雨粒のいろ


このところ薔薇が美しくて知り合いの薔薇屋敷に通いつめている。
ゆうべは大荒れのお天気、ということで
ダメになってしまう前にと必死で描いた。
そこのお宅からいただいた枝をつけたものが育って
うちのベランダも薔薇が増えた。
棘に刺されるたびに星の王子さまに出てくる
わがままな薔薇を思い出す。
サン・デクジュぺリは薔薇を育てていたに違いない。

大荒れのお天気に翻弄されたのは桜の時期。
ソメイヨシノもお天気に恵まれた日は少なかったし
八重桜の時期も急に暑くなって一気に開いたかと思うと
突然大雨が降ったりして
繊細な花びらがあっというまに傷んだ。
狙っていた枝垂桜も仕事日と雨の日とが重なって
十分なスケッチができないまま散ってしまったのがとっても心残り。
来年に期待!

スケッチは松月。
描いている途中から雨に降られて画面がよいかんじに滲んだ。

台風が去って真っ青なお空が美しい。
またふらふらとどこかへ出かけたくなった。
そろそろ日光かなぁ。
まだ早いかなぁ。

ショウゲツ(松月)
学名:Prunus lannesiana Wilson cv. Superba
科目:バラ科サクラ属
開花期::4月中旬~下旬

東京荒川堤にあった有名な桜で、平野神社の平野撫子に似ていて葉化雌しべがある。
里桜の代表品種で花は大輪の八重咲き、最初淡桃色で次第に白色になる。
花弁数は25枚程で葉と花が同時に咲く。

花言葉:「精神美」「優れた美人」「 艶麗(えんれい)」

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