海の日なので海の絵を!


普通に教室があったので
うっかり忘れそうですが
今日は海の日、祝日なのですね。

なので春に描いた海の絵を。



房総の海(F4水彩)



房総の海(F4水彩)

このころは涼しかったな~。

この歳になると夏の海なんて行けないです・・・><
行くなら冬か春♪

甥っ子と一緒に貝殻拾ったり
お魚や蟹を捕まえたりしました。

3連休は地獄の暑さでしたね。
みんな元気かなぁ・・・
明日からまた教室、
元気でお目にかかれますよう!

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日光のスケッチの続き・デパートの個展・そして水張りの仕方


台風が通り過ぎたはずですが
ぐずついたお天気の千葉です。
涼しいから楽ですね♪

今日も4月末に行った日光付近のスケッチをアップします。

この柳の木、臥龍ってかんじでしょ?



日光 臥龍柳(F6水彩)


きらきらと陽があたって美しかった!
これは作品にしたいと思っています。

日光付近は熊が多いのであまり山深くには入りません。
でもこういう山道ってなんか魅力的ですよね。



日光(F6水彩)


ここは車の通る音がうるさいくらいの場所。
ちょっと向こうは車道です。
安心安心♪



切り株(F4水彩)


スケッチをした清流のある場所は
こうした白骨化?した木の根っことかがごろごろしてます。
そこからあたらしい命が生えてきていたりして
そこにもぐっと魅力を感じます。

先日、銀座の松屋さんに絵を見ていただきに行ってきました。

今年の3月の個展の前に
ギャラリーオカベさんでやるのは最後かも、ということを
ブログに書きましたが
実は1年以上まえから
松屋さんに画商さんと一緒に通いつめて
作品をみていただいてました。
松屋さんのギャラリーはとても素敵で
周りのお店もいつ行っても素敵なものが置いてあって
そこでぜひやらせていただきたかったのです。
3月の個展には担当のF課長も来てくださり
まだ詳しいことは決まっていませんが
来年の5月の連休明けあたりに
ギャラリーではなく同じ階にある特別室で
やらせていただけそうなかんじになってきました。
それでこんな作品でやりたいです、というのを
見せに行ったわけですが
作品とは別にこの臥龍柳を含めた風景画のスケッチも見ていただいて
これを作品にしたいと思ってます、と言ったところ
まず画商さんが
「こういうイレギュラーでコアなものもいいですよね」

え、え、ありふれてると言われるかとおもった・・・
しかも彼女はフォローしてくれているらしい。

F課長も
「そうですね」

え、そうなの?

おまけに紫陽花の作品を持っていったのですが
「普通の紫陽花もあったほうがいいよね」
と画商さん・・・

そうか、うちの紫陽花はちょっと変わってる。

自分の中のいろいろな「普通」が
意外とそうでもないことにちょっとびっくり。

付き合いの長い画商のTさんには
初めてのデパート個展からご迷惑かけっぱなしで
一枚も絵が売れなかったり
売れてもほんの数枚だったり
もうデパートはいやだとわがまま言ったり
弱音を吐いたり
こんな私を
よく見捨てずにいてくれたものだと思う。
今回も何度も何度もおつきあいいただいて
ずいぶんアドバイスもいただいて
やっとここまでこぎつけた。
感謝しかない。

イレギュラーかどうかはともかく
スケッチしてきた美しい風景から
私が感じた魅力を皆様にお伝えできるよう
がんばって作品にしていきたいと思ってますので
応援、どうぞよろしくお願いいたします。

そして今日はお向かいのお宅からいただいた
ごく普通の真っ青な紫陽花を描いてます♪
やっぱり青い紫陽花はきれいだね。

ところで!
みなさん、水張りしてますか?
水彩画を描かれる方には常識!かもしれませんが
長年習っていても、意外としたことがない方が多いのです。
やり方がわからない、
習ったことがあるけどやってないので忘れちゃった、
本で勉強したけどよくわからない・・・

そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・い・い・が!

