サイクリングの途中で


野の花は野に咲いているように描くのが好き。
なんだけど、お教室ではそういうわけにもいかない。
守谷のジョイフルに「野の花を描く水彩画」の講座が
月イチであるのだけれどそれのために道々お花を摘んでゆく。
それでみんながそれぞれ描きたいものをとったあと
あまったのを投げ込んだ花瓶。


ひれあざみ、金鳳花、赤ツメ草、ぎしぎし、へらおおばこ。
どれも個性的でかわいい。

でもそろそろ虫に注意しなくては。
春先にはあんなにかわいかった芋虫や毛虫が
ぎゃっ!!ってほどでかくなってる。
自転車でサイクリングロードを走っていると
超でかい毛虫がびっくりするような速さで歩いていたりする。
ときおりみかける雉なんかはこれを狙ってるのかもしれない。

そうそう、サイクリングロードでみかけたものでちょっとびっくりしたのが
30cmほどもあろうかというおおきな亀。
石亀かなあ?
土手を登ってきたのかなあ?

あと人がたおれてたのでびっくりしたこともある。
おもわず急ブレーキして「大丈夫ですか?!」
と声をかけたんだけど
立派な体つきをしたランナーで
トレーニング中に疲れたので休んでたらしい。
なんだよ~!
サイクリングロードにねっころがってたらびっくりするじゃないか~!
せめて草むら、とか・・・ねぇ?

素朴に美しく


今年も咲いた野茨さん。
薔薇にしてはちょっぴり地味だけれど
香りがすばらしい!
ハート型の花びらもかわいい!
咲くと必ずお部屋に飾って楽しむ。
これはお外でスケッチしたもの。
早朝だったのですこし閉じ気味。


今日はほんとはお教室の方々とお外スケッチの予定だった。
昨日まであんなにすばらしいお天気だったのに!
とっても残念だったけれど
植物たちにはよい雨だったみたいで
おうちに帰ってベランダを見てみたら
みんななんだか生き生きしていた。
出たての朝顔と風船蔓の芽も
なんだかぐんと大きくなったような気がする。
明日は7月上旬の気温らしい。
夏はすぐそこ。

ノイバラ(野茨)
学名:Rosa multiflora
科目:バラ科
花期:5月~6月
分布:北海道から九州までと、朝鮮半島。
野原や草原、道端などに生える。
河川敷など、攪乱(かくらん)の多い場所によく生える。
古くはうまらと呼ばれ万葉集にも歌われている。

花言葉:「素朴なかわいらしさ」

道の辺の うまらの末(うれ)に 這(は)ほ豆の からまる君を はなれか行かむ

—丈部鳥(はせつかべのとり), 巻二十 4352

お知らせ~!


MicaKatolaの展示会が近づいてきたのでお知らせ!!



今回初めてラインストーンを使ってみた。
ちょっとリッチなかんじに♪
カトラさん、なんだかレベルアップしていて
どの服もカワイイ!
今回はワンピースのみならず
アンダーに着られるひらひらブラウスや
ペチコートのようなキュロットも。
夏に向けて着心地よいゆるふわ服、ぜひ見に来てくださいね~!
MicaKatolaのほうのブログに新作を載せますので
のぞいてみてください。

ただいま超特急で準備中。

でもニゲラが咲いたのでそれはしっかりスケッチ。
いまお庭が青い!!

根っこは大事。


今年うちのジャーマンアイリスはよく咲いた。
去年は根切り虫にやられて茎ごとぽっきり折れちゃってたのが多かったんだ。


根っこを食べる虫、といえばコガネムシの幼虫。
先日朝顔を植えようとプランターの土を掘り返していたら
出てくるわ出てくるわ・・・
白くていかにも弱そうなので
なんだかかわいそうなんだけれど
この子達がいると植物が弱ってしまう。
心を鬼にして処分。
そうして植えた朝顔がここ2~3日で次々と芽を出し始めた。
風船蔓もどんどん出てきた。
ちょっと植えたのが遅かったからちゃんと咲くか心配。
ベランダはあまりに暑いので
今年は日よけをしてあげようとおもってはいるのだけれど
なかなか買いに行けないでいる。
梅雨明け前くらいまでには・・・!

