今日もよい香り


2月入るくらいからもう咲き始めていたこのすみれ。
ニオイスミレです、といただいてほかの子と別に植えておいたのだった。
寒いころのお花はそれほど匂わなかったけれど
今咲いているお花は香りがよい。
ほかの子はまだつぼみもあがっていないというのに
どんどん咲いて楽しませてくれている。

今日はいつもの仲間たちと手賀沼半周ウォーキングにでかけた。
雨の予報ははずれて花曇り。
河津桜かな?濃いめのピンクの桜がちょうど見ごろだった。
柳の芽吹きが美しい。
まぶしい黄色の菜の花畑。
沈丁花と終わりかけの梅が甘い香りを漂わせる。
すっかり春になっている。
みんないつのまに準備してたんだろうね。

温泉に入っておなかいっぱい親子丼。
今週はおもいっきり走れそう。
手始めに明日は河津桜を描いてからお仕事に行こうっと。

ニオイスミレ(匂菫) 
学名:Viola odorata
科属:スミレ科スミレ属
別名:スイートバイオレット
開花期:12月~3月

ニオイスミレは非常に香が強く、1つの花を飾っておくだけで室内に香が満ちるほどの強い香を放つ。
紀元前320年ごろにはすでにギリシャなどで栽培され、アテネを象徴する花とされた。
美の女神アフロディーテの花として恋の妙薬に使われたり、宴席では二日酔いを防ぐために花冠にしたりした。
中世ヨーロッパでは、うつむいて咲く姿から清純と謙譲のシンボルとされ、聖母マリアに捧げられた。
ビクトリア朝時代の英国でも澄んだ芳香と可憐な美しさが好まれ、
紳士や淑女たちは花売り娘から買ったニオイスミレの花束を身につける習慣があった。
花だけでなく葉にも香りがあり、香水の原料となる。
ニオイスミレの香気は、ヨーロッパでは古くから化粧品、ハーブティーやワインなどの飲み物
シロップ、お菓子など、さまざまなものにも使われて来た歴史がある。
ヴァイオレット・リキュールの香りはニオイスミレを用いるものと特筆され、
他のスミレからはその独特の香りを出すことは出来ないとされる。

育て方
花言葉:「高尚」「秘密の愛」「奥ゆかしい」「控えた美しさ」

香りのおもひで


老猫のあんみつさんがいたころは
お部屋に入るとニオイがすごかった。
最新式の猫トイレを使っても
年をとってからのおしっこのニオイ・量はものすごく
まめにシートを替えてもあまり効果なし。
加えてあんみつさんからも動物病院でかぐようなニオイがしていた。
年をとるというのは切ない。
空気清浄機、脱臭剤、いろいろためしたけれど
一時しのぎであんまりかわらず
あきらめて過ごしていた。
くさくったってカワイイあんみつさんにはかわりない。
亡くなってから、急にニオイがなくなって
妙にさびしかった。

今、お部屋に入るとこの花の香り。
前にいただいたライムの蜂蜜がこんな香りだった。
爽やかさのある甘い香り。
これはレモンの花。

昨年の晩秋、
ぷらぷらと植木屋さんを歩いていて
安売りのかごで見つけたレモンの木。
高さ30cmほどの小さな鉢植えだったけれど
大きな実が3個ほどついていた。
「暖かいところの植物だからね、冬は部屋の中で育ててくださいね。」
黄ばんだ葉はそのころの寒さにやられたものらしい。
重そうになってたレモンはちょんちょん、と収穫。
お部屋の一員となってしばらくすると緑がきれいになってきた。
ものすごくたくさんお花がつくので
こんなになったらどうしよう、摘果しなきゃなのかな?
とよくよくみたら
雌しべのある花はひとかたまりの中の一輪のみ。
ほとんどが雄花だった。
さてさて何個なるかな♪

レモン(檸檬) 
学名:Citrus limon
科属:ミカン科
原産地:インド北部(ヒマラヤ)
開花期:2月~4月
花言葉:「愛に忠実」「情熱」

育て方

お久しぶり♪


梅~~!!
もうすっかりあちこちで満開、いや終わりに近づいている。
MicaKatolaのイベントのあと
お仕事やら何やらでばたばた
スケッチに出かけない日々を送ってるうちに終わってしまいそう。
桜が咲く前に梅とコブシでエンジンをかけておかねば!

