柿でできてます。


柿の季節ですね!



柿と菊(F4水彩)

大好きな柿ですが、期間が短い上に
いっぺんに採れ過ぎるというちょっとした欠点があります。

この時期のわたしはほとんど柿でできてます。

生の柿ももっちろんおいしいのですが
数年前から干し柿にハマってまして
ベランダでプラプラ干してます。
渋柿の素晴らしいのをたくさんいただいたので
どんどん剥いて干せばいいだけ・・・のはずですが
これは家族の協力なしではなかなか難しいです。

まず、この干す作業が意外と大変。
いただいてすぐに剥かないと
どんどん熟して干せない状態になってしまいます。
母を中心に、叔母、妹、総動員でひたすら剥きます。
いろいろなやり方を試したのですが
焼酎につけてから吊るすとすぐに渋が抜けて
しかもカビの防止にもなります。
10個ずつ麻紐にかけて
ベランダに置いたキャスター付きの
高さ120cmほどのハンガーにどんどん吊るしていきます。

これがとっても便利で、日向への移動はもちろん
雨が降れば部屋にも取り込めます。

北国とちがって気温が高いし
まだコバエもいるので
油断するとカビが生えたり
虫が発生してしまったり
何度か失敗しましたが
よい手を編み出しました!

テレレテッテレ~♪

せーんーぷーうーき~~~
(ドラえもん風で)

これね、マジですばらしいっす!
風が当たるので乾くのも早いし
コバエもよってこれないんです!

そんなわけで今年のうちの干し柿はすばらしい出来です♪
自分で干したのと売ってるのとでは
全く味がちがいます。
うちで干したのも
冷蔵庫とかで保存すると
どんどん味が落ちるので
やっぱり干したてを食べるのが美味しいんでしょうね。
渋柿が手に入ったらおためしください。

今日は8月のお話。



軽井沢 雲場池(F4水彩)

軽井沢の紅葉、と言えば雲場池。
10月にみんなでスケッチに行こう!ということで
下見に出かけたのですが
お盆休みに行ったのでとても混んでいました。
雨が時折ばらつくお天気だったせいかツバメが水面すれすれを
飛び回っています。
深呼吸したくなるような
緑色の空気。
10月のツアーの日はここが赤や黄色に美しく染まり
最高のスケッチびよりとなりました。

2018年のカレンダーの全部の絵と解説文が読める
こちらのホームページをぜひご覧ください。
それぞれの月の絵をクリックすると読めるようになっています。
パソコンのほうが見やすいかな・・・。
ホームページへはこちら


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虫が入ってる実・・・でもきれい。


野葡萄は私の好きな実のひとつ。
葡萄、とつくけれど食べられません。

翡翠やターコイズ、水晶にラピスラズリといった
宝石のような色はほんとうに美しい。

このバラエティに富んだ色は
『ブドウタマバエ』や『ブドウガリバチ』の幼虫の寄生(虫えい)によって
虫コブ状になって異常に脹らみ白緑色や淡紫色や瑠璃色それに赤紫色になったもの。
形も大小不揃いになります。

つまり中に虫さんがいるんです。

わたしがこれを見つけたのはもう10月の終わり。
色も随分と褪せていて
虫が無事成虫となって飛び出したのであろう
穴があいておりました。



野葡萄(F4水彩)

今日は久しぶりに教室がなかったので
たまったお仕事を。

カレンダーの発送は明日にはできるかな。

もし万が一、頼んだのに来てない!
ってことが1週間後にありましたら
ご連絡ください。
万が一。。。とかいいながら去年、何件かありました・・・><

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こんなかんじです♪
解説文を読めるこちらのホームページをぜひご覧ください。
それぞれの月の絵をクリックすると読めるようになっています。
パソコンのほうが見やすいかな・・・。
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今日は7月のお話。



山百合(F10水彩)

梅雨明けの声がちらほら聞こえだし、気温が上がりはじめると
この花のことが気になります。
今年もうきうきと描きにいったところ
毎年たくさんの山百合が咲くエリアがすべて丸刈りにされていました。
蕾もたくさんついていたはずなのに。
植物の知識も愛情も持たない業者に
委託したのでしょう。
スケッチは残った貴重な山百合です。
管理しているところを調べてメールで山百合の保護をお願いしましたが
来年がどうなるか、とても心配です。


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ノブドウ(野葡萄)
学名: Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
科名:ブドウ科ノブドウ属
別名:イヌブドウ、カラスブドウ
分布:日本全国のほか東アジア一帯に分布
開花期:花期は7〜8月*実は9月から10月

果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、
虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになる。正常な果実は少ない。

花言葉:「慈悲」

カレンダー、完成!


