カレンダー、完成!


菊の季節となりました。
うちの菊は9月の長雨で葉の病気が広がり、
ちょっと残念な感じになっております。
それでも健気に花を咲かせてくれているので
やっぱり描かねば。



菊(F4水彩)



菊(F4水彩)

昔はあまりよさがわからなかった菊も
年をとったのか、好きになってきました。
いつも虫がついているような
飾っていると花瓶のまわりがべたべたと汚くなるのが
なんともイヤでした。
それはやっぱりイヤなんだけど
それに増して菊の香りや可憐な姿が好きになっちゃった。
よく洗って飾ろう。(笑)


カレンダー、ようやく発送の準備が整いました。

今回は10月にいろいろ入れちゃったのでバタバタしており
なかなか準備まで手が回らず
10月中に発送したかったのに今ごろです・・・

でも年内には間に合いますよね!!!!
やった!!!

ここで少しカミングアウト。

311、あの大震災のとき
私は脚を骨折していてまだ金具が脛に入っており
平らな道でもゆっくりしか歩けない状態でした。

余震が続く中で教室もお休みになり
時間はあったのに
あのひどい状態の東北にわずかばかりのお金を送る以外
何の助けもできない自分がほんとうに腹ただしかった。

そこで翌年からカレンダーを被災地の仮設住宅に送る活動を始めました。
少しでも和んでいただけるといいな、
少しでもよい一年になりますように、
祈りをこめて送りました。

こんなことぐらいしかできない自分が恥ずかしくて
皆さんにはあまり言ってきませんでした。

でも、気がつきました。

お店で2000円も出せば有名な作家さんの
もっとゴージャスなカレンダーが買えるのに
わたしのA4サイズのカレンダーを2300円も出して買って下さってる。

被災地に送るのにかかる費用はそこからも出ているのに
皆さんに何も報告しないのはいけないことだったんじゃないかと。

去年まで買って下さってたたくさんの皆様

宮城県の石巻市の仮設住宅に毎年100部ほど
宮古市の仮設住宅に50部ほど

送らせていただいてます。

今年は石巻に60部、宮古市に50部送らせていただきました。

だいぶ仮設住宅も減り、高台への移住も進んできているようです。
でもこの2市だけでもまだこれだけの方々が仮設にお住まいなのです。
忘れずに支援していかないといけないですね。

今夜はもう遅いので新カレンダーの全貌はまた後日。

今日は6月の絵をご紹介します。

うちのお庭はこの花々の咲く時期がいちばんきれい。
千鳥草、ニゲラ、シナワスレナクサなどが庭を青のグラデーションで染め上げます。
いろいろな種類の蝶や蜂が集まってきて狭いながらも天国のような眺め。
この花々が終わって紫陽花が咲き始めると梅雨のはじまりとなります。



青い庭から*千鳥草・ニゲラなど*(F4水彩)

2018年カレンダー、A4サイズ(タテ)1部¥2,300-
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あと久々の20分スケッチ!
こちらのボタンをクリックしてくださいね。
マユミと柿の葉(紅葉してる)です。
   ↓

20分スケッチvol.12

お時間のない方はこちらのクイックバージョンをどうぞ!
  ↓
クイック20分スケッチ

ベランダは大荒れ。軽井沢は寒そう!でもお天気OK!


嵐が過ぎていろいろ散ったり葉が落ちたりしましたが
ホトトギスはまだ残ったようです。
これはほんとのホトトギス。
よくお庭に植わっているタイワンホトトギスとはちょっと風情がちがいますね。

山をもってらっしゃる生徒さんからのいただきものです。



ホトトギス(F4水彩)

朝から荒れ果てたベランダの掃除をしておりました。
翁草の蕾が風で折れてしまっているのを見つけてがっかり。
そうだ、アネモネの植え替えをしようと思ってたんだ、とか
風船蔓の種を頼まれてたんだった、とかいろいろ思い出して作業、作業。
ポインセチアの鉢の雑草をぷい、と抜いたら
コガネムシの幼虫が入っているのを見つけ
あわてて植え替えなどしたりして
(根っこがずいぶんと小さくなっていて愕然!今年咲くかなあ・・・涙)
あっという間に午前中は終わってしまいました。