「水張りしてきました!」
とせっかくいちど水張りしたものを
パネルが重いから、とはがして持ってきた方がいらっしゃいました。
かなりびっくしましたが
いしど画材のカトラさんにその話をしたら
やっぱりそういう方がお客様にもいらっしゃるとのこと。
和裁の洗い張りみたいな感覚なのかな~?
紙のしわのばしやコンディションを整えるためにするわけではありません。
(そういう効果もあるけどね)
色を塗って画面が濡れたときに
紙が波打たないように
あらかじめ濡らしてめいっぱい伸ばした状態で
パネルに張っておくのが水張りです。
絵が仕上がるまではがしてはいけません。

わたしのお教室でも何回かお教えしたのですが
マメにやらないとわすれちゃいますよね。
それで前に動画を撮ったのですが
自分の背中ばかり写ってて(笑)
とってもわかりにくかったので
今回、カトラさんと一緒に撮影しました。

こちらからご覧ください。

カトラさんの画材知識ハンパないので
このほかにもいろいろうかがってきました。
それも追々動画編集してアップしていきますので
ご期待くださいね。

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お答えしますよ~!
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春の日光より


梅雨に入ったと思ったらからっと晴れましたね。
きらきらのお天気!

今日は4月末に行った日光付近のスケッチをアップします。
ブログずいぶんさぼってたな~~。



日光(F6水彩)


こちらのスケッチの動画を撮ってあります。
お時間あるときにこちらからどうぞ。



日光(F4水彩)

スケッチをしていたら
清流釣りのおじさまたちにコーヒーをご馳走になりました。
ここはやはり熊に注意、
あとヒルがいるそうです!><
幸い私はどっちも見かけませんでした。

ブヨっぽい虫はいっぱいいたので
蚊取線香を焚いたら
だいぶよりつかなくなりました。
一応効くのかなあ?
最盛期は無理かもですが・・・

風景ばかりでもなんなんで
気分を変えてお花も。



ヒトリシズカ(F4水彩)

木陰でひっそりと咲いてました。
可憐ですよね、ヒトリシズカ。
静御前からつけられた名前、ということで
ロマンを感じます。

日光スケッチ、明日も続きます♪

ヒトリシズカ(一人静)
学名: Chloranthus japonicus
別名:吉野静
科名:センリョウ科 チャラン属
分布:北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林内、林縁に自生する。
開花期:4-5月

「静」とは静御前のことで、静御前が一人で舞っている姿を連想してつけられた名である。
「吉野静」という別名もあり、こちらのほうは吉野山で舞う静御前の姿を連想したものである。

花言葉:「隠された美」「愛にこたえて」

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筑波山スケッチツアー、行ってきました


ごぶさたしてます。
先日開催しました筑波山スケッチツアーのもよう、アップしました。

限定公開になります。
ようすが気になる方はぜひこちらから♪

わたしも描きました。




筑波山にて(F6水彩)

また旅に出てきます。
スケッチいっぱいしてくるね~!

<
新しい講座のご案内。
6月2日(土)は体験講座になりますので
なんと540円で受けられます。
この日だけですよ~!

詳しくはこちら

お花を中心とした静物の水彩画を描きます。
透明水彩の楽しさをお伝えできたら嬉しいです。

駅からすぐですし、駐車場もありますので
お近くでしたら通いやすいですよ♪

私の紹介だと入会金が安くなりますので
気になる方はご相談ください!
こちらより。

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今年もお世話になりました!振り返りと来年の抱負


2017年も終わりますね。
皆様、どんな1年だったでしょうか。

わたくしの1年を振り返ってみました。

1月
・ベトナムに旅行。カンボジアほどスケッチができなかった。
   意外と都会・・・



ミトーにて(SM水彩)

 大洞院さんでららぽーとの教室の方々と展示。
 皆さんの上達ぶりに感動~!

2月・長崎に母と行く。
  高校の修学旅行以来の長崎。よい時間が持てました。



長崎ガーデンホテルから(F4水彩)

  年末から考えてたNYでのグループ展参加を決定したのはこの月でした。

3月・節分草を描きに行ったのは11日、
  弥彦山の雪割草を描きに行ったのは30日あたり。


節分草(SM水彩)

4月・NYに下見に行く。
  ギャラリー平左衛門さんで個展&ワークショップ



竹やぶ(F6水彩)

5月・4日~新潟に早春の花を描きに。



ショウジョウバカマ(F6水彩)

6月・花野井のグループ展、はなみずきさんにて。
        この教室はみなさん地域に貢献されてて仲良しで楽しい!