菊の季節となりました。
うちの菊は9月の長雨で葉の病気が広がり、
ちょっと残念な感じになっております。
それでも健気に花を咲かせてくれているので
やっぱり描かねば。



菊(F4水彩)



菊(F4水彩)

昔はあまりよさがわからなかった菊も
年をとったのか、好きになってきました。
いつも虫がついているような
飾っていると花瓶のまわりがべたべたと汚くなるのが
なんともイヤでした。
それはやっぱりイヤなんだけど
それに増して菊の香りや可憐な姿が好きになっちゃった。
よく洗って飾ろう。(笑)


カレンダー、ようやく発送の準備が整いました。

今回は10月にいろいろ入れちゃったのでバタバタしており
なかなか準備まで手が回らず
10月中に発送したかったのに今ごろです・・・

でも年内には間に合いますよね!!!!
やった!!!

ここで少しカミングアウト。

311、あの大震災のとき
私は脚を骨折していてまだ金具が脛に入っており
平らな道でもゆっくりしか歩けない状態でした。

余震が続く中で教室もお休みになり
時間はあったのに
あのひどい状態の東北にわずかばかりのお金を送る以外
何の助けもできない自分がほんとうに腹ただしかった。

そこで翌年からカレンダーを被災地の仮設住宅に送る活動を始めました。
少しでも和んでいただけるといいな、
少しでもよい一年になりますように、
祈りをこめて送りました。

こんなことぐらいしかできない自分が恥ずかしくて
皆さんにはあまり言ってきませんでした。

でも、気がつきました。

お店で2000円も出せば有名な作家さんの
もっとゴージャスなカレンダーが買えるのに
わたしのA4サイズのカレンダーを2300円も出して買って下さってる。

被災地に送るのにかかる費用はそこからも出ているのに
皆さんに何も報告しないのはいけないことだったんじゃないかと。

去年まで買って下さってたたくさんの皆様

宮城県の石巻市の仮設住宅に毎年100部ほど
宮古市の仮設住宅に50部ほど

送らせていただいてます。

今年は石巻に60部、宮古市に50部送らせていただきました。

だいぶ仮設住宅も減り、高台への移住も進んできているようです。
でもこの2市だけでもまだこれだけの方々が仮設にお住まいなのです。
忘れずに支援していかないといけないですね。

今夜はもう遅いので新カレンダーの全貌はまた後日。

今日は6月の絵をご紹介します。

うちのお庭はこの花々の咲く時期がいちばんきれい。
千鳥草、ニゲラ、シナワスレナクサなどが庭を青のグラデーションで染め上げます。
いろいろな種類の蝶や蜂が集まってきて狭いながらも天国のような眺め。
この花々が終わって紫陽花が咲き始めると梅雨のはじまりとなります。



青い庭から*千鳥草・ニゲラなど*(F4水彩)

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あと久々の20分スケッチ!
こちらのボタンをクリックしてくださいね。
マユミと柿の葉(紅葉してる)です。
   ↓

20分スケッチvol.12

お時間のない方はこちらのクイックバージョンをどうぞ!
  ↓
クイック20分スケッチ

軽井沢スケッチツアー!


ただいま~~!

おととい軽井沢スケッチツアー、無事終了いたしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
おつかれさまでした!

寒い寒いとさんざん脅されていたので、びびってましたが
快晴で気温は低いようでしたが寒さは感じませんでした。
爽やかでちょうどよいスケッチ日和!
紅葉も見ごろ!

白糸の滝~。

お天気にはとっても恵まれたのですが
事故渋滞に巻き込まれ、まさかの2時間遅れで到着・・・・
それが返す返すも残念でなりません・・・
事故現場、3つも見ましたもん・・・

無彩庵池田さんにはご迷惑をおかけしましたが
13:30にお昼の時間をずらしてもらってスケッチ時間を1時間確保。

あわただしかった!

