画家の服店展

大好きな烏瓜が今年も色づいた。
できれば採ってきて描くのではなく
なってるところを主にスケッチしたいとおもっているのだけれど
なかなか描けるところにかっこよくなってくれない。
低いところにあるのはもう葉っぱがかりかりになってたりするし。

こちらはすてきに実ってた。
やったね!


秋はよいね~。
今日はすこし蒸したけれどそろそろ秋のお洋服がほしくなる。

わたしのお友達、カトラさんがSaihoさんと
画家の服店展をいしど画材でやってます!
絵描きさんをイメージした服を作って展示、
オーダーメイドもしてくれるそうです♪
彼女の洋裁の腕はすばらしい~!
去年、わたしになんとコートを縫ってくれたのだけれど
そのわたしのお気に入りコートも展示中。

実は背景としてわたしの秋の絵をお貸ししております。

10月30日(日)まで。
ご興味ある方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね!

風が冷たくなってきた・・・

今日も秋明菊。
ただしこちらは切って室内で描いたもの。
ちょっとちがうでしょ?


急に涼しく、というか寒くなった。
お外スケッチが心地よい季節は終わりに近づいている。
今日立ち寄ったお店はすっかり年末の準備。
カレンダーに手帳、来年の干支のグッズもならぶ。

そろそろ来年のカレンダーの準備をしよっと。
今度はひと月1枚の12枚つづりにしようかとおもってます。

読書の秋

この前はつぼみが多かった秋明菊だけれど今が満開、まさに見ごろ!


篠田節子さんの「仮想儀礼」を読んだ。
前から読みたかったのだけれど
けっこう分厚い上下巻、時間のあるときに、と思ってた。
仕事を失った男の人2人がビジネスとして宗教をたちあげるお話。
あれよあれよという間に信者が増え、またあっという間に没落。
しまいには自分のでっちあげた宗教の信者にひきずられて
引き返せないところまでいってしまう・・・
分厚いのに話がスピーディーであっという間に読めてしまった。

小説を書ける人って本当にすごい。
どこからこんな発想が!

新興宗教というとあやしい、うさんくさい、危険、というイメージだけれど
信じている人には救いであり居場所であるのだね。
昔からある宗教だって発生した当時は新興宗教だったのだし
案外こんな風に生まれたものもあるかもしれない。
教祖よりも信者の熱気で本物の宗教に育っていってしまう、というような。

最近はすっかり読書の秋!
食欲の秋でもあるけれど・・・。

まってたよ!

ずっと待ってた秋明菊が咲き始めた。


和菓子にありそうな甘いピンク。

でも自分のおうちのお庭でありながらここには注意すべき虫がいる。
「デンキムシ」
とも呼ばれるイラガの幼虫。
近くに立っているハナミズキの木についてしまった。
黄緑色のじつにきれいな毛虫なのだけれど
さされるととても痛いらしい。
電気でしびれるように痛いのでデンキムシ。
ぽとんと落ちてくることがある。
帽子にえりまき、長袖長ズボン、蚊も多いので蚊取り線香も。
虫対策は大事。
ここが春とちがうところなのだ。

昨日、映画「ライフ」を観た。
映画なんてひさしぶり。
昨日が近くの映画館では最終日だった。
どうやって撮ったのだろうとおもうような映像でいっぱい!
スクリーンいっぱいに広がる南極の氷の平原、
魚の群れが泳ぐ青い海、
ちいさな虫やかえるやねずみもスクリーンで大きく写されると大迫力。
見たことのない美しいものがまだまだこの世にはたくさんあるのだと思った。
知らないこともまだまだたくさん。
コモドドラゴンの狩りだけはちょっと見たくなかったけどね・・・。

蜂さんといっしょに

前から蜂が蜜を集めるところを見てるのが好きだったけれど
「風の中のマリア」を読んでからますます蜂に興味津々。
マルハナバチはやっぱりかわいいなあ。
上のほうにとまっているのはアシナガバチの仲間だろうか。
蜜の吸い方が全然ちがう。
マルハナバチがせっかちにあっちの花こっちの花と移動するのに対し
あの細長い蜂はひとつひとつじっくり吸ってゆく。
別の蜂なのに同じ花でぶつかりそうになっても喧嘩なんかしないのがよいね。
黄緑色の虫が目立たないように茎にへばりついているのにお気づき?
これはツマグロヨコバイ。
汁を吸っているらしく何匹もくっついていた。
ちなみに、このあざみは台風のあとにスケッチしたものと同じ株。
すっかり立ち直ってこんなにたくさんの虫たちを養っている。


時折、低い音をたててスズメバチがくる。
あまり大きくないやつだからキイロスズメバチかなんかかな。
あいかわらずちょっとこわいけれど
「マリアさん」とか「キルステン姉さん」だと思うとこわさもやわらぐ。
やっぱり偵察するみたいに周囲を飛んだりもする。
あんまりしつこかったら「しゅ~」と威嚇するとたいてい離れてくれる。
この方法を教えてくれた方は「蛇だとおもって逃げるんや」
といっていたけれどほんとかな?

