お天気のよい日は自転車で

またまた今日も野葡萄さん。

今日はほんとうに気持ちのよいお天気だった。
今日は病院で検査の日。
2時間くらい待たされるのだけど
病院の中にいるのがもったいないような素敵なお天気だった。

くるぶしはあいかわらず頑固にくっついていない。
まじめにベッカムと同じ治療をしなくては。
つい忘れてしまうことが多いのだ。


あんまり気持ちがよいので、柏に行く用事があったのを
自転車でいくことにした。
怪我して以来、初めて自転車で遠出。
よい汗かきました~!

かぼちゃをたくさんいただいた。
そうだ!またかぼちゃのデザートを作ろう。
というわけで作ったのがこちら。


皮が白い、ちょっとめずらしいかぼちゃで作った。
いつもの濃いグリーンの皮のかぼちゃにくらべて
水分が多くてなめらかなかんじだった。
なので裏ごしもいつもよりずっと楽だった。
仕上がりも口当たりがなめらかで甘みもあっておいしい♪
ブランデーを少したらしてシナモンもふってオトナな味に。ふふふ。

ゆりかごらしい

またまた描いてしまった、野葡萄さん。
昨日見に行ったら色づいた実がふえていた。

色づけるのはタマバエの幼虫らしい。
穴があいているものはもう成虫になって出て行ったあとだということ。


今お部屋に飾っているこの実から
いつかタマバエが出てくるのだろうか?
実を割ってみる勇気はちょっとない…。

紫の君

お庭の紫式部が今年も豪勢に実をつけた。
十二単さながら重たそうに枝をたらしている。

その辺の林で見かけるのはもっと実が少なくて
いとおかし、なかんじなのだけど…。


まだ色づいてからいくらも経っていないと思うのだけど
もう熟した実がぽろぽろおちていて
地面を紫色に染めている。
ここから大量の芽が出てきて抜くのが大変なのだと母はこぼす。

なかなかにしたたかなお方なのだ。

今週は雨が多いらしい

このところ天気予報がぴたりぴたりとあっているみたい。
昨日はどんより天気からぱあっと晴れた。

版画を彫っていたのだけど
彫らなくちゃなのだけど
こんないいお天気だと…うずうずうずうず….

ええい、と彫刻刀を置き
自転車でお外へスケッチに。


やっぱりきれいに咲いていた。
秋のちいさなお花たち。

田中一村さんもこういった野の花をたくさん描いていた。
スケッチの量は半端じゃない。
鳥も好きだったらしく、たくさんスケッチしている。
あんなにめまぐるしく動くものをどうやって、と思うような詳細なスケッチ。
脚のつくり、羽のつき方、鳴くときの表情…。

天才、神童、と言われたひともあんなに努力してるんだものね。

凡才、もっともっとがんばらねば。

森の珊瑚

こちらはサンコタケという変わったきのこ。
仏具の三鈷杵にかたちが似ているのでこんな名前。


もとになったスケッチがこちら。↓
ほんとうにこんなかたち、こんな色。
ちいさな珊瑚みたいだった。
ちなみにこれは7月にしたスケッチ。


お出かけが続く

先日スケッチしたキイボカサタケを木版画に。


昨日はお彼岸。
家族でお墓参りに。
ものすごい雨がバケツをひっくり返したかのように降ったかと思うと
ぴたり、とやむというあまりお墓参り日和ではなかったけれど。

午前中にプールに行きたい、というBくんと
ひとしきり水遊びをしてからゆっくり出発。
祖母が生前買ったお墓はうちから車で小一時間かかるちょっと不便な場所。
なぜそんな遠いところに買ったのかよくわからないけれど
方位とかにやたら詳しかった祖母がいろいろ検討した末に決めた場所だから
きっとなにかいいんだろう。
途中でお昼を食べたりしてやっとついたら
不思議なことに雨はぴたりとやんだ。


今日はこちらの田中一村展へ。
画集でしか観たことのない彼の絵。
いつか本物が観たい、と思っていた。

千葉市美術館は初めて行ったのだけれど立派な建物!
川崎銀行だったというこのハイカラな建物は昭和2年に建てられたものだという。


もっと早く行きたいと思っていたのに
こんなにぎりぎりになってしまった。

…やっぱり混んでいた~!!
私が観たかった絵は黒山の人だかり。
おまけに図録も売り切れてしまっていた。

図録は後日送ってもらえるよう、手続き。
重いのをもたなくてすんだのはかえってよかったかもしれない。
それにしても今日のお出かけは寒かったなぁ~。

そしてこちら↓はお知らせ~。
先日、二人展でご一緒した森岡先生が荻窪で個展をされます!
このハガキに使われている絵、「カンタービレ」とても好きな作品です。




お近くの方、ぜひ!

久しぶりの映画館

あまりの暑さにだらりんとしているあんみつちゃん。
この暑さは今日で終わるというけれど
ほんとうかな?


