泥より出でて・・・


変化朝顔を作っているお花屋さんには
変わった蓮もたくさんあった。
実はわたしはこっちのほうをお目当てにきたのだった。
ベランダで蓮を育てる、という夢を現実にっ!!!
とりあえずその日に咲いてた
白光蓮(びゃっこうれん)をスケッチ。

なんて清々しく神々しいお姿。
手賀沼にたくさん咲いているところがあるのだそう。

ベランダ用にお願いしたのはこちらではなく
ちいさめで緑がかったピンク色の蓮。
あんまり大きくても困るしね~。
4月に株分けしていただくことになった。
とっても楽しみ!
その中でめだかを飼っちゃおうかな♪
金魚がいいかな♪
どぜうもかわいいよね♪
わくわく~!

ハス(蓮)
学名:Nelumbo nucifera
科名:ハス科
別名: 水芙蓉(すいふよう、みずふよう)芙蓉(ふよう)
   不語仙(ふごせん)池見草(いけみぐさ)水の花
開花期:7~8月
原産地:インド亜大陸とその周辺。

古名「はちす」は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのを通説とする。
「はす」はその転訛。
ハスの花、すなわち蓮華は、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多かった。 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
という日本人にも馴染みの深い中国の成句がその理由を端的に表している。
古代インドでは、ヒンドゥー教の神話やヴェーダやプラーナ聖典などにおいて
ハスは特徴的なシンボルとして繰り返し登場する。
泥から生え気高く咲く花、まっすぐに大きく広がり水を弾く凛とした葉の姿が
俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ
このイメージは仏教においても仏の智慧や慈悲の象徴として継承された。

花は開いたり閉じたりを繰り返して4日目の午前中に散る。
お花見をするなら早朝に!
ふっくりした咲き始めの蕾の状態が
8時くらいまでつづくのはまだ一日目のお花。
その日は完全には開きません・・・。

花言葉:「雄弁」

「久方の 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に 
  たまれる水の 玉に似たる見む」
 万葉集   新田部皇子

メンデルの法則・・・?


変化朝顔を作っているお花屋さんにお邪魔した。
江戸時代にとても流行っていろんな種類の朝顔が作られたのだそう。
それらを描いた絵を博物館かどこかで見たような・・・
実際に見るのは初めてだった。

こちらは姫と呼ばれる変化朝顔の一種。
お花自体が小さくてだいたい2cmほど。
色の渋いものが好まれるそうで
この渋めの紫は「黒鳩」というのだそう。
斑入りの珍しい葉っぱ。
とても美しい。
でもこれは普通に種が採れてそのままこの形が残るらしく
変化朝顔を作る方にとっては
それほどの価値を感じていないように見えた。
難しいのはまず掛け合わせたF1と呼ばれる苗を一年育てて
それ同士でさらに掛け合わせて
その中に数パーセントしかできない
しかも種もできない
そんな朝顔があるそうで
なでしこ咲きといわれる花びらの裂けたものや
龍の手といわれる葉っぱの縮れたもの
朝顔にはとても見えないうずこびと等々・・・
その中でもさらにこんな色を出したい、と
研究に日夜励んでいらっしゃるとのこと。
江戸時代の作り手はメンデルの法則を経験的に知っていたといわれてる。
えんどう豆がどうのこうの
ショウジョウバエの目の色がどうのこうの
あれですねっ??

正直、その手の珍しいものはそんなにきれいじゃない。
龍の手、といわれればそう見えなくはないが
水不足で萎れちゃった葉っぱみたいだし
なでしこ咲き、といっても
ほんもののなでしこのようにぴんとしていなくて
だらりとだらしないかんじ。
うずこびと、という背の低い蔓も出ない朝顔は
なんだか不思議な感じだったし・・・
ちょっと病気っぽいんだよな~。

でも作っている方にはロマンであり夢であり
見たことのない朝顔ができたときのうれしさは
想像に難くない。

気になるのはうちのベランダの朝顔、
その方のF1といって育てられてた朝顔に似てるんだよな~。
来年ほんとにどんなのが出てくるかわからない。
もちろんあんな不思議なのはできないだろうけどww

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月

世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。
ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。
変異の著しいものには種子を作る事ができないものもある。
アサガオは一年草であるが「出物」と呼ばれる変化は種子ができないか
非常に結実しにくいため系統の維持ができず、
変化が発現しなかった株により遺伝的に伝えて行くしかない。
したがってたくさんの種をまき、
小苗の内に葉の特徴から変化を有している株を選び出す必要がある。
そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。