とはいえベランダで育ててるこまこまとした小さなお花は描いてるので
そのうちアップします。

このところとても疲れているような気がしていたのだけれど
今日久々に自転車で通勤して
暖かい日差しをたっぷりあびて
菜の花を眺めていたら
すっかり元気をとりもどした。
そうだ、お外の空気がたりなかったんだ!
あさってくらいからお天気はイマイチっぽいけれど
またお外スケッチ再開しよっと。

ウメ(梅) 
学名:Prunus mume
科属:バラ科サクラ属
別名:好文木(こうぶんぼく)、春告草(はるつげぐさ)、木の花(このはな)、初名草(はつなぐさ)
    香散見草(かざみぐさ)、風待草(かぜまちぐさ)、匂草(においぐさ)など
開花期:2月~4月

江戸時代以降、花見といえばもっぱらサクラの花を見ることとされている。しかし奈良時代以前に「花」といえば、むしろウメを指すことの方が多かった。
ウメよりサクラがより一般に愛好されはじめるのは、平安時代からのことである。
そしてウメは古里(ふるさと=奈良平城京)の静かな美しさと文化的郷愁の花となり、和歌や能に取り上げられることになる。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
菅原道真

花言葉:「高潔」「忠実」「忍耐」

春の妖精


先日やっと咲いた節分草。
去年は雪の中早くに咲いたのに
今年は節分を過ぎてもなんにもでてこなかったので
とっても心配した。
突然にぽこんと顔をだしたつぼみ。
おやゆびほどのちいさなお花は
可憐で美しく、春の妖精のよう。

ここのところMicaKatolaのイベントのため
朝早くに家を出て、夜遅くに帰宅する。
なので雪割草がみられないのだけれども
つぼみの様子からいって
桃色が昼間開いているような気がする。
赤と白はまだだね。
どっちが早いかな。

セツブンソウ(節分草) 
学名:Shibateranthis pinnatifida Maxim.
キンポウゲ科セツブンソウ属
別名:イエニレ(いへにれ、家楡)
開花期:2月~3月
分布:関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。

節分の頃に花を咲かせるのでセツブンソウ。
花びらに見える部分は萼で通常5枚。
本来の花びらは退化して、先端が2又に分かれた黄色い蜜腺(ネクター)になっており、雄しべを囲むようにつく。
雄しべの先端に付いている花粉が入った葯も紫色で鮮やか。

育て方
花言葉:「人間嫌い」「光輝」「微笑み」

MicaKatolaのブログアップしました!
2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて。
*明日6時まで!

いちばんのり!


おとといひらいたベランダの雪割草。
昨日、今日はおひさまがあんまりでなかったので
とじたままだった。
おひさまが大好きなお花なのだね。

こちらは去年咲きおわった株をお花屋さんから安くゆずっていただいたもの。
約1年待ったよ~~!
紫、赤、桃色、白の4鉢あり
いちばんに咲いたのは紫だった。
次は何色かな~♪

ミスミソウ(三角草) 
学名:Hepatica nobilis
キンポウゲ科ミスミソウ属
別名:ユキワリソウ(雪割草)
開花期:2月中旬~3月
原産地:ヨーロッパ、アジア、アメリカに約10種類が分布。

 雪の下でも常緑であることからユキワリソウ(雪割草)の名でも知られる。

育て方
花言葉:「自信」「信頼」「優雅」「高貴」「忍耐」「内緒」「悲痛」

MicaKatolaのブログアップしました!
2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて今日から!

春はまだ?


先日水仙の原種、といってこんな可愛いお花をいただいた。
これ、そういえば理科大にあったなぁ。
可憐でよいなあ、と思ってたんだよね。
増えるそうなので来年はぜひお庭に!

