真夏の初雪


まいにちちょこっとでもよいからなにかスケッチしようと思っている。
けどやっぱりできない日もあるね。

これは朝20分ほどで描いた初雪草。
真夏の雪。

今日は湿気に負けそう・・・
時折つよくなる雨脚、
とつぜんおちる雷
台風らしいお天気にちょっとびびってるけど
仲間はいつもどおりプールに行くらしい。
サボろうかとおもったけど行くか~。

ハツユキソウ(初雪草)

学名:Euphorbia marginata
科名:トウダイグサ科
開花期(鑑賞期):7月~10月
原産地:北アメリカ

クリスマスの頃になると鉢花で出回る
真っ赤な葉っぱのポインセチア〔E. pulcherrima〕 と同じ、ユーフォルビア属の植物。
夏になると、色づいた葉っぱの中に埋もれるような感じで黄緑色の花を咲かせるが、
小さくてあまり目立たない。
白い葉っぱが夏に涼しげ、というところがポイント。
トウダイグサ科は有毒なアルカイドを含んだ植物が多く、
このハツユキソウも葉や茎から出る乳液で皮膚が炎症を起こすこともあるので、
取扱いには注意が必要。

花言葉「好奇心」

MicaKatolaのブログ、アップしました。

もうひといき


秋色の紫陽花をいただいた。
お花をそのままにしておくとこうなるらしいんだけれど
うちはなんかダメなんだよね~。
青と緑と茶色とむらさきといろんな色が微妙に混ざり合っていて美しい。
描き終ってからも花瓶にさしておいたのだけれど
油断するとみつまめくんが引っ張り出して遊ぶのであきらめてドライにした。
すこーし色は褪せたけれどまだきれい。

いたずらっこのみつまめくんだけど
拾ってきた当初よりずいぶんよい子になった。
まだ手のひらに乗るくらいの小さな子猫だったけれど
なんだか気が荒くてよく咬まれた。
拾ってから3日もするとまだちびっこのくせに
ぴょんとベッドに飛び乗れるようになり
遊びつかれて眠るまでところかまわず咬まれた。
目の近くをやられたときはさすがに怖かったので本気で叱ったら
反対の目を襲われた!
まさにちびっ子恐竜、ラプトル!
首をやられたら死ぬ~!
手首もやばい。
でもなぜかやつはいつのまにか首の上にのって寝てる。
苦しい・・・><

叱っても遊んでると思うのかますます張り切ってくるし
目が覚めたらまた咬み始めるのでぜんぜん眠れず
やつを部屋に閉じ込めて寝袋を廊下にもちだして寝たことも再三。
ミントスプレーを体にかけるとお目目をしぱしぱさせて一瞬ひるむけれど
匂いが消えればまたやってくる。
一瞬拾った森の図書館に戻してこようかとおもった。
こんなだから捨てられちゃったのか?
ほかのきょうだいか怪我したとか?
でも本人は甘えているつもりらしかった。
ネットでググッても猫は叱ってはいけない、みたいなことばかり。
咬み返す、という驚きの手段や
天罰を下す!!みたいな難しいことが載ってたけどムリ・・・。
とんでもねー、あたしゃ神様にはなれないよ。

普通に咬むと叱る、時には張り飛ばす
(てゆうかうまく防御すると自分の襲う勢いで吹っ飛んじゃう)
ことにした。
叱る、ってのもあれですよ、熊が逃げたあの声で𠮟るんだから
さすがにこわかったかも。

根気よく続けるうちに咬むのがいけないことだとわかったらしい。
叱られてもまったく気にしない、てゆうかますます張り切るおバカちゃんだったのに
最近はちょっとしょげるようになった。
眠くなると異様にテンションが上がって暴れまわって咬むことがあるけど
ほとんど咬まなくなった。
よし、もうひといき!

