秋のモチーフ


マントカラカサタケは背が高くて色白なのでよく目立つ。
ゆえに目をつけてたのが蹴られて倒れてる、なんてこともある。
このこたちは無事♪

今日は月に一度の絵手紙教室。

今日は水彩用紙に描くのがテーマ。
だんだんはがき大の水彩画教室になってきているかも。

朝、モチーフを採りに行くのをかねてきのこの森へ。
今日もよいきのこでいっぱい!
授業があるので迷っている暇はなく
とりあえず朝日を浴びたムラサキヤマドリをささっとスケッチ。
それからモチーフ集め。
ノハラアザミが今見ごろ。
ヤブミョウガは実が黒く熟し始め
萩や吾亦紅がひらひら揺れている。
まだ開ききっていないススキは銀色にほっそり輝いている。
ツリガネニンジンには虫たちが集まり
ヒヨドリソウやアキカラマツの頼りなげな花びらにも蜂や蝶が集う。
葛の花はそろそろ終わりがけ。
ヨウシュヤマゴボウの実がつややかに垂れ下がる。
少しずつ頂戴して大きな秋の花束が出来上がった。
割れにくそうなノウタケやらムラサキヤマドリなんかもちょこっとずつ拝借。

今回の一番人気のモチーフはきのこたちだった。

マントカラカサタケ(マント唐傘茸)

学名:Macrolepiota sp.
科名:ハラタケ科 カラカサタケ属
季節:夏~秋
環境:林内、林道、草地などに単生~散生する。

傘は径10~20cm、初め卵形、のち開いて中高の平らとなり、
白色繊維状~綿くず状 の地に褐色の鱗片(表皮の破片)を付着するが、
鱗片は傘の中央部のほかは脱落しやすい。
ひだは白色で隔生し、密。
柄は長さ15~30cm、円柱形、中空、根もとはふくらみ、表 面に暗褐色の細かい鱗片が横並びに密につく。
つばは白色で大きく、柄の上部に垂れ下がり、 可動的。

MicaKatolaのブログ、アップしました。

利根川のようす


雨が続いたのできのこは爆発的に出てるだろうな。
うずうず。
じつのところ11月の個展に向けての準備で忙しくて
きのこどころではないのだけれど・・・
行っちゃえ~~!


出てました、いろんなのが!!!
とりあえず可愛かったシロオニタケちゃんのコドモをスケッチ。
欲張ってたくさん入れすぎたorz・・・
翌日から雨の予報だったので
この可愛いぽちぽちはみんな流れてしまうだろうな・・・と
心をのこしつつ・・・

ところがきのこのぽちぽちが流れるどころの騒ぎではない
とんでもない量の雨が降った。
この被害にはほんとうに驚いた。
鬼怒川があんなことになるなんてだれが想像できただろう。
3・11を思い出させるような衝撃的なニュース画面。
ほんとうに早い復旧を祈るばかり。

その翌日はお仕事で守谷まで。
朝すこし雨がぱらついたりしてたのだけれど
いつも車で行くときに通る農道が前日に通行止めだったときいていたので
自転車で行くことにした。

利根運河のサイクリングロードにでて、やはり水の多さに驚いた。

えええ!
これ、利根運河?!

さらに利根川。

近い!!
坂東太郎、近いよ!
手が届きそうなところに水際が。

いつも飛行機野郎がグライダーを飛ばしている広場も
オフロードバイクのひとたちの練習場も
初夏に桑の実を摘んだあの茂みも
みんな川の中。

たくさんいた虫たちや動物たちはどうしただろう?


