暑かった!


今朝は猛烈にむし暑かった。
ゆうべは寝たのがおそかったのだけれど
蓮が気になって早くに出かけた。

咲いてる!!
それもけっこう手前の描きやすい位置で!

いそいそと道具を広げたら・・・
あ、筆を忘れた・・・。
朝寝ぼけていたようで、筆巻きごと忘れてきてしまった。
もうこの暑さの中とりに戻る気にはなれない。
先日見に行った田淵俊夫さんはシャープペンでスケッチをしているという。
よし、今日は鉛筆デッサンだ。




わたしの好きな画家のひとり、アンドリュー・ワイエスは
鉛筆でのスケッチをフェンシングの剣先にたとえた。
彼の鋭いスケッチには程遠く、なまくら包丁並みだなぁ。

描いているうちに気温はどんどん上がり、
ぱさりと音をたてて花びらがおちる。
もう蚊も飛ばない。
ウシガエルの声がひときわ大きい。



もう暑いから帰ろうとおもったのだけれど
山百合の様子を見に行ったら・・・
なんてきれいなんだ~~!!
というわけでこちらもスケッチ。
ちいさなシジミチョウが花びらの上をおさんぽ。
そろそろキツネノカミソリも咲くなあとおもったのだけれど
今日はあえて見に行かないことにした。

ハス:ハス科多年性水生植物。
   原産地はインド亜大陸とその周辺。
開花期は7~8月。
   古名「はちす」は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのを通説とする。
  「はす」はその転訛。
   別名、水芙蓉(すいふよう、みずふよう)芙蓉(ふよう)不語仙(ふごせん)
   池見草(いけみぐさ)水の花など。      
   花言葉は「雄弁」「休養」「沈着」「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」

文化村サマークラフトコレクション2012、MicaKatolaは前期、7/21~24日に出展。
Bunkamuraギャラリーにて。

かわいい花魁


昨日のお教室で描いた一枚。
お外で描いたのと違うのがわかるかな?


室内で描いたほうが描きやすいし細かくも描けるので
メリットは大いにあるのだけれど
わたしはお外で描くほうが好き。
光、風、におい、音、いろいろ感じながら描いたほうが
あとで絵にするときの思い入れがちがう。

このピンク色のかわいいお花を我が家では「盆花」とよんでいる。
お盆の頃に咲く「盆花」は地方によってちがうようで
うちの近く、関東ではミゾハギを指すようだ。
北海道?札幌近辺?とにかく母が北海道に住んでた頃
盆花、といえばこのオイランソウだったらしい。

オイランソウ:花忍(はなしのぶ)科フロックス属。
      「フロックス」の中でも多年草の方を「おいらん草」と呼ぶ。
  開花期は6/15頃~10/15頃。
      高山帯から森林や草原地帯まで幅広く生息。
      別名:「草夾竹桃」(くさきょうちくとう)、フロックス
      花の香りが花魁(おいらん)の白い粉の香りに
      似ているからこの名前になったらしい。
      花の形がかんざしっぽいからかと思った。      
      花言葉は不活発 温和 あなたに同意。

文化村サマークラフトコレクション2012、MicaKatolaは前期、7/21~24日に出展。
Bunkamuraギャラリーにて。

蚊とのたたかい。


すっかり夏めいてきた今日この頃。
そろそろ蓮の様子を見に行かねば、と早起きして出かけた。

蓮の蕾はまだちょっとちいさいね。
かわりにカンゾウがきれいに咲いていた。
こちらはヤブカンゾウ。


この時期のスケッチには欠かせない蚊取り線香。
ところが持参したライターがガス欠!
仕方なくそのまま描き始めた。
でも今年は秘密兵器がある。
蚊が寄ってこない繊維でできたシャツ!
今日初めて着用したのだけれど、
はからずも実力を体を張って実験することとなった。
下は厚手のパンツと長靴なので露出しているのは顔と右手の指先だけ。
シャツの威力が本物ならそこだけ気をつけていればよいということ。
ぷ~ん、とやっぱり寄ってくる。
払いつつスケッチ。
例のシャツはたいしたもので
けっこう薄手で涼しいのだけれど刺されない。
おまけにUVカットまでついてるというすぐれもの。
うーん、すばらしい!
と、集中し始めた頃、背中にちくん、と感じた。
すごくがんばった蚊がおもいっきり刺したのだった。

でも、2枚スケッチしてトータル2時間半ほどいたのだけれど
刺されたのはそれだけ。
まぁ、合格ですねっ!