それにしても驚くべき身体能力。
今まで飼った猫の中でいちばんの運動神経だとおもう。
成猫よりひとまわり小さいくらいの大きさになったけれど
164cmあるわたしの肩くらいまでは軽くジャンプするし
遊んでいてもスノボのハーフパイプみたいに
ジャンプした頂点でワンアクションあったりする。
はしごを駆け上ってロフトに上がり、駆け下りてくる。
他の猫だと遊んでいるうちに間違ってひっかいちゃうことがあるけれど
みつまめはそれがない。
ぶつかりそうになると一瞬で判断してちゃんと爪をしまうようだ。

先輩猫のカイちゃんがいると嬉しすぎてはしゃぎまわって
カイちゃんが逃げだすことが多かったけど
最近はすこし落ち着いてきたようだ。
こちらの仲ももうひといき。

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おうちから


おわりがけのキツネノカミソリとヌスビトハギ。
先日自転車で背負ってもっていったもの。
お外で描くのとはやはり風情が変わる。

今日は官邸前、熱かったみたいだね。
わたしはぜんぜん政治的活動はしてきていないのだけれど
戦争だけはほんとうにどんなことがあってもいやなので
今回のことはとても気になっていた。
今日は家にいなくてはならない事情があって心で応援。

MicaKatolaの製作もひと段落し、11月の個展に向けて日本画を製作中。
瞬発力の水彩とはまたちがう楽しさがある。
時間をかけてじっくりと。
でも水彩もそこそこ手を動かしておかないと描けなくなってしまうので
短時間でのスケッチをしている。
そろそろ秋のきのこが出ているのではないかと
そちらも気になる。
時間をもっとうまく使えればよいのだけれど。

キツネノカミソリ(狐の剃刀)
学名:Lycoris sanguinea
科名:ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
開花期:8月~9月
分布:本州から九州に生育

ヒガンバナと同様に、花が咲くときには葉がない。
早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草が茂るころには葉が枯れる。
その後に花茎を形成し、花を咲かせる。
キツネノカミソリはお盆ころに、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせ、なにやらご先祖様と因縁のある植物である。
名前の由来だが、これは細長い葉っぱをカミソリに見立てて付けられたと言われている。
なぜキツネと付くのか、キツネが生息するような場所に自生するのか、キツネが使いそうなイメージからなのか、それは憶測の域を出ない。
花の色をキツネの色に見立てた、葉がない状態でいきなり花がにょっきり伸びてくる姿が、キツネに化かされたようだからという説もある。
上ノ入遺跡(神奈川県平塚市)からは、キツネノカミソリと思われる炭化した球根が出土しており、
縄文時代には食用にされていたのではないかとも言われている。
球根は良質のデンプンを含有するが、毒性のある物質も含まれており、普通そのままでは食用にできない。

花言葉:「妖艶」

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真夏のお花


どこも百日紅がきれいに咲いている。
成長が早くて大抵大きな木になっているので
しみじみ近くで眺めることもそんなにない。
お向かいのお宅のをちょきっといただいてモチーフに。
ひらひらの花びらは乙女チックでカワイイ。
線香花火のようにまるっこい付け根からしゅっと出ている。
蕾も花が終わった後の実も
コロンとまるくてカワイイ。

今日は自転車で約15kmはなれた守谷市まで通勤。
キツネノカミソリとヌスビトハギ、ヤブミョウガなどの
野の花を背負って出発!
ほとんどサイクリングロードをゆくので気持ちよいのだけれど
真夏と真冬は少々きつい。
猛烈な暑さはすぎ、今日は強い日差しもなくて
涼しめではあったけれど
湿度が高くて蒸し暑かった!
土手の上の空気はもわんと暑いかたまりと
ひんやりした涼しいかたまりと
まだらになっているよう。
ちょっと前はきっとこの暑いかたまりだけだったのだろう。
涼しいかたまりは川で冷やされたものかもしれない。
利根川をわたる時は涼しかったし。

それにしてもよく汗をかいた。
もう少ししたらもっと運動が気持ちよい季節になるね。

サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ)

学名:Lagerstroemia indica
科名:ミソハギ科
開花期:7月-10月
原産地:中国南部原産

樹皮は褐色で所々はがれて白い肌があらわれ、縞模様になる。
樹皮のはがれた部分はつるつるしているところから、
「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが、名前の由来とされている。
漢字では「百日紅」という漢字を当てるが、これは開花期間が長いところにちなむ。

「散れば咲き
  散れば咲きして 百日紅」
   加賀千代女

花言葉:「雄弁」「愛敬」「不用意」

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キツネさんに雨がふる


目を覚ましたらなんだか涼しいような気がしたので
気になっていたキツネノカミソリの森に出かけた。

涼しい、というのは気のせいだったようだ。
むっと湿度が上がってくる。
あれ?
ぽつぽつと落ちてきた。
でもせっかくここまできたし
お花も終わりがけとはいえ
まだまだきれいだし・・・