もともとは白糸の滝の手前でスケッチする予定でしたが
ドライバーさんに上手く伝わっておらず
しかも行きたかったところに進入禁止の札が・・・

今思うとそこで降ろしてもらってスケッチに行けばよかった。

白糸の滝をみられたのはよかったのですが
予想通り混んでいてちょっと描きにくかったかな。

でも、ほんと皆さんのやる気には感動しました。
人混みに負けず
しっかり場所を確保してスケッチをしてくださってました。
その場で描けない、と判断した方々はしっかり写真を撮った様子。

同じ写真を見て描くのでも
実際に行ってその場の空気を吸って
光を感じて音を聞いてそれを思い出しながら描くのと
全く行ったことのない場所の写真を写し取るのとは全くちがいます。

そしてあわただしく無彩庵さんへ

う~ん、メニューをみてもどんなものがでてくるのかよくわかりません。(笑)

前菜「純米吟醸酒粕のブランマンジェ 信州サーモン すじこ ガルムドレッシング」

ブラン・マンジェ:(フランス語: blanc-manger、ブラマンジェとも)は冷菓の一種。
          現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、
          バニラなどで風味をつけた牛乳を
          ゼラチンで固めたレシピが多いが
          本来は砕いたアーモンドから
          アーモンドミルクを抽出して牛乳に香りを付けて作り
          肉が入ることもあった。
          名称は古フランス語で「白い食べ物」という意味の
          「blanc manger」に由来する。

・・・だそうです。お・おいしい!

「温製。工藤さんのバターナッツカボチャのポタージュ。」

バターナッツカボチャは偶然にもこの数日前にポタージュにして食べたばっかり!
かわいいかたちのカボチャだよね。
やっぱりプロの味はちがいます。

「マツカワカレイと信州きのこのムース・シャドークィーンのガランティーヌ
  魚の出汁と海苔菜をソースに」

ガランティーヌ(Galantine):主に鶏肉や魚肉等の骨を除いて
              詰め物をしたものを低温で茹でて
              アスピックで覆い
              冷たくして提供するフランスである。

なるほど。
外側の薄紫色のがシャドークィーンという品種のジャガイモだそうで
それでカレイときのこのムースを包んであるという手の込んだ1品。
頬張るときのこの香りがふんわりとして
なんとも幸せな気持ちになります。
付け合せの野菜がひとつひとつしっかりした味がします。
この盛り合わせ、山でスケッチ!のイメージですね。^^

最後はデザート!
「秋茄子のコンポート 焼き茄子のグラス 葛」

な・・・なす?
なすってデザートになるんだ?

食べてびっくり。
上に載ったちょっととろみのあるアイスクリーム、焼きなすの味がしますよ!
コンポートも絶品!

食後は予定変更で近場の雲場池に向かいます。
2時間スケッチ時間取れますよ!

おお~!紅葉真っ盛り!

でもね、やっぱり混んでた。
次回は今日の教訓を生かしてよりよい企画を立てたいとおもいます!

もう混んでるとこは行かないよ!

そしてもうちょっと近場をさがすかなあ。
でも軽井沢はまたリベンジしたい。
今回ご参加の皆様、次回のためアンケートの提出、よろしくお願いいたします。

そしてセンセイは少しだけ描きましたよ。



白糸の滝(F6水彩)

時間、足りませんでしたね~。
皆さんの作品も楽しみにしてます!

動画も撮りました。
クリックした方のみの限定公開です。


こちらをクリック

また行こうね!


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今年は不作?カラスウリのスケッチと5月のカレンダー


うちの裏は日陰だし狭いので雑草が生えないよう砂利を敷いて
特に何も植えない計画だった。
・・・が10年も経つといろいろ生えてくるんだなあ・・・
そのなかのひとつがこちら。



カラスウリ(F4水彩)

私はこれが大好きで
実がなる頃になると車に高枝切りバサミを積んで
川沿いに取りに行く。
私のお教室の方は毎年描いてると思う。

「来月はカラスウリですよっ!」

って毎年意気揚々と告げるんだけれど
みんなイマイチわたしほど嬉しくなさそうなのは気のせい??