蒸し暑くてもさわやかに


ここのところ描きつづけてる朝顔さん。
今朝も目が覚めるような青だった。

このところの湿度には心底辟易する。
気温はそれほど変わらないと思うのだけれど
いやむしろすこし下がったくらいなのだけど
キツイですなあ・・・。
朝顔はじめベランダの植物たちはお日様ぎらぎらの頃より
なんだか元気みたい。
今朝はスピリット・オブ・フリーダムが可愛いお花をつけた。
風船蔓も朝顔も大きな種をふくふくと育ててる。
みんな涼しい秋を待ってる。

雷がごろごろいいはじめた。
またざざっとくるね。
すこしは涼しくなるとよいのだけれど。

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月

ちびっこですが。


うちのゴーヤはちいさい。
まだ成長していないのではなくって
10cmほどになってしばらくすると
オレンジ色になってはじけてしまう。
そういう品種。
去年かおととし、ベランダには小さいほうが可愛いのではと思って
そういう種を買ってきてうえたのだけれど
葉っぱもちいさいのであんまりグリーンカーテンにはならず
あまりの暑さにそれほど実もつけず・・・
不評だったにもかかわらず、
種を採った母が今年も植えた。
自分で植えておきながら
小さくて日陰にならないと文句をいう。
ちぇ~、いいじゃないか可愛いもの。

ちいさくてもいっちょ前に苦くって
ちゃんとゴーヤの味がする。
炒め物にちょこっといれるには
ちょうどよいサイズだと思うんだけどね。

ツルレイシ(蔓茘枝)
学名:Momordica charantia var. pavel
科名:ウリ科
別名:ニガウリ、ゴーヤ
原産地:東インド、熱帯アジア
インドや東南アジアが原産で、
日本へは江戸時代はじめに観賞用として渡来したとされる。
ビタミンCやカリウム等のミネラルも豊富で、
血糖値や血圧を下げる、食欲増進、整腸、美白、ダイエット
などなど、健康効果が満載。
花言葉「強壮」
 

秋の気配?!


朝顔が閉じるのが早くなった。
つい3~4日前は10時、うまくいけば11時くらいまでお花が見られたのに
ここのところあまちゃんを見終わる頃にはくったりしてしまう。
最近風があるのも一因かとはおもうけれど
お日さまの角度がかわってきたからなんじゃないかとにらんでる。
ベランダの強烈な陽射しをやわらげるべく
すだれを吊っているのだけれど
このごろのおひさまは真上からではなく
斜めに射すようになっていて
夏の強い光線が朝顔に照りつける。
鉢を移動すればよいようなものなんだけど
今のおひさまの角度はけっこうな幅で照りつけていて日陰は少ない上に
2鉢が絡まりあっていてとても動かしにくい。
日傘か?!
日傘をさしてあげればいいのか!
ともあれ、秋が近づいてきていることはたしか。
もう真夏の角度ではないのだもの。

そんなこんなで描く時間が短くなってしまったのだけれど
スケッチはこんなに楽していいのかしら、と思うくらい楽チン!
お外で蚊と眠気と暑さと戦いながら描くのとちがって
部屋の中からベランダに向かって座って描ける。
お部屋からだから陽射しはこないし
扇風機だって回せる。
窓を開け放つので蚊取り線香は焚くけれどね。
こんなに楽していいのかしら?・・・とはいえ
お手間はかかっている。
春に種を植えてから剪定の仕方をネットでみながらしてみたり
わっかにうまく絡むように誘導したり
暑くなれば朝晩の水遣り、ハダニをふせぐための霧吹き
肥料も欠かせないし
蛾のたまごチェックもせねば・・・
やっぱり楽なことってないのかも。

・・・とかいいながら
来年はベランダで蓮を育てようと企んで
わくわくしている今日この頃・・・♪
だんだんベランダがジャングル化してきたw

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月
日本への到来は奈良時代末期に遣唐使が
その種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており
漢名では「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ
奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていた。
江戸時代の2度の朝顔ブームを機に品種改良が大きく進んで観賞用植物となり
木版の図譜類も多数出版された。
この時代には八重咲きや花弁が細かく切れたり、反り返ったりして
本来の花型から様々に変化したものが生まれ、世間の注目を浴びた。
これを現在では「変化朝顔」と呼び、江戸、上方を問わず非常な流行を見た。

花言葉:「愛情」「平静」「愛情の絆」「結束」
    「短い愛」「明日もさわやかに」「はかない恋」

 「暁(あかつき)の
  紺朝顔や 星一つ」
   高浜虚子

たわわに実ったけれど


リビングのまん前に植えてあるナツメの樹。
夏は涼やかな葉が茂って日陰を作ってくれる。
冬は全部落ちてしまうので陽射しが入る。
今年はたくさんの美しい実をつけてくれた。
なかなかの優等生なのだ・・・このものすごい棘さえなければ。

