ベトナムの果物のはなし


ベトナムのスケッチ、あまりに少なくて残念。
でも果物は存分に食べてきた。

あまり見なれないものが並ぶ果物屋さん。

ランブータン売りの女性。

彼女から現地語で「チョムチョム」と呼ばれるランブータンを半束買い
ぽこぽこした初めて見る果物も2個ばかし買った。
彼女にこれはなに?と身振り手振りできくと「ナー」と答えた。
後で調べたらバンレイシ、または釈迦頭というものらしい。
びっくりするくらい甘いまったりした果肉の中にかつんと硬い種が入っている。
ちいさめのりんごくらいのサイズだけれど
いっぺんに1個食べるのもきついくらいの甘さ。
別名シュガーアップルともいうらしい。
たしかに!

チョムチョムは最高においしい!
ライチみたいな味。
種が大きいので食べるところは少なく
パクパクと何個でも食べられる。
日本でも食べられたらいいのに!

そのほか果物屋さんでマンゴーとおっぱいミルクと呼ばれるスターアップルなどを購入。
小ぶりなマンゴーかと思って買ったのはサボチェとよばれる柿のような果物だった。
心残りだったのは旬だったとみえ、あちこちで売られていたおおきな文旦のような柑橘。
子供の頭くらいの大きさがあり食べきれる自信がなかったので買わなかったんだけど
食べてみたかった・・・

お勧めはチョムチョムとおっぱいミルク!
南国で見かけたらぜひ食べてみてね。

ベトナム旅行記2


2日めはホーチミン市内観光で終わってしまったけれど
3日めはツアーに申し込んでみた。
ガイドブックにも載っていたミトー、メコンデルタクルーズと
もっとワイルドなマングローブの森に行くツアーと迷った。
初日にホテルまで連れて行ってくれた現地のガイドさんは
「ミトーはお土産やさんばかり。マングローブのほうが自然いっぱいよ。」
といっていたけれどマングローブは値段が高い。
日本人のスタッフもいるグローバルラウンジで聞いたら
そこの福原愛ちゃん似のスタッフが
ミトーは大好きで何度も行っている、と絶賛。
「はちみつもおいしいし!」
なに?はちみつ?!行く!

というわけでミトーへ。

バイクだらけの市内から高速に乗り、初めてベトナムの田園地帯を見た。
ところどころに建つ家はどこか西洋風で
窓の作りなんかもかわいい。

旧正月の前なのでたくさんの花を積んだ船が川辺に停泊している。
市内のお花屋さんも山盛りのお花を売っていて
ヒマワリやぽんぽんのマリーゴールド、色鮮やかなケイトウなんかを中心に
みんなこぞって買い求めていたけれど
ここミトーの花市場?
とってもすごかった。
上記のお花はもちろん、
盆栽や実をたくさんつけた金柑も売られていて
ホーチミン市内でもたくさん見かけた黄色い梅、ホア・マイ・ヴァンもずらりと並ぶ。
盆栽らしきものもあるのがびっくり。
一瞬サツキかと思ったらブーゲンビリアだった・・・

船着場、素敵!
ここで1枚描きたかったけれどツアーなのではぐれたらおこられる。

そしてはちみつの島へ。

竜眼という果物の花の蜜だというはちみつは
さらっとしていてかすかに酸味があってとてもおいしかった。
蓮の葉茶で割って金柑を搾って飲む。
風邪なんかいっぱつで治りそう。

そこでは大きなニシキヘビを触らせてくれた。
おとなしくて可愛い。
肩に乗せてもらって満面の笑顔で写真をとってもらったけど
恥ずかしいから隠しておくことにする。

そこからまた船に乗せられたのでどこに行くのかと思ったらすぐ近くの岸に。
そこはココナッツキャンディの工場。
そこからてくてく歩いて船着場にゆき、ちいさな手漕ぎの舟に乗る。

ガイドの方が言うにはベトナム戦争での枯葉剤の被害者の方々だから
チップを渡すように、とのこと。
ベトちゃんドクちゃんの衝撃は忘れられない。
どこでどのくらいの被害があったのか
戦争はほんとうに恐ろしい。