右側は稲刈り直前の田んぼ。
ぎりぎりのところだったんじゃないだろうか。

もしここが決壊したら田んぼもダメになるし
土地がぐっと低くなっている花野井に水が流れ込んだら
大変なことになる。

守谷側では水は一つ目の堤防を超えて
橋のたもとのお店ぎりぎり手前まで押し寄せていた。

大利根橋から柏側

守谷側。

自然災害のおそろしさ、
あらためて実感。

今朝も大きな地震があったし
いろいろ考えさせられた。

シロオニタケ(白鬼茸)

学名:Amanita virgineoides
科名:テングタケ科
季節:夏~秋
環境:広葉樹の林やアカマツなどの林の地上に発生。

カサの直径が9~20cmほどの大きさのキノコで
カサの表面は真っ白で微粉に覆われていて
角錐形の尖ったイボが全体についている。
シロオニタケは幼ない時はほぼ、カサの前面にこのイボが見られ
幼菌時は丸い形をしているがだんだんカサが開いていき
最終的には円盤状の平らな形のキノコになる。
ヒダはやや褐色を帯びた白色で密に並んでいて、
割と特徴のないヒダをしている。
ツカは長さが15~22cmと長く、カサと同じく白色で根元の部分が太くなっていて
、基部は更に丸く大きく膨らみ、尖ったイボが無数に付いている。
ツカの上部に布が垂れたようなツバがついている事もあるが
成長過程で失われる事から成長したシロオニタケには残らない事の方が多いようである。

MicaKatolaのブログ、アップしました。

バスからも目立つ色!


先日行った日光の目的のひとつに
タモギタケという黄色い美しいきのこを見たい、というのがあった。
残念ながらタモギタケはいまいちだったのだけれど
マスタケがいっぱい出ていた。
バスの窓からみえたこの株。
乗り降り自由なのでここで降ろしてもらってスケッチ。
熊に追われたばかり、ということもあり
バス道沿い、人通りもある場所
時々声出していこ~!ってかんじで。
雨上がりの露がきらきら。

もう蓮が咲いたというのに
朝にはげしく雨が降っていることが多くてなかなか描きに行けずにいる。
山百合の蕾もだいぶふくらんでいた。
来週には咲き出すだろうな。
忙しくなりそう。

ていうか、もう忙しいかも。
MicaKatolaの展示会が9月に決まり、
もうカトラさんから一箱ぶんの服が届いている。

熊柄、いくよ~。
子熊も2頭入れよっと。

きのこもね。

みつまめくんもね。

いろいろ楽しく忙しい。
MicaKatolaのイベントの詳細はのちほど!

マスタケ
学名:Laetiporus sulphureus
科目:サルノコシカケ科
環境:針葉樹または広葉樹の切り株や枯れた木の上などに重生する。
季節:春~秋

大型のキノコが多いサルノコシカケ科に属するキノコで、直径が10~30cmほど、重量も5kg位に成長する。
まだ成熟していない赤みを帯びたもののみを食べるキノコで
生で食べると吐き気をもよおすなどの症状が見られる為、
揚げるなどして、内部までよく火を通す必要がある。
日本では食用キノコとして扱われてきたが、毒成分が確認された事もあり、
食用とする事はあまり推奨されていないようである。
外国では多くの場合、毒キノコとして扱われている。

*フライにすると鶏肉のような味わいでなかなかおいしいよ~♪
(個人の感想です☆)

失敗は成功のもと・・・のはず。


今日のきのこは近所の森のもの。
この時期はうちのちかくでもいろんなきのこが発生する。
ぽちぽちが美しいテングタケ。
ムラサキヤマドリタケのちびっこもいっしょ。

別の日のテングタケ。
すらりと立ってる。


このテングタケのぽちぽちを描くのに
マスク液を使用。
知っている方も多いと思うけれど液状のゴムである。
コーティングして紙の白を残すためのもの。
この絵の場合、ぽちぽちのところに塗っておいて
乾かしてから絵具を塗り、さらに絵具が乾いてから
マスク液をはがすともとの紙のいろ、つまり白が出るのでぽちぽちが表現できる。
壜に入っていて筆で使うものもあるのだけれど
壜は重いのでスポイト状の容器に入っているものを携帯している。
このマスク液、平地ではよいのだけれど
ちょっと高度のあるお山に行くと大変。
日光で失敗しているのだけれど
キャップを外したら出るわ出るわ・・・
中身の流出、止まらず~!!!
使ったことのある方ならご存知かとおもうけれど
これは厚塗りしすぎると乾かなくって
次の行程に進めなくなってしまう。
しかもスケッチブックも閉じられない。
気圧の関係で膨張しちゃうんですな・・・
2回もやっちゃった。

