暑くても


すさまじい暑さはどうやらひと段落?
まだまだ30度は軽く超える気温なのに
涼しくかんじる今日このごろ。。。

この暑さの中、ぐったりしたりかりかりになったりする植物が多い。
けれどこのお花は元気いっぱい!!

暑くっても子猫のみつまめは超元気。
先輩猫のカイちゃんの周りを走り回って
遊んで欲しいものだからちょっかいをだす。
カイちゃんはもうけっこうなお年なので
子猫のテンションにはついていけない。
あちこち場所を変えてもみつまめがついて回るものだから
ついにはお外に出て行ってしまう。
去年は老猫の看病だったのに
今年は子猫のおもり。
あんみつさんがうちにきたのは
いまのみつまめくらいの頃だったとおもう。
もう子猫と呼ぶにはおおきいのだけれど
幼さを残したエネルギーいっぱいのころ。
この子をいつか看取らなきゃいけないのか、とふとおもった。

お盆に入ったね。
あんみつさんも
お父さんも
おじいちゃんおばあちゃんも
みんな帰ってきた。

みんないつかはあっち側にいくのだね。

サルビア・ガラニチカ
学名:Salvia guaranitica
科名:シソ科アキギリ属
開花期:4月-11月
原産地:南米
別名:メドーセージ

ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンなど南米に広く分布するサルビアの仲間。
日本では、本来サルビア・プラテンシスを指す「メドーセージ」の名で流通していることが多いが
これは日本にサルビア・ガラニチカが輸入され始めた頃に
流通業者が間違って名づけてしまったためと言われている。

花言葉:家庭的、普遍愛

久々のおでかけ


先日スケッチした山百合。
いちばん開いた状態で。

ヤマユリ(山百合)
学名:Lilium auratum Lindl.
科名:ユリ科ユリ属
花時期:7~8月
分布:日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布。
別名:鳳来寺百合(ほうらいじゆり)
花言葉:荘厳、威厳 人生の楽しみ 純潔、飾らない愛

ところで先日、東京駅近くにある三菱三号館美術館で行われている
「画鬼暁斎ー幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」
に行ってきた。
わたしにとって暁斎といえば妖怪画、美人画、かえるの浮世絵のイメージ。
でも実は浮世絵や春画などの大衆向けの絵から
古典的な南画の山水までなんでもこなすマルチな天才画家。
万博に出展した烏の絵が最高賞を受賞したこともあり
当時は有名な超人気画家だったのだけれど
作品があまりに多岐にわたっていたため
後世ジャンル分けができず、
そのころの人気のわりに知名度が下がってしまったのだそう。

コンドルさんといえば、鹿鳴館、旧岩崎邸はじめ明治時代の近代的な建築物のデザインを手がけた
有名なロンドン出身の建築家。
日本文化の研究家でのあり、中でも日本の絵画が好きだったそうで
明治10年に20代で暁斎に弟子入り
明治22年暁斎が亡くなるまで親しい関係は続き
「暁英」の雅号をもっていた。

今回の展覧会ではコンドルさんの絵も出展されていて興味深い。
まさに日本の水墨画、といった絵であったり
暁斎の絵の模写であったり
絵を描く暁斎の姿の水彩画であったり
本業の建築のデザイン画も展示されていて
こちらも多岐にわたる。

弟子、といってもほんとうに中がよかったらしく
一緒に日光に写生に行ったり
いろいろお出かけもしているようす。
お客様が多かった暁斎の日記には
コンドルの姿がたくさん描かれていて
あまりにたくさん出てくるので
スタンプまで作ってしまったそう。
絵日記はこんなかんじ。

*写真は特別な許可を得て撮ってます。


もう終わってしまった前期と開いてあるところがちがうのだそう。
左のページにコンドルさん、いらっしゃいますねー。

このほかにも日記は何冊かあって
こまごまマメに筆を動かしていた暁斎の姿が浮かんできます。

この絵日記のある部屋にあるのはコンドルのコレクションで
100年ぶりくらいに来日した貴重な作品群だそうです。

万国博覧会で最高賞を受賞した烏の絵は100円の値がつけられた。
この100円というのは5~6人家族の一般的な年収に当たるくらいの高値だったため
なぜかと質問が殺到。
それに対して暁斎は、これはからす一羽の値段ではなく
それまで研鑽してきた技に対する対価だと答えたという。
以来100円烏と呼ばれ注文がひきもきらなかった。

そんな烏たちと鳥たち

さすがですな~。

受賞した烏も別のお部屋に展示されてますのでぜひご覧あれ!