ヤブカンゾウ:ユリ科ワスレグサ属の多年草
  開花期は7~8月。八重咲き。
      日本では本州以南の野原や薮などに群生。
      別名:ワスレグサ。
      カンゾウ(萱草)のほうはこの美しい花を見ていると
      物も忘れると言う故事からの漢名で別名もここからきているらしい。
      三倍体なので実がならず匍匐茎(ランナー)で増える。
      新芽と蕾は食べられる。
      新芽はちょっとぬめりがあるかんじ。
      つぼみはあまり特徴がある味ではないけれど
      きれいだからちょっとうれしい。
      花言葉は「悲しみを忘れる」

「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を
忘れむがため」
大伴旅人 万葉集

清楚なお花、そしてMicaKatolaのおしらせ


よく晴れて暑くってでも風は涼しい。
今日はちょっといいかんじの日。
お庭の桔梗はもうそろそろおわりがけ。


昨日は月に一度のいしど画材での絵手紙講座の日。
金色のハガキに描く暑中見舞い!
早いね~、もう暑中見舞いだもの。
昨日は震災以来体調を崩してお教室にこれなくなってしまっていた方が二人も復帰!
お二人ともお元気そうでうれしかった。
そして楽しそうに描いておられたのがほんとうにうれしかった。
8月の絵手紙講習会は花びら型に切った画仙紙にかく残暑見舞い。
封筒に入れて送る形になるけれど
封筒を開けたらひらりと花びらがでてくるなんて素敵!

その前に7月末、いしど画材の文化祭があるね!
柏市民ギャラリーに各教室の生徒さんの力作が並びます。
詳細はまた追ってお知らせします♪

今日は洋裁の加藤さんとのコラボ、MicaKatolaの詳細を。


わたしたちは前期、7/21~24日に出展。
3期すべて作家が入れ替わりますのでご注意を!
場所は1階のBunkamuraギャラリー
私たちは一番奥の入り口側の予定。
ただいまどんどん製作中!
応援、よろしくお願いいたします。

キキョウ:キキョウ科の多年性草本植物。
 開花期は6~8月。
     山野の日当たりの良い所に育つ。
     日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布。
     万葉集のなかで秋の七草と歌われている「朝貌の花」とは
     この花のことだろうといわれている。
平安時代の辞書には「阿利乃比布岐(ありのひふき)」として載る。
     蟻がかじると花びらが赤くなるからだそう。今度観察してみよっと!
     別名:きちこう(桔梗)
     花言葉は「清楚、気品」おお!まさにぴったり!

「朝顔は 朝露負(お)ひて 咲くといへど
夕影にこそ 咲きまさりけれ」
(朝顔=桔梗) 万葉集 作者不詳

てくてくたくさん歩いた日


クリンソウってそんなに好きじゃないなとおもってたけれど
よく見たらやっぱりかわいい。
最近そんなことが増えてきた。
ちいさな素朴なお花が好きだとおもっていたけれど
意外と派手なお花もわるくない。
こちらはバス待ち中、20分足らずで描いたもの。


昨日渋谷の松濤美術館でおこなわれている田淵俊夫展に行ってきた。
ほんとうにすばらしかった~~!!
描いているものはわたしが普段描いているような
どこにでもある草花が多いのだけれど
圧倒的な描写力、繊細な表現ですばらしい絵に仕上げている。
風景画も現代のその辺にあるような風景、
飛行機からみた一瞬の光景。。。
これも絵になるんだ!と改めて目を開かれたかんじがした。

わたしはたくさんスケッチはしているのだけれど
本画にするのに悩んでもたもたしてるままになっている絵が多数・・・
すごーく反省した。もっとちゃんと絵にしていこう。
描かせてくれた植物たちに申し訳ない。

昨日はせっかく東京にでるのだから、といろいろまわった。
松濤に行く道すがらに文化村があるのでクラフト展会場の下見、とおもったのだけれど
なんとギャラリーが閉まっていて見られなかった!
こちらのBunkamuraギャラリーで7月21日~24日、Micakatola出展予定!
そうだ、はがきができてるのでのちほどアップします。
それから恵比寿までおしゃれな町並みをてくてく歩き、
MUSHROOMでお茶をいただいたあと
妹の千春のグループ展に。
Tokyo American Clubというところでやっていてとてもよかったのでぜひとも宣伝したいのだけれど
とっても入りづらい・・・
まずパスを持っていないと入れない。
私はたまたま通りがかった方が親切に入れてくださったので無事通過。
さらにこの立派な建物のどこに美術館があるのかわからず
受付の方にハガキを見せて場所を聞いてようやく見られた。
残念だなあ。あれではハガキがないと見られない。

その後も2件ほど用事をすませて帰宅。
このごろなかなか都内に出ないからね~。

クリンソウ:サクラソウ科サクラソウ属。 多年草。
  開花期は6~8月。
      山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、時に群生。
花が花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある         「九輪」に似ていることからこの名前に。
      別名:シチジュウソウ(七重草)
      花言葉は物思い・幸福を重ねる・物覚えのよさ

内に秘めた情熱で・・・


夏至もとっくに過ぎ、半夏生といわれる時期となった。
月日が経つのがこのところ加速しているようにかんじるのは
歳のせい・・・?
あっというまに2012年もはんぶん過ぎてしまった。


おととい、花野井でのグループ展無事終了。
みなさん額装するのすら初めてだったのだけれど
なかなかの力作ぞろい!
ちょっと不便な場所なのにもかかわらず
いろんな方に観に来ていただけて嬉しかった!!
来てくださった方々、ほんとうにありがとうございました!
今日そのお教室の日だったのだけれど
みなさん、いちだんと気合が入って
ぐっとまた上達されたようにかんじた。
やっぱりああいう場に並ぶと自分の絵を客観的に見ることができて
なにかが変わるのかもしれない。
ほかのお教室の皆様も、ぜひやりましょうね~!

