4月の雪は


今朝はびっくりした!
たしかに、夜中に雪の降る音がした。
でもでもこんなにのこっているとは!

あっという間に消えた淡雪ではあったけれど…


ちょっと前のスケッチ。
ベランダで育てていて冬中楽しみにしていたアネモネが
入院中に咲いてしまった。

退院してきたときもまだ咲いていてくれて、とってもうれしかったのだけど
もうちょっと前のほうがきれいだった、と母は言う。

見かけによらぬもの…


つめたい雨の中、お庭の木瓜が咲いている。
今日はまるで冬のよう。


木瓜の花びらはくるんとまあるくってかわいらしい。
葉っぱもなんだかまるっこい。
だからまあるくかわいい実がなりそうなものだけれど
ごつごつとした不細工な実がなる。

去年の秋、初めてお酒に漬けてみた。
かたい実を包丁で割ると梨のような、かりんのような、
なんとも甘くさわやかな香りがした。
氷砂糖とホワイトリカーにつけてそろそろ半年。
もう少ししたら味見しなくちゃね。

パン大好き♪


いかにも絵画教室のモチーフ、ってかんじでしょ?
そのとおり!
今日のいしど画材での教室のモチーフです♪

食べ物をおいしそうに描くのって意外と難しい。
影の色に寒色(青系のいろ)を使いすぎないことがポイントでしょうか。


入院中、パンは1週間にいちど、木曜の朝だけだった。
給食で出たようなうすっぺたい食パンに、マーガリンと
何のジャムだかわからないような薄茶いろしたジャムが付く。
それがおいしいんだ~!
ごはん派で、あまりパンは食べなかった私が
退院してからすっかりパン好きに。
だって、パン屋さんで買うパンはほんとうにおいしいんだもの…♪

みちくさ


最近は移動にバスを使う。
意外と最近はバスが充実しているもよう。
新しくうちの近くにもバス停が!
車高が高いので景色がよく見える。
いつもとちがう風景を楽しみながらのんびり移動。


バス停からうちまでは元気な脚ならちょっとの距離だけど
杖つきながらだとちょっぴり遠い。
今日は幸いぽかぽかお日様とちょっとひんやりした風がきもちよかったので
ゆっくりゆっくり歩くのもよいかんじ。
文字通り道草つみながら。

ちいさなお花屋さんから


今日は初夏みたい!
少し歩いたら汗だくに…。
新緑がきれい!
明日から寒いというのはほんと?



うちの近所に「ちいさなお花屋さん」というとてもかわいらしいお花屋さんがある。
売っているお花が独特で、センスがよくって、通りかかるとついついのぞいてしまう。
入院中にそのお花屋さんで妹夫妻が買ってきてくれた花束。
野の花っぽい可憐なお花たち。
病院はあったかいのですぐに傷んでしまう。
手術の前日だったけど夜更かしして描いた。

週末は


しとしと冷たい雨がふる。
昨日は初夏のようだったのに。
今年の桜はおわりかなぁ。
来年はもっといっぱい描けるといいな。


とはいえ、土曜日はお友達が近所のお花見スポットに連れ出してくれた。
満開をとおりこしてはらはらと散り始めた桜もまた格別!
彼女も毎年桜の季節はあちこちまわるのに忙しい、という。
私も桜の季節は忙しい、のだけど一カ所からほとんど動かない。
今回はほんとうにいい場所を教わった。
今年は歩くので精一杯だったけど来年はスケッチできたらいいな。

日曜日は絵手紙教室!

前回は骨折&入院のためいしど画材の加藤先生に代わってもらってしまった。
ほんとうに方々にご迷惑おかけしました~!

今回は長い葉書に野の花を!
家族やら友人やらに協力していただいて集めた
ナノハナ、オオアラセイトウ、ぺんぺん草、スミレ、ヒメオドリコソウ 等々…
描いていただきました。
残念ながら、見本に使ったアマドコロのお花にはまだちょっと早かった!

