数多くの品種がある。
そのため、種類数は定義によって大きく異なるが、おそらく数百種類はあると思われる。

花言葉::信用する、忍耐

久々に風景など


久しぶりの更新~。
MicaKatolaの製作に追われていたのもあるけれど
ちょこっと風邪気味だったので早寝する日々だった。
木下家はみんな喉が弱いので
疲れがたまったりすると必ず喉が痛くなる。
寝れば治るので
早めに休めばひどくならない。
無理はしないんである。

今日のスケッチは入梅前のこんぶくろ池の様子。

スケッチもこのところ休んでいたのでそろそろ再開せねば!
MicaKatolaの製作もちょっとゴールが見えてきたとこである。

MicaKatolaのブログもアップしました!

Bunkamura ×Hikarie Summer Craft Collection -夏の贈り物-
MicaKatolaは後期、7月6日(日)~9日(水)に参加します!
詳しくはこちらまで!

たまには読んだ本のことなど


う~ん、よいお正月であった!
毎年のことではあるのだけれど
年末の仕事納めのあとおうちにこもる。
年賀状を書き、お掃除をして
お正月はお出かけもせずに絵三昧。
しあわせ~。。。
だからといってばんばんたくさん絵が仕上がるわけではないところが
ちょっぴりかなしいけれど。

今日アップするのは年末に描いた落ち椿。
ほんとうは咲いてるところを描きに行ったのだけれど
霜にだいぶんやられていて
花びらの先が茶色くなっているものが多かった。
きれいなお花をさがして歩くうち、
下にぽとんと落ちたお花に斜めの陽があたって
とても美しく見えたのだった。

今日読んだ本は「ナメクジの言い分」足立則夫著

今の家に立て替える前、うちは古い木造住宅で
梅雨時となるとありとあらゆるところから
ナメクジが侵入してきた。
お風呂場と台所は特に多くて
裸足で踏んでしまったときのきもち悪さときたら・・・><
数年前の記事にも書いたのだけれど
猫が食べ残した猫えさを
夜中に巨大なナメクジがカリカリと音を立てて食べていたことがあって
勇気をもってそれをちり紙でつまみあげたところ
「きゃ~~~!」
というナメクジの悲鳴が聞こえたんである。
ほんとにゾッとした~~!!!
それ以来どうもやつらが苦手で
この本のタイトルを見たとき、
もしかしたらあの時の悲鳴の秘密がわかるのでは
と思ったのであった。

ナメクジにも種類があるそうで
あの時見たのはフタスジナメクジのようだ。
これは在来種で最近はコウラナメクジが外来種として増えてきているらしい。
はじめはヨーロッパからきたキイロナメクジ。
その後やはりヨーロッパからきたチャコウラナメクジが勢力をのばしているんだそうだ。
いろんな種類のナメクジの話、
中生代ごろに殻を脱ぎ捨てカタツムリとわかれてから
どう生き残ったのかの推測など
この著者のナメクジに対する視線があたたかく、
つい、私も飼ってみたくなってしまうが
いやいやいやいや・・・・
そして肝心の体のつくり・・・・
う~ん、声を出す器官はなさそう。
でもちゃんと脳はある。
大量の餌を与えて体重を増やすと脳の質が上がるそうで
ナメクジの記憶学習や脳の再生についての研究が
おこなわれていたことがあったそうである。

例のあいつは夜な夜な猫餌を食べてスーパーナメクジになってたのかも。
トイレに流したりして悪いことをした。