トラノオ


うらの空き地にわさ~と咲いている。
ムーミンに出てくるにょろにょろの群れのよう。

昨日は届いたばかりのハガキに宛名を印刷。
けれどプリンターのローラーの調子が前からあまりよくない。
ふつうの紙ならなんの問題もないのだけれど、
ハガキなど分厚くて小さいものがうまく送れずすぐに止まってしまう。
購入したお店に行くと額がそんなに変わらないからと買いかえを勧められる。
これってどうもなっとくいかない。
ローラーを替えればいいだけのことじゃないのかな~。
止まったら大きな紙をいちど通してやりなおし、をくりかえしてなんとか終了。
ほっ。


発見!


裏の空き地にいつのまにか現れたサルスベリ。
ふと気がついたら見上げるような大木になっていた!
桃色のフリルのようなふわふわのお花が満開に。

これはまだつぼみが多かったときに切って教室の生徒さんと一緒に描いたもの。

つぼみってよく見たら6角形なんだね。
お花が咲くときって先ににょろにょろとめしべらしきものが出てくるんだね。
お花の付け根にあるぎざぎざしたものはつぼみのときの覆いなんだね。
そうか、じゃ6枚あるはずだね。

みんなでいろいろ発見した。
描くといろいろみえてくる。


蔓草


どこにでもあるようなフェンスに絡んだ蔓草が
ふととても美しくみえることがある。
急いでたりすると見逃してしまうのだけど。
これからきっとこのちいさなお花のところに実がなるんだね。
目が離せません!


ヒヨドリ草に蜘蛛


今朝は少し早起きして絵手紙教室のために理科大でモチーフ集め。
このスケッチは先々週のものなのだけど
ヒヨドリ草にからまってるヘクソカズラの花が今日見たらもうすっかり金色の実に。
もちろん赤くてきれいだった蜘蛛さんもどこかにいってしまった。

彼らは動かないようでけっこうポーズを変える。
はじめのポーズより途中で変えたポーズの方がよかったりして
水でうすめたりごしごし拭いたりしながら形を取り直す。
途中であらわれたちいさな蝶。
残り少ない夏の日を精一杯生きる。


秋のベル(ツリガネニンジン)


これも理科大にて。
りんりんと涼しい音がしそうなかわいいお花。
そばではすすきがもう銀色の穂をすっとそろえはじめてる。
ワレモコウもゆらゆらしてる。
蜘蛛はいつのまにか大きくふとって
もっとたくさんごはんを食べようと大きな網を張っている。


アザミ


理科大にはきのこばかりではなく、秋のお花もたくさん咲いている。
すっくとまっすぐ、このお花は咲く。
棘でおおわれているけど印象は可憐。
よくお目にかかるマルハナバチ。
身体のわりにちいさな羽。

わたしの高校の担任の先生は生物の先生だった。
卒業するときにマルハナバチの話をしてくれた。
(たぶん、マルハナバチだったと…)
この蜂は羽が小さい。
力学的には飛べるはずがないのだと。
「でもなぜ飛んでると思いますか?」
???
「自分は飛べると思ってるからです」

ほんとかどうかはわからない。
20年以上前の話だからもう飛べる理由も解明されたかもしれない。
でもそういうことにしておこうかな。

できるっていう思い込みがないと絵描きはやれないもの。
くじけそうになるとマルハナバチをおもうことにしてる。


白い花


ちょっと標高のあるとこの木陰でみつけた可憐なちっちゃな蘭のようなお花。
岩の上にしっかりと根を張って立ってる。
なんだろう?
10cmに満たないくらいの大きさです。


ホテイアオイ


うちのちいさなひょうたん池のホテイアオイにお花が咲いた。
夢のような青紫の花は一日だけ咲いて翌日には水の中にもぐってしまう。
そこで種をつくるのだそう。
強い日ざしもものともせず、涼しげに浮かぶ。
こちらは汗だくでその姿を写し取る。


いちご?


とげとげした木になっていたいちごらしき実。
紫に熟れてるのを食べてみたらおいし~い!
もっともっとあつめていちご酒にしてみたかった。


ウワミズザクラ


さくら、とつくものの春に咲いた花は白くてふわふわしていて
いわゆる桜っぽくなかった。
実のほうがきれいかも。
調べたらこれで作る果実酒はかなり美味であるとのこと!
さっそく漬ける。
集めた実はためいきがでるほど美しい。
3年目がおいしいらしいけどきっとそんなには保たないなぁ…。
来年が楽しみ~。