次回は絵墨、という染料の入った墨を使って描きます。

しまった!見本をスキャンしておくのを忘れちゃった!
なのでブログには載せられませんが、よろしくおねがいいたします。

身近に


うらの空き地に咲くすみれとヒメオドリコソウ。
桜を描きに行けないけれど
身近にも描くものはいっぱいある。


ここのところ、やっとすこしずつ出歩くのも楽になってきた。
装具をつけて歩ける、といっても
歩くのは痛くてゆっくりゆっくりしか歩けなかった。
脚をずっとおろしておくとむくんで、ますます痛くなった。
今日はだいぶんすいすい歩いているし
帰ってからもまだいろいろ動ける。

いろんな方の親切にも触れる。
気を使ってくれたり席をゆずってくださったりする方は
たいていご自分や家族が怪我したことがある方。

ー女房がね、やっぱりスキーで結婚式の直前に骨折したんだよ~。
 式?3ヶ月後に延期したよ。

ーテニスでアキレス腱やっちゃってさ、あれはすごい音がするね。
 ギプスで固められちゃったんだ。
 仕事は近くのホテルに泊まってそこから通ったよ。

元気だったらすたすた電車に乗って移動、知らない人とお話するなんてめったにないのにね。

あたらしいことは


いつも行く運河の土手。
ここにはつくしもよもぎもいっぱい出る。
そこの田植えの時期の水鏡を見るのが好きでよく行く。

絵具をたらしてたらあの水鏡の風景に見えてきた。


片足生活だと絵を描くためのお水を汲むのに苦労する。
普段はバケツにたっぷり入れて平気で持ってこれるけれど
蓋付き容器に入れてペットボトルにも入れて運ぶ。

そんなだから、膠をおなべで湯煎にかけたものを持ち歩くのはちょっといやだ。
これを機会にアートグルーを使ってみることに。

日本画を描かれる方ならご存知かとおもうけれど
新しい「膠」アートグルー。
前々から興味はあって買ってはあったのだけど
使うのになんとなく抵抗があった。
日本画で使う三千本膠は濃度の調整やら溶き方やらいろいろむずかしい。
濃すぎたら割れるし薄すぎたらはがれる。
冬はすぐに固まってゼリー状になってしまうし、夏はすぐに腐って使えなくなる。
そんな膠と20年くらいおつき合いしてきてやはり愛着がある。
腐らない、固まらない、盛り上げも簡単、割れにくい、はがれにくい
そんなすばらしい新しい画材でいままで苦労してきたことがいとも簡単になってしまう…
単純に考えればさっさと乗り換えた方がいいにきまってるのだけど
なんとなく抵抗があったのだ。

まだ下塗りしかしていないけれど…なんてすばらしいんだろ!
膠ではありえない粘り。
かなり厚塗りしたけどきっと割れないだろう。
膠ならこんなにいっぺんに厚塗りしたら割れるとおもうけど。

ちょっとこれから制作が楽しくなりそう♪

ありがとう!


病院の窓からおおきなコブシの木がたくさんお花をつけてるのが見えた。
コブシは大好きで毎年必ず描いている。
いつも行くあそこには今ごろたくさん咲いていることだろうな…。

残念だけど今年は行けない。

あきらめてたら友達が持ってきてくれた。


わぁい!ありがとう!

だけど病院はあったかい。
翌朝にはこんなに開ききってしまった。


意外と香りが強い。
お外で描くのとはまたちがう発見。

そんなにすぐには…


こどものころ、よくアドバルーンをみたとおもう。
最近は減ってるのだろうか?
近所にはAコープしかお店がないような田舎で育ったせいか
アドバルーンがのぼってるようなデパートがやたらうれしかった。

なんとなく楽しいイメージ。


こども、といえば甥っ子Bくん。
退院してきたらさっそく、「ケーキちゅくろ!」だって。

今はね、あんよ痛いから治ったら作ろうね。

見せて!

傷を見せるとうわ~っという顔をして納得。
でも翌日には

治った?

まだだよ。

見せて。

…うわ~!

毎日それを繰り返してる。