私の好きな妖怪シリーズ、化け猫~~♪

こちらの化け猫ちゃんの絵は小さいのですが
別室でこの化け猫ちゃんと記念撮影できる場所があります。

有名な美人画もちゃんと観られます。
下図から観られるのがうれしい。
こうして名作は作られるのですね~。

9歳のときに川で生首を拾って写生をしたというエピソードをもつ暁斎。
妖怪絵はユーモラスだけどどこかリアリティーがあります。
そして9相絵といわれる、死体の絵、かなりリアル・・・><

この右側の絵は狼が生首を咥えているのですが
ほんと、見たことある人しか描けないリアルさです。
狼にも会った事があるんだそう。

写生を重んじたという暁斎。
1日に描く量もハンパなく多かったようです。

最近さぼり気味の写生、ちょっと活が入りました。
やっぱり写生だよ~!!

今回はブロガー内覧会、ということで特別に写真を撮らせていただいたのですが
1枚撮りは不可、クローズアップも不可、ということで
あまり素敵な写真でなくて申し訳ありません。

このほかにもお見せしたかったのが
戦うかえるちゃんたちや、扇子をもった蟹たち
などユーモラスな作品。
一応写真はとったのですが細かすぎて引きの写真では全然伝わらない!

あと写真不可だったこれもユーモラスな春画の数々。
グロテスクではなくぷぷっと笑っちゃうようなもので
笑い絵、ともよばれるそうです。

画鬼暁斎は9月6日まで三菱三号館美術館にて。

MicaKatolaのブログ、アップしました。

明日から!


先日スケッチした山百合。
毎年暑いさなか、蚊と戦いながらのスケッチとなるので
なかなかつらいのだけれど
今年は特に暑かったような気がする。
早朝の林の中は多少ひんやりしているものだけれど
今年は早くからむっと蒸し暑く
蚊もわんわんしていた。

でもまあ、山百合の美しさはかわらず。

理科大の山百合はずいぶん減ったように思う。
この株はとても大きくてお花も美しかったので
3回通って描いた。
これは1枚目。
2枚目のひらき具合がいちばんよかったのだけれど
写真を撮る前にここに出してしまった。


ん?
みつまめくん寝てる?
よってよって!

ちゃーん!
第33回いしどアートスクール絵画展~!

森岡先生の絵画講座、裸婦講座、
秋田先生の絵画・デッサン講座、
長縄先生の児童画講座
藤島先生の日本画講座
新講座、えほんとイラストの高部先生も出すよね?
わたしの受け持っている水彩画・絵手紙・両講座ももちろん参加。
長く描いてらっしゃる方も多く、
レベルの高い絵画展になるとおもいます。

柏高島屋 ステーションモール8Fの市民ギャラリーです。
お時間ありましたらぜひ~!
明日、2日から5日水曜まで。

わたくしも山百合の2枚目と薔薇の水彩画2枚出してます。

いしど画材さんのホームページはこちら

ヤマユリ(山百合)
学名:Lilium auratum Lindl.
科名:ユリ科ユリ属
花時期:7~8月
分布:日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布。
別名:鳳来寺百合(ほうらいじゆり)
花言葉:荘厳、威厳 人生の楽しみ 純潔、飾らない愛

MicaKatolaのブログ、アップしました。

暑い日のねこ。


ひろってきたころはぽわぽわしていた毛もすっかり猫毛に。
すらりとしっぽも長く脚も長く
まだ小柄ではあるけれど大人に近づいてきたみつまめくん。
暴れん坊で家中を走り回ってる。

暴れすぎて暑くなって休んでるところ。
・・・これも一瞬。
またすぐに暴れだす。

暑すぎてふだんあまりクーラーを使わない我が家でも
連日お世話になっている。

そんな中秋のお洋服ぞくぞくできてきた。
MicaKatokaのブログ、見てみて下さいまし。

おいしい実


いただいたブラックベリーの小枝。
なかなかおいしいものだね。

長野の叔母から送られてきたブラックベリーのジャムは
種が気になるけれどやっぱりおいしい。


土用干ししたうめぼしはあっというまによい感じに乾き
これはこれでおいしいのよねー、とかりかりかじる。
夏ばて気味のからだにムチ打って
プリントに励む今日このごろ。
やっと2柄目、猫柄に突入。

セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)

学名:Rubus fruticosus
科名:バラ科キイチゴ属
別名:ブラックベリー (Blackberry)
開花期:5月下旬から6月
結実期:7月から8月上旬
原産地:米国中部

果実は生のまま食べることも出来るが、多少酸味があるためジャムにして食べることも多い。

花言葉:素朴の愛、孤独

暑さのなかで


暑い・・・
とにかく暑い。
書くのもいやになっちゃうね。

この暑さのさなか、ダンボール3箱につめられた秋物の服と格闘中。

そう、今年の文化村はもろもろの事情でやめたのだけれど
9月の末に縫製のカトラさんとプリントのわたくしのユニット
MicaKatolaの展示会が
池袋西武で予定されている。
それに向けての製作である。

そちらの方の詳細もそろそろアップせねばね。

やっと製版が終わって
明日からプリントに入れそう。


酷暑のベランダで涼やかに実をゆらしている風船蔓。
なんだか今年は元気がよくって
実も大きめ。
一緒に植えているオキナワスズメウリも
なんだか今年はよい感じ。
去年は実が赤く色づく前に冬が来てしまって
泣く泣く緑のままの実をとって部屋に飾っておいたら
じわじわと赤くなってちゃんと種が熟してくれたのであった。

ベランダといえば、梅干の土用干し、今日で2日目である。
いい感じに乾燥してきたぞ♪

そんなこんなであれこれ忙しく
なかなか避暑・・いやいやスケッチにいけないかんじ。
どこかに逃げたいのはやまやまなんだけど~~!

フウセンカズラ(風船葛))

学名:Cardiospermum halicacabum
科名:ムクロジ科
別名:バルーンバイン
開花期:7月~9月
原産地:北アメリカ

属名のカルディオスペルマムはギリシア語のカルディア(心臓)とスペルマ(種子)からなり、
種子に白いハート型の模様があることにちなむ。

花言葉:あなたとともに、飛び立ち

遠景近景


奥日光で戦場ヶ原から低公害バス乗ったことのある方なら
すぐわかる場所、湯滝。
熊の後遺症でバス停のほんとに近くでしか描く気がしなかった。(笑)
ちょうどヤマオダマキが咲き始めていて
キンポウゲも咲いていて
お花と風景、どっちも描きたかったので2枚スケッチ。


下の方にヤマオダマキ、あるのわかるかな?

アップはこちら。

しかし暑いね!!!
みなさん眠れてる?!
みつまめくんは夜一緒に眠ってくれるのはよいのだけれど
朝が早い。
4時ごろには目を覚ましてじゃれついてくる。
叱っても叱ってもかかってくるので
文字通りベッドから蹴落とすのだけれど全く気にするようすはなく
ますます楽しげに踊りかかってくる。
あきらめて起きるけれど
昼間眠い~~。
強制的に朝活・・・

ヤマオダマキ(山苧環)
学名:Aquilegia buergeriana
科名:キンポウゲ科オダマキ属
開花時期:6-8月
分布:北海道、本州、四国、九州に分布し、温帯から亜寒帯の山地の道ばたの草地や林縁に生育する。

苧環(おだまき)とは、昔、カラムシ(苧)やアサ(麻)などの繊維を巻いた管のことで、
距が伸びた花のようすが似ているためつけられたものであり、
山に生えるのでヤマオダマキ(山苧環)という。

花言葉:「協調性」

蚊との戦い!


梅雨明けしたかのようなぎらぎらお天気。
まだ紫陽花をアップしてなかった!

うちの額紫陽花のなかでもお気に入り
淡いピンクが美しい。
お花のひとつひとつが大きくて描きやすいのも魅力。


山百合が咲き始めたのでいつもの場所に通っている。
前回までは涼しくて快適だったのだけれど
今朝はものすごい暑さだった。
早朝は暑い日であっても林の中は涼しいもの。
ところが今朝は6時からもうむっとしていて
描きおわった頃は汗だく。
湿度がすごかった!
あと藪蚊ね。
蚊対策として、いちばんよいのが蚊取り線香だとおもうのだけれど
それが効きだすまで2~30匹ほどにわんわん囲まれる。
効きだしても油断禁物で
ジーンズの上からや軍手の上からも刺される。

とりあえず今年は3枚書いたからよしとしよう。
明日からはまた引きこもって本画にかかりまーす!