テングタケ
学名:Amanita pantherina
科目:テングタケ科
環境:広葉樹の林の中の地上に単生する。
季節:夏~秋
別名:ヒョウタケ(豹茸)、ハエトリタケ(蠅取茸)

有毒で、食べると下痢や嘔吐、幻覚などの症状を引き起こし
最悪の場合、意識不明に至ることもある。
毒の成分はイボテン酸で、うまみ成分でもある。
また、この成分は殺蝿作用もあり、同じ成分を含むベニテングタケよりも強い毒をもつ。
殺蝿作用からハエトリタケの別名が付いた

くまさんに出会った


先週の土曜日の早朝は夜中から降り続いた雨のつづきで
降っているかいないかの霧のような雨が漂っていた。
迷ったけれど思い切って電車に乗って日光へ。
春日部についても雨。
電車の中からずっと濡れた地面を眺める。
東武日光駅に着いてもまだ降っていた。
いろは坂はけっこう本格的に降っていたので
あきらめかけたけれど
いざ戦場ヶ原に着いてみると雨はやみ
時折薄日が差すくらいのほどよい曇り。
やったね。
低公害バスでさらに奥へ。
雨模様だったせいかいつもは混むバスもガラガラ。
中ほどで降りてみごとにこんもりしたスギタケをスケッチしはじめた。
2時間~3時間たったろうか。
やっと仕上げて立ち上がった。
こっちから見ても素敵かなあ、と逆から眺めてみたり・・・
ふと、あしおとに気づいた。

とっとこ とっとこ とっとこ

振りむくと、真っ黒な熊がこちらに向かって走ってきていた。
すぐ近くの木に子熊が2匹。

ああ、お母さんだ。
それにしては小さくない?
昨日見かけたピレネー犬くらいの大きさだな。
きょうだい?
いやいや、お母さんでしょ。
子供がいるから威嚇しにきたんだ。
走り方、みつまめがふざけてるときに似てる。
ちょっとカワイイ。

多分1秒くらいのあいだにそれくらい考えた。
背中を見せてはいけない。
次の瞬間、ありったけの気合をこめて
母譲りの大きな声で叫んだ。

「ぎゃ~~~~!!!!」

熊はひるんだのか
引き返した。
子熊たちが木から下りてくるのが見えた。
走ると転びそうな気がしたので早足でバス道へ。

しばらく子熊の声がしていたので
それが遠ざかってからおそるおそる
荷物をとりに戻った。

美しかったきのこが少し踏み荒らされていた。


後から考えるとぞっとするような事件。
熊が引き返してくれなかったら
本当に大変なことになっていた。
私が音をたてなかったので熊は私に気づかず
絵に夢中になっていたので熊がたてたであろう音に
私も気がつかなかった。
お互いに近づきすぎてしまった。
場所はバス道からそれほど離れていなくて
時折通るバスが見えるようなところ。
それでも熊が出ることもある。
絵を描いているときになにか音が出るよう
工夫が必要ですな!
あと周囲の物音に気を配ることも。

とても怖かったけれど
熊は可愛い生き物だね。
ぬいぐるみとかキャラクターになっているわけがわかったようにおもう。

スギタケ
学名:Pholiota squarrosa
科目:モエギタケ科
環境:広葉樹の切り株や倒木などに群生する。
季節:初夏・秋

スギタケは昔は食用とされていたが、現在は毒性が見つかった為
食用としては推奨されていない。
体質によっては胃腸系の中毒症状を起こす事がある。

尖ってます!!


おフランスではモリーユと呼ばれるおいしいきのこ、アミガサタケ。
こちらのスケッチはいわゆるトガリアミガサタケ。
カサが黒くて尖ってますな!
銀杏の落ち葉が堆積しているところに出るカワイイやつ。

まだアップしていないスケッチがたまってはいたのだけど
うれしくなってこれからアップしてしまった。
風邪もふっとんだ♪
寝込んでいる間に季節は進み、
昨日アップしたコブシは満開も満開!
ピンクの絨毯を作っていた椿の木の下は
すっかり茶色く枯れ色に。
お花もずいぶん減っていた。
代わりにふくふく膨らんだ桜の蕾。
ピンク色のシデコブシもひらりと咲いた。
それまでぽちぽちしか咲いていなかった菫も美しい。
あわてず焦らず描いていくしかないね。

