夕焼けをまちつつ


午前の海を描いた後はおさかなを食べに行き
また夕日の海を描くべくスタンバイ・・・
には少々早すぎるので
見ごろを迎えていた水仙を描きながら
夕焼けを待つことにした。

ときおり潮風に大きく揺れる。
でも冷たくはない。
日差しもきらきらまぶしく1月だというのに
せっかくのダウンが暑いくらい。

一昨年買った檸檬の木に5個ばかり実がついている。
採り時がわからず
なっている姿もかわいいのでなかなかもげず
お正月に食べよう、なんていってるうちに
こんなにすぎてしまった。

おととしの初冬、半額の札をつけて寒さに震えているように見えたちいさな苗木には
すでに3~4個の実がついていた。
葉っぱが黄ばんでいて、お店の人によると
寒いとこうなってしまうから冬は室内に入れてあげてほしいとのことだった。
か細くちっちゃな苗木には重すぎるようにみえたので
まだ青みがかっていた実は持ち帰ってすぐに採ってしまった。
半額の札の下にこの檸檬について書かれた説明書きがあって
オレンジ色がかった甘めの檸檬だと書いてあったような気がするけれど
捨ててしまったので品種名はわからない。
それからすぐにたくさんの花をつけ、5mmほどの実をつけたりしたけれど
すぐにぽろんととれてしまって全然実らなかった。
そのかわり幹がふとくなり
葉がよく茂った。
昨年の早春、再び花が咲きまたちいさな実を何個かつけた。
またとれちゃうんじゃないかとひやひやしたけれど
5個残ってひと夏かけてじわじわと育ち
ちゃんとしたレモンサイズになり、今オレンジがかった黄色になっている。

ゆうべおもいきってもいでみた。
何にしようか悩んだけれど
せっかく無農薬なので皮も使ったレモンムースを作ることにする。
皮をおろし金で削り
果汁を絞るためにさくっと半分に切った。
おお!なんてジューシー!
市販のものよりも皮が薄く
実も若干オレンジがかった黄色。
すっぱみが少なく、ジュースにしたいくらいだ。
ムースはとてもおいしくできた。

けどね好みから言うともう少しすっぱいほうがいいかな。
香りも若干弱いような・・・
皮が薄いので檸檬ピールや檸檬塩なんかには向かないかもしれない。
それとももっと早く収穫すればよいのかな?

さて、あと3個。
何にしようか・・・
もったいなくてなかなかもげずにいる。

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