侵入


今年はカラーがよく咲いた。
お店で買うのとちがって
力強くて葉っぱも優美。
ずいぶんと楽しませてもらった。
このスケッチは雨上がりの朝のもの。

雨が降る前はベランダの蟻さんたちが部屋への侵入を試みる。
たしかにね、雨の日はつらいと思うのよ。
部屋のほうが快適でしょう。
でもね、それは許しません!!
先日朝起きたらかるーく行列ができていたので
まずどこから入ってきてるのか辿ってみる。
床と壁の隙間の1点から出入りしているのを見つけて
木工用ボンドを流し込む。
あいつら絶対穴あけてるよね。
去年も別の場所から入ってきてたので
ボンドで固めたもの。
その穴だけ塞いでもダメで
その付近全体をボンドで固めておかないと
またすぐ近くを開けて入ってくる。
今年はまたちがうところを開けて入ってきていた。
入り口をボンドでふさいだら
がーっと掃除器で部屋に入った蟻たちを吸い込んでしまう。

「子供のころはお砂糖とかくれたじゃないか」

「ごめんね、もうそのころには戻れないんだよ。
 君たちと一緒の部屋に住むことはできないんだ。」

がーがーがー・・・

今日のドラえもんはのび太たちが蟻の巣に入る話だった。
そういえば蟻が働くのをじっと眺めるの、けっこう好きだったな。
雨が降る前はみんなで巣穴の周りに土を盛って防水してたっけ。
雨を防ぐことが蟻たちには大事なのかも。
でも部屋への侵入は許しません!!

カラー
学名:Zantedeschia
科名:サトイモ科オランダカイウ属
別名:オランダカイウ
分布:南アフリカから8種類の原種が報告されている。
主な開花期:5~6月、10月

湿地性と畑地性の2タイプがあり、性質や育て方が異なる。

湿地性:乾燥を嫌い、湿り気のある土壌を好む。耐寒性があり強健で育てやすい。
    主な開花期は春。18℃以上の気温があれば冬でも開花する。
    代表的な品種…オランダカイウ
畑地性:湿地性に比べると若干、暑さや寒さに弱い。適湿な土壌を好む。
    主な開花期は初夏。代表的な品種…モモイロカイウ・キバナカイウ・シロボシカイウ

あ~!そうだったのか!きいろとかピンクがいなくなったと思ったら
あれは畑地性だったのね。冬の寒さか夏の暑さにやられたんだね。

花言葉:素敵な美しさ

白い薔薇を描く


平左衛門さんでの個展で知人にご紹介いただいた
薔薇のコンテストに毎年上位入賞されているという
Yさんのお宅にお邪魔した。
うっとりするようなたくさんの薔薇たちに目移りしながら
やっとの思いで選んだ薔薇、イングリッシュ・アイズ。
葉っぱが特徴的で
とがり方がとても優美。
全体的な印象は白薔薇なんだけれど
芯のあたりは温かみのある黄色。

動画撮ったよ~。
こちらからどうぞ。

仕上がり


ちょっと前のスケッチに手を入れたもの。
風があまりに強くて微妙に仕上がらなかったのであった。

一日目は描いているうちに
風がびゅうびゅうになってとても描ける状態ではなくなってしまい
やむなく途中で帰り
翌日再度続きを描いたのだけれど
急に暖かくなった時期だったので
よいかんじだった蕾が一気に開いてしまっていたんだよね・・・

1日目の動画はこちら
に載せたのだけれど
続きの動画をスマホではなくカメラで撮ったので
バッテリーが途中で切れちゃった上に
重くて編集が大変だったのに
パソコンのフリーソフトではYouTubeにあげられず・・・
スミマセン・・・お蔵入り。
初日からの変わりようが激しいので
あんまり参考にならないですね~。

スマホはやっぱり楽チン。

またいろいろ試してみよう。

シダレザクラ(枝垂)

学名:Cerasus spachiana f. spachiana(Synonym:Prunus pendula Maxim., 1884)
科名:バラ科サクラ属
開花時期:3月下旬~4月
原産地:日本
別名:糸桜(イトザクラ)大糸桜(オオイトザクラ)

枝がやわらかく枝垂れる桜の総称。エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまである。

見た感じだけれどこれはキヨスミシダレ(清澄枝垂・枝垂小葉桜)のような気がする。
千葉県鴨川市清澄寺にあったことからその名がある。

花言葉:『優美』『ごまかし』

動画って意外と難しい・・・


このところすっかり薔薇に夢中。
数年前まではほとんど関心がなかったのに。
どっちかというと素朴な野の花が好きで、
薔薇とか牡丹とか華やか過ぎるような気がしていたのだった。
薔薇を好きになるきっかけとなった
AさんとFさんのお庭に今年もお邪魔した。

ブレーマー・シュタットゥ・ムジカンツ

ドイツ生まれの薔薇の名前はむずかしい。
ドイツ語は全くわからないのだけれど
ブレーマーは咲くという意味の英語、ブルームっぽい。
シュタットゥは見当もつかないけれど
ムジカンツはMusic?音楽かな?

