ただいま。


ちょっと西のほうに旅に出ていた。
ちょっと強行軍だったので
ばたばたでハプニングもいろいろ。
無事に帰ってこれてよかった!

スケッチは前の旅、軽井沢で初めて見た瑠璃草。
あんまりできのよいスケッチではないけれど
可憐なお花だったので。

こういうワスレナグサ系のお花、大好き!
なんてかわいいんでしょ!

ルリソウ(瑠璃草)

学名:Omphalodes krameri Franch. et Sav.
科名:ムラサキ科 ルリソウ属
開花時期:4~6月
分布・生育地:北海道、本州(中部地方以北)山地の林下

北海道、本州(中部地方以北)の林内生える多年草。
茎は高さ30〜40cmで、開出毛が多い。
葉は倒披針形で長さ7〜15cmで、細毛がある。
花序は頂生し、花冠は直径1.0〜1.5cmで濃い藍色、稀に白色

花言葉:私は考える 

梅雨はどこに


梅雨に入ったはずなのに
夏のような日がつづく。
梅雨といえば紫陽花だけれど
うちのはもうだいぶおわりがけ。
季節のうつろいの早さに
ついていけずにいる。

おとなりさんが子猫をひろった。
とても元気がよくって
にゃーにゃーと大きな声がうちまで聞こえる。
退屈すると窓ぎわでこちらにむかってにゃーといってみたりする。
白黒のハチワレちゃん。
みつまめがいたら喜んだろうにね。
いまごろどうしているのやら。

アジサイ(紫陽花)

学名:Hydrangea macrophylla
科名:ジサイ科 / アジサイ属
開花時期:6~7月
原産地:日本

原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。
アジサイの語源ははっきりしないが、最古の和歌集『万葉集』では「味狭藍」「安治佐為」
平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字をあてて書かれている。
もっとも有力とされているのは「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が
なまったものとする説である。
そのほか、「味」は評価を「狭藍」は花の色を示すという谷川士清の説、
「集まって咲くもの」とする山本章夫の説(『万葉古今動植物正名』)、
「厚咲き」が転じたものであるという貝原益軒の説がある。

日本語で漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花、
おそらくライラックに付けた名で
平安時代の学者源順がこの漢字をあてたことから誤って広まったといわれている。
草冠の下に「便」を置いた字が『新撰字鏡』にはみられ
「安知佐井」のほか「止毛久佐」の字があてられている。
アジサイ研究家の山本武臣は、アジサイの葉が便所で使われる地域のあることから
止毛久佐は普通トモクサと読むが、シモクサとも読むことができると指摘している。
また『言塵集』にはアジサイの別名として「またぶりぐさ」が挙げられている。

花(萼)の色はアントシアニンという色素によるもので、
アジサイにはその一種のデルフィニジンが含まれている。
これに補助色素(助色素)とアルミニウムのイオンが加わると青色の花となる

花言葉:「謙虚」(額紫陽花)

返り咲き


ひと段落した薔薇がまたぽちぽちと咲き始めた。
まめに見張らないとあっという間に
アブラムシでいっぱいになるし
この時期はカビにも気をつけないと。

このスケッチはちょっと前の草笛の丘のもの。

キュー・ランブラーだって。
夕方だったので少しつぼんでる。

こちらはやっと咲いた
ベランダのスピリット・オブ・フリーダム。

蟻にたかられてダメにしてしまった最初のつぼみ。
あれから1ヶ月たってようやく立ち直ったもよう。
まだまだつぼみをつけてくれているのでこれから楽しみ~♪

キュー ランブラー(Kew Rambler)

系統: ハイブリットムルティフローラ
作出: 1913年  イギリス 英国王立キュー植物園
交配親:Rosa soulieana × Hiawatha
花: 花色:中心が白の淡いピンク  花型:一重咲き 
樹: 樹形:つる性  樹高:450~550cm
花期: 一季咲き

スピリット・オブ・フリーダム(Spirit of Freedom)