ジャーマンアイリス
学名:Iris germanica
科目:アヤメ科アヤメ属
花期:5月~6月
ヨーロッパに野生する自然交雑種ゲルマニカをもとにして、
ほかのいくつかの原種も取り入れて交配育成が行われた系統。
ビアデッドアイリス(ヒゲアイリス)の類に含まれ、
花弁のつけ根の近くにブラシのように毛が密生しているのが特徴。
1800年代の初期にドイツ、フランスで品種改良され、
その後アメリカが多数の品種を出している。

花言葉:「使者」「 燃える思い」「恋の便り」「豊満」

りんりん


この花を描きに行ったのに金蘭の群生をみつけて
そっちにいってしまった。
ひととおり金蘭のスケッチをすませてから
やっととりかかったホウチャクソウのスケッチ。
金蘭の華やかさはないけれど
こうして向き合うとやっぱり素敵!
そうしてやっぱり風が強かった。
春のスケッチはそこだけが問題。
気候といい虫の少なさといい
他はもうしぶんないのだけれど。

りんりん、音がしそうだね。

あ~、あいかわらず眠い。
今日は甥っ子をお預かり。
寝かしつけてたらすっかり眠くなっちゃった。
今日も早寝しちゃおっと。

ホウチャクソウ(宝鐸草)
学名:Disporum sessile
科目:ユリ科(APG植物分類体系ではイヌサフラン科)チゴユリ属
分布:アジア大陸の東端(極東ロシア〜東南アジア)全域。
   日本全国に分布する。
花期:4月~5月
雑木林などの樹間のひらけた場所に群生する。
花被片は6枚(3枚の花びらと3枚のガク)で合着しない。
若芽に有毒成分を含む。
宝鐸(ほうちゃく、ほうたく)とは寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾り。
花が垂れ下がって咲く姿がこの宝鐸に似ることによる。

花言葉:「良きライバル」

ゆらゆら・・・


日曜日、プールがないのをよいことに
さっさと9時とかに寝ちゃったら
なんだか眠くなるのが早くなって
しばらくブログをさぼってしまった。

ちょっと前まで藤の花がとても美しかった。
でも風の強い日が多くってなかなか藤日和、とはいかなかったなぁ・・・。
そうはいってもお花は待ってくれないので
揺れるお花を相手に格闘。

あんまり揺れたので
また別の日もスケッチ。


あれ?
最初のほうがよかったかな??

フジ(藤)
学名:Wisteria floribunda
科目:マメ科フジ属
別名:「野田藤」「さのかたのはな」「むらさきぐさ」
   「まつみぐさ」「ふたきぐさ」「まつなぐさ」
原産地:日本固有種
分布:本州・四国・九州の温帯から暖帯。
花期:4月~5月
木に巻きついて登り、樹冠に広がる。
蔓の巻き方は、右巻きで、かなり太くなる。
ヤマフジとは蔓の巻き方が逆。
花言葉:「歓迎」「恋に酔う」「陶酔」

堂々と見下ろして


ちょっと前、遠出をしたときに見た白孔雀。
鶏小屋の屋根に乗っていた。
メスなのかな、立派な尾羽はないけれど
白い羽が美しい。

・・・でも孔雀って頭のところに飾り羽みたいなの、なかったっけ??
メスはないんだっけ??

飼い主がいらしたのでおはなしをきいたところ
この孔雀は普通のカラフルな孔雀の夫婦から生まれたとのこと!
何羽か生まれたうちの数匹が白かったのだそうだ。
そしてこの子はいちばん弱くって
みんなにつつかれて頭の冠毛がなくなってしまったのだそう。
今はみんな死んでしまってこの子しか残っていない。
放し飼いしてるんですか?ときいてみたら
ホントは鶏小屋の中で飼っているのだけれど
ちゃっかり抜け出していつも屋根のうえにいるのだそうだ。