私が乗った舟を漕ぐのは細い女性だった。
男性ががしがし漕ぐ舟に次々おいこされながらも
確かな技術で次の船着場まで悠々と漕いでくれた。

ベトナム旅行記1


ベトナムにいってきました~!
昨年のカンボジアに引き続きアジアの旅。
格安のツアーでホーチミン3泊4日。
とはいえ、移動に2日かかるので正味2日間。
たくさんスケッチブックを持って行ったけれどほとんど使えず。
カンボジアのほうがたくさん描けたなあ。
おなじく3泊4日だったんだけど帰りの飛行機が前回は夕方出発の翌朝着だったのに対し
今回は4日目の朝出発だったのでその日はどこもいけなかったのね~。
まあ、仕方ない。

1日目、チャイナエアラインで台北乗換えで夕方ホーチミンに着く。
前回のカンボジアはベトナム航空でホーチミン乗換えのシェムリアップだったので
今回は乗り換えなしかと思ったのに・・・
帰りの飛行機で一緒になった旅なれたおじさまが言うには
飛行機は乗り換え地点の料金になるのでそこの物価が安いと航空券も安くなるのだそうで
格安航空券だとこうなるのだそうだ。

ちょうど旧正月の直前だったためか
飛行場はたくさんの人々が出迎えに来ていて
芸能人か有名人でも来ているのかと思うような賑やかさ。
車やバイクの量にも圧倒される。

翌日はホーチミンの町歩き。
思ったよりも暑くなく、なかなか快適。
サイゴン大教会のはす向かいのカフェに座ってスケッチ。
あ~~建物は苦手だわ~。
もっと練習します。

サイゴンがフランスの植民地だった1863年から1880年にかけて建設されたカトリックの大司教座大聖堂で
聖マリア大聖堂とも呼ばれるモダンな建物。
周りをたくさんの車とバイクが走り回り
なんとも騒がしい。

ベトナム語は発音が複雑で母音が10もあるそうだ。
泊まったホテルのティエン・タオ・ホテルも聞き取ってもらえたためしがなく
タクシーはホテルでもらったカードを見せてなんとか連れ帰ってもらえる。
ありがとうはカーム・オンだけどこれもなかなか聞き取ってもらえない。
こっちの市場は今工事中だからこっちの市場に行くように、と
ガイドの人がアドバイスしてくれたけど
どっちもベンタイといっているように聞こえる。
ガイドブックにはベンタインとビンタイとアンドンが載っているので
工事中だというのはビンタイだろう。

こちらはベンタイン市場付近のホテルの2Fにあるカフェから。
左側が市場。

市場はあまりにすごいエネルギーで
何にも買えずに出てきてしまった。
アメ横に近いかな。

ベトナムは食べ物がとてもおいしい。
どこで食べてもおいしくて、まずかったものはひとつもなかった。

ただね、売り切れといわれることが多かったのと
わたくしの胃袋のちいささで
いろいろ食べ損ねちゃった。
本場のチェーとバインミーを食べられなかったのが心残り。
また続きは明日~。

カンボジア旅行記最終回


暖かくなったり寒かったり毎日不安定。
そろそろ八重桜のスケッチに入らねば。

旅行記も最終回。
4日めはツアーの予定は何もなく自由行動だったのだけれど
ガイドさんに紹介されたオプションのツアーの中に
ベン・メリアという発見されたまま補修されていない遺跡が郊外にあり
そこがおすすめだというので申し込んでみた。
他にも湖のクルーズとかオールドマーケットとかいろいろあったのだけれど
そのなかでもちょっと高かった。
出発してその理由がわかった。
車のチャーター代と日本語のガイドさんつきだからだね。
もし次回行くことがあったら車をチャーターしちゃったほうが安い。
ちょっと遠いけれど遺跡の入場料は5$でそんなに高くない。

道の途中にやはり屋台が並んでいる場所があるのだけれど
ここは椰子糖ではなくおこわを竹筒に入れて蒸して売っている。
米、お豆、ココナツミルクをいれて焚いたものだそうで
ひとつ試しに買ってみたけれどとてもおいしかった。

そして肝心なベン・メリアはどんなところだったかというと・・・


おおおお!


