冷たい雨の火曜日、皆様いかがおすごしですか?
この前まで初夏の陽気だったのにね。
ここのところ薔薇のスケッチで忙しいです。
が、その前のスケッチがたまっているのでそれを先にアップしようかな。
今日アップするのは4月の後半に行ってきた新潟のスケッチ。
雪割草を目当てに行きましたが
去年行った弥彦山はとっくに終わっていたようなので
少し内陸のほうへ。
一応咲いてはいたのですが群生はみられずでした。
そのかわりカタクリやショウジョウバカマなど
例年だとゴールデンウィークに描きに来るお花が満開でした!
今年はやっぱりお花が早い!
ショウジョウバカマ(F6水彩)
暑かった!!!
雪が残っているはず、と思ったので
ライトダウンやらもこもこパンツやらフリースやら
あったかグッズをたくさん持っていったんですね。
そうしたらあっついんですよっ!
半袖ほしかったくらい。
このお花は車道に面した急勾配の中ほどに咲いてました。
下の方にはイカリソウの蕾がたくさんあったのですが
まだ開いておらず
ちょっと残念に思ったのですが、ふと見上げると上の方は咲いてるのね。
イカリソウ(F6水彩)
涼しげにゆれる繊細なお花、イカリソウ。
描けてよかった♪
ほんの数メートルの違いなんだけれど
気温がちがうのか
日当たりのせいなのか
蕾をみかけたり咲き終りをみつけたりしたら
あきらめずに上下を探すとよいようです。
ショウジョウバカマとクジャクシダ(F6水彩)
シダのくるくる巻いた新芽がなんともかわいらしい。
いろいろ種類があるみたいなんだけれどさっぱりわからない。
このクジャクシダ、ていうのは
アジアンタムの仲間みたいでとてもきれいです。
山菜とりの人と何度か行き違いました。
手押し車にいっぱい採ってくるの!
ウド、コシアブラ、たらの芽、コゴミなど。
コゴミは足の踏み場もないくらいに出てた!
こないだスーパーで1パック500円位で売ってたぞ~。
もちろんたっぷり摘んでかえりました。
アズマイチゲ(F6水彩)
これを描いている途中で日が廻り
あんまりにも暑くなってしまったのであきらめて撤退。
左側ににょきっと出ている枝はたらの芽なんです。
上の方に食べごろなのがちょこっとあったのですが
涼しくなってから戻るともうすっかり摘まれてました。
残念・・・><
けっこうみっちりスケッチしてきたので
まだあります。
続きはまた明日ね。
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ほんとか?
ショウジョウバカマ(猩々袴)
学名:Heloniopsis orientalis
科名:メランチウム科ショウジョウバカマ属
分布:北海道から九州までの、やや湿った場所
開花期:2月~4月
花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根
生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされる。
花言葉:「希望」
カタクリ(片栗)
学名:Erythronium japonicum Decne.
科名:ユリ科カタクリ属
別名:堅香子(かたかご)
分布:北東アジア(朝鮮半島、千島列島、サハリン、ロシア沿海州。
日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内にかけて広く分布。
開花期:2月~4月
発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7-8年程度までは卵状楕円形の1枚の葉だけで過ごし
鱗茎が大きくなり2枚目の葉が出てから花をつける。
毎年少しずつ鱗茎に養分が蓄積され、発芽から開花までには7-8年を要する。
カタクリの平均寿命は40-50年ほどと推定されている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており
アリに拾われることによって生育地を広げている。
花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」
クジャクシダ(孔雀羊歯)
学名:Adiantum pedatum
科名:ホウライシダ科ホウライシダ属
別名:クジャクソウ
分布:日本では北海道、本州に広く分布し、四国と九州では一部で見られる。
国外ではヒマラヤから東アジア、北アメリカに分布し、遺伝子的には若干の分化が見られる。
葉の枝分かれに特徴があって、それぞれに羽状複葉になった枝(羽片)を
扇のように広げた姿がクジャクの尾羽を思わせるのが和名の由来である。
花言葉:「初恋」「寂しさに耐える」
アズマイチゲ(東一華)
学名:Anemone raddeana
科名:キンポウゲ科イチリンソウ属
分布:日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、
山地や山麓の日当たりの良い場所に生育する。
アジアでは樺太、朝鮮、ウスリー地方に分布。
開花期:3-5月
「東」は関東を意味する。
「一華」はイチリンソウ属の花の一名で、花が茎の先に1つだけつくことからきている。
よく似たキクザキイチゲとは、本種の葉が深く切れ込まないことで区別する。
花言葉:「静かな瞳」
私、木下美香についてはこちらにいろいろ!
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