ブレーマー・シュタットゥ・ムジカンツ(F8水彩)


7月
NYでグループ展!
  すばらしい体験でした。
  絵に対する姿勢が変わった!かも。
  乞うご期待!


LIFE(Red)( 606mm x 410mm(M12)Mixed media)

アップし忘れてたNYでのスケッチです。


NY(SM水彩)

これ、ついてすぐホテルに行ったら
まだチェックインできなくて
お向かいのレストランに入って描いたもの。



NY(SM水彩)

こちらは公園のベンチから。
何しろ暑くって、木陰をさがしつつ。
やってくる小鳥の種類が日本と違う!



NYスタバ(SM水彩)

本場のスタバ。(笑)
困ったことにトイレが使えないの!!!
喫茶店でトイレが使えないなんて驚き。



NY(SM水彩)

メトロポリタンを出て、駅に向かう途中のベンチにて。

こうして美術館めぐりやギャラリーめぐりの合間の
隙間時間にちょこちょこ描いてました。
いろんな人種の方がいるので
人物をクロッキーするのが楽しかった・・・はずなんだけど
どこいっちゃった?
探しておきます。(笑)

私は都会にいまいちときめかないので本格スケッチはしなかったなあ。
でもやっぱり何でも描きたい!

来年はもう少し都会の練習をしよう。

   23日~26日 いしど画材さんアートスクール絵画展。
   NYの日程の関係で最終日しか行けませんでしたが
   水彩画の教室も絵手紙の教室もすっごくよかった!
   やっぱり絵を描くって楽しいね、と思わせてくれる内容でした。

8月・軽井沢~乗鞍へ秋のスケッチツアーの下見を兼ねてスケッチ。



雲場池(F4水彩)

 徳島にも行きました。

 YouTubeで20分スケッチを始めたの、このころだったかな?

9月・ソライロタケツアー!関西方面へ。



ガマズミ(F8水彩)

10月・12日 ギャラリー平左衛門さんでワークショップ。
       26日 軽井沢スケッチツアー
       


白糸の滝(F6水彩)

11月・特にイベントなし!

12月・22~1/8 猫絵師展



招福(SM日本画)

こうしてみるとバタバタしてるな~~!

でもいろいろ楽しく描きました。

ニューヨークに行けたのは本当にすばらしい体験でした。
来年はパリ・・・かも?
海外は楽しくて癖になる~~www

今年の私の変化は
このブログやYouTube見ててくださる方は感じたかもしれませんが
皆さんにいろいろ伝えようとし始めたことです。
これまでは自分の技術を磨くこと、発表することしか考えていませんでした。
年女、この年まで生きてきて
こんなに好きに絵を描いて来れたのは
家族に理解があり、
いろんな仕事をしてきたそれぞれの場所で
みなさんに応援していただいたからです。
身体も健康でほんとうに恵まれていたと思います。
たいした才能ではないけどがんばって磨いてここまできました。

そろそろ皆さんに恩返しをしなければ、と思ったわけです。

ありがたいことにわたしにはたくさんの生徒さんがいます。
私なんかよりずっと才能があるのではないかと思える方も何人もいらっしゃるけれど
それぞれに事情があって絵を描く時間がとれずにいます。

今年は特に身内の方のご病気や介護で来られなくなった方が多く
大切な方を亡くされた方も何人かいらっしゃいます。
ご本人の体調不良で通えなくなった方もいらっしゃいますね。

そこで教室に来られなくても絵を学べる方法はないかな、と思ったのです。

おかげさまでYouTubeはチャンネル登録者数は少ないのに
再生回数がすごいです。(笑)
32人しかいないのに202回再生されてる動画ありますもん。

きっと何回も見てくださっている方が数人いらっしゃるのでしょう。
わかりやすい、とのお声もいただいているので
がんばって撮った甲斐があります!
ブログで文章で説明されたものを読むより
動画で見たほうが早いですよね。

あとこの1年の経過をご覧になってわかるとおり
私は1ヶ月に一度はスケッチに出かけてます。
山が好き、自然が好き
自然の中でスケッチするのが大好きなのです。
前にもちょっと書いたけど
死ぬ前に最期に何がしたい?って聞かれたら
きれいな山でスケッチがしたい、って答えます。
その大好きなお外スケッチの楽しさを分かち合いたいと思いました。

それが昨年秋の理科大スケッチから始まって
平左衛門さんでのワークショップ、
軽井沢スケッチツアーとなりました。

来年も行くよ~!!