中もこんな。


11世紀末~12世紀初頭に立てられたヒンドゥー教の寺院。
ベンとは入り口付近にあった木の花の名前だそうで
ベン・メリアで「花束の池」という意味を持つという。
美しいたてものであったのでしょう。
補修されていない、とはいえ
ちゃんと上に上れるように木製の通路がしっかり作られており
観光客もかなりたくさん。
イメージとちがったわ~。

ここでも木が遺跡を侵食中。

このままほうっておくと木の根が育って太くなり
遺跡がますます壊れていく。
そのうちなんらかの手を加えないと瓦礫の山になっちゃうね。

ガイドさんに頼み込んで20分だけ!とスケッチさせてもらう。
「ホテルでバナナ描いてた人?」
と言われ、お許しが出た。
そういえば前日のトゥクトゥクの運転手にもそう言われたんだった。


小学生なんかも集まってきちゃって賑やかだったけれど
なんとか1枚!

このツアーは午前でおわり。
帰りの飛行機は6時にホテルに集まればよい。
さてどこにいこう?
あまり遠くはいけないのでホテルから近いバンテアイ・クディに
やっぱりトゥクトゥクで行ってみた。
画材をもっていくとやっぱり
「バナナのひと」と言われた。
あれだけきれいなお花か咲いているホテルだけれど
描く人はめずらしいのかな?

こちらがバンテアイ・クディ。

僧坊の砦、という意味。
アンコール・トムなどと同じくジャヤヴァルマン7世が
もともとヒンドゥー教寺院だったものを仏教寺院に改築したもの。
当時は僧侶の学問の場だったと推測されている。
2001年に上智大学の調査団が274体の廃仏を発見。
さらに2010年に6体を発掘した。

お坊さんがいてお線香を焚いている。
これまでの遺跡ではなかった光景。

中も広そう!
だけど描く時間がなくなるので
私が入ったのはここまで。
入り口がすてきだったので
そこを描くことにする。

聞いたことのないような美しい小鳥の声がする。
暑すぎるのか意外と蚊がいなかったけれど
日本でもよくなやまされる目の前をぶんぶんとびまわって
目に飛び込んでくる「目の前虫」がいっぱい。
目に入られたYO!
何がしたいんだ、あいつらは!

飛行機の時間には間に合い、無事に乗り込んだんだけれど
おうちにつくまでが遠足ですからね。

トラブル発生。

乗り換えの地、ハノイで「NARITA~!」と成田に行く人だけがぺたぺたとシールを貼られたと思ったら
飛行機の整備不良で成田行きにのれないので
名古屋にいかなくてはならないという。
そのかわり200$も返金してくれて
名古屋からはJALで成田に運んでくれるというので
かえってラッキー?
あさの7時につくはずが10時くらいになるけど。

そんなわけで少々遅くなったけれど無事帰国。
どこでも眠れる特技をもつのであっという間についちゃった感じ。

帰国した日はもう桜が咲いてるかと思ったらちょびちょびで
小雨交じりの寒い日だった。
おなかがすいたのであったかいラーメンなど食べて帰り
お昼寝をしていつもの夜のプールもちゃんと行ったくらい元気だった。
翌日のあさごはんももりもりと食べたんだけれど昼ぐらいからなんだかおかしい。
疲れた?と思って横になってから2日間寝込みました。。。
吐いて下したのは一回だけだったので食あたりではなさそう?
それから飲み物だけで1日寝てて
翌日は重湯的なものをすこし。
頭痛がひどいのと背中が痛くてつらかった~。
熱も何もないの。なんでしょうか??
3日目からやっと起き上がって固形物を食べたんだけれど
その翌日からけろっと治ってしまった。
もちろん家族にもうつらず。

気温の変化かなあ?
疲れ?
たしかにあの暑さで外で遺跡見学やスケッチだもんね。
ちょっと年を感じました。

長い旅行記、読んでくださってありがとうございます。
明日からはまた描きためたお花のスケッチをあっぷしていきまーす!

カンボジア旅行記4

桜のスケッチで忙しい日々がつづく。
毎年のことだけれどなかなかスケッチ日和がない。
雨が降ったり風が強かったり
よい日なのにお仕事と重なったり
それでもなんとかがんばればかけるものですな~。

そんなわけでアンコールワットのつづきが滞っております。
自分の記録用でもあるのでまたしばしお付き合い下さいませ。

アンコールワットの朝日を見たあと
各自ホテルに戻って朝食。
そして午前の観光にあらためて集合、という予定。

ホテルの朝食バイキングの
タイ米でできていると思われるおかゆにすっかりハマる。
なんだかおいしいんだよね~。
これに味つきのゆで卵とパパイヤの漬物を入れて食べるのだけれど
ゆで卵には殻がついていてそのままカットしてあるものだから
どうしてもちょっぴり殻が入ってしまう。
そこはあきらめるしかない。
ちなみに少し青みがかった殻のとてもおいしいたまご。
ちょっと郊外に行くと細身で脚の長い元気なにわとりが走り回っているので
彼らの卵と思われる。
野菜も味が濃い。
このほかに5cmほどのちいさなバナナがあって
それがとてもおいしかったのでいっぱい食べた。

レストランの外にバナナが立派になっていた!
こんなの初めて見る~!!!