今日は春一番が吹く、という予報だったので
棚の上の方の植木鉢はおろし
軽くて飛びそうな鉢はきゅっとまとめて
準備万端!さあ来い!ってしてたのに
ほんわかとあたたかいひより。
明日はMicaKatolaの搬入なので
荷物を出荷。
ぽっかり手があいたけど家にいるとそわそわ落ち着かないので
梅の様子を見にいくことにした。
うちの気の早い白梅はすっかり満開だけど
理科大の梅園は紅梅だけ満開。
淡いピンクは3分咲き、といったところ。
白梅はまだ固いつぼみだった。
あまりに暖かくてきもちがよいのでいつまでもいたかったけど
とりあえず一枚だけスケッチして帰ってきた。
朝半開きだった紫色の雪割草が帰ってみたらみごとに開いていた。
あぶない、描き損ねるとこだった。
明日からしばらくは忙しいもんね。
楽しみ!

ナルキッスス・バルボコディウム
学名: Narcissus bulbocodium
科名:ヒガンバナ科 スイセン属(ナルキッスス属)
別名:ペチコートスイセン、原種スイセン
開花期:1月~4月上旬
原産地:フランス、スペイン、ポルトガルなどのヨーロッパ南西部、モロッコなどの北アフリカ

 ナルキッスス・バルボコディウムは小型原種スイセンの代表的な種類で、
変種や亜種を含めて、ヨーロッパ南西部や北アフリカに広く分布している。
自生地の気候は雨季と乾季がはっきりしており、日当たりのよい草原や岩場に生えることが多く
自生地によっては雨季に水没するような場所に生えていることもある。

育て方

花言葉:自己愛

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2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて。

風に向かって・・・


お花屋さんでひときわ心惹かれるお花、桜草。
いろんな種類があるんだね!
そんななかでもこれはちょっと変わってる。
黄緑がかった白。
お花も先日の八重咲きとはまったく風情のちがう楚々としたかんじ。
風に揺れる様はじつにたおやか。

買いたかったんだけどね、またチャリで行ってしまったのだよ。
この前桜草をチャリで運んでぐったりさせちゃったから
ちょっとね~・・・

チャリといえば、この日は午後から北風が吹きすさんで大変だった~!!!><
隣の県、茨城の守谷市から帰ってきたのだけれど
大利根橋を渡るまではやや追い風でびゅんびゅん。
そのあとが全く進まない・・・
利根川沿いのサイクリングロードは寒風吹きすさぶ地獄と化してた。
歩いたほうが早いんじゃないかってくらい進まなかったけれど
筋トレだと思ってがんばりぬきましたさ!
やっと土手を降りて幅1mほどの農道にさしかかったとき
道沿いのおうちから自転車が急に飛び出してきて
向こうもこっちもたいしたスピードを出していたわけではなかったのだけれど
向こうはこぎ出したばかりでバランスがとれず
こちらはへろへろでしかも寒風のために手がかじかんでいて
ブレーキが握れず
ぶつかってしまった~!
・・・といってもほんとにお互いスピードが出ていなかったため
むこうはなんとかこらえ
私が農道脇のビニールハウスにぽすっと寄りかかるかんじになっただけで
まったくたいしたことはなかったんだけれど
身体が自転車に乗ったかたちのまま固まってしまってて
そのままなかなか自転車から降りられず・・・
「大丈夫です!ほんと、大丈夫です!」
っていいながら手で脚を折り曲げてようやく降りたのが
大変情けなかったです!

やっぱりちゃんとヘルメットを買おうかなぁ・・・

ウィンティ

学科名:サクラソウ科

開花期間:12月~5月

育て方。

MicaKatolaのブログアップしました!
2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて。

春が近づく


久々の更新。
毎日まだまだ寒い!!
それでもどんどんお花は咲き出していて
お庭の梅はもうすぐ見ごろ。
べランダではクリスマスローズとニオイスミレが咲き出し
節分にはなんにもなかった節分草の鉢からは
にょっきり3つも蕾が顔をだした。
ユキワリソウの蕾もだいぶふくらんできている。
少しずつスケッチはしているのだけれど
画像処理がまだななので
とりあえずちょっと前のスケッチ。
お店で買ったストック。
房総では咲き乱れていることでしょう。
見に行きたいなあ・・・

やっとMicaKatolaのプリントもメドが立ち始め、
あとすこしで仕上がるかんじ~!
時間を作って梅を描きに行かなくちゃ。


MicaKatolaのブログ更新しました!