絵を描くのって楽しい。
無心になれる時間ってやっぱり貴重だもの。
普段はお母さん、おばあちゃん、奥さんをして
忙しくしてる方ほど
自分のための時間はとっても大切だと思います。
そういう幸せ時間を作るお手伝い、させてください。

こういう風にしたら参加できる!
こうしてほしい!
などご意見ありましたら
どんどんお伝えくださいね。

来年の抱負はそんなかんじです。

とりあえず3月の個展に向けてがんばります!

その他いろいろ企てはあるけど
おいおいね♪

皆様、どうぞよいお年を!
そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日も風景・・・秋はよいね。


12月に入りましたね!

今日もちょっと前のスケッチをアップします。

またまた9月末の日和田高原。
もう一枚あったので。



日和田高原(F8水彩)


切り株ってなんだか惹かれる。
そこにいっぱい新しい木の芽なんか出てたりすると
ドラマチックじゃない?
季節が秋だったのでなんだかカラフル。
それぞれの植物のドラマがありつつ冬に向かう。

間が開きましたが今日は11月のお話。



ニガイチゴの紅葉(F4水彩)

生徒さんからいただいたものを描くことも多いのですが、これも
そのひとつ。美しく紅葉したニガイチゴの葉です。うっかり見逃して
しまいそうなこんなちいさな葉に宿る美をそっと拾って届けてくださる
そういう感性、大事にしたいと思います。

2018年のカレンダーの全部の絵と解説文が読める
こちらのホームページをぜひご覧ください。
それぞれの月の絵をクリックすると読めるようになっています。
パソコンのほうが見やすいと思います。
ホームページへはこちら

これからのお申し込みはできましたらお申し込みフォームから申し込んでくださると
助かります!

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木下美香の水彩画教室、日本画教室のご案内はこちらをクリック

柏のNHK文化センターでは12月末のお申し込みまで
講師の紹介状があれば入会金が半額になるキャンペーン、実施中!
気になる方は紹介状をお渡ししますのでこちらにご連絡ください。

NHK文化センターさんでは「野の花を描く」という講座を
第1・第3火曜日の10:00-12:00と13:00-15:00の2クラスでやっております。
自分で描きたいお花を持ってきていただいて描く、という
好きなものを好きなように描いていただける講座になっております♪

死ぬ前に最後にしたいこと


今日もちょっと前のスケッチをアップします。

先月の軽井沢は皆さん楽しんで下さったようで
当日は時間がなくて仕上がらなかったスケッチを
写真と記憶ですばらしい作品に仕上げて下さってきています。
写真を撮りためてますので
そのうちアルバムでも作ろうかな。

そんなこんなで
私の中では風景ブーム。(笑)

今回のカレンダーでも
意外と人気だったのが風景でした。
とはいえ
まだまだ未熟者。
これから冬、植物が減るので
風景画をどんどん練習していこうと思ってます。

これは9月末の日和田高原。
紅葉が始まったばかりの森です。



日和田高原(F8水彩)

この美しい森で
筆を走らせながら思ったこと。

死ぬ前に最後に何をしたい?ってきかれたら
多分私はここでスケッチしたい、と答えるだろう。

上手く描けるかどうかはともかく
ここで濃い緑ときれいな空気と沢の音や小鳥の声に囲まれて
こうして好きな絵を描いていられることが
なんとも幸せ。

こういう幸せを先月の軽井沢では
少しは分かち合えたのかもしれないと思います。

また、春にみんなでどこか行くこと考えなくっちゃね。

今日は10月のお話。

これも去年のちょうどその時期のスケッチです。



日和田高原の紅葉(F4水彩)