薔薇色とはまさにこの色を指すのではないかというような美しさ。
珊瑚のようなオレンジがかったピンクは
場所によってお日様のような優しい黄色や
憂いを含んだような淡い紫も見える。
そして優美な形。
蕾も開きかけも開ききったのも
それぞれに美しい。
私の好きなニゲラやワスレナグサ、オルレアと一緒に植えられていて
ますます素敵!
あの美しさにはとても及ばないけれど
がんばって描いたので動画をどうぞ!

いろいろな事情でお教室に来れない方もいらっしゃるし
大人数のお教室ではなかなか描いているところをお見せできないので
できるだけ動画を撮ろうと努力はしておりますがいろいろ試行錯誤中。
スマホの動画だと縦長で画面が狭い。
かといってカメラの動画で撮ると
あっというまにバッテリーが切れてしまって
最後まで撮れない。
タイムラプスで撮るといくらかましだけれど
パソコン用のソフトだと加工が難しい上に
YouTubeにあげるには有料のソフトを買わなくてはならない。
スマホ用のソフトだと加工が楽でしかもフリー。
スマホの動画はすぐに容量がいっぱいになって
途中で撮れなくなる、という悩みがあったんだけど
スマホにもタイムラプス機能があった!
今回の動画はタイムラプスで撮ったものだよ。
タイムラプスというのは、何秒かおきにシャッターが下りて
それをつなげると動画のように見える、というやつ。
なので再生するとめっちゃはやい!
しばらくこれでいこうかな。
何かよいアイデアがありましたら、お教えください!
あとご意見ご感想もいただけるとうれしいです♪

ベランダの戦い


これもちょっと前のスケッチ。

白い一重のクリスマスローズだといっていただいたのが
白の八重咲きだったのだけれど
とてもきれいだったので気に入っている。
しばらくしたら緑色になってきて
これはこれで素敵。
種ができてきたので
株を充実させたくて切ってしまった。
バイモとあわせて。
グリーングリーンもよいよね。

そしたらその日の夜に、あのクリスマスローズの種がほしいといわれてしまった。
なんてタイミングがわるいんだ~~。(涙)
でも、種が採れてたとしてもどんな花が咲くのかは全くわからない。
一重に戻るかもしれないし
同じ鉢に入ってた同じ親の種からと思われる
もう一本のほうの花は深い臙脂色だった。
株分けで増やすのが確実かな。

毎日新しい薔薇がベランダで咲くので
朝起きるのが楽しい。
いつも描かせていただく花野井の薔薇屋敷の方に
枝をいただいてつけたり
つけたものをいただいたりしてすこしずつ増えた。
薔薇はやはり虫が付きやすく
病気も多い。
今年はニームスプレーというものを買ってみた。
インドセンダンの種子から取れるオイルで
予防効果があるらしい。
けっこう臭い。。。
が乾けば臭いは消える。
葉っぱに満遍なく、3~5日に一度の散布・・・
たしかによい気はするんだけどコスパがめちゃくちゃ悪い。
800円位した500mlのボトルはわたしの狭いベランダでも
3~4回でなくなってしまった。
アブラムシは付きにくくなったと思うけど
ジュウレンハバチには効果なし。

・・・が、先日増尾の薔薇屋敷にお邪魔した際
よいものを教わった。
オーガニックパワー ユーカリアミノ
これも予防剤らしいんだけれど
キャップ1杯を3Lで割って噴霧なのでコスパはずっとよさそう。
まめにかけてあげればうどんこ病も防げるんだそうだ。
でもネット通販では売り切れ!
ガーデニングショーとか行けば売っているかも。
 
仕方ないので2本目のニームスプレーとお酢を原料とした予防スプレー(ちょっと安い!)
を併用してしのぐことにする。
あとはちゃんと殺虫殺菌剤だね。
いちばん早いのは手動。
ぷちぷち。
そういえば先日のお教室で
ティッシュで包んでつぶせば
取りこぼしもなく葉も傷まないって聞いた。

薔薇好きのみなさま、どうしてる?