やっぱり土をいじるのは好きです。

引き続きカレンダーの絵について。
4月はチューリップと白山吹。
お庭の花々です。
このすらりとしたチューリップ、とても可憐ですよね。
昼間日が差すとがばっと開きます。
ヒトデみたいに!(笑)
それはそれで可愛いんですが。
消え入りそうなか細い外見ながら
植えっぱなしでほうっておいても毎年咲いてくれます。

白山吹も好きなお花のひとつ。
丁寧に折りたたまれたようにみえる葉っぱ、清楚な白い花びら
どれをとっても素敵。
これも外見に似合わずかなり丈夫です。
ほうっておくとどんどん大きくなるし
黒い種ができるのですが、発芽率がよいので
落ちた種からもどんどん出てきます。
可憐な見た目、でもしたたか、そんなお花たち。
元気が伝わるとよいな。



チューリップ・白山吹(F4水彩)

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いよいよ軽井沢スケッチツアー、あさってとなりました。
お天気はよさそうなのですが寒いらしいです。
無彩庵池田さんからのご連絡。

軽井沢は、 朝夕と寒くなってきました。26日は皆様暖かい服装でお越しください。今日現在9時の時間で約8℃です。
木曜日の予報、最低気温3℃最高気温13℃となってます。

ひゃ~!冬ですよ!!冬!
ダウン、お忘れなく!!

業務連絡~!
docomo、auのキャリアメールしかお持ちでない方、
メールが拒否されちゃって送れません。
地図を送ったりができないので、もしわからないことがありましたらお電話くださいね。

紅葉がきれいなことはまちがいなし!
楽しみ~~♪


木下美香の水彩画教室、日本画教室のご案内はこちらをクリック

ホトトギス(不如帰)
学名:Tricyrtis
科名:ユリ科ホトトギス属
別名:ユテンソウ(油点草)
原産地:日本、台湾、朝鮮半島(東アジア)
開花期:7月~10月

東アジアを中心におよそ20種が分布する毎年花を咲かせる多年草で、その内の10種が日本に自生。
斑点のある花びらが、ホトトギス(鳥)のおなかにある模様と似ているためこの名前がある。
また、若葉に油染みのような斑点があるので、ユテンソウ(油点草)の別名がある。

花言葉:『永遠にあなたのもの』『秘めた意志』『永遠の若さ』

風に散った儚い花・・・そして今日は3月のカレンダーについて


やはりゆうべから今朝までの強風でシュウメイギクはすっかり終わってしまいました・・・
たくさんの蕾をつけていた薔薇も
前日までの雨でせっかくの蕾がくたくた。
昨日風が吹き出す前に切って花瓶に活けたのですが
咲くかどうか微妙なところ・・・

明日はベランダの掃除に追われそうです。

テレビをみたらそれどころではない被害が出ているところもあり
亡くなった方もいるとのことで
自然災害の恐ろしさ、また目の当たりにしました。



シュウメイギク(F4水彩)

引き続きカレンダーの絵について。
3月は雪割草。
雪割草と呼ばれる花はほかにもあるようで
ミスミソウ、と言ったほうが正確に伝わるかな。

3年前の春先、花の終わった雪割草の鉢が100円で売られていて
赤、桃、白、紫の4色をゲットしたことから
この花とのご縁は始まりました。
色は札がついていたのでわかっているものの
どんな花が咲くのかお楽しみ。
そしてなんとか夏を越し
翌年の早春、可憐な4色の花を見せてくれました。
ほんっとにきれいでうっとり。
これが群生するところが見たい!とおもっていたところ
毎年カタクリを描きに行く新潟で葉っぱを見つけたのでした。
花が終わってすっかり大きく広がった葉っぱ。
つまりカタクリより早く行かなくてはならない、ということです。

ネットで調べたところ弥彦山で群生しているとの情報をGET。
そうしてやっとであった天然の雪割草です。
ちなみにカタクリも満開でした。
あ・・・あれ?



