可憐だけど丈夫です!


オオキンケイギクが今年も裏の空き地で元気に咲いた。



このお花はやせた土地でも丈夫に育ち、カワラナデシコなどを駆逐してしまうので
植えたりしてはいけないらしい。
でもとってもかわいい、元気をくれるお花。
一緒に咲いてる青いお花はシノグロッサム。
シナワスレナグサともいうらしく、たしかに大きなワスレナグサといった風情。
まぶしいように青い青いかわいいお花。
このお花がいま、お庭一面を青に染めただけではあきたらず、うらの空き地にまで進出してる。
青好きのわたしとしては幸せだけど、こっちのほうが河原に進出したら大変だったりして。

青いお花


矢車草も好きなお花のひとつ。



これもいろんな色があるけど、やっぱり青がすき。
母も青いお花が好きなので、いまうちのお庭は青でいっぱい。
ぼちぼちあじさいも咲きはじめた。
残念ながらうちの土のせいなのかきれいな青にはならないのだけど。

リベンジ!


「ナルコユリのムース、2層にしたら境目が凸凹になっちゃったんだけど…だめかな?」
「それってどうなの?」
「….ミーさんとかにみせるのははずかしいかんじ。」
「本に載るとずっとのこるんだよ」
プールでOさんに言われてしまった。
確かにそれは一生の恥だ。
はい、作り直します。

じつは母にも「味はいいけど野菜くずがうかんでるみたい。きれいじゃない。」と酷評されてた。

うき~!見目うるわしく作ってやる~~!!



というわけで、作りなおしたのがこちら。
チョコムースの味はナルコユリのかおりとよくあってたものの、
見た目がいまいちだったので抹茶ムースのみどりいろと合わせてさわやかに。
下はミルクムースで2段になってる。
ナルコユリだけだと地味なので、前に作ってあった菜の花とムラサキハナナのシロップ煮を
ゼリーにしたものの上にアップルミントの葉とともに浮かべてみた。
おしゃれにワイングラスに入れたりして…。

粉ゼラチン 5g
牛乳  100cc
生クリーム 100cc
砂糖    大さじ4
卵白    1個ぶん
抹茶    大さじ2

粉ゼラチン 2g
お花のシロップ煮(水でも可)60cc
レモン汁  半分ぶん
(シロップ煮を使用しない場合、砂糖を適量)
ミントの葉、ナルコユリの花 適量

1.ミルクを沸騰直前まであたためて砂糖と少量の水でふやかした粉ゼラチンを溶かす。
2.氷水におなべごといれてとろみがでるまで冷やしてかるく泡立てた生クリームと合わせる。
 泡立てた卵白も泡をつぶさないように混ぜる。
3.2を半分にわけて片方に抹茶を入れる。
4.グラスにミルクムースを入れて冷蔵庫ですこし冷やしてから抹茶ムースを入れる。
5.花のシロップ煮をあたため、少量の水でふやかした粉ゼラチンを溶かし、レモン汁を入れてから冷ます。
6.4に冷めた5を注ぎ、ミントの葉とナルコユリをかざって冷やしてできあがり!

抹茶味もナルコユリと合う!
ほんのり甘く香りのよいナルコユリ、ぜひお試しくだされ。
ちなみによく似たアマドコロは苦いらしい。
同じくよく似たホウチャクソウには毒があるのでご注意!
ホウチャクソウは花びらが分かれてるので見分けられるとおもいます。



こちらは先日作ったお花たちの砂糖漬け。
左からウシハコベ、カキドオシの葉(花はぺたぺたと溶けてしまった!)ナノハナのつぼみ、ムラサキハナナ。
こちらがどう変身するかお楽しみ!

1.卵白1個分に水大さじ2を入れてそっと混ぜたものにそれぞれのお花をくぐらせる。
 (ウシハコベとナノハナのつぼみは重曹を少量入れた湯にさっとくぐらせてから)
2.1にグラニュー糖をまぶして乾かしてできあがり!
*すぐに湿気を吸ってぺたぺたするので冷蔵庫で保管する。

ちなみに今日の写真はO先生です。
さすが、きれい!