ヤマユリ(山百合)
学名:Lilium auratum Lindl.
科名:ユリ科ユリ属
開花時期:7~8月
分布:日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布。
別名:鳳来寺百合(ほうらいじゆり)
花言葉:荘厳、威厳 人生の楽しみ 純潔、飾らない愛

バスからも目立つ色!


先日行った日光の目的のひとつに
タモギタケという黄色い美しいきのこを見たい、というのがあった。
残念ながらタモギタケはいまいちだったのだけれど
マスタケがいっぱい出ていた。
バスの窓からみえたこの株。
乗り降り自由なのでここで降ろしてもらってスケッチ。
熊に追われたばかり、ということもあり
バス道沿い、人通りもある場所
時々声出していこ~!ってかんじで。
雨上がりの露がきらきら。

もう蓮が咲いたというのに
朝にはげしく雨が降っていることが多くてなかなか描きに行けずにいる。
山百合の蕾もだいぶふくらんでいた。
来週には咲き出すだろうな。
忙しくなりそう。

ていうか、もう忙しいかも。
MicaKatolaの展示会が9月に決まり、
もうカトラさんから一箱ぶんの服が届いている。

熊柄、いくよ~。
子熊も2頭入れよっと。

きのこもね。

みつまめくんもね。

いろいろ楽しく忙しい。
MicaKatolaのイベントの詳細はのちほど!

マスタケ
学名:Laetiporus sulphureus
科目:サルノコシカケ科
環境:針葉樹または広葉樹の切り株や枯れた木の上などに重生する。
季節:春~秋

大型のキノコが多いサルノコシカケ科に属するキノコで、直径が10~30cmほど、重量も5kg位に成長する。
まだ成熟していない赤みを帯びたもののみを食べるキノコで
生で食べると吐き気をもよおすなどの症状が見られる為、
揚げるなどして、内部までよく火を通す必要がある。
日本では食用キノコとして扱われてきたが、毒成分が確認された事もあり、
食用とする事はあまり推奨されていないようである。
外国では多くの場合、毒キノコとして扱われている。

*フライにすると鶏肉のような味わいでなかなかおいしいよ~♪
(個人の感想です☆)

失敗は成功のもと・・・のはず。


今日のきのこは近所の森のもの。
この時期はうちのちかくでもいろんなきのこが発生する。
ぽちぽちが美しいテングタケ。
ムラサキヤマドリタケのちびっこもいっしょ。

別の日のテングタケ。
すらりと立ってる。


このテングタケのぽちぽちを描くのに
マスク液を使用。
知っている方も多いと思うけれど液状のゴムである。
コーティングして紙の白を残すためのもの。
この絵の場合、ぽちぽちのところに塗っておいて
乾かしてから絵具を塗り、さらに絵具が乾いてから
マスク液をはがすともとの紙のいろ、つまり白が出るのでぽちぽちが表現できる。
壜に入っていて筆で使うものもあるのだけれど
壜は重いのでスポイト状の容器に入っているものを携帯している。
このマスク液、平地ではよいのだけれど
ちょっと高度のあるお山に行くと大変。
日光で失敗しているのだけれど
キャップを外したら出るわ出るわ・・・
中身の流出、止まらず~!!!
使ったことのある方ならご存知かとおもうけれど
これは厚塗りしすぎると乾かなくって
次の行程に進めなくなってしまう。
しかもスケッチブックも閉じられない。
気圧の関係で膨張しちゃうんですな・・・
2回もやっちゃった。

テングタケ
学名:Amanita pantherina
科目:テングタケ科
環境:広葉樹の林の中の地上に単生する。
季節:夏~秋
別名:ヒョウタケ(豹茸)、ハエトリタケ(蠅取茸)

有毒で、食べると下痢や嘔吐、幻覚などの症状を引き起こし
最悪の場合、意識不明に至ることもある。
毒の成分はイボテン酸で、うまみ成分でもある。
また、この成分は殺蝿作用もあり、同じ成分を含むベニテングタケよりも強い毒をもつ。
殺蝿作用からハエトリタケの別名が付いた