出発前にささっとスケッチ。

そしてバスで出発。
まずはバンテアイ・サムレ。(サムレ族の砦、の意)

昨日から遺跡めぐりしていてなんだかかぎ覚えのある臭いがするなあとは思ってたんだけど・・・

犯猫はきみたちね。
こっちの動物たちは人間に全く関心がないように見える。
近づいても写真を撮ってもまるで無視。
猫だけではなく犬も。

そしてこの日の目的地バンテアイ・スレイに向かうのだけれど
途中でお砂糖を作っている場所に寄る、という。
道のわきに屋台のようなものが並んでいる一角にバスが止まった。

キャンディのようなキャラメル色のまるいものが入ったプラスチック容器が並んでいる。
試食してみると黒糖のようなコクというか慈味というか
やわらかな甘みの糖。
なんとこの椰子の雄花を切るとにじみ出る汁を集めて煮詰めたものだという。

あんまり美味しかったのでお土産用と製菓用にたくさん購入。
そしてこの屋台でびっくりなものを発見。
この鮮やかなきのこのようなモノはなあに?

なんと、カンボジアの名産品のひとつ、カシューナッツ!!!

下にちょこんとついているのがナッツ!
可愛すぎる!

このあと観光で歩き回るとけっこうカシューナッツの木があることに気がついた。
こんなふうになってるなんて知らなかった。
この木にはまだ花が咲いている。

さて、目的地バンテアイ・スレイ。
ヒンドゥー教寺院、967~990年ごろジャヤヴァルマン5世によって建てられた。
アンコールワットよりも200年ほど古いらしいんだけれど
彫刻の美しさは数々の遺跡の中でも群を抜いている。


なんて繊細で美しい!
アンコールワットで見たものの10倍は素敵。

当時の文字も残されていて貴重な記録。
しかし可愛らしい文字ですなあ。

そしてこの中央祠堂に東洋のモナリザと言われる
美しい像が彫られている。

・・・がしかし、周りの彫刻の保護のためここは立ち入り禁止。
裏側に回るとなんとか見られるというけど・・・

と・遠い!!双眼鏡がほしいところ。

こじんまりしているけれど、かなり見ごたえのあるすばらしい遺跡でした。

この日の午後はやっとフリー。
タプロムでスケッチがしたいと思ったけれど
この町シェムリアップは電車もバスもタクシーもない。
移動手段は車をチャーターするか
自転車をレンタルするか
トゥクトゥクと呼ばれているバイクに引かれる乗り物にのるしかない。
ガイドさんの話ではバイクのルールは最近できた3つ。
ヘルメットの着用、ナンバープレートをつけること、
乗る人数の制限のみ。
免許は必携ではないので7割が無免許で運転しているとのこと。
道路の信号は私が見た中では1箇所しかなく
それぞれの判断で運転している。
ガイドさんはあまりおすすめしない、と言っていたけれど
自転車はあまりに暑いしスケッチの道具も持たなきゃなので
やっぱりトゥクトゥクでしょ。

ホテルと契約している運転手にお願いするのが安心。
事前に値段交渉、
地元の方って外国人にはどうもうまく見分けがつかない。
初日にのったトゥクトゥク、帰りに間違えてちがうのに乗っちゃったので
こんどは間違えないように写真をとらせてもらう。

男前♪

トゥクトゥクは風がきもちよく、快適。
前日に行ったタプロムはぎうぎうに混んでいたけれど
午後は比較的すいている。
やっと落ち着いてスケッチできた。

カンボジア旅行記3

アンコールワットのつづき、その3。

みっちり観光の翌朝はアンコールワットの日の出を見るツアー。
前の晩にガイドさんに予約をとってもらって
ホテルの近くのマッサージ屋さんで施術を受けたせいか
疲れは全く残っていない。
カンボジア観光の折はマッサージ、かなりおすすめ!
ついた日に脚のマッサージ、30分5$というのをお願いしたら
とても丁寧で痛くもなく、むくみすっきり!
このとき受けたのはカンボジアマッサージで
タイの古式マッサージみたいに痛くなく、
あちこちをていねいに伸ばしてまげてくれる。
1時間20$だったかな?