こんなに身近でこんなに素敵なモチーフってなかなかないと思うのです。

今年はどうも不作なようで
いつも鈴なりになっているところにちょろっとしかなく
とても残念な気持ちでいっぱいなのですが
うちのうらに生えてきたカラスウリが
だんだんと立派になってきて嬉しい限り。
来年は自家製でスケッチできそうです。

引き続きカレンダーの絵について。
5月は薔薇!!!

よかった~~!コレ落とされなくて!!!

意外と「コレ、推しメンなんです!」と思ってたのが伸び悩んでたのですが
これは残りました。

ブレーマー・シュタットゥ・ムジカンツ、という舌をかみそうな名前の薔薇。
ドイツ生まれ。
まさに薔薇色とはこの色のことなのではと思うような
見ているだけで幸せになれるピンク色。
可憐な蕾から開ききった華やかな姿まで
すべての瞬間が美しい薔薇でした。
ここのお宅ではニゲラなど優しい雰囲気のお花と
組み合わせて植えていらっしゃるので
それがまたとても素敵でした。

今年もあちこちお邪魔して
いろんな薔薇を描かせていただいたのですが
やっぱりなかなか満足のいくスケッチはできません。
薔薇は永遠の課題となりそうな予感。

Aさま、Fさま、Yさま、
懲りずに来年もお邪魔させてください。



ブレーマー・シュタットゥ・ムジカンツ(F8水彩)

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いよいよ軽井沢スケッチツアー、いよいよ明日です。

現地レポートお楽しみに♪


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カラスウリ(烏瓜)
学名:Trichosanthes cucumeroides
科名:ウリ科
別名:玉章(たまずさ)・ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ
原産地:中国・日本
開花期:7月〜9月*実は10月から11月末

朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。
雌花の咲く雌株にのみ果実をつける。
種子はその形から打ち出の小槌にも喩えられる。
そのため財布に入れて携帯すると富みに通じる縁起物として扱われることもある
。中国では医薬原料として活用されており、果実・種子・塊根ともに生薬として利用されている。
かつては日本でも、しもやけの薬として実から取れるエキスが使用された
若い実は漬物にするほか、中身を取り出し穴をあけてランタンにする遊びに使われる。
また、カラスウリの根を煎じて、ぜんそく薬にしたり
果汁を手足などのひびに塗ったりするという伝統的民間療法が長野県阿智、喬木村などに残っている。

花言葉:「よき便り」「誠実」「男ぎらい」

ベランダは大荒れ。軽井沢は寒そう!でもお天気OK!


嵐が過ぎていろいろ散ったり葉が落ちたりしましたが
ホトトギスはまだ残ったようです。
これはほんとのホトトギス。
よくお庭に植わっているタイワンホトトギスとはちょっと風情がちがいますね。

山をもってらっしゃる生徒さんからのいただきものです。



ホトトギス(F4水彩)

朝から荒れ果てたベランダの掃除をしておりました。
翁草の蕾が風で折れてしまっているのを見つけてがっかり。
そうだ、アネモネの植え替えをしようと思ってたんだ、とか
風船蔓の種を頼まれてたんだった、とかいろいろ思い出して作業、作業。
ポインセチアの鉢の雑草をぷい、と抜いたら
コガネムシの幼虫が入っているのを見つけ
あわてて植え替えなどしたりして
(根っこがずいぶんと小さくなっていて愕然!今年咲くかなあ・・・涙)
あっという間に午前中は終わってしまいました。

やっぱり土をいじるのは好きです。

引き続きカレンダーの絵について。
4月はチューリップと白山吹。
お庭の花々です。
このすらりとしたチューリップ、とても可憐ですよね。
昼間日が差すとがばっと開きます。
ヒトデみたいに!(笑)
それはそれで可愛いんですが。
消え入りそうなか細い外見ながら
植えっぱなしでほうっておいても毎年咲いてくれます。

白山吹も好きなお花のひとつ。
丁寧に折りたたまれたようにみえる葉っぱ、清楚な白い花びら
どれをとっても素敵。
これも外見に似合わずかなり丈夫です。
ほうっておくとどんどん大きくなるし
黒い種ができるのですが、発芽率がよいので
落ちた種からもどんどん出てきます。
可憐な見た目、でもしたたか、そんなお花たち。
元気が伝わるとよいな。