きのこを描きに出かけるこの時期は紅葉も美しい。
ヤマハゼが見事な赤のグラデーションを見せてくれました。
白樺も微妙に紅葉。
山できのこを探す人たちの熊鈴の音。
時折差す陽やぱらつく雨。
吹き抜ける風は冷たさを帯びながらも爽やか。
そんな山の空気をお伝えできたら、と思います。

2018年のカレンダーの全部の絵と解説文が読める
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近所の配達のほうはちょっと滞っておりますが
郵送の方は手配が済んでいる・・・はずです。

これから2~3日してもまだ届かない!
という方はご一報くださいませ。

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自分で描きたいお花を持ってきていただいて描く、という
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軽井沢スケッチツアー!


ただいま~~!

おととい軽井沢スケッチツアー、無事終了いたしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
おつかれさまでした!

寒い寒いとさんざん脅されていたので、びびってましたが
快晴で気温は低いようでしたが寒さは感じませんでした。
爽やかでちょうどよいスケッチ日和!
紅葉も見ごろ!

白糸の滝~。

お天気にはとっても恵まれたのですが
事故渋滞に巻き込まれ、まさかの2時間遅れで到着・・・・
それが返す返すも残念でなりません・・・
事故現場、3つも見ましたもん・・・

無彩庵池田さんにはご迷惑をおかけしましたが
13:30にお昼の時間をずらしてもらってスケッチ時間を1時間確保。

あわただしかった!

もともとは白糸の滝の手前でスケッチする予定でしたが
ドライバーさんに上手く伝わっておらず
しかも行きたかったところに進入禁止の札が・・・

今思うとそこで降ろしてもらってスケッチに行けばよかった。

白糸の滝をみられたのはよかったのですが
予想通り混んでいてちょっと描きにくかったかな。

でも、ほんと皆さんのやる気には感動しました。
人混みに負けず
しっかり場所を確保してスケッチをしてくださってました。
その場で描けない、と判断した方々はしっかり写真を撮った様子。

同じ写真を見て描くのでも
実際に行ってその場の空気を吸って
光を感じて音を聞いてそれを思い出しながら描くのと
全く行ったことのない場所の写真を写し取るのとは全くちがいます。

そしてあわただしく無彩庵さんへ

う~ん、メニューをみてもどんなものがでてくるのかよくわかりません。(笑)

前菜「純米吟醸酒粕のブランマンジェ 信州サーモン すじこ ガルムドレッシング」

ブラン・マンジェ:(フランス語: blanc-manger、ブラマンジェとも)は冷菓の一種。
          現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、
          バニラなどで風味をつけた牛乳を
          ゼラチンで固めたレシピが多いが
          本来は砕いたアーモンドから
          アーモンドミルクを抽出して牛乳に香りを付けて作り
          肉が入ることもあった。
          名称は古フランス語で「白い食べ物」という意味の
          「blanc manger」に由来する。

・・・だそうです。お・おいしい!

「温製。工藤さんのバターナッツカボチャのポタージュ。」

バターナッツカボチャは偶然にもこの数日前にポタージュにして食べたばっかり!
かわいいかたちのカボチャだよね。
やっぱりプロの味はちがいます。

「マツカワカレイと信州きのこのムース・シャドークィーンのガランティーヌ
  魚の出汁と海苔菜をソースに」

ガランティーヌ(Galantine):主に鶏肉や魚肉等の骨を除いて
              詰め物をしたものを低温で茹でて
              アスピックで覆い
              冷たくして提供するフランスである。

なるほど。
外側の薄紫色のがシャドークィーンという品種のジャガイモだそうで
それでカレイときのこのムースを包んであるという手の込んだ1品。
頬張るときのこの香りがふんわりとして
なんとも幸せな気持ちになります。
付け合せの野菜がひとつひとつしっかりした味がします。
この盛り合わせ、山でスケッチ!のイメージですね。^^

最後はデザート!
「秋茄子のコンポート 焼き茄子のグラス 葛」

な・・・なす?
なすってデザートになるんだ?

食べてびっくり。
上に載ったちょっととろみのあるアイスクリーム、焼きなすの味がしますよ!
コンポートも絶品!