今日は病院にいく前に映画館へ。
「借りぐらしのアリエッティ」を観てきた。
ジブリの映画は好きでずっと観てきたのに
ハウルの動く城とポニョを観はぐってしまっていた。
TVでみてしまうと、やっぱり映画館で観たかった!とおもう。

期待通りの美しい映像とよいストーリーだった。
満足、満足!

おみやげ

連休中に山にいってらした方からのおみやげ
チョウセンゴミシ。
現場で見たらきれいだっただろうな~。

そういえば去年集めてお酒に漬けたんだっけ。
どうなったかな?


今日はNHK文化センターの「野の花を描く」の日。
お昼休みに外を歩いてたら
元いしど画材スタッフYちゃんにばったり!
私のなかでは10代~20代の頃のイメージが抜けない。
きりりとしたきれいなお目めもかわいらしさもあいかわらずの彼女も
お子さんはもう6歳だという。
「わぁ、おねえさんのままだ~」
と言われてしまったけれど…

いやいやいや、もうおねえさんはきびしいでしょ。
きっと彼女のなかでも20代の私のイメージが抜けていないにちがいない。

1~2cmくらいの大きさです

ムーミンに出てきそうなちいさなちいさなきのこの集団。
草むらにそっと生えていた。
へらたけ??かな?


そろそろ来年のカレンダーの原画を描かなくちゃ、と
ゆうべ下地を作った。

11月の絵手紙講習会の見本もまだできていない。
こちらは卯年の年賀状。

暑さがやっと落ちついて
一息ついたと思ったら
もう年末の準備。

がらにもなくクラシック

かわい~!
こけもも??

美味しいものかと思ったら
湿布みたいな味~!
ぺっぺっ!!

白玉の木、というらしい。
そういえば植木鉢に入って売られてるのを見たことがある。
ピンクのもあった。
これはほんのりピンクがかった白。


きのうのクラシックのコンサートは
有名な曲ばかりで、しかもテーマごとに曲を構成、解説つきだったので
初心者でもわかりやすいものだった。

たとえば2曲目のメンデルスゾーンの「イタリア」
雨ばかり祖国から初めてからりとお天気のよいイタリアに出てきたときの感動を描いた曲、といわれると
行ったこともない明るいイタリアの空気に触れたような気になってしまう。
5曲目のブラームス 交響曲第3番ヘ短調 第3楽章は
28歳年下の女性との結婚をあきらめたブラームスが想いを込めて書いた曲なのだそうで
悲しい苦しい思いがこんな甘美な曲に昇華するとは…音楽ってすごいと思った。
オペラの序曲では宮廷のうわさ話やひとびとのざわめきなんかも音楽で表現。
色もかたちもなんにもないものから創っていくってどういうことなんだろう。

席がいちばん後ろのいちばん隅っこだったせいもあるのかもしれないけれど
聴いて鳥肌がたつ!みたいなかんじではなかった。
音のよいCDでも聴くようななめらかな安心感。
正直、はじめのほうはあまりの心地よさにうとうとしてしまった。
けれどこの繊細な音に耳が慣れてくると聴こえ方が変わってくる。
きのこ採りのときに似ている。
枯葉のあいだから一本のきのこを見つけるときゅうに眼が見えてきて
今まで見えてなかったそのまわりのきのこが見えだす、みたいな感覚。
まとまったなめらかな流れだったもののなかのちいさな音を耳が拾いだすと
それに呼応したいろんな音がきゅうに聴こえだす。
大雑把にしか聴こえていなかった音たちが細かなレース編みのような緻密さでせまってくる。
そうなってくると眠気もなくなった。

休憩をはさんだ後半。
テーマは「官能」と「ユーモア」。
オッフェンバックの「カンカン」(わたしのなかでは運動会の曲)
もう音が聞こえ始めてたときだったので
もりあがるところでシンバルの連打がずれるのが気になってしょうがなかった。
そのあとのピアソラは本当にがっかりした。
今回テーマがこうだったから演奏したけど、
ふだんこういう曲はあまりやらないのかもしれない。
でもそのあとのワルツとか交響曲とかはすばらしかった。
楽しかった♪
もっといろんなものを聴きたいなぁ。
Mちゃんにジョンのチケットとってもらえばよかったかなぁ。
まだ飛んだり跳ねたりはできないんだけど。

ヨーロッパの方とおぼしき方々も聴きにきていて
女性はドレス、男性はジャケット、ときちんとした服装をしていた。
なんだかかっこよかった。
日本人は女性はきちんとした服装の方がほとんどだったけれど
男性はラフな服装の方が多かった。
ジーンズの人も見かけた。
文化のちがい…?
底が薄い靴やかかとの高い靴がまだはけないので
仕方なくスニーカーで行ってしまった私には何も言えないけれど…。

久々に行った渋谷は土曜だったせいもあるけど
人が多くて多くて
帰ってきてほっとした。