とにかく元気に4時起き、真っ暗な中アンコールワットにバスで向かう。

このツアーを申し込んだときは
これにかなり期待していた。
申し込んでしまってからおうちでYou Tubeで見たら
あらまあ混んでること!
想像していた静かな夜明けとは程遠く、
びっちり立ち尽くす人々
朝日が昇るとおこる歓声・・・

まあ、それを見たので想像はついていたのだけど
やっぱり混んでた。

ちょうど春分の日で
参道の真ん中から見て中央の塔から昇る朝日が拝めると言う。
夏至、冬至は両脇の塔からで、
お日様の動きを計算して作られているのだそうだ。

薄暗いけれど雰囲気はよいかんじ。

あ、きた!

きたきた!

きた~~~!!
ひゅ~ひゅ~♪

もちろんスケッチブックを持っていったのだけれど
通勤ラッシュか?くらい混んでいたので
参道の真ん中で描くのはムリ。
ちょこっと横にずれてナーガのデザインの欄干から描いた
リアル、アンコールワット朝日見物・・・

人・人・人・
こんなでごさいました。
お土産の売り子さん、ここでもがんばってたね。

さてさて3日目、また明日につづく。

カンボジア旅行記2

アンコールワットのつづき。

ツアーで行ったものだから
いろいろついている。

2日目、みっちり観光したあとのディナーはアプサラダンスつきだった。

正直、そんなに興味もなくって
どっちかといえばナイトマーケットに遊びに行きたかった。

・・・けれど遺跡に刻まれた天女たちを見ているうちに
興味がわいてきて、しっかりスケッチブックを抱えて行った。

ディナーはバイキング形式で
あんまり量を食べられないわたしには嬉しい感じ。
食べられる分だけとればよい。
そしてそれぞれ美味しかった。
カンボジアの料理は辛くなくて
名産品の黒胡椒が利いていて
どれもおいしい。
ベトナム料理やタイ料理も食べられるので
なんだかお得。

そして始まったダンス。

手足の動きがとても美しい。
指先がくるりと反ってしなやかで優雅な動き。

アプサラダンスだけではなくて
ココナッツダンスとか漁師の踊りとかもあったのだけれど
そこはあきらめてアプサラダンスだけを描くことにする。
そうしないとごはん食べ損ねちゃうもの。

この手の動きにはそれぞれ意味があって
芽生えから実が落ちるまでの生命のサイクルをあらわしているのだそう。

いちばん前の席をH.I.Sさんがとってくれていたので
しっかり観られた。

これはいらない、なんて言ってたけどやっぱり観にいってよかったよ~。

カンボジア旅行記その1

お久しぶりでございます。

ずいぶんサボってたでしょ?
じ・つ・は

アンコールワットに行ってきたのだった~!

富士山すごくきれいだー!

なぜアンコールワット?

ただの思いつき。

おととしあんみつさんを看取ってから
どこかに行きたいと思ってたのだけれど
なかなかふんぎりがつかず
ぐずぐずしてる間に個展の準備が始まり・・・
なので個展が終わったらおもいきって行こう!と思っていたのだった。

2008年にパリとベルギー行って以来の海外。
思ったより弱くなっていたわたくし。
ベトナム空港でハノイに行き、
そこからカンボジアのシェムリアップに行ったのだけれど
寒めだった成田から真夏の気温のハノイ!
そこからの飛行機の中で片頭痛を起こして地獄のような2時間だった。
あまりの激痛に空港に着いてから吐いちゃって
ツアーが一緒の方々をお待たせしてしまった。

しかーし、翌日しっかり復活!
南国の花々に囲まれての朝ごはん。

睡蓮のなんて美しいこと。

ほら、こっちも!

これはコウホネの仲間かな?

ブーゲンビリア、プルメリア、極楽鳥花のような花など
あげればきりがないくらい素敵なお花がもちろん地植えで咲いていた。

蘭だってふつーうに咲いてるし
こうして屋外の木に着生してる。

移動で終わった1日目だったけど2日目はびっちりと観光の予定がつまってた。
まずはアンコール・トム。

正面の門である南大門。
人と車とトゥクトゥクと呼ばれるバイクで引くタクシーでいっぱい!