ところで・・・


昨日は柏市民水泳大会@海上自衛隊下総航空基地。
基地に入るのは初めて~。
50mプールも初めて~。
チーム名、笑える・・・。
2位、といっても2チーム中の2位。(笑)
わたしが足をひっぱりました~。がっくし。
最初に飛ばしすぎたのかなあ。
普段泳いでいる25mプールと違ってスタートしてから遠いこと・・・!
背泳ぎだったのでゴールが見えず、
泳いでも泳いでもつかないような気がした。
窓が近づいてきて明るくなってくるので
ゴールが近いことがわかるのだけれど
そこからが長い!
5mラインから飛ばす予定だったのに
腕が上がらなくなってしまった。
姐さまがた、すみませんでした!
スタミナのなさが露呈・・・
でも楽しかった~♪
海上自衛隊の飛行機はかっこよかったし
白い制服のお兄さんたちもかっこよかったし。
そして何よりおわってからのビールは最高!

ハンゲショウ:ドクダミ科。 多年性落葉草本植物。
       別名カタシロソウ サンパクソウ
   開花期は6月下旬-7月。
       北海道を除く日本、中国やフィリピンに自生。
      「半夏生」「半化粧」などの漢字があてられ由来は諸説あり。
      「半夏生」は夏至から数えて11日目(太陽の黄経が100°になる日=半夏生)
       あたりに花が咲くところから。
      「半化粧」は花が咲く頃に葉っぱが半ば白く色づく様子が
       化粧をしているように見えるところに由来。
       花言葉:内に秘めた情熱

大和撫子と小鳥。


お庭のカワラナデシコとチドリソウ。
どっちも可憐で大好き。
別名ヤマトナデシコ。
ふんわり可憐に見えて芯がしっかり意外と強い。
チドリソウ、ほんとにちいさな小鳥みたいだね。


昨日、塩漬けの梅に紫蘇を入れた。
梅酢もたっぷり上がってきたし
ぐっと梅干に近づいた気がする。
よい香り!わくわく。
それにしてもずいぶん縮んだ。
初心者だから2kgしか漬けなかったけれど
もっと漬けてもよかったかも。

カワラナデシコ:ナデシコ科ナデシコ属。 多年草。
    開花期は6~9月。
        本州以西四国、九州に広く分布するほか、
        沖縄諸島(久米島・渡名喜島)に少数が自生。
        別名ヤマトナデシコ。秋の七草の1つ。
        花言葉は可憐、貞節
チドリソウ:キンポウゲ科 秋まき一年草扱い
    開花期は5~7月。
        ヨーロッパ原産。
        別名ラークスパー、ヒエンソウ。
        花言葉は信頼 軽快

雨の日の楽しみは


毎年描くお気に入りの紫陽花。
夢見るような淡い桃色。
雨に潤むとますます美しい。

あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな 源俊頼

雨待ち中


今日のは普通のあじさい。
うちは青がうまく発色しないけどピンクのはきれい。


梅雨入りしてからなんだかお天気がよいね。
明日も雨は降らない様子。
涼しくって快適、快適♪

アジサイ:アジサイ科アジサイ属
 開花期は 6/1頃~7/15頃。
     花言葉は「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが     冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」
     ・・・こんなにあるってすごい!

 『原牛』 葛原妙子
美しき球の透視をゆめむべくあぢさゐの花あまた咲きたり

ちょこんと紅く


ヤマアジサイの一種、紅(くれない)。
咲き始めは白いのだけれどだんだん赤くなる。
今朝見たら舞妓さんの紅のようなかわいらしい赤になっていた。


今日も涼しい1日だった。
朝顔の芽がずいぶん伸びてきたのでそろそろネットを張ろうかな。
そう、今年のグリーンカーテンは朝顔!
毎年失敗しているグリーンカーテン。
私のベランダは日当たりがよすぎるのか
植物が弱ってしまってなかなか茂ってくれない。
今年はゴーヤはあきらめて丈夫な朝顔で勝負!
今年こそ涼しいベランダを目指すのだ~~!

ヤマアジサイ:ユキノシタ科(アジサイ科) / アジサイ属(ハイドランジア属)
         主に太平洋側の福島県から四国・九州に分布。
         半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育。
     開花期は6月~7月。
         別名/サワアジサイ