2月のはじまり

早くも2月。
なんだかこのあいだ年が明けたと思ったのに。
そして寒い日が続きます。
コロナも猛威をふるっています。
でも確実に春は近づいていて
ベランダのセツブンソウとクリスマスローズが咲き始めました。

このパンジーは第一月曜日にある教室のMさん宅のもの。
彼女はお花を育てるのがうまいのです。

パンジーのスケッチ 

ふと気が付くと人生も半ばを過ぎていて
思いもかけない世界的なパンデミックがおきて
これまた思いもかけないテクノロジーがどんどん進んでいて
あまりの目まぐるしさに呆然としてますが
今目の前にある小さな幸せに感謝して
身近なひとを大切にしてコツコツと生きようと
この小さなありふれたお花を見て思いました。

毒をもつ

トリカブトって有名な毒草。
でもその花の美しさには目を見張る。

今年は夏が暑すぎたのか
かなり晩秋になって咲き始め、寒さに凍えた花びらがすぐにしおしおとなってしまった。

トリカブト 水彩スケッチF4 ウォーターフォード水彩紙

紫色の花は紫の絵具を使わないことが多い。
絵具の紫は暗く沈むことが多い。
なのでウルトラマリンなと、紫よりの青とオペラを混ぜて作る。
使う青はその花の色による。濁った感じの紫なのか目が覚めるような紫なのか。
どの青を使ったらどんな感じの紫になるのかいろいろ試してみる。
混ぜる赤のほうも、私はオペラが多いけれど、マゼンダのほうがしっくりくることもあるし、こっくりした臙脂みたいな色のほうがぴったりくることもある。
紫の絵具はどっちかというと混色に使うことが多い。
葉っぱの影色だったりピンクの花の影色だったり。
このトリカブトの青紫はウルトラマリンと少量のオペラを混色したものをベースに使っている。そのほかの青もちらほら。
あと、葉っぱの色も暗い青とトランスペアレントイエローを混ぜて作ったものがベース。
緑色はアクセントにちょこっと使う。

本の整理は人生の振り返り?

ここのところコロナで遠出もできず、暑すぎてスケッチにも行っていないので家で仕事をしていることが多い。
教室のある日以外はほとんど出かけない。
そこで居心地の良いアトリエを目指すべく、1日一か所1時間だけ片づけることにした。
昨日は気が重かったクローゼット。ここを超えたら後が楽になりそうなカオス。
洋服も少しは入っているのだけれど、本棚と使用頻度が低い画材、山登りグッズ、プールの用意一式、などなどいろいろ入っている。服は季節の入れ替えでそこそこ片付いているので本棚に手を出した。
とりあえず全部出す。
最近は新しく本を買っても読んだらすぐメルカリに出しちゃうし、電子書籍が便利すぎてそちらの割合も高いので新しい本は画集とお仕事で関わった本、友達や知り合いの関わった本や図鑑や雑誌や画集や写真集など。
ついでだから模様替え。
着物の入った小さなタンスを中に入れ、ふたつの本棚のうちの一つをクローゼットの外に出して厳選した好きな本をすぐ手に取れるようにしよう。
…てそんなこと始めたら大ごとになっちゃった。
そしてそれで押し出された使用頻度の低い画材もカオス・・・
昔、スケッチを水彩ではなくパステルでやってたこともあるのよね。
でもパステルは手が汚れすぎて、簡単に手が洗えない屋外ではなかなか不便で水彩に戻ったんだった。作品の保管も大変だしね。
私はファーバーカステルのセミハードが気に入っていてほぼそれしか使わなかったけれど柔らかいパステルに憧れがあってちょこちょこ買ってあまり使ってないのに汚れてたりする。www
比較的きれいなセットはパステル画をやりたいと言った生徒さんに差し上げたんだった。
今は亡きその方の柔らかな絵を思い出す。
あとアクリル絵の具ね。
予備校に通ってた頃、よくわからないまま買ってそこから画材屋さんに勤めながら興味惹かれるままに買い足しして結構な数になってる。
なんにでも描けるのでごくたま~に使うことあるけど、これは処分しようかな。
あと、かな書道を2年ほど習ったことがあって、その時そろえた料紙がでてきた!
できればもっと勉強したい。とても良い先生だったし、書いていて楽しかった。
いにしえの人々の使った文字からここまでの変化みたいなものも面白かったし
身につくと美術館で見る古文書もある程度読めるようになる。
でもね、あと何年生きる?
30年としてもその間にこれをしっかりやる時間って持てるかな?