食後は予定変更で近場の雲場池に向かいます。
2時間スケッチ時間取れますよ!

おお~!紅葉真っ盛り!

でもね、やっぱり混んでた。
次回は今日の教訓を生かしてよりよい企画を立てたいとおもいます!

もう混んでるとこは行かないよ!

そしてもうちょっと近場をさがすかなあ。
でも軽井沢はまたリベンジしたい。
今回ご参加の皆様、次回のためアンケートの提出、よろしくお願いいたします。

そしてセンセイは少しだけ描きましたよ。



白糸の滝(F6水彩)

時間、足りませんでしたね~。
皆さんの作品も楽しみにしてます!

動画も撮りました。
クリックした方のみの限定公開です。


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また行こうね!


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長崎の旅2


長崎に行ってからもう1ヶ月くらいになるのね。
月日のたつのの早さにびっくりする。

二日目はレンタカーで九十九島まで行った。
長崎からけっこうあるんだけれど
坂道の多い長崎市内の観光は脚の悪い母には無理そうだ。

行きは高速に乗らず
くねくねとした道を走ったのだけれど
ずっと山か海が見え、きもちのよいドライブだった。
途中立ち寄った直売所は売っているもののほとんどが柑橘類!
こんなにいろんな種類のものを作っているのかと驚く。
あれこれ味見してダンボール一箱ぶんもの柑橘類を購入。
それでも1600円ほど。
今年ひよどりに食べられてしまって作れなかった
金柑のはちみつ煮がもたっぷり作れる!
関東では珍しい晩白柚(ばんぺいゆ)もゲット。

そして3時間ほど走って石岳展望台。
九十九島を一望できる。

風は冷たかったけれどお天気は最高!
先に来ていた小学3~4年の子がスケッチしていた。
将来楽しみだ!

母が前日に食べ損ねたちゃんぽんを食べたいというので
近くのビジターセンターの食堂が集まっているところでお昼。
牡蠣を殻ごと焼いていたりもして
とっても心惹かれたのだけれど
もしも当たったりしたら大変なので
なかなか旅先で牡蠣には手が出せない。
昔牡蠣しゃぶであたって点滴をうけたことがある。
あれはひどいね。

途中で見かけた入り江がとっても素敵だったので
そこへ戻ってスケッチ。

やっぱり海はよいね。

佐世保まで来たからには佐世保バーガーでしょ!

というわけで
晩ごはん用にテイクアウトしてホテルに帰る。

ちなみに佐世保バーガーの定義は?と思ってお店の人に聞いてみた。
特に何を使わないといけない、みたいな決まりはなく
佐世保バーガーの認定をうけたお店だけが名乗れるらしい。
つまりおいしければOKってことみたいだね。
たしかに冷めてもとってもおいしかった!
いままで食べたハンバーガーのなかでいちばんおいしかったかもしれない♪
機会があったらぜひ!

長崎の旅その1


早くも3月に入り、春の足音が聞こえてきた。
長崎に行ってからというものサボりがちのブログ・・・
もう10日以上経ってしまった。

今回はスケッチ目的ではなく
血はつながっていないけど遠い親戚にあたる
樺島勝一さんの大規模な展覧会が
出身地である長崎の県立美術館で行われるという話が
家族の集まったお正月にでて
母がぜひとも行きたいと言い出したのであった。

母は脚が悪いためあまり歩けないし
最近は乗り物酔いもするようになってしまっていて
めったに旅行には行かない。
その気になるのは珍しいこと。
しかも脳梗塞で倒れて以来障害の残る
母の妹である叔母も連れて行きたいと言う。

・・・大丈夫か?