トガリアミガサタケ
学名:Morchella conica
科目:アミガサタケ科
季節:春
環境:林内や道端などの地上に群生。
生活型:腐生菌
食毒:食

頭部の頂点部分が尖った形状になる事が多いアミガサタケ科のキノコで、
アミガサタケと同じように頭部は網目状のヒダで覆われている。
この網目状にはいった肋脈は横よりも縦の方が長くなり、頭部自体も縦長。
頭部の色は褐色で、網目状になっている外側の部分は濃褐色になってます。
アミガサタケと異なる点として頭部の下端にある網目がアミガサタケは下辺が閉じておらず、
トガリアミガサタケは完全に閉じているという違いがある。

食べ方:汁物、茹でものなど。
    アミガサダケと同様に生で食べると中毒する恐れがあるので、
    沸騰したお湯で泡が消えるまで十分に茹でる必要がある。

晩秋のきのこと虫との闘い


久々の更新!・・・とおもったらもう11月もおわり。
10月の半ばから生徒さんとのグループ展2回、MicaKatolaの展示、きのこの版画展、と走り続けて
気がついたら秋が終わってたかんじ・・・
ショック。

全然お山にも行ってない!!!

ということでなめこ合宿に先週参加してきた。
場所は新潟。
もちろん寒い。
でも山をあるきまわるとけっこう汗だくになるんだよね。
お山の上のほうはうっすら雪が。

このあたりのなめこはほとんどおわっていたので
すこし下ったらこんな立派ななめこさんに出会った。

これがあったのは山のほんの入り口。
みんなはどんどん奥に入ってきのこを探す。

この時期のきのこ採りは春夏と違って上を見る。
立ち枯れたブナやコナラの樹をさがして
きのこが生えていないか見る。
日に燦然と輝くきのこを樹上に見つけたら、そこをめざしてあるいてゆく。
上のほうにしかなくて採れないこともあるけど、根元のほうにもたくさん生えていることが多い。
近くの倒木にたくさん生えていることもある。


こちらは下に生えてるきのこ、クリタケ。
栗色のおいしそうなきのこ。


これはコナラに生えたヒラタケ。
遠くからでも見えたりするので
ここをめざすのだ。

今回の合宿ではみんな大漁で、その場で料理してたらふく頂き、
さらに持ちきれないほどのきのこを背負って帰っていった。

ところできのこのスケッチをしているとき、寒かったので油断した。
パレットをもつ左手が急に猛烈にかゆくなったのでふとみたら
ちいさなブヨががっつり噛み付いていたのだ。
一見コバエのようにみえるけれど怖い顔をしている。
さすがにブヨも寒くてにげきれなかったらしく簡単に捕まえることができてプチッとつぶしてやった。
その晩くらいからぱんぱんに腫れる。
でも大丈夫、やっぱり前に新潟で刺されて
手がクリームパンみたいになったときにもらったお薬があるもんね。

ところが虫との闘いはまだ終わっていなかった。

帰って翌日の晩、着替えてたら腕の付け根に何かついているのに気がついた。
ぽんぽん、と払ってもとれない。
ようく見たらマダニがくっついているのだった。
きのことりは登山道を歩くわけではない。
がさがさと藪を分け入って道なき道をゆく。
身に覚えがありすぎる。
…しかし、いつからいるんだね?キミは?
帰りに温泉に入ったときはいなかった。
服についていたのかもしれない。
かるくひっぱってもとれない。
ネットで調べたら無理に取るとアタマがとれてのこることがあるから
病院で取ってもらえ、と書いてある。

ひー!アタマだけくっついてんの怖いー!
それは避けたい。

イヤだけど一晩一緒に寝ることにした。。。が
翌朝見てみたらいなくなってる!!!!
ゆうべもうすこしがんばってひっぱってみたらとれたかもね。
ベッド周りをがんがん掃除器で吸ったけれど
不安はぬぐえないのであった。