そんなかんじで
ぐだぐだで描きはじめたキツネちゃん。
毎年描くお花なんだけど
やっぱりかわいい。
描きはじめて10分ほどで
本格的に降りだした。
大粒の雨。
でも林の中なのでまだ大丈夫。
そのうち木の葉にたまった雨粒が
ぼたん、と落ちだした。

あきらめて片付け
さて帰ろうかとおもったら小降りになってきた。

結局たいした雨量ではなく地面は乾いたまま。
きのこなんてほとんど出ていない。
これでざっと降ったらにょきにょきでてくるのにな。

キツネノカミソリ(狐の剃刀)

学名:Lycoris sanguinea
科名:ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
開花期:8月~9月
分布:本州から九州に生育

ヒガンバナと同様に、花が咲くときには葉がない。
早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草が茂るころには葉が枯れる。
その後に花茎を形成し、花を咲かせる。
キツネノカミソリはお盆ころに、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせ、なにやらご先祖様と因縁のある植物である。
名前の由来だが、これは細長い葉っぱをカミソリに見立てて付けられたと言われている。
なぜキツネと付くのか、キツネが生息するような場所に自生するのか、キツネが使いそうなイメージからなのか、それは憶測の域を出ない。
花の色をキツネの色に見立てた、葉がない状態でいきなり花がにょっきり伸びてくる姿が、キツネに化かされたようだからという説もある。
上ノ入遺跡(神奈川県平塚市)からは、キツネノカミソリと思われる炭化した球根が出土しており、
縄文時代には食用にされていたのではないかとも言われている。
球根は良質のデンプンを含有するが、毒性のある物質も含まれており、普通そのままでは食用にできない。

花言葉:「妖艶」

MicaKatolaのブログ、アップしました。

暑くても


すさまじい暑さはどうやらひと段落?
まだまだ30度は軽く超える気温なのに
涼しくかんじる今日このごろ。。。

この暑さの中、ぐったりしたりかりかりになったりする植物が多い。
けれどこのお花は元気いっぱい!!

暑くっても子猫のみつまめは超元気。
先輩猫のカイちゃんの周りを走り回って
遊んで欲しいものだからちょっかいをだす。
カイちゃんはもうけっこうなお年なので
子猫のテンションにはついていけない。
あちこち場所を変えてもみつまめがついて回るものだから
ついにはお外に出て行ってしまう。
去年は老猫の看病だったのに
今年は子猫のおもり。
あんみつさんがうちにきたのは
いまのみつまめくらいの頃だったとおもう。
もう子猫と呼ぶにはおおきいのだけれど
幼さを残したエネルギーいっぱいのころ。
この子をいつか看取らなきゃいけないのか、とふとおもった。

お盆に入ったね。
あんみつさんも
お父さんも
おじいちゃんおばあちゃんも
みんな帰ってきた。

みんないつかはあっち側にいくのだね。

サルビア・ガラニチカ
学名:Salvia guaranitica
科名:シソ科アキギリ属
開花期:4月-11月
原産地:南米
別名:メドーセージ

ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンなど南米に広く分布するサルビアの仲間。
日本では、本来サルビア・プラテンシスを指す「メドーセージ」の名で流通していることが多いが
これは日本にサルビア・ガラニチカが輸入され始めた頃に
流通業者が間違って名づけてしまったためと言われている。

花言葉:家庭的、普遍愛

おいしい実


いただいたブラックベリーの小枝。
なかなかおいしいものだね。

長野の叔母から送られてきたブラックベリーのジャムは
種が気になるけれどやっぱりおいしい。


土用干ししたうめぼしはあっというまによい感じに乾き
これはこれでおいしいのよねー、とかりかりかじる。
夏ばて気味のからだにムチ打って
プリントに励む今日このごろ。
やっと2柄目、猫柄に突入。

セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)

学名:Rubus fruticosus
科名:バラ科キイチゴ属
別名:ブラックベリー (Blackberry)
開花期:5月下旬から6月
結実期:7月から8月上旬
原産地:米国中部