青がすき


私の大好きなお花のひとつ、ニゲラさん。



よくみると一重だったり八重だったり、色も微妙にちがう。
やっぱり青いのがいちばん好きなのだけど、うちのお庭のはなぜか青が少ない。

お部屋に飾るために青を選んで切ってて気がついた。
そうか、毎年こうやって青ばっかりとっちゃうから青のニゲラの種が少なくなっちゃうのかも!

あまいかおりの


ナルコユリが今きれい。



理科大にあるこういうお花はみんなナルコユリだとおもっていたけれどよく見たらちがう。
アマドコロ、ホウチャクソウ、の順番で咲き、最後にやっとナルコユリがきた。

そう、昨日写真で食材としてアップしたあのナルコユリ…。
今日ムースを作ってみたのだけど、今回はあまり自信がない。
ナルちゃん入りレモンゼリー、チョコムース、ヨーグルトムースの3層にしたのだけど、
なんか…境界線がまっすぐじゃないような…凸凹してるような…。
わたしの雑さがでてしまったかも。

写真がアップされなかったら何も聞かないでそっとしておいてくださいね…。

お花を食す!


「おねがいがあるんだけど…。花でスイーツつくれないかな?」

プール仲間のOさんはこのたび、野の花の図鑑を出されるそう。
その巻末にお花のスイーツのコーナーをつくりたいという。
ご本がでるのもすごいけど、そのアイデアもすごい!

お菓子をつくるのは好きだけど、お花を使ったことなんてない。
ふたつ返事しちゃったはよいけれど、まずはいろいろ調べてレシピを考えなくては…。
花の選定はまかせて、というOさんから後日わさっと袋に入ったお花を渡された。
わざわざ日光方面まで行ってとってきたという。
さすが!その辺のはわんちゃんのちーちーがかかってそうだものね。



とりあえずおもいつくのがゼリーで固めたらきれいかな、ということ。
レアチーズケーキのうえにレモンゼリーを流して菜の花とムラサキハナナを。

ビジュアル的にきれいならいいと言われたけれど、おいしくなきゃしょうがない!
下のレアチーズケーキはフィラデルフィアのクリームチーズの箱にあった作り方を参考に少しアレンジ。
まえにその作り方で作ったらとってもおいしかったのでそこは大丈夫なんだけど、問題はお花の味….。
菜の花はすこし苦みがある。ムラサキハナナはハナダイコンともいわれるだけあって大根の味が口に残る。
それを心配したけれど、レモン味とチーズケーキの濃厚さでまったく気にならなかった!
これは成功だ~!

*径18cmの型1個ぶんのレシピ

ビスケット  8枚ほど
バター    40g

クリームチーズ  220g
サワークリーム   50g
ヨーグルト    150g
グラニュー糖    60g
レモン汁    大さじ1
粉末ゼラチン    5g
水(ゼラチン用) 50ml

食べられるお花  適量
レモン汁    1/4個ぶん
粉末ゼラチン    3g
水       100cc
グラニュー糖   10g

*粉ゼラチンは各分量の水でふやかしておく。
 バター、クリームチーズは室温にもどす。
 花はがくの付け根から切って洗い、水気をよくとっておく。

1.ビスケットをビニール袋などに入れて砕き、室温に戻したバターと混ぜ合わせて型の底にしきつめる。
2.レンジで20秒ほど加熱したクリームチーズとグラニュー糖をボウルに入れてよく練ってなめらかにし
 サワークリーム、ヨーグルト、レモン汁、レンジで約30秒加熱して溶かしたゼラチン
 の順で加えてその都度よく混ぜ合わせる。
3.1に2を流し入れ冷蔵庫へ。
4.ふやかしておいたゼラチンにグラニュー糖を加え、弱火であたためて溶かし、
 レモン汁を加えて沸騰前に火を止め、室温くらいまで冷ます。
5.固まりかけた3に4をしずかに流し入れ、花をゼリー液の下に沈むようにきれいにさしこんでゆく。
 冷蔵庫で2~3時間冷やし固めてできあがり!



