ぶんぶんレストラン


2枚目の金蘭。
最初から数日たっているので周りは金蘭でいっぱい!
しかもお天気もよかったのでしっかり開いてますなっ!
つる草に絡まれてるかんじが好み♪

今朝は裏の空き地で大きくなった野イバラをスケッチ。
よい香りが家の周りまで漂ってくる。
近くによるとぶんぶんと蜂の羽音でいっぱい。
ちいさな蜂から大きな蜂までみんな集まってくる。
小さな蜂は黄色いおしべに体中をすりつけるようにして蜜と花粉を集める。
大きな蜂も負けじとすり寄り花びらをはらはらと散らしてしまう。
ミツバチの脚にもクマンバチの脚にも
こってりと黄色い花粉がついている。
彼らはとても忙しそうで
人間のことなんてかまっていない。
香りに浮かれているようにも見える。
たまにスズメバチがきて油断しているミツバチをさらってゆく。
よくみると蜂だけではなくてハエやハナアブなんかも集まっている。
かさり、とあしもとで音がする。
一瞬小さなカナヘビのしっぽがみえた。

細かいお花だし暑いのでちょきんと切っておうちで描くほうが楽だとは思うのだけれど
こういう営みを見るのが楽しかったりする。
野イバラは特ににぎやかだ。

キンラン(金蘭)
学名:Cephalanthera falcata
科目:ラン科キンラン属
分布:中国、朝鮮半島、北海道を除く日本各地に分布。
花期:4月~6月

地生ランの一種。
キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、
その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。
本種の菌依存度は独立栄養植物と菌従属栄養植物の中間(混合栄養性植物)で、
本種は炭素源の34~43%、窒素源の約49%を菌から供給されている。
このような性質から、キンラン属は菌類との共生関係が乱された場合、
ただちに枯死することは無いが健全な生長ができなくなり、長期間の生存は難しくなる。
元々、日本ではありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし
1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載された。
また、各地の都府県のレッドデータブックでも指定されている。

花言葉:眠れる才能

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