自転車びより

今はどこもすみれがきれい。
自転車で走っているといろんなすみれが目にはいる。
わたしがふだんスケッチをするようなところはこのタチツボスミレが多いのだけれど
道路の割れ目から力強く咲いているのは
濃い紫色に長細い葉のスミレだったりする。
たとえばチューリップに「チューリップ」という品種
たとえば桜に「サクラ」という品種
そんなのきいたことないでしょ?
なのにすみれには「スミレ」がある。
とりあえずこれはタチツボスミレ。
この前描いたばかりなんだけれど、なんだか気に入らず
もういちど描いてみた。
そのうちスミレも描きたいな。
道路の片隅でスケッチ、てのも難しいので
よい場所を探さないとね。

わたしはスポーツが苦手で「運動会」といえば
鼓笛隊やらブラスバンドやらで
なんとかお茶を濁してきた。
なのに大人になってから自転車にハマり
その上、今は毎晩プールで泳いでいたりして
すっかり体を動かすことが好きになっている。
でもやっぱりモトがモトなので
自転車は超安全運転、
水泳も年上のみなさまのあとから
やっとついていけるようになったレベル。
はじめたばかりの頃はほんとにひどかったから
かっこいいスポーツウェアなんて
こっぱずかしくてムリ!とおもい
自転車は野球帽にジーンズとTシャツ
水泳は競泳用ではないたぶんアクアビクス用?
前にジッパーのついた洋服のような水着を着ていた。
水泳を始めてから1年ほど経ってだろうか
それでは泳ぎにくい、と指摘され
おそるおそる競泳用の水着を買ってみた。
・・・ぜんっぜんちがう!!!
ジッパーのあたりにこんなに抵抗があったなんて全く気がつかなかった。
肩周りも動かしやすい。
こんなにもちがうなんてねー!

味をしめて自転車用のスパッツも買ってみた。
ロードサイクルのサドルは細くて硬いのでお尻が痛くなる。
自転車用のスパッツにはお尻のところに綿がはいっていて分厚くなっている。
おかげでちょっとぐらい長く乗っても痛くならない。
おまけにUVカット、もちろんやわらかくて動きやすい。
もうほかのパンツでは乗れなくなった。

そうなると上着も汗が乾きやすくてUVカットといった
多機能のものに目が行っちゃう。

もちろんいっぺんに買ったわけではないけれど
ここ数年のあいだに少しずつすこしずつ
そろえていって
すっかりスポーツウェアに抵抗がなくなってしまった。
あれはかっこいいだけではなくって
ほんとうに機能的なのだ。
下着までそろえたら完璧!
おかげで汗が冷えて風邪をひくこともなくなった。

で、さいごの砦がヘルメット。
あのエイリアンみたいなのはどうなんだ?
基本、通勤に使うのであれ持って歩くのも邪魔そうだし~。
そんな言い訳をしつつ
なかなかおもいきれなかった。
でもこのまえ飛び出してきた自転車をよけようとして
ビニールハウスにつっこんだし
やっぱりどんなに気をつけていても
事故ってのはあるからね、、、
そんなわけで先日ついに買った~!
帽子みたいなカバーのついたヘルメット!
う~ん、ヘルメット自体はかわいいんだけれど
安定感がイマイチなんだ。
通気性もイマイチ。
いかにも「スポーツウェア」っていうのじゃないのを探すと
機能的にイマイチなことが多いんだな~。。。

そのうちあきらめてエイリアンになるかも。

競輪選手のようないでたちで
とろとろ走っててもゆるしてね♪

タチツボスミレ(立坪菫)
学名:Viola grypoceras
科目:スミレ科スミレ属
花期:3~5月
分布:北海道から琉球列島、国外では朝鮮南部、中国南部まで広く分布。

日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つである。丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。
野原から山林内までさまざまな環境で見られる。畑
の周辺にもあるが、都会では本種よりスミレの方が優勢とされる。
ただし個体数では本種が日本産スミレ中最大との評もある

タチツボスミレとスミレは、次の点で違いが見分けられる。

*タチツボスミレ V. grypoceras A. Gray
 茎は地中で短いが、成長すると茎は地表に伸びて立ち上がる。
 葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくようになり
 丸っこいハート形。
 花は薄紫。

*スミレ Viola mandshurica W. Becker
 茎は地中で短く、立ち上がらない。
 葉はすべて根出し、細長い矛型。花は濃い紫。

花言葉:悲しみ、慈愛

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