つかの間の姿

ガンタケ。
ツルタケってのもいるんだよね。
ひょろり首が長いかんじをイメージするのかな?
手前の丸っこいのは赤ちゃん。

翌日、しっかり開いたところを描こうと思ってたのに、行ってみたらパリパリに割れていた。
赤ちゃんはちょうどこの絵の大きいきのこくらいに育っていた。
暑いからか成長がはやい。
早起きして行くべきだったんだよねー。
行ったのが11時くらいだったのでした。

昨日からの急激な暑さにもかかわらず、山百合は涼しい顔で開き、蓮も着々と蕾を育ててる。
今朝は日向にあるヤブカンゾウを描くには遅かった(7時ぐらい)ので山百合をスケッチ。
ヤブカンゾウのスケッチがあがってきたら、すばらしく早起きしたんだね、とほめてください。(笑)
気が遠くなりそうなくらい暑いとこに咲いてるんだー!(>_<)
でも描きたいなー!

ガンタケ
学名:Amanita rubescens Pers. : Fr.
科目:テングタケ科 テングタケ属
夏から秋にかけてアカマツ林やコメツガ林、コナラ林、ブナ林などの林内の地上に発生する。食用きのことしてあつかわれる場合が多いが、 毒きのこのテングタケによく似ているので注意が必要である。

でかっ!

本文
ばばーん!
巨大きのこ!
アカヤマドリタケという美味しいきのこ♪

先日蓮を見に行ったときにきのこチェックしたらこんな立派なのが出ていた!
ほんとはもう少し雨が降ってくれればよいのだけれど、翌日からあまり降らなかったので数日後にはヒビ割れ気味なかんじになってしまっていた。
湿度が高い~!と思ってたけど、きのこ的には乾燥してるらしい。

晴れたり急に雨が降ったり風が強くなったり不安定なお天気が続く。
どうせならじっくりと降る梅雨らしい雨がもう一度くらいあればよいのに。

アカヤマドリタケ

学名:Leccinum extremiorientale (L. Vass.) Singer
科名:イグチ科 ヤマイグチ属

夏から秋にかけてナラ類の混ざったアカマツ林の地上に発生する。日本産のきのこの中では大型になり、食用になる。

久々のお山で!


先週行った日光で見つけたきのこ、タモギタケ。
とてもきれいなレモンイエローなので
このくらい育っていると遠くからでも目立つ。
ちょうどクリンソウのポイントの近くだったので
クリンソウを見に来た方々がけっこう見つけていらして
ちょっとはずかしかった・・・。
もっと隠れたところのはとってもとってもちびっこで
まだきのこのかたちをしていなかったんだよね~。
今ごろ立派に育っているような気がする。
ちぇ~~~。


風景も描いたのだけれど
大きいほうのスケッチブックに描いたのでスキャナーに入らない。
カメラで撮るか~。
・・・そのうちね。

日光の森は本当に美しい。
また来たい、って毎回おもう。
先週お仕事が一段落した木曜日の午後、
「どーしてもお山に行きたい~~!!」
と思い立って出発。
とてもラッキーで、お天気がイマイチの予報だったのに
2日間ともほどよい晴れぐあい。
おまけにシーズン中は行列&立ち乗りぎゅうぎゅうのはずの
ハイブリッドバスがガラガラにすいていた。
クリンソウも美しくタモギタケもすこしだったけれど出てたし
大満足!!
苦労したクリンソウのスケッチは後日・・・

タモギタケ(楡茸)
学名: Pleurotus cornucopiae var. citrinopileatus
分類: ヒラタケ科ヒラタケ属
環境:ニレ、ヤチダモ、カエデ、ナラなどの倒木や切り株に株状に発生する。
分布:ロシア極東地方、中国北東部、日本(本州北部以北、九州熊本)
時期:初夏~秋   
大きさ:2~6cm
生活型:木材腐食菌
食用きのこ

お庭できのこ


今年初めてお庭にアミガサタケが出た。
そういえば去年、傷んだアミガサタケを
お庭にぽいってしたかもしれない。
毎年出たらうれしいなあ。
というわけでお庭でスケッチしたアミガサタケがこちら。


おとといは初夏のように暑かったのに
今日はなんという寒さ!!
なのでスケッチはお休みしてMicaKatolaの製作に集中。
カトラさんからとっくにお洋服の新作は届いていたのだけれど
なんだかイマイチひらめかない。
全部ほしくなっちゃうような
とってもすてきなお洋服だけに失敗はできない。
クロッキー帳にアイデアを描いてはいたものの
そのまま本番にとりかかれずにいた。
個展が終わってからずっと
もともと小さな器からみんな放出してしまったらしく
なんにも作り出せずにいた。
さんざんスケッチしていろいろ吸収。
おとといは、やっと絵を観にいく元気も出て
そのすばらしい絵からエネルギーを得た。
今日はなんかできそうだぞ、と
朝から鉛筆をにぎりしめてあれこれ描いて
やっと何パターンかできた。
MicaKatolaのブログにアップしたので
よかったら見てみてくださいね~!

明日もがんばるぞ~!