中国人のお友達、楊さんが作ってくれた
ナツメごはんの味が忘れられず
植えたこの樹だけれど
干しナツメを作るのにはかなりの手間がかかる。
何日か干したあと、けっこう長い時間蒸して
さらに干す。
去年やってみたけれど実のできがイマイチで
手間がかかった割りにそんなに食べるところがない状態に。
美味しかったことは美味しかったけど
ナツメごはんにできるようなしろものではなかった。
今年は実のできはすばらしいのだけれど
あまりの暑さに収穫、もろもろめんどうで
何にもしていない。
生で食べると
ぼけた青りんごのような味。
すこしパサパサしていて
そんなに美味しくもないんだよね~。
さてどうしましょ?

ナツメ(棗)
学名:Ziziphus jujuba
科名:クロウメモドキ科
開花期:5~7月、実は8月中旬~
中国北部原産。
台湾では緑色の状態でそのまま果物として食べることが多い。
韓国では、サムゲタンの材料に使われるほか
砂糖・蜂蜜と煮たものを「テチュ茶(ナツメ茶)」と称して飲用する。

花言葉:「健康の果実」
・・・これって花言葉っぽくないねぇ。。。

絶好調!


朝顔が絶好調!
7月のあたまの猛暑以来蕾もつかず、
たまに思い出したように1~2輪咲くような状態だった朝顔が
ここのところ毎日たくさんの美しいお花を咲かせてくれている。

もともとはお花屋さんで買った
灰色がかった水色のひらひらした大輪咲きの朝顔の種と
紫色に白の縁取りのありふれてはいるけれどわたしの好きな朝顔と
2種類を別々の鉢に植えていた。
去年まではちがいがはっきりしていて
種の色形も微妙にちがうので
今年も植え分けたつもりだったのだけれど
ぜんぶこの美しい水色の花となった。
・・・混ざった??
プランターに植えたほうにはなぜかピンクが出現。
種がそれぞれでき始めたけれどみんな同じような
真っ黒な種になってしまった。
(お花屋さんで買った大輪咲きは色が薄くて種自体も若干大きかった)
来年どの種からどんなお花が咲くのか全くわからない状態である。
わ~楽しみ~!
でも今のこの色、とっても好きなのでこれはぜひとも残ってほしいなあ・・・。
西洋朝顔のヘブンリーブルーみたいな色じゃない?

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月
日本への到来は奈良時代末期に遣唐使が
その種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。
アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており
漢名では「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ
奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていた。
江戸時代の2度の朝顔ブームを機に品種改良が大きく進んで観賞用植物となり
木版の図譜類も多数出版された。
この時代には八重咲きや花弁が細かく切れたり、反り返ったりして
本来の花型から様々に変化したものが生まれ、世間の注目を浴びた。
これを現在では「変化朝顔」と呼び、江戸、上方を問わず非常な流行を見た。

花言葉:「愛情」「平静」「愛情の絆」「結束」
    「短い愛」「明日もさわやかに」「はかない恋」

 「暁(あかつき)の
  紺朝顔や 星一つ」
   高浜虚子

残暑お見舞い


残暑お見舞い申し上げます。

残暑というにはあまりにあまりなかんじ・・・

昨日はお墓参りに行ったけれど
お供えしてあるお水を入れる椀が黒かったので
つかんだ瞬間、あちっ!となった。
墓石にいくらお水をかけてもあっというまに乾いてしまう。
このぶんではお花もすぐ萎れてしまいそう。

それでも今日は幾分涼しかったような気がする。
虫の声も変わった。
亡くなった祖父母や父と過ごす数日間。
どうぞ穏やかに。

涼しげスケッチ


今日アップしたのも6月の日光のスケッチ。
山葡萄の葉っぱが美しく、とても気になった。
このときはちょうどお花が咲いていたのだけれど
今頃はきっとちいさな緑色の実がなり始めているに違いない。

家にこもって日本画の小品を製作中。
とはいえあまりに暑いので時々気を失う。(昼寝する、ともいう)
もう日中はクーラーなしではムリでありますな。
あんみつさんはクーラーをかけようと窓やドアを閉め切ると
「なんで~?暑いのになんで~?」
とにゃーにゃー大騒ぎ。
涼しくなってくると納得したように眠り始めるのだけど。

2013年7月のスケッチ

そして7月!
必死でスケッチしてたような気がするんだけど
意外と少なかった・・・
そうだよ、前半異様に暑かった時期にがんばりすぎて体調崩したし
MicaKatolaで忙しい間はサボってましたもの~!
いいの。
あんまり暑いときはがんばらないの。
8月が思いやられますが・・・

2013年7月のスケッチ