系統: イングリッシュローズ
作出: 2002年 イギリス ディビッド・オースチン
花: 輝くソフトピンクで、花が咲き進むごとにライラックピンク  花型:八重/多弁
咲き方: カップ咲き
花の大きさ: 大輪約7~9cm
芳香の強さ: 強香
芳香の種類: フルーツ香
花期: 返り咲く
樹形: 直立性
樹高: 約1.0m

旅立ち


ウマノスズクサといっしょに3つのジャコウアゲハの卵が送られてきたのは5月7日。
3日にうまれた卵だと言う。
毎日わくわくしながら孵化をまち
孵ったのは9日後の5月12日。
それから日に日に大きくなる幼虫を見守り続けた。
途中で一鉢ぶんのウマノスズクサを食べつくしてしまい
2頭は家出。
その後見つけたものの1頭は成長が遅れ
もう1頭はまた家出してそのまま見つかっていない。

順調に育った子は24日めに無事蛹となり
それから12日後の昨日
羽化にも成功して
立派に旅立っていった。

もちろん描くために育ててたんだよ~。


これは羽化したてのようす。
朝の5時前だった。
前日の夜から黄色かった蛹がみるみる黒くなっていったので
もうすぐだな、とはおもったのだけれど
タッチの差で見損ねてしまった。
蝶の羽化はあっという間。

まだお口のストローのわっかの中に水分がたまってたりする。
脚から糸が出ているのがなんとも不思議。
余分な水分を出しつつ
羽を乾かす。

ちゃ~ん!
乾きました!
なんて美しい。
時折ゆっくりと
たしかめるように羽をうごかす。

お外で蝶をみつけても
こんなに間近でゆっくりとは描けない。
標本では身体の形がわからないし
死んだものもなんだかちがう。
蛹から出たては完璧で美しい。
これは羽の色が淡いのでメス。
ジャコウアゲハはメスのほうが多いような気がする。

気温がすっかり上がった10時すぎ
窓をあけてやると
ふわり風に乗って舞い上がった。
頼りなげではあったけれど無事旅立ち。
午後、庭を優雅に飛ぶ姿を見た。
あとは恋人さがし。
そしてまた卵を生みに戻ってくるかもしれない。

成長の遅れた1頭も今蛹になっている。
そして送られてきた卵とは別に
ベランダで生まれた卵も2個孵った。
なぜここにウマノスズクサがあるのがわかるんだろう。
この白黒の大きな芋虫が
黄色い蛹に変身するのも
蛹から蝶になるあの突然の変化も
ほんとうにほんとうに不思議でたまらない。

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽)
学名: Byasa alcinous または Atrophaneura alcinous
科目:チョウ目アゲハチョウ科
分布:東アジア(日本、台湾、中国東部、朝鮮半島、ロシア沿海地方)
   日本では、秋田県以南から八重山諸島まで分布し、南西諸島では多くの亜種に分けられる。

和名は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する。
(成分はフェニルアセトアルデヒド)
成虫が発生するのは春から夏にかけてで、その間に3-4回発生する。
オスは黒色、メスは黄灰色なので見分けがつきやすい。
成虫は日中の午前8時ごろから午後5時ごろまで活動するとみられる。
ジャコウアゲハ類が食べるウマノスズクサ類は
毒性のあるアリストロキア酸を含み
ジャコウアゲハは幼虫時代にその葉を食べることによって体内に毒を蓄積する。
この毒は一生を通して体内に残るため、一度ジャコウアゲハを捕食して中毒を経験した捕食者は
ジャコウアゲハを捕食しなくなる。
このため、ジャコウアゲハ類に擬態して身を守る昆虫もいくつか存在する。(ベーツ擬態)
ジャコウアゲハの蛹は「お菊虫」と呼ばれるが、
これは各地に残る怪談『皿屋敷』の「お菊」に由来する。
寛政7年(1795年)には、播磨国・姫路城下に後ろ手に縛られた女性のような姿をした虫の蛹が大発生し
城下の人々は「昔、姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだ」と噂したという。