2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて。

課題・・・


先日のお教室で生徒さんから出された課題の八重咲きの桜草。
やわらかなうすむらさき色。
ひらひらとした花びらが愛らしい。

自転車通勤なので
ぽきっと折れたりしないかとっても心配。
くるくると鉢ごと新聞紙で巻いたうえにビニール袋
それをリュックにそっと縦に入れて
他の荷物で囲んで動かないようにして
おうちに帰った。
帰ってすぐにリュックから取り出したのだけれど
なんだかしんなりとしている。><
暑かったのかな?
水が切れてる?
あわててお水をあげて
一晩置いたらすこし元気を取り戻した。
翌日はお仕事だったので
ベランダの日当たりのよい場所において出かけた。
帰ってみたらなんとぐったり!!!!
北風の強い乾燥した日だったので
鉢がからからに乾いてしまったのであった。
泣きそうになりながら
いわゆる腰水?鉢までお水に浸かるようにして
たっぷりとお水をあげた。
数時間でしゃっきりとあたまをもたげ
・・・生き返った~!
数日間様子見をしてやっときれいになってきたので
描いたという次第・・・
Nさん、お待たせしました。

桜草は大好きでうちにも何種類か地植えしてあるのだけれど
これはちょっとめずらしいね。
とってもきれい♪
ほんと、ありがとうございました。

プリムラマラコイデス(かんざし小町)

学科名:サクラソウ科

学名:Primula malacoides

別名:ケショウザクラ

原産地:中国

草丈:20cm~50cm

主な開花期:2月-4月

中国雲南省、四川省に分布するサクラソウの仲間。
本来毎年咲く多年草だが、高温多湿に弱く花後に枯れてしまうことが多いため
園芸では一年草として扱うことが多い。
秋にタネをまいて翌春の花を楽しむのが一般的。
葉や茎に白い粉が付くので、ケジョウザクラ(化粧桜)の和名がある。
サクラソウの名前で苗が流通することも多いが
従来のサクラソウ(日本サクラソウ)とは別種の植物。
プリミンという化合物が含まれており、
葉っぱなどに触れると皮膚が弱い人はかぶれることがある。

花言葉:情熱、伝言、優しい心

育て方。

MicaKatolaは2/25~3/3池袋東武サンイデーウィークリーショップにて。

毎年描きます


今年はちょっとお花が高いみたい?
モチーフ代もなかなか大変。。。
でもスイートピーは今年も買います!
優しい香り、華やかでたおやかな佇まい。
この色、ちょっとめずらしい。
インク?を吸わせて派手な色になってるのもあるんだけど
これは自然の色だとおもう。
渋い紫のスイートピー。

毎年買っちゃうお花といえば、ポピーもなんだけど
これはほんと、今年はどうしちゃったの?てお値段。
いつも買うところでは10本で2~300円、
ちょっと古くなると100円とかで売ってたのに
5本で300円か~。
いままでが安すぎたのかなあ・・・。
暖房費、運送費が上がったのかもね。
むくむく毛むくじゃらなつぼみから
ふんわり花びらをひろげるようすは
まるで蝶の羽化を見るようでわくわくする。
咲いてるとこが見たいなあ。
こうなったら行っちゃうか?
房総!!
きれいな海、おいしいお魚・・・あれ?趣旨がちがってきた?!

スイートピー
学名:Lathyrus odoratus
科名: マメ科レンリソウ属
別名:ジャコウエンドウ(麝香豌豆)カオリエンドウ(香豌豆)
   ジャコウレンリソウ(麝香連理草)
開花期:4月-6月
原産地:イタリア・シシリー島

中世までは雑草扱いされていた。
園芸植物として栽培されるようになってからも改良のスピードは遅く、
本格的に改良、交配が進むのは19世紀後半に至ってから。
有毒植物であり、成分は同属の種に広く含まれる
アミノプロピオニトリル (β-aminopropionitrile) で、豆と莢に多く含まれる。
多食すればヒトの場合、神経性ラチリスム (neurolathyrism) と呼ばれる痙性麻痺を引き起こす。

花言葉:「門出・思い出・別離」
    「繊細、優美、デリケートな喜び」