たまには休日。


百日紅とほおずきと組み合わせてもっていった
フウセンカズラ。
かわいくて大好きなのとモチーフによいとおもって
ベランダに多めに植えた。
でも暑すぎたのかなんだか不作。
とりあえず種を取る分は残してあるけれど。


やっと今日からお盆休み。
涼しいお山に出かけたかったけれど
母の猫、ミーちゃんの具合が悪い。
あんみつさんのお世話が頼めないので
今年はあきらめた。

秋はどこかに行こう!!

今日は休日ときめた。
すこしお寝坊して
お友達にたのまれてたTシャツにプリントをして
暑中お見舞いをいただいた方に残暑お見舞い書いて
本を読んで
プールでちょっと泳いだらもう夜。
ビールがおいしい。

明日からはまたお絵かき三昧の日々。

フウセンカズラ:Cardiospermum halicacabum
      ムクロジ科フウセンカズラ属
非耐寒性蔓性一年草
      原産地:東南アジア、中南米
      開花時期:7月~9月 実:8月~10月

      花言葉 あなたとともに 飛び立ち
         多忙  永遠にあなたとともに

真夏のお花


今きれいなのはこのお花、百日紅。
さるすべり。
うちの裏の空き地に突然現れた百日紅は
あまりにすぐに大きくなってしまったので
ざくざく切ったら今年は花をつけない。
お向かいさんのが美しいので
モチーフにずいぶんとちょうだいしてしまった。


この時期は虫が元気。
お花をとりにいくと必ず蚊に刺されるので長袖長ズボンをさっと着る。
それでもちょこっとした隙間、
足首なんかをよく刺されるので
今日はすこしズボンを下ろし気味にして足首をガード。
ところが敵のほうが一枚上手だった。
切ったお花を拾うのにしゃがんだときに
おしりの上のほうが出たらしく
パンツの上から刺されてしまった。
やられた!くやし~!

ぶうんと音がするので見上げると
大きなくまんばちがふわふわしたピンクのお花をゆらしていた。

サルスベリ:Lagerstroemia indica
ミソハギ科の落葉中高木。
      中国南部原産
      開花期:7~9月。
      花言葉 「雄弁」「愛敬」「活動」「世話好き」

「炎天の 地上花あり 百日紅」
高浜虚子(たかはまきょし)

真夏の庭から


先日のお教室にもっていった地味めの花束。
オオセンナリ、ミソハギ、フウセンカズラなど。
オオセンナリは3時にぴたりとお花を閉じてしまった。


このところお盆の前倒しでお教室が多めに入ったりして忙しい。
なのだけれどもっていけるお花が少なくてこまる。
朝顔や露草はすぐにしおれてしまうし
芙蓉なんかもとても水揚げが悪い。
ノウゼンカズラがきれいだけれど蟻がものすごくって
とても持っていける状態ではない。
もう少し涼しくなれば秋のお花も増えるのだけれど
真冬と今の時期はいつもこまるのであった。

それにしても今夜は涼しいな。
プールもお休みだし、ゆっくりと絵が描けそう。

オオセンナリ:Nicandra physalodes (L.) Gaertn
       ナス科オオセンナリ属(ニカンドラ属)
       一年草。ペルー原産。
       別名:センナリホオズキ(千成酸漿)、アップル・オブ・ペルー
       開花期:7~9月。薄青色の花を咲かせる。
       蝿がいやがるにおいがするらしい。
       今度チェックしてみよっと。
       花言葉 /偽り・欺瞞

ミソハギ::Lythrum anceps ミソハギ科の多年草。
      湿地や田の畔などに生え、また栽培される。
      日本および朝鮮半島に分布。
      ハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、
      または溝に生えることから溝萩。
      別名:ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)
      開花期:7~8月。
      花言葉 /純真な愛情 悲哀 慈悲 愛の悲しみ

みそ萩や 水につければ 風の吹く  一茶

可憐で妖艶?!


今日こそキツネノカミソリさん。

今日は立秋。
今日から残暑見舞いになるのだね。
まだまだ暑いけれど
お花たちは秋の気配。


ここの近くの竹やぶにカラスのおうちがあるらしく
スケッチの間中かあかあ、騒がしかった。
スケッチを終わらせて立ち上がったときに
彼らはわたしの存在に気づいたらしく
あわてて2羽でやってきて木の上からかあかあ。
大きな糞をぽとり。
その攻撃ならとっくによんでる。
彼らの常套手段だもんね。
でもつつかれたら怖いからさっさと離れる。
彼らはお口をあけて威嚇。
まだ子供がいるのかな。
おじゃましました~!

キツネノカミソリ:Lycoris sanguinea (ヒガンバナ科 ヒガンバナ属)
         多年生草本球根植物。
         林縁や明るい落葉広葉樹林に生育。
     早春からスイセンに似た葉を展開し、
         夏草が茂るころには葉が枯れる。
         お盆前後(8月)に花茎を形成し花を咲かせる。
         名前の由来は葉の形がカミソリに似ているかららしい。
         花言葉は 妖艶。
         とっても素朴でかわいらしいかんじだけどねぇ。