チューリップ・白山吹(F4水彩)

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いよいよ軽井沢スケッチツアー、あさってとなりました。
お天気はよさそうなのですが寒いらしいです。
無彩庵池田さんからのご連絡。

軽井沢は、 朝夕と寒くなってきました。26日は皆様暖かい服装でお越しください。今日現在9時の時間で約8℃です。
木曜日の予報、最低気温3℃最高気温13℃となってます。

ひゃ~!冬ですよ!!冬!
ダウン、お忘れなく!!

業務連絡~!
docomo、auのキャリアメールしかお持ちでない方、
メールが拒否されちゃって送れません。
地図を送ったりができないので、もしわからないことがありましたらお電話くださいね。

紅葉がきれいなことはまちがいなし!
楽しみ~~♪


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ホトトギス(不如帰)
学名:Tricyrtis
科名:ユリ科ホトトギス属
別名:ユテンソウ(油点草)
原産地:日本、台湾、朝鮮半島(東アジア)
開花期:7月~10月

東アジアを中心におよそ20種が分布する毎年花を咲かせる多年草で、その内の10種が日本に自生。
斑点のある花びらが、ホトトギス(鳥)のおなかにある模様と似ているためこの名前がある。
また、若葉に油染みのような斑点があるので、ユテンソウ(油点草)の別名がある。

花言葉:『永遠にあなたのもの』『秘めた意志』『永遠の若さ』

風に散った儚い花・・・そして今日は3月のカレンダーについて


やはりゆうべから今朝までの強風でシュウメイギクはすっかり終わってしまいました・・・
たくさんの蕾をつけていた薔薇も
前日までの雨でせっかくの蕾がくたくた。
昨日風が吹き出す前に切って花瓶に活けたのですが
咲くかどうか微妙なところ・・・

明日はベランダの掃除に追われそうです。

テレビをみたらそれどころではない被害が出ているところもあり
亡くなった方もいるとのことで
自然災害の恐ろしさ、また目の当たりにしました。



シュウメイギク(F4水彩)

引き続きカレンダーの絵について。
3月は雪割草。
雪割草と呼ばれる花はほかにもあるようで
ミスミソウ、と言ったほうが正確に伝わるかな。

3年前の春先、花の終わった雪割草の鉢が100円で売られていて
赤、桃、白、紫の4色をゲットしたことから
この花とのご縁は始まりました。
色は札がついていたのでわかっているものの
どんな花が咲くのかお楽しみ。
そしてなんとか夏を越し
翌年の早春、可憐な4色の花を見せてくれました。
ほんっとにきれいでうっとり。
これが群生するところが見たい!とおもっていたところ
毎年カタクリを描きに行く新潟で葉っぱを見つけたのでした。
花が終わってすっかり大きく広がった葉っぱ。
つまりカタクリより早く行かなくてはならない、ということです。

ネットで調べたところ弥彦山で群生しているとの情報をGET。
そうしてやっとであった天然の雪割草です。
ちなみにカタクリも満開でした。
あ・・・あれ?



ミスミソウ(雪割草)(F6水彩)

ミスミソウとオオミスミソウ、というのがあるらしく
葉っぱの形がちがうらしいです。
オオミスミソウのほうが葉っぱに丸みがあるそうで
私のスケッチを見るとどうもオオミスミソウっぽいんだよね・・・
花もいろんな色があって大きめだったし。
でもわからないのでミスミソウにしとこっと。
詳しい方、教えてください。
カレンダーはミスミソウで印刷しちゃった!
てへぺろ。

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ミスミソウ(三角草)
学名:Hepatica nobilis
科名:キンポウゲ科ミスミソウ属
別名:ユキワリソウ(雪割草)
生育地:本州の中部以西の山間地に多く生育
開花期:3月~4月