アミガサタケ
学名:Morchella esculenta (L.) Pers. var. esculenta
科目:アミガサタケ科アミガサタケ属 子嚢菌類
分布:北半球の温帯以北に広くみられ、日本にも全土に産する。
   林内や庭園内の地上あるいは路傍などに孤生ないし群生
時期:春
フランス料理の食材のひとつで、けっこうな値段で取引されている。
ただし、生食すると中毒するので注意が必要である。
全体に灰褐色で頭部と柄に分かれる。
頭部には網目状の助脈という隆起がある。

もうこんな時期です。


アカチシオタケふたたび。
右下の赤っぽいのは生えたて。
だんだん傘がひらいて
きのこらしいかたちとなる。


今日はひと月にいちどの絵手紙講座。
なんと年賀状!
一年経つのの早いこと。
ついこの前龍の絵を描いたばかりだったような気がするのに。
おかげさまでほぼ満席。
絵手紙、といっても筆の上のほうをもって
ふるふるした線をひくやつではなく
いろんな画材、素材を使って好きなように描いてもらう。
今回は金色の葉書、
アイロンで貼り付けられる和紙を用意。
これを使うと官製はがきも和紙のように滲むし
間に千代紙を挟んだり下のはがきと上の和紙と
両方にそれぞれ描いて深みをだしたりすることができる。
想定外のことをする方もいらしてほんとうにおもしろい。
来月は色紙を使ってカレンダーを作る。
こんどはどんな作品ができてくるか
とっても楽しみ!

昨日は何年ぶりかの中学の同窓会。
同級生の子供がもう中学生だったりしておどろく。
ほんと、いろんな人生があるもんだ。

アカチシオタケ
学名:Mycena crocata (Schrad. : Fr.) Kummer
科目:キシメジ科 クヌギタケ属
分布:広葉樹の倒木上などに発生。
時期:秋
傘は初め円錐形で後にやや開いて鐘形になる。
色はくすんだ黄褐色で中央部の色はやや濃色。
ひだの並び方はやや疎で白色。
柄は橙朱色で根もとには毛状の菌糸が着く。
きのこが傷つくと橙赤色の液が出る。

ここから赤血潮の名が!

きのこの版画展開催中!

びゅんびゅん


今日のきのこはアカチシオタケ。
赤いおみ足がキュートなちいさなきのこさん。


日に日に秋が深まっていて
ふと気がつくと紅葉がすっかり進んでいる。
自分で勝手に描かなきゃいけないと決めている実も
あれこれ実っている。
きのこ版画やMicaKatolaのシルクスクリーン印刷に追われているまに
すっかり出遅れた!
あわててここ最近、早朝スケッチ再開したのだけれど
描ききれるかな。
霜が降りるまではつづけるつもり。
あと幾日もないかもね。

今朝は昨日より幾分暖かくて湿気もあったので気持ちよかった。
調子に乗って約15km離れた守谷まで自転車で通勤。
かなり快適でびゅんびゅん走り、たった45分で着いてしまった。
ところが帰りは向かい風。
なんと1時間20分、35分も余分にかかってしまった。
朝は風に乗ってただけだったのね~~。
すっごくこぐのが早くなったかと思ったのに。
土手の上をずぅっと走るので
風の影響がかなり大きいのであった。
それでもとっても気分がよかったな。
さて、これから泳ごっと!

アカチシオタケ
学名:Mycena crocata (Schrad. : Fr.) Kummer
科目:キシメジ科 クヌギタケ属
分布:広葉樹の倒木上などに発生。
時期:秋
傘は初め円錐形で後にやや開いて鐘形になる。
色はくすんだ黄褐色で中央部の色はやや濃色。
ひだの並び方はやや疎で白色。
柄は橙朱色で根もとには毛状の菌糸が着く。
きのこが傷つくと橙赤色の液が出る。

ここから赤血潮の名が!

きのこの版画展開催中!

雨が降ったのでモノクロに。


今日もMicaceusさんを。

このところハマってるのが
水溶性の鉛筆。
水溶性の色鉛筆はずっと使っていたのだけれど
サンプルでいただいた水溶性鉛筆がすばらしい!
こちらはそれの2BとHBのみで仕上げたスケッチ。


これを描き出してすぐ
雨が本格的に降り出した。
木陰だったのでそれほどびしょぬれにはならなかったけれど
画面にたまにぽたんぽたん
大粒の水玉がおちる。
ここまでの降りだと水彩で色をつけるのはむつかしい。
色はあきらめて
落ちてくる水玉を利用して
水溶性鉛筆をとかしたり強い線をいれたりしながら
仕上げた。
水にぬれた画面ではこの鉛筆の黒の発色が美しい。
なんとなく温かみのあるグレー。
2Bはコンテのような強さとやわらかさを併せ持つ。
HBのほうはぬれていてもしっかり鉛筆の硬さをキープ。
最近は水彩画のほうでも
ずいぶん役立っている。

 
キララタケ
学名: Coprinus micaceus (Bull. : Fr.) Fr.
科目:ヒトヨタケ科 ヒトヨタケ属
分布:広葉樹の倒木上や切り株上に発生。
時期:夏~秋
傘は初め卵形で後には中高の平らに開く。
表面の色は淡黄褐色でキラキラと光を反射する
細かいうろこ状のささくれでおおわれる。
ひだは初め白色で後には黒く液化する。
柄は淡褐色で細い。
若い時は食用になるといわれているが、
アルコールと一緒に食べると中毒するともいわれている。

きのこの版画展開催中!

