お日様活用!


数年前に漬けたこの実の果実酒、そろそろいいかんじになってるかも。
これはウワミズザクラの実。
カラフルに色づくかんじがすてき。
お酒にすると杏仁のような香りがする。

今日は死にそうに暑かった・・・。
夕立でも降ればいいのにね。
でも強烈な陽射しのもと
そろそろよいかんじに漬かってきた梅を干した。
実は白カビが発生してもうダメかとあきらめかけたのだけれど
ネットで調べたら梅は焼酎で消毒、梅酢は煮立てる、
という方法で再生できるらしい。
実際浮かんでいるカビを取り除いたらよい香りのままだし・・・
そんなわけで今ベランダは梅の香りでいっぱい。
どうかどうかうまくいきますように!!!

ウワミズザクラ(上溝桜)
学名:Padus grayana
科名:バラ科ウワミズザクラ属
別名:ウワミゾ、ハハカ、コンゴウザクラなど
開花期:5月頃、果実は初夏から
分布:北海道西南と本州、四国、九州の山野に自生し、
   日照と小川沿いなど湿潤した環境を好む。

漢字では「上溝桜」とされているが、溝というのは亀甲に刻まれている溝のこと。
亀甲を熱してその割れ方で占いをする亀卜(キボク)は
選択無形民俗文化財となっている長崎県対馬の風習が有名だが、
鹿の肩甲骨を焼くものもあり、肩甲骨の場合は骨を焼くのがこの木で、
予め彫られた骨の裏の溝を焼くことから「裏溝」「卜溝」のウラミゾが変化して
ウワミゾになったと言われる。
ウワミズザクラの若い花穂(未熟果)を塩漬けにしたものをアンニンゴ(杏仁子)といい、
新潟県などでは酒の肴や料理のアクセントに使われている。
熟した実は、食用にしたり、果実酒にしたりして利用できる。
ちなみに、ツキノワグマの大好物だそう。

花言葉:「持続する愛情」

追伸:柏高島屋S館 専門店 8階 柏市民ギャラリーにて
いしどアートスクール絵画展が8月7日(水)~10日(土)の日程で行われています。
昨日からですね~!
講師作品として2点、わたしも出しておりますので
柏にいらっしゃる折にはぜひのぞいてみてください。


「風のなごり」  日本画M30号
さくら花ちりぬる風のなごりには水なき空に浪ぞたちける 紀貫之


「面影にのみ」  日本画F6号
いつのまに散りはてぬらむ桜花 面影にのみ色をみせつつ 躬恒

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