ユキワリソウ(雪割草)の仲間はヨーロッパ、アジア、アメリカに約10種類が分布する
毎年花を咲かせる多年草。
その中のひとつにヨーロッパ原産のヘパティカ・ノビリス〔H. nobilis〕という基本種がある。
ノビリスはラテン語で「高貴な」という意味。
日本には、分類上その変種にあたるミスミソウ〔var. japonica〕
オオミスミソウ〔var. magna〕、スハマソウ〔var. variegata〕
ケスハマソウ〔var. pubescens〕の4つが分布し
これらがユキワリソウの仲間として親しまれており
主に山間部の落葉樹林の林床や傾斜地に自生する。
ミスミソウの名前は葉っぱが三角形になる種類があるところから名付けられた。

花言葉:「自信」「はにかみ屋」

大好きなシュウメイギクとカレンダーの話。2月は感謝の月になりそうです。


そろそろ終わりに近づいてますが
シュウメイギク、きれいですね!
雨にぬれちゃってかわいそう・・・
台風で散ってしまわないことを願いつつ・・・



シュウメイギク(F4水彩)

20分スケッチ、撮りました。
こちらのボタンをクリックしたら見られます。
  ↓
20分スケッチ

忙しい方のためにクイックバージョンもご用意しましたよ♪
  ↓
クイックバージョン

昨日に引き続きカレンダーの絵について。
2月はギンヨウアカシア。
ミモザ、と呼んだほうがなじみがありますね。

この花は実はお外スケッチをしたことがない
私の中では珍しい花です。
実際うちでは植わっていないし
公園とか自由に入って描ける所にもなかなかない。
しかも背が高いので遠い。
それでも時期がきてよそのお宅でふんわり咲き出すと
気になって仕方ないお花です。

毎年描けているのは生徒さんのおかげです。
毎年誰かしら持ってきてくださるので
ありがたく描かせてもらってます。

このカルチャーの講師と言う仕事を始めて
10年近くになります。
その頃はまだまだ水彩画も今よりずっと下手で
(ブログのはじめのほうとかご覧になるとわかります)
教え方なんてもっとっもっとひどかったのに
ずっとついてきてくださった生徒さんたち。
心からありがたいなあと思ってます。

この仕事を始めてからの10年間は
前の仕事よりもずっと描く時間が増えたので
毎日毎日スケッチをして絵を描いて
腕を磨いてきました。
そうして時間をかけて掴み取ってきた技・・・
まだまだたいしたことはありませんが
それでもこういう絵を描きたい、と来てくださる方が増えました。
このごろはここまで支えてきてくださった皆様に還元しなくてはと思い
わかりやすく伝えるための動画を配信したり
お外スケッチの楽しさを伝えるべくいろいろ企画したり
工夫しております。

このブログもたくさんの方が見てくださるようになりましたもんね。
はじめ4人とかでしたもの!(笑)

ミモザから話がそれましたが
このお花のふくふくした柔らかなたたずまいは
まだ寒い時期なのに春を思わせ
ふんわりと幸せな気持ちにしてくれます。
自然といろんなことに感謝したくなるのです。



ギンヨウアカシア(ミモザ)(F4水彩)

この花を下さる生徒さんの気持ちとしては

「これ描きたいけど難しい。どうやって描くんですか?」

ってことだと思うんですね。

こういうつかみどころのない花は鉛筆で描かない。

いや、あくまで私はですけど。

まずふんわりとだいたいこの辺に入れます~くらいなかんじで黄色を塗っちゃいます。
まだぬれているうちに影の色、まだ蕾っぽい緑の色を
とん、とん、とおくように差します。(たらしこみ)
乾いてから先っぽのほうの蕾っぽい小さい花のシルエットだったり
葉っぱだったり茎だったり、形を捉えやすいものを描きこんでいきます。
(ここはちょっと丁寧に)
葉っぱのつき方、花のつき方はよく観察して正確にね。
最初の黄色はいい加減でいいんですが、ここは神経質にやります。
筆だけで描くのは難しいので
ここからは色鉛筆でも鉛筆でもなんでも使っていいです。
黄色い花も描き過ぎない程度にまるまるさせていきます。
気をつけるのは黄色の影色!
グレーっぽく見えたりもするのですが
基本オレンジ系の色で作ったほうがきれいです。
ブルー系や茶色(影色の定番色?!)はできるだけ使わないほうがこの花らしくなります。
まあ、これもどんな絵にしたいか、によるので絶対ではないです。
背景の色とか組み合わせによって変わりますので
いろいろ工夫してみてくださいね。
水彩画は書道みたいに枚数描くことが必要だと思います。
1枚にいつまでもいつまでも時間をかけると汚くなることが多いので
見極めも肝心。
次、いってみよー!ってかんじで。