臨時ママ

今年はきのこが少ないらしい?
この雨ですこしは出てくれるとよいけれど。

とりあえず見つけた3兄弟。
何だろう??
カサのいぼいぼがこまかいことと
柄がくるくると皮むけ状態なのが特徴かな。

このところばたばたとしているのは
きのこの版画展のせいではなく
MicaKatolaのせいでもなく
ドイツでのグループ展のために海外出張中の妹に代わって
甥っ子を預かってるため。
預かってる、といってもほとんどの時間を学校と学童保育ですごしてきてくれるので
朝と夕方から夜にかけてだけなんだけどね。
ウィークエンドはパパがいるし。
そんなこんなで夜の時間があまりなく
ブログの更新はとどこおっておりますが
いろいろ着々とすすめております。

しかし、甥っ子はママ、ママ、とさびしがる様子をみせないんで
伯母さんは助かるよ。
宿題をやらせるのと寝かしつけには一苦労してるけど。。。

MicaKtola in Domaは11/4~9
きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。

ホットケーキ?

このスケッチをしてからずいぶんたったような・・・
びっくりするような大きさ。
ホットケーキの焼き色のような美味しそうな色。
りっぱなアカヤマドリ!

先の台風でいっぱい雨がふったので
またそろそろきのこチェックに行かないとだね。

アカヤマドリ
学名:Leccinum extremiorientale
科・属:ヤマイグチ科
発生地:ブナ科の広葉樹と針葉樹の混生林や雑木林に発生。
発生時期:夏~秋
傘の表:カサの色は黄褐色~橙褐色。幼菌時はボソボソしたデコボコの表面をしており、成長すると全体にひび割れが出てくる。
     ひび割れの部分からはアカヤマドリの淡い黄白色をした肉が見える。
     その見た目は焼き立てのパンのよう。
傘の裏:菅孔は黄色で上生または離生。
   柄:どこもほぼ同じ太さで、稀に根元部分の方が太いものもある。
     また、表面はカサの色と同じく黄褐色~橙褐色でササクレがツカ全体を覆っている。
   肉:白色~淡黄白色で、ツカの部分とカサの部分の肉の感触が異なっている。
     具体的にはカサの部分はフワッとしていて、ツカの部分には硬さがあります。
 食毒:炒め物など。 アカヤマドリはパスタに混ぜたり、リゾットに入れたりすると美味しく食べる事ができる。
     しかし、虫がつきやすいキノコなのでその点には注意が必要。

MicaKtola in Domaは11/4~9
きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。

こつこつ

今日のきのこはおいしいきのこ。
ナラタケモドキ。
この木、よわってるみたいだね。

あんみつさんの具合はちょっと安定している。
お年だから元気になる、ってことはないんだろうけど。
おとといは急によろけだしたのでびっくりした。
けれどごはんは少しずつ食べてるし
トイレも段差解消のスロープを作ってなんとか。
背骨がごつごつととびでるほどやせてしまった背中をなでながら
死ぬのをじっと待っているような寝顔を見てるのはつらい。
でもよく考えたらわたしもおんなじなんだよね。
みんないつかは死ぬのだもの。
元気なときは考えもしないけれど
みんな死にむかってあるいてるんだよね。
そんなことを考えながらこつこつ版木を彫ったり
下図をつくったり
地道な作業をする3日間であった。

ナラタケモドキ
学名:Armillaria tabescens
科・属:キシメジ科
発生地:広葉樹の枯れ木や切り株、弱った木の根の傍になどに束生。
発生時期:夏~秋
傘の表:表面は繊維状、中央部に鱗片があり、そこから周辺部へ長い条線が見られる。
     カサの色は黄褐色~茶褐色。
傘の裏:ヒダはツカに垂生し、ヒダ同士の間隔はやや広く、
     色は白色~褐色。成熟するとじょじょに赤褐色のシミがでてくる。
   柄:カサと同じく表面が繊維状で、色もカサとほぼ同じ色をしている。
   肉:白色~淡いベージュで、カサの部分は肉が薄く、特徴的な味やにおいは特になし。
 食毒:汁物に入れるとぬめりが出て口当たりがよく、よいだしもでる。
     消化が悪いので過食は禁物。
     熱を十分に通し生食は避ける。
*ナラタケとの大きな違いはナラタケモドキにはツバがない事があげられる。