大きな都、という意味のこの遺跡は11世紀初頭に作られたヒンドゥー教の寺院を取り込んで
ヤショヴァルマン7世が12世紀末に仏教寺院として整備したもの。

でも門の入り口は九つの頭をもつ蛇神、ナーガを引き合う阿修羅と神々のデザインの欄干。
写真は阿修羅様ね。


門は東西南北それぞれに顔がある。

アンコール・トムの中心、バイヨンには49もの巨大な四面仏塔が林立。
どこもかしこも顔と天女と神様だらけだった。
中でもいちばんよい顔とされるのがこのお方、ヤショヴァルマン7世。
なんだか優しそうだけど
みずから馬に乗って戦いに行くような勇ましい王様で
国をどんどん広げて大きな王国を築いた方だそうな。

象のテラス。
式典や儀式に使われたのだそう。
そういえば、アンコール・トムを象に乗ってまわるツアーもあるみたい。
乗ってみたかったなあ。

象さん、ならんでるよ~♪

ピミアナカス。これが11世紀前半に作られたもの。
王族の菩提寺。

バスで移動して
いちばん楽しみだったタ・プロムへ。
ガジュマルに絡みつかれた遺跡である。

うおー!がっつりいってますなあ!

壊してる!壊してる!

実際見るとほんと、自然の強さをかんじる。


なるべく人が写らぬよう撮影したんだけど
ここは原宿か?!ってくらいぎうぎうに人がいた。
ガイドさんがみんながはぐれないよう案内してくれるんだけど
安心な分ちっともゆっくり見られないのだった。

しかも超暑い。
日本の猛暑のときぐらいな蒸し暑さで
しかも石の建造物は熱がこもる。
人も多いから余計暑いような気もする。

ここまでが午前中のコース。

ツアーに含まれているお土産コース、日本人が関わって作った
「アンコールクッキー」のお店でマンゴースムージーをいただき
さらに移動してレストランでお食事。

クッキーはねー、とってもおいしいんだけど
なんだかどこでも売っているような
いかにもおみやげ、ってかんじでなんかときめかないのよね~。
そんなわけでわたしはスルーしてしまったけれど
みなさん大量買いなさってました。
やっぱり会社の同僚とか家族親戚へのお土産には無難なのかな。
お友達各位、すみません・・・
あんまりまともなお土産買っていかなかったかも。

この国についてからあちこちでマンゴースムージーをいただいたけれど
まったく失敗なし!
めっちゃ美味しい!!
氷が危ない、というのは過去の話になりつつあるようで。

いったんホテルに戻って小一時間休憩の後
午後の観光。
・・・すごいスケジュールでしょ?
ホテルは最も安いスタンダードクラスだったんだけど
プールがついていたのでひと泳ぎしちゃった。
しかし日差しが焼け付くようで水もお風呂みたいに温かかった・・・
クロールからバタフライまでひととおりやってやりましたが。

午後のツアーはいよいよアンコールワット。
夕焼けを見るツアー。

クメール建築の最高傑作とされる大伽藍。
創建王スールヤヴァルマン2世(12世紀前半)が立てた頃は
篤信するヴィシュヌ神にちなみ
ヴィシュヌ・ロウ(ヴィシュヌ神の世界)と呼ばれた。
「アンコールワット」(寺院の王都)と呼ばれるようになったのは
15~6世紀に仏教寺院として機能するようになってからのこと。

午後の2時過ぎ、いっちばん暑いのね~。
ふわんと気球が浮いている。
気球から見るツアーもあるらしい。


入りますよ~。


加藤清正の家臣、森本右近太夫が1632年に残したという落書き。
現地のガイドさんによると
祇園精舎(インド)かと思ったら違った、的なことが書いてあったということだけど
ポル・ポト派の時に消されたそうでほとんど読めない。
ネットで調べたらここが祇園精舎と信じて詣でた日本人がけっこういたようで
そのまま信じて仏像を奉納したようす。
どっちかというとこちらが正しいのかな。
鎖国直前だったので海外に行くこともできたようだけれど
きっと大変な旅だったことでしょう


こちらが中央塔。
イワツバメらしき鳥が舞っている。
しっぽが燕尾じゃないのね。

この塔には一応上れるんだけど、保護のため1回につき100人までの制限あり。
行列になることもあるのだそう。


これ、お坊様や王様が上った階段だそうなんだけど
階段、と呼ぶにはとても急すぎて
わたしにはのぼれないね~。
ほとんど壁ですよ!
溝の入った壁!