暑かった・・・


急に夏が来たかのようなお天気だった金曜日。
あの小さな卵から育てたジャコウアゲハが羽化し
無事旅立った。
もちろんスケッチもしたので詳細はまた後日。

結局お出かけできなくなった週末。
ずっと作ろうとおもって
やりかけのままとまっていたホームページを完成させるべく
パソコンに向かっている。

どこで教室をやっているのかわからない、
個展の情報がわかりにくい
などなど
ブログだと流れていってしまう情報をいろいろ載せる予定。
メカ音痴なので
やたらと時間ばかりかかってしまうけれど
なんとか来週中には!><

スケッチはうちの桃色の可愛い紫陽花と野茨。

テンション低めで・・・


梅雨らしいお天気。
明日はお仕事もないし日光でも行って
ゆっくり温泉に入ってこようと思ってたんだけど
体調不良のため断念。
とっても残念。
お天気もよくなりそうなのに。
きいろいきのこも出てそうなのに。

ちえ。
まじめにおうち仕事することにしよっと。

梅ジュース、はやくできないかな。

満開!


テリハノイバラが満開!
いつも梅雨に入るころ咲くので
カビが生えたり花びらが傷んだりで
残念なことが多いのだけれど
今年は今のところ空梅雨?!みたいなので
とてもきれい。

水不足のことを考えると能天気に喜んでもいられないのだけどね。。。

ノイバラ同様、蜂さんがたくさん集まってくる。
つやっつやのクマンバチ、ふわふわのミツバチ
見ていて飽きない。

腰のほうはだいぶんよいような気がする。
週末温泉でも行こうかな~。

テリハノイバラ(照葉野茨)

学名:Rosa luciae
科名:バラ科バラ属
開花時期:6~7月
分布:本州、四国、九州、琉球に分布。アジアでは、朝鮮、中国本土に分布。
環境:日当たりのよい草地や河原に生える。

この仲間の古名は「宇波良(うばら)」で、「茨(いばら)」はトゲのある木を総称する言葉のようだ。
古名から転訛して「バラ」となったという説がある。
「照葉(てりは)」の名は、葉に明瞭な光沢があることから。

花言葉: 「素朴なかわいらしさ」 「ひとりよがり」

道の辺(へ)の 茨(うまら)の末(うれ)に 延(は)ほ豆の
からまる君を 別(はか)れか行かむ
  ~丈部鳥(はせつかべのとり) 万葉集 巻20-4352

梅しごと


いよいよ梅の季節。
毎日のようにチョコチョコつまんでいる梅干を
今年もつけなくては、と思っていたら
去年にひきつづきAさんにご連絡いただき
お庭の梅をとらせてもらうことになった。

「申年はあまりならない、っていいますでしょ?
 今年は少ないんですけど、実は大きいんです。」

そうなの?
実ものは一年おきでなったりならなかったりがあるのは
なんとなく感じていたけど
申年なの?知らなかった。
たしかに去年よりずっと少ない。
持ってきたバケツがいっぱいになって袋をさらに3つほどいただいて
お友達におすそ分けするくらいだった去年。
今年はもって行ったバケツでちょうどよいくらい。
ほんと、そのくらいで十分なんだけど
少ない貴重な大粒の実をいただくのが申し訳ないかんじ。

クマンバチにおこられたり
鳩の巣を脅かしたりしながら(ごめん!)
バケツ2杯分の梅をいただいてきた。

母がわたしのしょっぱい梅干より
梅ジュースがいい、というものだから
とりあえずお酢と氷砂糖とはちみつで梅ジュース。
そして今日梅干をつけた。


そしたら

グキ!

やっちゃった・・・
たっぷり2ℓの梅ジュースのビンを動かしたり
10kgはぜったいある梅たちをホーローの器に入れて
重しを乗せてうごかしたり・・・
そんなことしてたんで
ちょっと腰に疲れがたまってたんだと思う。
そんなに重くない家具をちょこっともちあげたとたんだった。
動けないほどひどいわけではないんだけれど
するどい痛み。
肩こりはひどいけど腰を痛めたことはなかったので
ちょっとびっくり。

しばし冷やして安静にしてみます。

音楽に乗って


知り合いの方がホームパーティを開くという。
しかも音楽家の方々を招いてミニコンサートをしてくださるのだそう。
すごい!外国みたい!