この頼りないわたくしが
なんとかするしかあるまい。

とりあえず3人の予定が合う日に飛行機と宿とレンタカーを手配。

妹一家が先発隊で1月に行ったのだけれど
偶然同じホテルを予約。
夜景がきれいで食事もとてもおいしいとのことだったので
テンションがあがる。

ところが出発の10日ほど前から
叔母の障害がちょっと進んでしまった。
泊まりの旅行はムリそう、ということで
母と2人で行ってくることとなった。

高速バスで羽田、そこから飛行機に乗って長崎空港・・・
ここで母の乗り物酔いが起きてしまった。
100%雨の予報がもうすっかりやんで、せっかくお日様もみえたというのに。
とりあえずレンタカーで長崎市内へ向かう。
中華街でちゃんぽんの予定が、母は食べられず
おかゆをどうにかすすって
今回の旅の目的である長崎県立美術館へ。

隈研吾さん設計のこの建物は広々と美しく
外のひかりをみごとに取り入れている。
中央には川が流れ、すぐ近くの海にそそぐ。
とてもここちよい美術館だ。
そして「樺島勝一展
船の絵が有名だけれど動物もすごい。
太平洋戦争のころの少年誌の挿絵は実にみごとで
実際に見てきたようだ。
戦意を煽ったのか、といわれると
結果的にはそうなったのかもしれないけれど
挿絵画家という仕事を
ひたすら忠実にやってのけたということだとおもう。
戦後の帆船の絵や動物画、
しょうちゃんシリーズの漫画
どれも圧倒的な描写力だ。
絶筆の帆船の絵は実に細かくすごい迫力なのだけれど
死の床でロープを1本描きわすれたから足してくれ、と言ったのだそう。
どこが足りないのかぜんぜんわからない・・・

4月9日までなのでもし長崎に行かれることがあればぜひ!

・・・でこの細かい絵を懸命に観た母はより具合が悪くなり
でも外を歩きたいというので
グラバー園の駐車場に車を入れた。
そこから坂をのぼって大浦天主堂へ。
ここのカステラ圧力はものすごい。
買わずには帰れないかんじだよね。
ぱくぱく味見しながら坂を上りきると美しい建物が見えた。

この写真にはうつっていないけれど
この建物に行くまでにはさらに急な階段がある。
母、ここで挫折・・・
私だけでも見てくるように言われたけれど
高校生のときにいちど来てるしね。
またカステラ坂を下って駐車場に戻りホテルにチェックインすることにした。
ちなみにカステラは買い損ねた。
カステラ圧力に勝ったね。

ホテルはよいところに泊まりたいという母の要望で
ちょっとランクアップして
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾートにしたのだけれど
ちょうど長崎ランタン祭りがおわったばかりの
空いている時期だったらしい。
白人のスタッフの方が
「モシヨロシケレバ、ムリョウデ グレードアップシマショウカ?」
と言ってくださったのでラッキー!とばかりにおねがいした。

このホテルも隈研吾さんの設計
本館に泊まる予定だったのだけれど
そのグレードアップした部屋は新館になるらしい。

高級ホテルの素晴らしいお部屋はもうね、
びっくりしますよ!!
入って真正面は全部窓!
パーンと広がる海を見下ろすテラス。
ダブルベッドが2台、巨大なテレビ
洗面台も2個あるし海を見ながら入れるジェットバス
2種類のバスローブ、タオルは今治タオル
シャンプーやボディソープはブルガリ
薔薇の花びらの入ったバスソルト
ドライヤーはもちろんイオンドライヤー
空気清浄機もついてるし
スリッパまでふわふわ
なんとジョージ・クルーニが宣伝していたコーヒーマシーンまである!

もうここでいいです。
ここでずっとくつろいでいたいです。

まだ母の食欲がわかないので
ルームサービスでお寿司を一人分とってふたりで食べることにした。
これがね、まあおいしいこと。
ほんと下手に外食しなくてよかった。
具合悪いのはどこへやら
母もしっかり食べられた。
わたしも運転しなくてよいのでビール飲めたしね♪

こんな素敵な部屋に泊まれるなんて
リタイアしたら一緒に旅行にたくさんいくはずだった父がリタイア直前で亡くなり
遺された祖母の介護を終えてまた叔母をひきとっての介護
日々がんばっている母に神様からのプレゼントかもしれない。
私はおこぼれにあずかったかんじ~。

くつろいでいればよいものを
やっぱりこんな美しい景色を見たらやっぱりね
描くよね。

これは夜景。

6時に目覚ましをかけて朝も描く。
朝になっても明かりはまだ残っている。

このホテル、ほんっとお勧め!
朝ごはんもとってもとってもおいしいです。