ミスミソウ(雪割草)(F6水彩)

ミスミソウとオオミスミソウ、というのがあるらしく
葉っぱの形がちがうらしいです。
オオミスミソウのほうが葉っぱに丸みがあるそうで
私のスケッチを見るとどうもオオミスミソウっぽいんだよね・・・
花もいろんな色があって大きめだったし。
でもわからないのでミスミソウにしとこっと。
詳しい方、教えてください。
カレンダーはミスミソウで印刷しちゃった!
てへぺろ。

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お気軽にお問い合わせください。

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ミスミソウ(三角草)
学名:Hepatica nobilis
科名:キンポウゲ科ミスミソウ属
別名:ユキワリソウ(雪割草)
生育地:本州の中部以西の山間地に多く生育
開花期:3月~4月

ユキワリソウ(雪割草)の仲間はヨーロッパ、アジア、アメリカに約10種類が分布する
毎年花を咲かせる多年草。
その中のひとつにヨーロッパ原産のヘパティカ・ノビリス〔H. nobilis〕という基本種がある。
ノビリスはラテン語で「高貴な」という意味。
日本には、分類上その変種にあたるミスミソウ〔var. japonica〕
オオミスミソウ〔var. magna〕、スハマソウ〔var. variegata〕
ケスハマソウ〔var. pubescens〕の4つが分布し
これらがユキワリソウの仲間として親しまれており
主に山間部の落葉樹林の林床や傾斜地に自生する。
ミスミソウの名前は葉っぱが三角形になる種類があるところから名付けられた。

花言葉:「自信」「はにかみ屋」

大好きなシュウメイギクとカレンダーの話。2月は感謝の月になりそうです。


そろそろ終わりに近づいてますが
シュウメイギク、きれいですね!
雨にぬれちゃってかわいそう・・・
台風で散ってしまわないことを願いつつ・・・



シュウメイギク(F4水彩)

20分スケッチ、撮りました。
こちらのボタンをクリックしたら見られます。
  ↓
20分スケッチ

忙しい方のためにクイックバージョンもご用意しましたよ♪
  ↓
クイックバージョン

昨日に引き続きカレンダーの絵について。
2月はギンヨウアカシア。
ミモザ、と呼んだほうがなじみがありますね。

この花は実はお外スケッチをしたことがない
私の中では珍しい花です。
実際うちでは植わっていないし
公園とか自由に入って描ける所にもなかなかない。
しかも背が高いので遠い。
それでも時期がきてよそのお宅でふんわり咲き出すと
気になって仕方ないお花です。

毎年描けているのは生徒さんのおかげです。
毎年誰かしら持ってきてくださるので
ありがたく描かせてもらってます。

このカルチャーの講師と言う仕事を始めて
10年近くになります。
その頃はまだまだ水彩画も今よりずっと下手で
(ブログのはじめのほうとかご覧になるとわかります)
教え方なんてもっとっもっとひどかったのに
ずっとついてきてくださった生徒さんたち。
心からありがたいなあと思ってます。

この仕事を始めてからの10年間は
前の仕事よりもずっと描く時間が増えたので
毎日毎日スケッチをして絵を描いて
腕を磨いてきました。
そうして時間をかけて掴み取ってきた技・・・
まだまだたいしたことはありませんが
それでもこういう絵を描きたい、と来てくださる方が増えました。
このごろはここまで支えてきてくださった皆様に還元しなくてはと思い
わかりやすく伝えるための動画を配信したり
お外スケッチの楽しさを伝えるべくいろいろ企画したり
工夫しております。

このブログもたくさんの方が見てくださるようになりましたもんね。
はじめ4人とかでしたもの!(笑)

ミモザから話がそれましたが
このお花のふくふくした柔らかなたたずまいは
まだ寒い時期なのに春を思わせ
ふんわりと幸せな気持ちにしてくれます。
自然といろんなことに感謝したくなるのです。



ギンヨウアカシア(ミモザ)(F4水彩)