果実は生のまま食べることも出来るが、多少酸味があるためジャムにして食べることも多い。

花言葉:素朴の愛、孤独

暑さのなかで


暑い・・・
とにかく暑い。
書くのもいやになっちゃうね。

この暑さのさなか、ダンボール3箱につめられた秋物の服と格闘中。

そう、今年の文化村はもろもろの事情でやめたのだけれど
9月の末に縫製のカトラさんとプリントのわたくしのユニット
MicaKatolaの展示会が
池袋西武で予定されている。
それに向けての製作である。

そちらの方の詳細もそろそろアップせねばね。

やっと製版が終わって
明日からプリントに入れそう。


酷暑のベランダで涼やかに実をゆらしている風船蔓。
なんだか今年は元気がよくって
実も大きめ。
一緒に植えているオキナワスズメウリも
なんだか今年はよい感じ。
去年は実が赤く色づく前に冬が来てしまって
泣く泣く緑のままの実をとって部屋に飾っておいたら
じわじわと赤くなってちゃんと種が熟してくれたのであった。

ベランダといえば、梅干の土用干し、今日で2日目である。
いい感じに乾燥してきたぞ♪

そんなこんなであれこれ忙しく
なかなか避暑・・いやいやスケッチにいけないかんじ。
どこかに逃げたいのはやまやまなんだけど~~!

フウセンカズラ(風船葛))

学名:Cardiospermum halicacabum
科名:ムクロジ科
別名:バルーンバイン
開花期:7月~9月
原産地:北アメリカ

属名のカルディオスペルマムはギリシア語のカルディア(心臓)とスペルマ(種子)からなり、
種子に白いハート型の模様があることにちなむ。

花言葉:あなたとともに、飛び立ち

蚊との戦い!


梅雨明けしたかのようなぎらぎらお天気。
まだ紫陽花をアップしてなかった!

うちの額紫陽花のなかでもお気に入り
淡いピンクが美しい。
お花のひとつひとつが大きくて描きやすいのも魅力。


山百合が咲き始めたのでいつもの場所に通っている。
前回までは涼しくて快適だったのだけれど
今朝はものすごい暑さだった。
早朝は暑い日であっても林の中は涼しいもの。
ところが今朝は6時からもうむっとしていて
描きおわった頃は汗だく。
湿度がすごかった!
あと藪蚊ね。
蚊対策として、いちばんよいのが蚊取り線香だとおもうのだけれど
それが効きだすまで2~30匹ほどにわんわん囲まれる。
効きだしても油断禁物で
ジーンズの上からや軍手の上からも刺される。

とりあえず今年は3枚書いたからよしとしよう。
明日からはまた引きこもって本画にかかりまーす!

ヤマユリ(山百合)
学名:Lilium auratum Lindl.
科名:ユリ科ユリ属
開花時期:7~8月
分布:日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布。
別名:鳳来寺百合(ほうらいじゆり)
花言葉:荘厳、威厳 人生の楽しみ 純潔、飾らない愛

お目当ての


カタクリが見たくて出かけた新潟。
ちょうど見ごろで
山の斜面一面に咲いていた。
うちの近所だと大事に植えられたものしか見られないけれど
ここでは雑草のように足の踏み場もないほど咲いている。
そばにはひょろんと種から芽生えたてのや
まだ葉っぱが一枚しかないもの
逆に一株から何本も花芽をだしている大きな株など
いろんなステージのカタクリがあった。
スケッチのはけっこう年季が入ってそうだね。

今朝はうっすらと日が差していたので
自転車通勤したかったのだけれど雨予報。
電車で行ったら予報どおり降りましたな。

明日は朝から雨予報。
おうちでゆっくり製作しましょ。

カタクリ(片栗)
学名:Erythronium japonicum
科目:ユリ科カタクリ属
別名:古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。
開花期:4-6月

早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。
地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、
群落での開花期間は2週間程と短いため
ニリンソウなど同様の植物とともに
「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。
種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており、
アリに拾われることによって生育地を広げている。
発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、
2年目から7-8年程度までは卵状楕円形の1枚の葉だけで過ごし、
鱗茎が大きくなり、2枚目の葉が出てから花をつける。
毎年少しずつ鱗茎に養分が蓄積され
発芽から開花までには7-8年を要する。
開花初期は開花と結実がある有性生殖と結実がない無性生殖を繰り返し、
個体が大きく成長した後は複数年に渡り開花が継続する。
カタクリの平均寿命は40-50年ほどと推定されている。

花言葉:「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」