勝手に親近感。。。


食べられるきのこを見つけるのもうれしいけれど
カワイイきのこを見つけるとわくわくする。
神様はなんであんなカワイイかたちにきのこを作ったのだろう?
キララタケが切り株にこんもりと生えていた。
わたしは自分の名前をMicaと表記しているけれど
ほんとうは英語読みでマイカ、雲母(きら)という鉱石を指す。
日本画ではパールっぽく輝く絵具として用いる。
浮世絵の背景などにも使われている。
それをずうずうしくも自分の名前として
使わせてもらっているのだけれど
このきのこの名前も雲母と関係するらしい。
若いうちはきらきらひかる細かい鱗片が
傘の表面についていることから、だそう。
学名がmicaceusだって!
なんだか親近感。

この日は雨っぽかったので
表面がぬれていてきらきらは確認できなかった。


描いている途中雨がおちてきて
画面に水玉を作った。
それがなんかよいかんじ。
雨との合作。
 
キララタケ
学名: Coprinus micaceus (Bull. : Fr.) Fr.
科目:ヒトヨタケ科 ヒトヨタケ属
分布:広葉樹の倒木上や切り株上に発生。
時期:夏~秋
傘は初め卵形で後には中高の平らに開く。
表面の色は淡黄褐色でキラキラと光を反射する
細かいうろこ状のささくれでおおわれる。
ひだは初め白色で後には黒く液化する。
柄は淡褐色で細い。
若い時は食用になるといわれているが、
アルコールと一緒に食べると中毒するともいわれている。

きのこの版画展開催中!

つややかに


版画や日本画につかう和紙の調達もかねて新潟へ。
紅葉は始まったばかり
すこし早かったみたいだけれど
ちいさなかわいいきのこにたくさん出会えた。
着いた日は雨があがったばかりの曇天。
林の中でであったカバイロツルタケとドクベニタケは
湿り気をおびて光っていた。


門出和紙さんは偶然見つけた和紙屋さんで
ためしに2種2枚ずつ買って
木版画を刷ってみたらとてもよかったのだった。
地場産の楮や吟味した中国産楮を使用、
すき方やさらし方もそれぞれちがう。
前回のとおなじのを、とおもったのだけれど
まったくおなじのはなくて
またちょっとお試し状態。
でもぜったいよさそう!というのをみつけたので
また版画を作るのが楽しみ。

カバイロツルタケ
学名:Amanita fulva
科目:ハラタケ目テングタケ科テングタケ属
環境:ブナ科やマツ科などの生えた地上に発生。
時期:夏~秋 
食用きのこ。
歯切れ、舌ざわりがよく、くせがない。
におい味ともに温和。特に脂肪質の料理と合う。

しまった!食べられたのか~~!
残念。

ドクベニタケ
学名:Russula emetica
科目:ベニタケ科ベニタケ属
環境:様々な森林に発生。
時期:夏~秋 
傘の表面は始め鮮紅色で、雨などによって退色することがある。
非常に辛く、苦い。「味」と言うよりも「刺激」に近い。
ひとかけらかじっただけでもしばらく口の中が麻痺するほど。

毒きのこ、というよりは食に適さないきのこ、ということらしい。

きのこの版画展開催中!
いしど画材での水彩画展も開催中!明日まで。

はじまります。


きのこの版画展、恵比寿ではいよいよ明日から。
ほんとうはもっと作りたいきのこがあって
間に合わなかったので
来週あたり、2点ほど増えるかも。
ゆっくりめにいらしてくださいね・・・。


こちらは近所のアカヤマドリ。
なんとビッグな!
このめしめししたひび割れ、いつか彫りたい。


こちらはその近くで出てたムラサキヤマドリ。
今年はずいぶん遅いみたい。

念のためもう一度掲載。




終了日の記入がないのは
諸事情ありまして・・・
マッシュルームのほうは次の方の開催日が未定なので
その方しだい。
たぶん年明け以降。
エブリコのほうは
冬寒い軽井沢、冬季休業が入ります。
それまでは飾らせていただきます。
つまり長いです。
秋のおいしいきのこもよし
クリスマスもよし
ジビエもよさそう!
そんなかんじですので
お好きな時期にぜひ!

アカヤマドリ
学名:Leccinum extremiorientale
科目:イグチ科
環境:広葉樹林(ブナ林)
時期:夏~秋   
味良し、歯ごたえ良しの美味しいきのこ。

ムラサキヤマドリ
学名:Boletus violaceofuscus
科目:イグチ科
環境:広葉樹林(ブナ林)
時期:夏~秋   
紫に白っぽいぽちぽちがあって見た目毒っぽいけれど
かなりおいしいきのこ。