シロクジャク(白孔雀)
学名:Pavo cristatus (Domestic)
科目:動物界脊索動物門鳥綱キジ目キジ科クジャク属
原産地:インド
分布:印度、スリランカ、パキスタンなど
環境:林や畑、民家の庭、水辺の林
体長:200cm(雄)、100cm(雌)
インドクジャク(印度孔雀)の白色変種。
雄も雌も純白の体毛をしているが雄の頭部には冠毛がある。
昼型の鳥で、夜間は樹上で寝る。
一夫多妻で、雄は雛を育てず、雌のみが育児に携わる。

冠毛があったっていうことはオス??
尾羽は繁殖期にのびるらしいし。

MicaKatolaのブログ更新しました!
ブックマークからお入りくださいませ。

うちの薔薇第一号


コンテ・ドゥ・シャンパーニュ。
うちに来て今年で2年目。
ますますきれいにたくさん咲いてくれてる。
見てるとしあわせ~!

裏で野茨も咲きだした。
派手ではないけれど香りがよくて
優しい姿に癒される。
これからは麗しい薔薇の季節。

コンテ・ドゥ・シャンパーニュ
作出年 : 2001年
花弁色 : イエロー~バフイエロー
香 り : ムスク香
イングリッシュローズ
カップ咲き、中輪、繰り返し咲きのバラ

きのことお友達


今年は金蘭の当たり年かもしれない。
金蘭のポイントのどこに行ってもたくさん咲いている!!
木陰で金色に輝くさまは
なんとも美しい。
こもれびがあたるとよりいっそうきらきらと。


一日目はものすごく風が強くって花が揺れる揺れる・・・
うんと時間をかけたのに失敗。
気を取り直して翌日また挑戦。
風は弱かったもののあまり気に入らない。
描き終わったころきれいに開きだしたのもくやしい。
それでその日はもう一度描いた。
これは2枚目の半開きのときのもの。
3枚目もじつはあまり気に入っていない。

納得いかなくて別の日にまた描いたのだけれど
それはまた後日アップしまーす。
まだスキャンしてないんだ~。

キンラン(金蘭)
学名:Cephalanthera falcata
科目:ラン科キンラン属
原産地:中国、朝鮮半島、北海道を除く日本各地に分布。
花期:4月~6月
キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、
その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。
キンランと共生する菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌である。外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木から供給されているため
その生存には共生関係を成立させうる特定種の樹木が必要不可欠となる。
そのような菌に栄養分を依存するキンランは、
間接的に樹木から栄養を摂取しているとも言える。

つまり、樹木と共生するきのこを通じて様々な栄養素を
樹木からもらって生きている蘭なので
お庭に金蘭だけもってきてもいずれは枯れてしまう、ということだね。
ありふれた和蘭の一種だったけれど
90年代から急激に数を減らしているとのこと。

花言葉:「華やかな美人」

MicaKatolaのブログ更新しました!
ブックマークからお入りくださいませ。

華やかに


今年は牡丹もなかなかの咲きっぷりだった。
ちょうどお教室の日によいかんじのが咲いたので
もって行ってみんなで描いた。


おうちでも何度かスケッチしたのだけれど
スケッチブックが大きいのでスキャナーに入らず・・・
F4までなんだよね~。

もうすぐ芍薬もひらきそう♪
実は芍薬、この牡丹の根元から出ている。
牡丹って芍薬の上に接木をして売られているのかな?
これはほんとは咲かせてはいけないのかもね。

ボタン(牡丹)
学名:Paeonia suffruticosa
科目:ボタン科ボタン属
別名:名取草(なとりぐさ)二十日草(はつかぐさ)深見草(ふかみぐさ)
原産地:中国西北部
花期:4月~5月(春牡丹)
流通する苗のほとんどは、芍薬を台木に接ぎ木にしたものである。
春に台木から芍薬の芽が伸びてくるが、すぐに摘み取る。
放置すると接木された牡丹の生育の妨げとなり最悪の場合
牡丹が枯死して完全に芍薬の株に戻ってしまう。

あら!やっぱり!

花言葉:「王者の風格」「富貴」「恥じらい」「高貴」「壮麗」

「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
  花の占めたる 位置のたしかさ」 木下利玄