小鳥のように


お庭が青く染まってる一因、千鳥草。
小鳥のかたちのつぼみ、なんとも可愛い。

下のほうの妙なヤツはニゲラの種。

シナワスレナグサやらムシトリナデシコなど
もしゃもしゃ生えてる中にあります。

昨日の朝、急に扁桃腺が腫れた。
喉が痛いだけで全然たいしたことはないのだけれど
これは休め、というからだからの指令。
ここで休まないと熱が出たり咳が止まらなくなったり
いろいろ不調が長引いてやっかいなことになる。
一日もったいない、と思うのだけれど
ここを休んだだけですっかりよくなることが常なので
思い切ってギャラリーめぐりの予定も
描きかけの絵も
毎晩行くプールも休んで寝てしまった。
MicaKatolaのイベントのあと
まったく休まずお仕事、お仕事の終わった足で日光
帰って来て翌日またお仕事、プールもほとんど休まなかったし
日本画の製作も始めてた。
我ながら体力ついたな~と思ってたんだよね。
あんまり疲れてる自覚はなかったんだけど
やっぱりだめか~。
へなちょこはへなちょこなりに加減しないとね。

でも1日眠ったらすっかりよくなったので
また今日からