ゴーヤと恐竜とご・・・


今年もあちこちからゴーヤをいただいた。
ありがたいことで。
うちのは小さい品種らしく、
まだまだと思ってたら爆発しちゃったりする。
これはとっても立派だった。
色が薄い方はちょっとめずらしいね。
みずみずしくって食べやすかった。

このごつごつ加減は恐竜っぽい。
じつは恐竜が好きで恐竜展とかやってるとついつい見に行ってしまう。
そんなわけでジュラシックワールド、観てきましたよ。
あの戦闘的なちびっこ恐竜、ラプトルが
うちのチビ猫、みつまめに見えてしょうがなかった・・・(笑)
長いしっぽをふりたてて飛びつくようすや、
飼い主の言うことを聞くか聞かないか微妙なとこがなんだか似てる。
うっかりすると咬まれるし。
映画を観た日、うきうきと部屋に帰るとなんとやつがいた。
恐竜の時代からあまり変わらない姿で存在していたといわれるあいつ・・・
長い触角をふりふり
画材の置かれた棚の木パネルに堂々ととまってる。
ご・ご・ご・・・!
あわてて去年から部屋に常備してある一瞬でやつらを凍らせるスプレーを探す。
レリゴ~レリゴ~♪
あ、あれ?ない!!
そうこうしているうちに危険を察知した敵はパネルの裏にもぐりこむ。
やばい。
去年は逃げられて何日か捕獲できずにいて
卵を生まれて大変なことになったんだった。
でも叩き潰す勇気はない。
階下にゴキジェットがあったはず!
でもじたばたするから怖いんだよね。
隊長~~!オーウェン隊長~~!
階下にいた母に後方を頼みゴキジェットを噴射。
ぎゃっとばかりに逃げ出す敵。
ゴキジェット攻撃、攻撃、打て、打て~!!
・・・ぷす。・・・ぷす。
あ、なくなった・・・
もう薬剤がわずかだったため大してダメージがなかったらしく元気よく棚の奥に入り込む敵。
そこに戦いの気配をかんじた我が家のラプトル、みつまめ隊員もやってきた。
描きかけの絵のパネルをどんどんどかせてやつを探す。
みつまめ隊員はなぜかわたしのスケッチ用のリュックに猛攻撃をはじめた。
みつまめ隊員、君は敵をわかっていない。
かまわず画材の棚をどんどん発掘。
母は「もうムリよ」とあきらめて去ってしまった。
隊長~~~・・・
わたしはあきらめるわけにはいかない。
去年みたいに画材をめちゃくちゃにされたくないのだった。
みつまめ隊員のリュックへの攻撃はわたしが必死になればなるほど激しくなった。
そしてついにみつけた・・・
胡粉の粉の入った半透明のプラスチックのケースの下にやつの脚が透けて見えた。
「隊長~~!!」
よく見つけたね~、と半ばあきれながら
母はティッシュでこともなげにやつを握りつぶしたのであった。

戦いは終わった。

母を先頭に、まき散らかされた胡粉を掃除するための掃除機を取りに行くわたし、
そしてみつまめ隊員もなぜが意気揚々と部屋をあとにしたのだった。

レリゴー*スプレーは、落ち着いてみたら
ちゃんといつもの箱にはいってましたとさ。

MicaKatolaのブログ、アップしました。

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