ヒットマン

まだ青いどんぐりさん。
シラカシの実らしい。
ちっちゃめでかわいい♪


今日もよいお天気。
午前中だけスケッチするはずが
午後までお外にいてしまった。
これだもの、そばかすだらけになるわね~。><

ところでカラスってほんとにあたまがよい。
あいつらはふざけるし、遊びを知っている。
自転車で桜並木を通り抜けたとき
ベチャ!
っておとしもの・・・
幸い自転車をこぎおろしたタイミングがよくて直撃は避けられたけれど
反対の脚にすこししぶきがかかってしまった。
あれは絶対ねらっておとしたのだ。
カラスはよくそういうことをする。
道を歩いていて見てしまったのだ。
電線にとまったカラスがじっと下を見ていて
ちょうど通りかかった男の人におみまいするところを。
それは気の毒なことに見事にヒット・・・。
こんなことはカラスしかしないんじゃないかなぁ。
あと風が強い日に見かける風景。
風に向かって立ち、ひゅうと吹いたら翼をひろげて風に乗る。
きりきり舞いをしてしばらく風と戯れる。
それを仲間とみんなでやっているのだ。
あれは絶対遊びだ。
あれを見ると一緒にやってみたくてたまらなくなる。
ああ、翼があったなら!

こわいけれど

冬が近づくと水鳥が増える。
もっともここ、花野井の水辺の公園には1年中いるらしいのだけれど。


お外でスケッチをしていて怖いなあと思うのはスズメバチ。
刺されたことはないのだけれど、あの重低音の羽音がこわい。
なにもしなければ刺されないとはおもうのだけれど
偵察するように周りを飛ばれることがあるのでそのたびに身をすくめてしまう。

先日、図書館で百田尚樹さんの「風の中のマリア」を借りてきてあったのを
夕食後に読み始めたらあんまり面白くって一気に読んでしまった。
主人公のマリアはなんとオオスズメバチ。
ワーカーとよばれる働きバチである。
オオスズメバチの独特の生態がわかりやすく頭に入ってくる。
彼らの一生は女王にしてもワーカーにしてもオスにしてもすごく厳しい。
気分はすっかりオオスズメバチ。

そういえば何年か前、自転車で林の中の道を通り抜けようとしたら
大量のスズメバチたちが組んずほぐれつの大騒ぎをしていて
通れなかったことがあった。
あれはきっと女王の巣立ちの日だったんだ。
巣立ちの日には別の巣からきたオスたちが待ち構えている。
ところが女王と交尾しようと近づくオスをワーカーが攻撃するのだそうだ。
ワーカーの攻撃をくぐりぬけたつよいオスだけが子孫を残すことができる。
だからあんなふうに喧嘩してるように見えたんだね。

すこしスズメバチにも親しみが。
・・・とはいえこわいことには変わりないんだけど。

いろいろと悲しかった日

ちょっと前に行った川辺のスケッチ。
たまには風景も描かなくっちゃね。


明日は月に一度の絵手紙の日。
金銀のハガキに秋のモチーフを!

昨日、小川荒野先生の個展で先生がシャンソンを唄う、というので
川越まで自転車で行こうと元気に出発したのはよかったのだけれど
ものすごい風!!!
利根運河の土手に向かい風の中ようようついたのだけれど
土手の上は横風がものすごくてとても自転車での走行はムリ!
それでも自転車を押しつつ江戸川に着いた。
ここからすこし向かい風の中江戸川の土手を走り、
横風の橋を渡らなくてはならない。
ここまで10分で来れる道のりに40分はかかっている。
風はますます強く、シャンソンの時間には到底間に合わない。
すごく残念だったけれどまた来月に吉川でも唄う予定があるようなので
今回は断念して戻った。

帰りに烏瓜のなるスポットによって絵手紙用にゲット。
強い風のせいか、葉っぱは渇き気味だったけれど手の届くところにあり
採るための道具をなんにも持ってなかったけれど採れた。

そして今日、そろそろ実が色づくはずの野葡萄の場所に行ってみた。
3週間ほど前にみて、実がたくさんなり始めていることは確認してあった。
・・・ところが、なんだか様子が変。
あんなにたくさんの緑で覆われていたフェンスが茶色いのである。
近くによって愕然。
茶色く枯れた蔓がわずかにのこっているだけ。
除草剤か~!
ここには毎年野葡萄やヘクソカズラやヒヨドリジョウゴやイヌホオズキ・・・
ほんとにいろんな実がなっていたのに。
これまで除草剤なんて撒かれたことはなかったとおもう。
かなりショック・・・
来年からここにはあのかわいい蔓草たちは生えてこないんだろうか?
除草剤に負けずに復活してほしいと切に願う。。。

ところで子猫は昨日の夕方猫缶を食べた後、どこかに去ってしまった。
お母さんや兄弟を探しに行ったのだろうか、
夕べは寒かったんじゃないだろうか、
いろいろ考えると切ない。
心優しいだれかに拾われていることを祈るのみ・・・

風に乗ってとどく声・・・

描いているときは何のお花かわからなかったけれど
調べたらメハジキ、というらしい。


今朝から家の周りでなんだかにゃあにゃあと甲高い声がする。
いや~な予感・・・
聞こえない、見えない、なんにもいない!
・・・と思ってもやっぱりいるんだ~・・・

ちいさな三毛猫。
三毛だからメスだろうな。
人に慣れていないようで近づくと物陰にかくれてしまう。
おめめが目やにであんまり開かなくなっているみたい。
子猫のころのあんみつみたい。
寒くなる前に保護しなきゃかなぁ。

うちにはもう3匹も猫がいて
これ以上は無理。
どなたか、飼ってくださる方いませんか~~?><

24時間営業で

スケッチはたいてい朝にする。
朝の光が好きだから。
でも、これは夕方。
たまには夕方も素敵。


川べりの草むらに腰をおろす。
このうつむき気味のアザミを見上げるように。
秋の日はあっという間にしずんでゆく。
さっきまで見えていた花びらのピンク色がシルエットとなり
おとなう虫も蜂や蝶から蛾にかわる。
蛾はあんまり好きではないのだけれど
シルエットで見るとなんともきれいでおもわず描いてしまった。

夕方には閉じてしまうお花もあるけれど
アザミは深夜も営業中。
夜には夜のお客様。