ふくふく


案の定昨日行ってみたら百合は終わっていた。
ようくお礼を言ってまた来年がんばって
よいお花を咲かせてもらうことにする。

なのでキツネノカミソリを、とおもったのだけれど
その前に気になる子をスケッチ。


オオミズアオ。
大きな蛾であります。
蝶はよいのだけれど蛾はどうも苦手。
あの胴体のずんぐりむっくり感や粉っぽいかんじ
ばさばさ寄ってくるかんじがコワイ。
けれどあまりに美しく見事だったもので。
苦手な人、ごめんなさいね~。
でもよく見たらカワイイんだ。
ふくふく白い毛に覆われていて。
こんなに目立つ色で鳥に食べられたりはしないのだろうか?
毒でももってるのだろうか?
それともよっぽどおいしくないのだろうか?
調べたけれど、毒をもってるわけではないみたい。
まずいのかどうかは小鳥にきいてみないとわからない。
ひとつわかったのはこの蛾は成虫になると
口が退化して飲み食いしなくなるのだそうだ。
生殖のためだけに1週間ほどこの姿ですごしてあとは死ぬ。
目だってパートナーを早く見つけなくてはいけないのだね。

串田孫一さんの「博物誌」には「ゆうがおびょうたん」の名前で書かれていて
林の中で紋付を着て古風な夜会をひらいてるようだった、とある。
白粉をぬった襟をみせてこんな色の夏姿ででかけてきた
中年の奥さんたち。
昼間見るのと夜見るのとではずいぶん印象がちがうのだろうな。
わたしはついついこの歌を口ずさみながら描いていた。

「モスラ~や、モスラ~♪」

オオミズアオ:チョウ目・ヤママユガ科に分類されるガの一種。
       北海道から九州にかけて分布し、平地から高原まで生息域は広い。
       種名にギリシア神話のアルテミスが使われている。
       出現期は4-8月頃。初夏と夏の2回発生し、蛹で越冬する。
       幼虫はモミジ、ウメ、サクラ、リンゴなどの葉を食べる。
     

夏に負けずに


昨日の自転車が利いたのか、今朝は起きられず。。。
もうあの立派な山百合はだめかもしれないな。

とりあえずちいさな露草さん。


子供の頃汁をしぼって色水を作って遊んだっけ。

ところで梅干!
できたよう!
びんびんにしょっぱいやつが!
肉薄で固めに仕上がってしまったけれど自分ではなかなか気に入っている。
家族は食べてくれない。
甘い梅干のほうがすきなのだ。
でも副産物の梅酢につけた新生姜や
一緒に漬けた紫蘇を乾かしてすり鉢で擦って作った「ゆかり」は人気。
今日のお昼はトマトと梅酢生姜とゆかりの梅風味冷製パスタ。
こちらも評判上々♪
来年はもっとつけちゃおうっと!

ツユクサ:ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
 開花期は6~9月。
     古くはつきくさと呼ばれていてそれがつゆくさに。
     別名 蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)青花(あおばな)
     鴨跖草(おうせきそう)というのは生薬名。
     花言葉は 尊敬・小夜曲(セレナーデ)・なつかしい関係・わずかの楽しみ

「月草に 衣は摺(す)らむ 朝露に
濡れての後(のち)は 移ろひぬとも」
万葉集

お日様にむかう


うちのひまわりはちょっと気が早かったのか
6月に咲きはじめてもうそろそろ終わる気配。
夏はまだまだこれからだというのに。


暑くなる、とは天気予報で言っていたけれど
自転車をこいでいる間は風に当たるので
耐え切れないほど暑い、ということはあまりない。
なので自転車で柏まで約8kmの通勤に出た。
朝はまだよかった。
ところが・・・帰りはすごかった・・・!
前に12時に自転車通勤してひどい目にあったけれど
今日は日が傾きかけてもアスファルトからあがる熱気で
干上がりそう~~!
たぶん体温より高い熱が吹き上がってくる。
そのたびにくらくらしそうになる。
帰ったらしろくまアイスを食べよう!!
それを励みにペダルをこぐ。
こんな中でも道路工事をしていて交通整備の方も
真っ黒に日焼けしながら働いている。
女性もいたので思わず 暑いですよね、と声をかけたら
いえいえ、とにっこり。
参りました。。。
まさにレディひまわり!

ヒマワリ:キク科の一年草
 開花期は7~9月。
     別名:サンフラワー 日輪草(ニチリンソウ)日車(ヒグルマ)
     北アメリカ原産。16世紀にイギリスに伝わり、
    「太陽の花」と呼ばれ始めた。
     花言葉は あこがれ 熱愛 愛慕 光輝 敬慕

「向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ」
北原白秋

朝顔の色におもうこと


今朝起きてベランダに出たら目が合った。
The あさがお!ってかんじの
すばらしいブルー。
完璧に近いかたち。
今日はお仕事があるから大きいサイズのスケッチはムリかな。
よし、こっちだ!
・・・というわけで今朝は朝顔。


この透明感のある美しい青はどこからくるのだろう。
お花を眺めるたび不思議でならない。
色を識別する錐体細胞を人間は3種類もっているという。
それを鳥は4種類もっているらしい。
私たちには見えない紫外線も見えるのだそうだ。
鳥にはこの花がどんな色に見えるのだろう?
虫たちの目で見ると
蜜&花粉のあるほうに導くように筋が見えるらしい。
人間以外の哺乳類は錐体細胞2種類。
あんみつさんはもうワントーン色が識別しづらいのだね。
そのかわり夜目は利くし、嗅覚は人間の数千倍。
きっとぜんぜん違う世界がひろがっているにちがいない。

アサガオ:ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物
 開花期は7~9月。
     別名:牽牛子(けんごし)
     奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。
     花言葉は「愛情」「平静」「愛情の絆」「結束」
「明日もさわやかに」「はかない恋」