楽器を奏でる人を描きたくて
お願いして出席させていただいた。

当日は知っている方がいないので
完全にアウェイ!・・・と思っていたら
通っているスイミングスクールのコーチだったWさんとばったり!
そういえばFBにホームパーティの投稿してたっけ!
どこでつながってるかわからないものだ。
びっくりびっくり。

そして肝心のスケッチ。
やっぱり動いてるからむずかしいわけですよ。
でもめっちゃ楽しい!
音楽が入ってきて
描くテンポもすっかりふりまわされる。

アコーディオン、憧れの楽器だ~。
どこか哀愁があって
揺さぶられる音色。


ヴァイオリンも素敵。
このアントニオさんの演奏を聴くのは実は初めてではない。
前に大洞院というお寺さんでのコンサートを聴きにいったことがあった。
あちこち引っ張りだこの演奏家で
うちの近所の音楽イベントでよくお見かけする。

チェロを弾く方も!
小学校の音楽の先生がチェロを弾く方だった。
きれいな若い先生でおうちに遊びに行って弾いていただいたことがあった。
低く優しい柔らかな音色、これも大好きな楽器。

ピアノの方はずっと後ろのほうで弾いているので
なかなか描けない。
それでもちょこっと。

やっぱり音楽っていいなあ。
今度生まれ変わったら音楽をやりたい。
学生のころは音楽三昧だったけれど
ほんと、絵を描かなくなっちゃうんだよね~。
そのくせ下手だしね。

夏に向けて


香りがよくってうっとりするような薔薇。
花姿も実に優雅。
つけるように、枝をいただいたのだけれど
やっぱり描きたくて
一昼夜花瓶に生けておいたのだけれど
案の定つかなかった。
切ったのはすぐに発芽促進剤につけてからさし芽しないと
がくっとつく確立がおちるみたいだ。

ちなみにこの絵を7月末のいしどさんの文化祭に出す予定。
これと牡丹ね。
文化祭会場となるあたらしい柏市民ギャラリーはとても素敵で
今ちょうど柏市民ギャラリー新装開館記念 摘水軒記念文化振興財団コレクション展が無料で見られる。
前期もすごかったけれど後期もたのしみ!
人気の若冲もあるというし。
早く観にいかねば!

先日テレビで梅雨時のカビやダニ対策、みたいなのをやっていて
エアコンの中もホコリやカビがすごい、とのことだったので
本格的に暑くなる前に大掃除をすることにした。
お天気のよかった土曜日、家中の窓を開けて
母と2人ですべてのエアコンのフィルターを洗い
クリーナーをスプレーし
仕上げに送風を15分ほど行った。
いや~、気分的にすっきりだね!
と言ってたら、その日の夕方からなんだかのどが痛い。
風邪をひくような寒さではなかったし
別に疲れもたまっていないのになあと思ったら
母は母で鼻炎をおこした。
!!エアコンか!!

エアコンのホコリ、おそるべし。
うちは建てたときに業者さんに乗せられて?!ほとんどの部屋にエアコンをつけたものの
実はほとんど使っていない。
去年の猛暑日にちょっと使ったのと
うんと寒い日にリビングだけは使ったかな。
そんなだから余計にカビの温床になっていたのかもしれない。
今日になってやっとのどの痛みはおさまった。
みなさまもエアコンのお掃除をするときは
マスクしっかりつけてくださいね~!

フェリシテ・パルマンティエ)

英名 Felicite Parmentier
系統 アルバローズ
作出 1836年以前  ベルギー
花 花色:淡いピンクで中心が濃くなる  花型:カップ咲き 
花径:中輪 
香り 強香
樹 樹形:半つる性  樹高:140cm
花期 一季咲き