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ギンヨウアカシア
学名:Acacia baileyana
科名:マメ科
別名:ハナアカシア ミモザ 
   ミモザアカシア
原産地:オーストラリア
主な開花期:3月-4月

アカシアの仲間は南半球の熱帯から亜熱帯に1200種が分布する。
ギンヨウアカシアはその中の1種で高さ6m~10mに生長する常緑性小高木~高木。
主な原産地はオーストラリア南東部で、日本に渡来したのは明治時代末期。
寒さにはあまり強くないがやせ地でもよく育つので日本でも、
温暖な地域で街路樹として古くから利用されてきた。

花言葉:『秘密の恋』『友情』『神秘』『感受性』『思いやり』『エレガンス』『堅実』

ワークショップの余波とカレンダーの報告ぼちぼち


関西方面に遠征に行ったときにであったきのこ、ヌメリイグチ。
おいしいらしく、案内してくださった地元の方が
ほくほくと持って帰っていった。

たしかにいかにも美味しそうですな。



ヌメリイグチ(SM水彩)

ところで先日の平左衛門さんでのワークショップは
楽しかった、とのお声が多くて
本当にうれしいです♪

なによりお天気に恵まれましたしね。

で、作品の写真、こつこつと集めています。

まだ作品写真をわたしに撮られていない方
次回もってきてくださいね~!

この動画の中に入れます。

一応限定公開で
ここのボタンをクリックした方のみ見られるかんじです。
こちらをクリック

ところでゆうべ、やっとカレンダーの再編集が終わり
印刷屋さんに原稿を送りました。
あと1週間ほどで仕上がってくると思います。
ご注文いただいた方にはそのあとお送りしますので
気長にお待ちくださいませ。

総選挙(笑)で選ばれた12枚の絵ですが
それぞれに思い入れがあります。
そんなこんなを語ってみようかなとおもいます。

まずは1月。

山茶花。

冬の花の定番。
今日蕾をいっぱいつけている木を見かけました。
もうすぐ咲き出しますね。



山茶花(F8水彩)

これ、この絵を描いていたときの写真です。
すごい咲きっぷりでしょ?
雨が降りそうなどんより曇り空の日で
寒い時期なんだけれど生暖かい風が吹いていました。
時折メジロの団体がやってきて
ちいさなくちばしを花芯につっこんで蜜を吸います。
かわいい1団が行過ぎてこんどはヒヨドリが乱暴にばさばさと蜜を吸います。
騒がしい小鳥の声、雨の前の生ぬるい風
雨が降ったらしんしんと冷えるであろう予感
そんな空気の漂うなかでのスケッチでした。

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ヌメリイグチ(滑り猪口)
学名:Suillus luteus (L.:Fr.) S.F.Gray
科名:ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属
時期:初夏から晩秋にかけて
環境:アカマツ・クロマツなどの二針葉マツの林内
分布:北半球の温帯以北(二針葉マツ類が分布する地域)に広く産する

一度茹でこぼしてから、調理するキノコだが
多く食べると稀に軽い消化器系の中毒症状がでる事があるので、その点には注意が必要。
食べ方としては、ヌメリイグチの強いヌメリを活かした汁物や和え物などのナメコと同じような調理法がおすすめ。

毒はあれど


カレンダーの見本が先日届いたのですが
フォントの指定まちがいで
全面的にお直し中。
あと絵の色が全体に淡くなってしまったので
そこもお直し中。

お待ちの皆様、いま少しお時間くださいね。

今日のスケッチは有名な毒草、トリカブトの花。



トリカブト(F6水彩)

お花はずいぶん可憐。
ずらり並んだちいさな勇ましき兜。


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トリカブト(鳥兜)
学名:Aconitum
科名:キンポウゲ科トリカブト属
開花期:8月~10月
環境:湿度が高い森

ドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされる。
トリカブトの仲間は日本には約30種自生している。
沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。
トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似てい
るからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。

花言葉:「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」