もうひといき


秋色の紫陽花をいただいた。
お花をそのままにしておくとこうなるらしいんだけれど
うちはなんかダメなんだよね~。
青と緑と茶色とむらさきといろんな色が微妙に混ざり合っていて美しい。
描き終ってからも花瓶にさしておいたのだけれど
油断するとみつまめくんが引っ張り出して遊ぶのであきらめてドライにした。
すこーし色は褪せたけれどまだきれい。

いたずらっこのみつまめくんだけど
拾ってきた当初よりずいぶんよい子になった。
まだ手のひらに乗るくらいの小さな子猫だったけれど
なんだか気が荒くてよく咬まれた。
拾ってから3日もするとまだちびっこのくせに
ぴょんとベッドに飛び乗れるようになり
遊びつかれて眠るまでところかまわず咬まれた。
目の近くをやられたときはさすがに怖かったので本気で叱ったら
反対の目を襲われた!
まさにちびっ子恐竜、ラプトル!
首をやられたら死ぬ~!
手首もやばい。
でもなぜかやつはいつのまにか首の上にのって寝てる。
苦しい・・・><

叱っても遊んでると思うのかますます張り切ってくるし
目が覚めたらまた咬み始めるのでぜんぜん眠れず
やつを部屋に閉じ込めて寝袋を廊下にもちだして寝たことも再三。
ミントスプレーを体にかけるとお目目をしぱしぱさせて一瞬ひるむけれど
匂いが消えればまたやってくる。
一瞬拾った森の図書館に戻してこようかとおもった。
こんなだから捨てられちゃったのか?
ほかのきょうだいか怪我したとか?
でも本人は甘えているつもりらしかった。
ネットでググッても猫は叱ってはいけない、みたいなことばかり。
咬み返す、という驚きの手段や
天罰を下す!!みたいな難しいことが載ってたけどムリ・・・。
とんでもねー、あたしゃ神様にはなれないよ。

普通に咬むと叱る、時には張り飛ばす
(てゆうかうまく防御すると自分の襲う勢いで吹っ飛んじゃう)
ことにした。
叱る、ってのもあれですよ、熊が逃げたあの声で𠮟るんだから
さすがにこわかったかも。

根気よく続けるうちに咬むのがいけないことだとわかったらしい。
叱られてもまったく気にしない、てゆうかますます張り切るおバカちゃんだったのに
最近はちょっとしょげるようになった。
眠くなると異様にテンションが上がって暴れまわって咬むことがあるけど
ほとんど咬まなくなった。
よし、もうひといき!

それにしても驚くべき身体能力。
今まで飼った猫の中でいちばんの運動神経だとおもう。
成猫よりひとまわり小さいくらいの大きさになったけれど
164cmあるわたしの肩くらいまでは軽くジャンプするし
遊んでいてもスノボのハーフパイプみたいに
ジャンプした頂点でワンアクションあったりする。
はしごを駆け上ってロフトに上がり、駆け下りてくる。
他の猫だと遊んでいるうちに間違ってひっかいちゃうことがあるけれど
みつまめはそれがない。
ぶつかりそうになると一瞬で判断してちゃんと爪をしまうようだ。

先輩猫のカイちゃんがいると嬉しすぎてはしゃぎまわって
カイちゃんが逃げだすことが多かったけど
最近はすこし落ち着いてきたようだ。
こちらの仲ももうひといき。

MicaKatolaのブログ、アップしました。

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