この花を下さる生徒さんの気持ちとしては

「これ描きたいけど難しい。どうやって描くんですか?」

ってことだと思うんですね。

こういうつかみどころのない花は鉛筆で描かない。

いや、あくまで私はですけど。

まずふんわりとだいたいこの辺に入れます~くらいなかんじで黄色を塗っちゃいます。
まだぬれているうちに影の色、まだ蕾っぽい緑の色を
とん、とん、とおくように差します。(たらしこみ)
乾いてから先っぽのほうの蕾っぽい小さい花のシルエットだったり
葉っぱだったり茎だったり、形を捉えやすいものを描きこんでいきます。
(ここはちょっと丁寧に)
葉っぱのつき方、花のつき方はよく観察して正確にね。
最初の黄色はいい加減でいいんですが、ここは神経質にやります。
筆だけで描くのは難しいので
ここからは色鉛筆でも鉛筆でもなんでも使っていいです。
黄色い花も描き過ぎない程度にまるまるさせていきます。
気をつけるのは黄色の影色!
グレーっぽく見えたりもするのですが
基本オレンジ系の色で作ったほうがきれいです。
ブルー系や茶色(影色の定番色?!)はできるだけ使わないほうがこの花らしくなります。
まあ、これもどんな絵にしたいか、によるので絶対ではないです。
背景の色とか組み合わせによって変わりますので
いろいろ工夫してみてくださいね。
水彩画は書道みたいに枚数描くことが必要だと思います。
1枚にいつまでもいつまでも時間をかけると汚くなることが多いので
見極めも肝心。
次、いってみよー!ってかんじで。

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ギンヨウアカシア
学名:Acacia baileyana
科名:マメ科
別名:ハナアカシア ミモザ 
   ミモザアカシア
原産地:オーストラリア
主な開花期:3月-4月

アカシアの仲間は南半球の熱帯から亜熱帯に1200種が分布する。
ギンヨウアカシアはその中の1種で高さ6m~10mに生長する常緑性小高木~高木。
主な原産地はオーストラリア南東部で、日本に渡来したのは明治時代末期。
寒さにはあまり強くないがやせ地でもよく育つので日本でも、
温暖な地域で街路樹として古くから利用されてきた。

花言葉:『秘密の恋』『友情』『神秘』『感受性』『思いやり』『エレガンス』『堅実』

彼岸花に取り憑かれてしまったはなし。。。そして鉛筆について


このところすっかり彼岸花に取り憑かれている。
毎日毎日お外で彼岸花ばかり描いている。

さすがに今日は雨だったので室内だけど。。。

一日目。
ちょっと出歩いてもあちこちに咲いている彼岸花に目を奪われる。。。
あの子たちはふだん隠れてるから
いきなり現れたように見える。
どきっとするような赤。

二日目。
あの燃えるような赤をどう表現したらいいんだろう?
1日目の硬い感じが気に入らず
ぶちきれる。。。
あら?意外といいかも?

三日目。
なんだか力尽きる・・・
集中力続かずゆる~いスケッチ。

日本画にしたいので
しっかりしたスケッチも必要!
というわけで雨の今日は
ちょきん!と切って室内描き。

描いていて気がついたのだけれど
ほとんどのシベの先にちょんと黒っぽい花粉をつくるところがついているのに
ないのもあって
最初は摘んだときに取れちゃったのかなあと思ったんだけど
ちがうね!

これはめしべだ!

この花はユリのような花が5~6個集まってこんなかたちになっているんだけれど
ひとつの花に花びらが6枚、おしべが6本、めしべが1本ついている。

この花は染色体が3倍体で種ができないという。
きっとこの頼りなげなめしべは種を結べないのだろう。

つぼみから真っ先に出てくるのはこのちょこんがついていないめしべだ。

ここからはちょっと画材の話。

教室の皆さんにはよく言ってることですが
鉛筆はまめに削ってね!

いろんな描き方があるんですよ、
ゆるい太い線で描いた絵も魅力的なので
一概には言えません。
あくまで個人的な意見ですが
私はきんきんに尖らせて美しい線を出すのが好き。
角度はゆるく、芯をたっぷり出して
先はあくまできんきん。
ちょうど錐の先のようなかんじです。
横にして鉛筆の腹を使うにも
このほうが使いやすいです。
よく使う水溶性色鉛筆もこの削り方です。

ここで言いたいのは、ぜったいこうしろ、ということではなくて
なんのこだわりもなく擦り減るままに描いていてはいけない、ということです。
たまにですが
芯がもうなくなって木のところがかすかすと画面に当たってる方、いますよ~。
それだけはダメですよ!