観光客用の階段がしつらえてあるのだけれど
それすら振り返ってはいけない急角度!


ひゃっほう!

ぐるり見学して降りたらほんの少しだけ時間があったので
ハガキサイズのスケッチブックで写生していたら
欧米人の観光客の方に売ってくれ、と言われたのでなんとなく売ってしまった。
ほとんどあげたに近い額だったけど、記念だね~。
そんなわけで最初のスケッチはなくなってしまった。

このあと、第一回廊の壁画なんかを見学したのだけれど
写真がうまく撮れていない。
光のコントラストが強すぎて
うまくカメラを使いこなせなかった。
もっと練習しなくちゃね。

壁画はインドやヒンドゥー教の神話が刻まれている。
天国と地獄を描いた壁面もあり、
死後閻魔様の裁きを受けて地獄に落ちたら
うそを言った人は舌を抜かれる、とか針を刺される、とか
生きてきたときの悪い行いに応じて罰を受けるみたいなことが刻まれており
天国地獄のくだりは日本にほとんどそのまま伝わったのかと思うと
なんだかおもしろい。

夕焼けを見るために外に出る。

赤く染まるアンコールワットをここで見るのがお決まりらしい。
まだまだ暑いし
あちこち歩き回ってへろへろですよ~。
でもやっと時間ができた。

そんなへろへろな1枚。

お堀まで行ってアンコールワットを背にサンセットを眺める。

この日はまだまだ終わらない。
ここからアプサラダンスつきのディナーがあったのだった。
でもこの翌日から自由時間ができたので
もうすこしまともなスケッチがあります。
またお付き合いくださいませ。

旅行記、最終回!

ベルギーの街角をスケッチ。
住んでる人はパリなんかのすばらしい教会(ノートルダムとか)とくらべるとぜんぜん、
と言うのだけど、こういうふつうの教会や田舎町の町並みの方が興味がある。


ふつうに住んでる人が行き交って、生活のにおいがしてゆっくり時が流れるかんじ。
観光地にはない空気。
ほんとはもっといろいろ描いてみたかった。


でも観光地にも行ってみたい。(よくばり!)
Mちゃんと過ごす最後の日、城塞を見にナミュールとディナンに連れて行ってもらった。


ナミュールは意外と都会だった。
若者がいっぱいで新しいお店がいっぱい!
ちょっぴりがっかりしてディナンへ。

電車の中からみた風景がすばらしかった。
古いすてきなれんが造りのおうちが点在し、すてきなお庭があり、
いかにも古いものを大切にゆっくり生活を楽しんでいるかんじがする。
こんど行く機会があったらこういうところを描いてみたいと思った。

ディナンに着いてロープウェイで城塞に登る。
そこから描いた一枚。


やっぱりこちらは夕陽が美しい。

旅行記はここまで。
このあと、パリに行ったものの雨降りだったのでまた美術館三昧。
こんどこそポンピドーも行き、ルーブルの古代も彫刻も堪能しました!

それにしても、空港まで電車で行く人って少ないのかな?
北駅から一本だから便利だし安い!とおもって利用したのですが
最初のうちは黒人さんでびっしり混んでいて、そのうちみんな降りてしまって
空港に着く頃には車両には私の他にひとりいるだけだった。

アントワープへ

モンサンから帰った翌朝、ご近所をスケッチに。
ここは一週間前に赤いきのこを見た場所。


もうきのこはかなり減っていた。
霜も降るようになっていてけっこう寒い。

そしてこちらはこの道沿いに立っているおうち。


ふつうのおうちがかわいらしい。
描きたいと思うようなかわいらしいれんが造りのお家がたくさんあった。
やっぱり時間が足りない。

午後から相方さんがわざわざお休みを取ってくれてアントワープまで連れて行ってくれた。
そう、フランダースの犬のネロが死んだ教会のある街。


これがその、アントワープ・ノートルダム大聖堂。

ルーベンスの絵はやはりすばらしかった!
ルーブルにあるのもよかったけど教会のなかにあるとまたひときわ。
ルーベンスの肌に使われてる赤はほんとうにきれいだとおもう。
構図の巧みさ、躍動感、やっぱりすごい!