クリスマスローズ
学名:Helleborus
科名:キンポウゲ科
原産地:ヨーロッパ 西アジア
草丈:30cm~60cm
主な開花期:12月-4月

クリスマスローズを含む、キンポウゲ科ヘレボラス属はヨーロッパから西アジアにかけておよそ20種
中国に1種が知られる、毎年花を咲かせる多年草。
「クリスマスローズ」の名前は本来ヘレボラス属の中でも「ニゲル」という一つの種につけられた名前だが
日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的。
言い換えれば、前者は「狭い意味でのクリスマスローズ」
後者は「広い意味でのクリスマスローズ」ともいえる。
クリスマスローズ(ニゲル)が日本に入ってきたのは明治初期と言われている。
観賞用ではなく、薬草として試験的に植えられたのが栽培の最初とされる。
属名のヘレボラスはヒポクラテスなどが用いた名前で由来は諸説ありはっきりしない。
一説には、ギリシア語のヘレイン(殺す)とボーラ(食べ物)の2語からなり
これは茎葉、根などにに有毒成分のサポニンを有するところにちなむとされる。
「食べたら死ぬ」とか、「狩猟に用いられた」などがその理由。

花言葉:「追憶」・「私を忘れないで」・「私の不安を取り除いてください」・
    「慰め」・「スキャンダル」「いたわり」

がりがりくん


ちょっと前のスケッチ、チューリップと白山吹。
このチューリップはかわいいんだ。
すっと細くつぼんだかたちもよいし
日がさして海星のようにひらくすがたもよい。

肘で思い出したんだけど
先日アメトークを見てたらガリガリ芸人ていうのをやっていて
ガリガリエピソードがおかしくて笑ってたら
ハリセンボンの箕輪はるかさんと同じ体重だということに気がついてびっくり。
しかもわたしのほうがちょっと背が高い。
うそ~、わたしあんなにがりがりちゃん?
わたしも花束もらったら退院祝いに見えるのか?!
千原ジュニアさんがバネを1本抜いてあるエキスパンダーという
引っ張って伸ばす筋トレ用器具をぜんぜん伸ばせなかったんだけど
多分あれ私もできないな。
膂力がめっちゃ弱い。
腕立て伏せも膝つかないとできないし
懸垂も1回もできないし。
アンガールズの田中さんが腕相撲で必ず負けて肘を3日は痛くする、という話をしてたけど
がりがりくんはやっぱり肘が弱いのかも。
足腰はけっこう自信あるんだけどな。

でもねガリガリ君たちが言ってたように食べるとつかれるとか
食べるのがめんどくさいとかいうことはいっっさいございません!
食欲全開!!
食べるの大好き!

でも食べ過ぎるとすぐおなかこわします・・・

がっくし。

体型の悩みは誰しも抱えていて
やせたい!っていうひとが多いけれど
なかなかね~やせすぎもだめですよ。
食べても消化できないってことなんだとおもう。
どうしようもないので受け入れて
少しずつ改善していくしかないね。
肘がなおったら腕立て伏せしよう~っと。
(膝ついて、だけど)

テニス?


うちの芍薬はもと牡丹の台木だった。
あっさりした一重の芍薬、けっこうかわいいのだ。
日差しが強かったのでちょっときつい絵になっちゃった。

今年の牡丹はあまり咲かなかった上に
わずかに咲いたのも個展のばたばたで描き損ねてしまった。

いろいろ反省しつつ・・・

ところで、最近肘を傷めてしまった。
いつから痛いんだっけ・・・と記憶をさかのぼると
約1ヵ月ほど前、大きな絵を抱えて都内に出かけたんだけれど
大きさが微妙に地面に着くか着かないかのぎりぎりで
入れていたバッグのハンドルの位置が悪くて
大して重くはなかったのだけれど
変な角度で持っていたのでえらく疲れた日があった。
それからしばらくしてから痛くなったような気がする。
そのあとはNYに行って重いトランクを持ち上げたり
個展の搬出入で力仕事があったり
痛いなあと思いつつ酷使してしまった。
接骨院でのみたては「テニス肘」
テニスなんてしたこともないのにテニス肘。

宗像コーチ、わたし、テニス肘です!