どういう絵が描きたくて、どんな線がほしいのか、ということです。

今回の場合、目的が日本画にするためのスケッチなので
特に線が重要。

ステッドラーのペンホルダーに2Bの芯を入れてやはり錐のように尖らせて使います。

普通の鉛筆も好きなのですが
まめに鉛筆を削りたいのでこれが便利!
木の鉛筆だと削ったときにゴミが出てしまうのです。
(お外スケッチではここ重要!)
芯ホルダーだと、芯しか削らないので
ほとんど出ません。

おお!今サイトを見たら、ノック部分に芯削りがついてるのもあるんだ!
ちなみに私のはいちばん安いプラスチックのやつです。
微妙に重さがちがうんですよね。
プラのは10g、もち手が金属のやつは13g。
たいして違いがなさそうに思うかもしれませんが
長い時間にぎることを考えると
できれば画材屋さんで持ってみて
手にしっくりくる方を選ぶとよいと思います。

わたしは、ですが芯削りの削り方だと物足りないので
カッターで削ります。
そうそう、錐のように!

アンドリュー・ワイエスの言葉

…鉛筆はフェンシングのようで、特には射撃のようだ。今でもい
ざ始めようとすると、時折腕が、たいていの場合には、指先が震え始めるのだ。

20分スケッチvol.9彼岸花

ロングバージョンの最後のほうで、
お勧めの筆についてお話してます。
参考になるかな?

時間のない方のためのクイックバージョン

20分スケッチクイックバージョン9

うっかり飛ばしそうになったvol.8葡萄

20分スケッチvol.8葡萄

このごろ行事てんこもりで
やたらとボタンが増えましたが
カレンダー総選挙、〆切間近です!
9月20日〆切ですよ~!

中間報告はこちら

ご参加お待ちしております!
2018年カレンダー総選挙 参加はこちら

取手のボックスヒルでの短期講座のお知らせは

こちら

葉書にするための水彩画講座です♪
入会金が超お得になってます。


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ボタン多っ!!

ヒガンバナ(彼岸花)
学名: Lycoris radiata
科名:ヒガンバナ科ヒガンバナ属
別名:リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)
   死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)
   剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあ
   葉見ず花見ず
時期:9月中旬

日本には北海道から琉球列島まで見られるが自生ではなく
ユーラシア大陸東部から帰化したものと考えられる。
その経緯については稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれているが
土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み
畦や土手に植えたとも考えられる。
また鱗茎は適切に用いれば薬になり、また水にさらしてアルカロイド毒を除去すれば救荒食にもなる
。そのような有用植物としての働きを熟知して運び込まれた可能性もある。

全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン等)を多く含む有毒植物。
経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至ることもある。
鱗茎は石蒜(せきさん)という名の生薬であり、利尿や去痰作用がある
、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険である。
毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として利用されている。

花言葉:「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」
    「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

空き地の花を描く それとカレンダー総選挙中間報告~!


先週はお教室ウィークなのでちょっと忙しかったのですが
みんなと一緒に描くのも楽しい♪
そんな教室で描いた一枚。


韮の花ってちいさなお星様のようでとっても可憐。
でもしっかりにおいはニラ!(笑)

こんな草花はどこでもとれたのですが
最近は空き地が減ってしまって
探しに行かないとないのよね。

さて、描くのが意外と難しい
繊細な野の花。

今日の動画ではこの組み合わせで描いてます。
見てみてね♪

20分スケッチvol.6

ん?
vol.5をとばしたね?
じゃ、5はまた次にアップしよっか。

チャンネル登録してくださっていれば見られますよ。

時間のない方、クイックバージョンも作り始めました。
まだ2までしかできてないけど~。

20分スケッチクイックバージョン2

こちらもよろしくお願いいたします。

2018年カレンダー総選挙~~!
ご参加いただいた方にはカレンダー300円引きチケットをお送りいたします。

投票の際の注意点です。
画像の右下に虫眼鏡マークがあって画像を拡大できるのですが
そのときに虫眼鏡マークからずれてしまうと投票になってしまって
次の月にいってしまいます。。。!
おもってたのとちがうのに投票してしまったら
一度投票画面を閉じてもういちど初めからやり直してくださいね。