カキドオシは紫蘇科だそう。
かじってみたらレモンバームににたさわやかな味がした。
レモンゼリーにとじこめて自家製ユスラウメ酒のゼリーと2層にしてみた。
2層になってるところがよくわからない~(ToT)
それはともかく、くせのある甘さのユスラウメ酒の味が
レモンとカキドオシのぴりっとしたさわやかさでひきしまって予想以上のおいしさだった。

*プリン型8個ぶんのレシピ
カキドオシ  適量
粉ゼラチン   5g
水      200cc
レモン汁   1/2個ぶん
グラニュー糖  20g

粉ゼラチン 10g
果実酒   100cc (ここではユスラウメ酒を使用。梅酒、ジュースでも可)
水 300cc
レモン汁  1/2個ぶん

*粉ゼラチンは分量の水でふやかしておく。
 カキドオシは洗って水気をよくきっておく
1.ゼラチンと水にグラニュー糖を加え、弱火で煮とかしてレモン汁を加えて
 沸騰前に火を止めてあら熱をとる。
2.型に1/3くらいまで注ぎ、カキドオシを下側にきれいな方が向くように並べて
 冷蔵庫で冷やす。
3.果実酒を沸騰させてアルコールをとばし、火を止めてゼラチンを溶かし
 レモン汁を加えて室温くらいまで冷ます。
4.固まった2の上に3をしずかに注ぎ、冷やし固める。

それにしてもおどろいたのがOさんの写真テクニック!
これは私が撮ったものだけど、Oさんのライティングをそのままつかわせてもらっちゃっただけでこんなにきれいに撮れた。
ご本に載る写真はもっとずっとすてきなんだろうな。



のこった菜の花をシロップ煮に。
これは何にしようかな。

さらにのこった菜の花のつぼみとムラサキハナナは砂糖漬けにしてみた。
これも何かになる予定…。



そして今朝とどいたアザミをシロップ漬けに。
はじめ、重曹で煮たらなんと青くなってしまった!
あわててこんどはお酢で煮たら赤にもどった。
…不思議だ。
それでもなんだか固くって食べにくそうなのでレモンと砂糖で作ったシロップにつけてみた、というわけで…。
どうなるかお楽しみ~。



こちらはナルコユリ。
よいかおりでほんのり甘い。



これなあに?
あんみつくんも興味しんしん。

あつい~


暑いとあんみつはかわいそう。



だいぶお年なので今年の夏はつらかろうと思うと頭が痛い。
クールマットはきらいだし、涼しい一階はほかの猫たちがいていやみたいだし、
いつもうだるような私の部屋でぐったりとしながらも耐えている。
見かねてクーラーなど入れるのだけど、わたしがクーラーいまいち苦手なのでこまる。
今からこんな暑くってどうしましょうね、あんみつちゃん。

こもってます


おとうとがたけのこ掘りに行ってきた。



長いのでスケッチブックを開いた状態で。

今日は久しぶりにおうちにこもった。
刷りかけのまま一週間経ってしまった版画をじっくり仕上げた。
これから京葉銀行に来月から飾らせていただく絵の選定&リスト作りをしよ。
気になってたこと、やっと片付けられそうでうれしい。
そして土日はこの前、下地を作った絵を描きはじめるんだ~♪
うれしいな。

ぶんぶん


これは野アザミ。
みつばちさんがぶんぶん集まってきてた。



そういえばみつばちさんが不足しているそうな。
はちみつも果物も大好きなわたしとしては気になるところ。
働かせすぎちゃったのだろうか?農薬?ウィルス?
いろんな原因が考えらるみたいなのだけれどよくわかっていないのだそう。
あらためてまじまじと見つめる。
意外と触覚がながい。
花粉をいっぱいくっつけた脚がかわいい。
せっせとひとときも休まず蜜をあつめて花から花へ。
かわいい働き者たち。

幼なじみ


シロツメクサさんには子供の頃よく遊んでもらったっけ。



花かんむり作ったり、四ツ葉のクローバーさがしたり、葉っぱずもうしたり。
幼なじみのかなちゃんのことをおもいだす。
そういえば北海道の植物はみんなここのよりもひとまわりくらい大きかったような気がする。