野分のあと

個展の始まった翌日の朝
ずっと行けずにがまんしていたスケッチに出かけた。
台風のあとの荒れたかんじがまたすてき。
野分、とはよく言ったもので
草むらがあちこちなぎ倒されてかき分けられている。




11時くらいに行くつもりがスケッチに夢中になりすぎて
12時近くに会場に着いてしまった。
翌日からスケッチ禁止令が出された。

スケッチにはとても快適な季節なので惜しいけれど、
もう少しの辛抱。



今日も出品作品を。
こちらは毎年毎年大好きで描くからすうり。
今年も青いのがいっぱいなっていたので
そろそろ赤くなる頃かな、と楽しみにしている。

彩(いろどり)水彩画 F4 



アザミは意外と種類が多くてなかなか覚えられない。
これはヌマアザミの一種で水辺に咲いていた。
前回のデパートのときにトカゲを描いたら
嫌いな方もいるのでやめたほうがよい、と注意を受けたので
今回、虫をもっと描きたかったけれど減らした。
マルハナバチはかわいいし気持ち悪くはないでしょ、と思って描いちゃった。
スケッチのときは何度も来る蜂を待ちながら少しずつ描いた。
ふくふくした胸の辺りの毛がかわいい。
脚には大きな花粉だんごがついていた。

羽音 水彩画 15×40cm

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