というわけでパステル画とアクリル画、書道はあきらめることにした。

今のメインは水彩画、日本画。
木版画はまだやりたい気持ちがある。
でも崖っぷちかな(笑)2年後くらいにもう一度見直そう。

そして本なんだけど、一番古いのは高校生の時の修学旅行で買った北原白秋の復刻版の詩集。
わたしの高校では定期的に洋書の販売をしていて、そのとき絵本作家になりたかった私は美しい絵本を何冊か買っていて、それもまだ持っていた。
そして大学で学んだ美術解剖学の本、日本画画材についての本もあった。
仕事で関わったのは図鑑が多い。お花でお菓子を作ったり、3Dプリンターで出力した地衣類に着色したり(あれ?アクリル絵の具、役に立ってる!)顕微鏡で見た藻の絵を描いたり、お花の図鑑の挿絵でボタニカルアートしたり、きのこのシールのボタニカルっぽい絵も描いた。
最近だと、雑草図鑑のペン画。
あら~いろいろやってるわ~とすっかり忘れている自分に驚く。
小説で唯一残ってたのが北方健三さんの三国志と水滸伝!
吉川英治さんの三国志も面白かったんだけど、北方健三さんのはもっと生き生きとしていて、一般的に悪者扱いの呂布がとても魅力的だったりして、文庫本13巻+外伝まで何回も読んだんだった。もう15年以上前の話かな・・・。
最近読んだ小説なんて、手元にないから片っ端から忘れていく。
村上春樹さんの以外は。
読書ノートを作るべきかもしれない。
あと、ギターのコードブックが2冊ほど。
一時練習してたんだけど、きっともうやらないだろう。

そして過去のスケッチブックが山ほど。
毎日熱心にスケッチしていたころ(ブログももっとまめに更新してた!)のスケッチは自分で言うのもなんだけどよいね。
スポーツと一緒で毎日やるとそれだけ筋肉がつく。
今は毎日はやっていない。
だんだん何をやるにも時間がかかるようになってきて、スケッチよりも制作に時間をかけたくなってきている。
でもなんだか反省した。

片付けは結局1時間どころか1日かかってしまった。
これまでの人生を振り返ってもうできないことを切り捨ててなんだか疲れたけれど、残りの人生に向けてきりりと気持ちを引き締められた気がする。

今日の絵は20分スケッチの露草。
生徒さんからいただいた園芸種かな、花が大きい。

露草 水彩スケッチSM

セールで買った使っていないスケッチブックも結構出てきたので、作品としてではなく訓練としてのスケッチ、毎日ちょっとでもやっていこうと思います。

言ったわね?

山百合を描きに

毎年描いてる山百合ですが、年々暑くなってマジつらい…。

とはいえ、去年手術をしたおかげで貧血がすっかり治り、夏の辛さが激減しました。あんなに動けなかったのに、今はけっこう楽々。
この暑い中、自転車通勤も続いております。
去年までは真夏は電車でしたもん。

話が逸れましたね、山百合!

山百合のスケッチ 水彩F10

朝日を浴びてきらきらしてます。


そうそう、山百合って、午後はダレるんですね。
今まで午前中しか描いたことなくて、だいたい8時くらいには終わりにしてるのですが、この日は午後も描く気になり、お昼ごはんたべてからもう一枚描こうとしたらみんなあまり美しくなくて…(笑)

山百合は朝!( ≧∀≦)ノ

さて、週末ですね。関東は台風が3つも来そうです。そんな直撃予報の日曜日、柏のいしど画材さんで「エゴコロ水彩画教室」が行われます!

今回はうちわに描くよー!自分で描いたうちわで涼みましょ!
お問い合わせはいしど画材まで 04-7167-1410

でもくれぐれもムリはなさいませんように。

よい週末を。