なお9月20日〆切とさせていただきます。

中間報告~

1月1位 山茶花(豪華バージョン) 2位 房総の海辺(11票差)3位 山茶花

2月1位 ミモザ(ダントツ!!!) 2位 節分草 3位 九十九島の海

3月1位 雪割草紫(ダントツ!!!)2位 ショウジョウバカマ 3位 雪割草白

4月1位 チューリップと白山吹 2位 枝垂桜(7票差) 3位 矢車草

5月1位 ムジカンツ(薔薇)2位 たけのこ(9票差) 3位 イワウチワ(1位との差10票)

6月1位 千鳥草と蝶 2位 紫陽花(4票差)3位 日光の切り株

7月1位 山百合 2位 蓮(1票差)3位カラスウリの花(1位と3票差)接戦!

8月1位 雲場池(ダントツ) 2位 ボタンヅル 同2位 乗鞍の高山植物

9月1位 アカチシオタケ 2位シュウメイギクと白萩(6票差)3位 オオツガタケ

10月:1位 紅葉(御嶽山付近)ダントツ! 2位 菊 3位 モエギタケ

11月1位 ニガイチゴ 2位 山茶花(4票差)3位 秋のフラワーアレンジメント

12月1位 山独活の実 2位 利根川から柏の葉方面を流れる雲 3位 房総の夕日

けっこうバランスよい感じじゃないですか~!
あと9日ありますのでまだまだわかりません。
どうぞご参加くださいね!
2018年カレンダー総選挙 参加はこちら


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ニラ(韮、韭)
学名:Allium tuberosum
科名:ネギ属
開花期:8 – 10月

原種は、中国北部からモンゴル・シベリアに自生する Allium ramosum で
3,000年前以上前に栽培化されたと考えられる。
『古事記』では加美良(かみら)、『万葉集』では久々美良(くくみら)
『正倉院文書』には彌良(みら)として記載がある。
このように、古代においては「みら」と呼ばれていたが
院政期頃から不規則な転訛形「にら」が出現し「みら」を駆逐して現在に至っている。

花言葉:「多幸」「星への願い」

ばたばた・・・


庭の小菊も終わりに近づいてるけれど
今日の暖かさはなんなんでしょう~!
どこかにふらりと行きたいけれど
個展の準備、詰めにはいっております。

額装も済んで作品リスト作ってタイトルカード作って・・・
なんか忘れてないかしら・・・・

いつのまにやら24点の作品ができあがり
展示しきれないんじゃないかとドキドキ。
な~の~に~
あと1点描きかけのを仕上げたくって
勝手にいそがしくしております。
どうしようかな~
あきらめて次の個展にまわそうかな~
などといいながら
勢いづいてる今仕上げたいきもちでいっぱい・・・

カレンダー発送おまちの皆様、
いましばしお待ちくださいね。
22日の搬入が済み次第お送りしま~す!

木下美香個展
代官山のUPSTAIRS GALLERYにて11月23日~28日

よろしくお願いいたします。

キク(菊)
学名:Chrysanthemum × morifolium Ramat
科名:キク科キク属

日本には350種ほどの野菊(下記参照)が自生するが、栽培菊は日本になかった。
『万葉集』には157種の植物が登場するが、菊を詠んだ歌は一首もなく
飛鳥時代・奈良時代の日本に菊がなかったことを暗示する。
中国から奈良時代末か平安時代初めに導入されたと推定される。
平安時代に入り、『古今和歌集』あたりから盛んに歌にも詠まれるようになった。
薬草や観賞用植物として平安時代より用いられ、
宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われ
現在でも皇室園遊会(観菊御宴)として行われている。

花言葉:「高貴」「高潔」「高尚」

そめかふる籬(まがき)の菊のむらさきは冬にうつろふ色にぞありける
『風雅集』 (残菊) 藤原経家