正確には上腕骨外側上顆炎というらしい。

「中年以降のテニス愛好家に生じやすいのでテニス肘と呼ばれています。
一般的には、年齢とともに肘の腱がいたんで起こります。」

やっぱりね、気持ちは若いころと変わらないんだけれどしっかり中年なわけね。
なので最近は毎晩の水泳もちょっと手抜きしつつゆっくり。
ものをつかんで持ち上げるのが痛いので
下から支えるようにもつ。
きっかけが荷物の持ち方だったので
両方の肘が痛いんだけれど
右のほうがやっぱり痛いのでなるべく左で持つ。
私はただでさえ普段の荷物が多くて重いので
なるべくいっぺんにたくさん持ちすぎないように。
行きつけの接骨院の先生はとっても明るくて面白い方なので
行くのが楽しく、ちゃんと通ってる。
そんなかんじでちゃんと治すべくお手入れしてるので
重いものがもてなくても
雑巾の絞りが甘くても
いっつもおしゃれなバッグじゃなくてリュックでも
あたたかく見守ってくだせい・・・

皆様も荷物は持ちやすくまとめてね~。

シャクヤク(芍薬)
科名:ボタン科 / ボタン属
学名:Paeonia lactiflora
別名:エビスグサ,ピオニー
原産地:中国東北部~シベリア(ユーラシア大陸の東北部)
開花期:5月~6月

シャクヤクは「立てばシャクヤク、座ればボタン」といわれるように、ボタンと並んで高貴な美しさを漂わせ、
豪華でエレガントな花を咲かせる。
同属の植物でよく似ているが、ボタンは木本で冬も枝が残るのに対し
シャクヤクのほうは草本で冬は地上部が枯れ、地中の根や芽で冬越しする。
日本へは平安時代以前に薬草として伝えられた。
芍薬の花名は昔中国から芍薬の根を生薬として輸入していたというところからついたという説と
「姿がしなやかで優しいさま」を意味する「綽約(しゃくやく)」に由来しているという説がある。

花言葉:「はじらい」「慎ましさ」「はにかみ」「内気」「謙遜」

一番手は


道を歩いていても自転車に乗っていても
薔薇に目が行く季節となった。
あちこちが薔薇の香りで満ちている。

我が家で先陣を切る薔薇はこちらのモッコウバラ。
今年はアーチがひとまわり大きく見えるくらいの
見事な咲きっぷりだった。

毎日スケッチをしても描ききれないほど
素敵なお花が次々と咲いていく。
淡々とこなすしかない、と自分に言い聞かせつつもあせる日々・・・

モッコウバラ(木香薔薇・木香茨)
科名:バラ科
学名:Rosa banksiae
原産地:中国の西南部
開花期 4~5月

中国原産のバラの原種の1つ。
つる性のいわゆるつるバラと呼ばれ枝にはトゲがなく4~5月に花を咲かせる。
花は直径2~3cmほどと小柄で、白い花の方が強い香りを放つ。
日本には江戸時代に黄色の八重咲き品種が渡来。
和名は、インド原産の植物からとれる芳香剤の「木香:モッコウ」の香りに似ていることから。

花言葉:『純潔』『あなたにふさわしい人』『初恋』『幼いころの幸せな時間』『素朴な美』

香りよい花


ちょっと前のお庭のお花シリーズ!
いろんな種類の水仙が咲きます♪

今日は毎年お邪魔する薔薇屋敷にお仕事前にちょこっと行ってきた。
もうね、夢のような世界!!!
毎日通いたいくらい。
とりあえず描けるだけ描こう・・・

うちの薔薇もぼちぼち咲き出して
よい香りを振りまいてくれている。
でも油断するとアブラムシがたかり
チュウレンジハバチの幼虫がうじゃうじゃしていたりする。
姫様のお世話はなかなか大変。

おつかれさま!


ブログをさぼってるまにスケッチがたまってきてしまった。
こちらはソメイヨシノ。
今年はあんまり描きにいけなかったなあ・・・

一週間おつかれさまでした!
どうぞよい週末を!

ソメイヨシノ(染井吉野)
科名:バラ科
学名:Cerasus × yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil. ‘Somei-yoshino’
原産地:日本
開花期 3月~4月

エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた日本産の園芸品種。
遺伝子研究の結果、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた
単一の樹を始源とするクローンであることが判明している。
日本では明治の中頃からサクラの中で圧倒的に多く植えられた品種であり、
今日では、メディアなどで「桜が開花した」というときの「桜」は
ソメイヨシノ(の中の、気象台が定めるなどした特定の株)を意味するなど
現代の観賞用のサクラの代表種である。

花言葉:『純潔』『優れた美人』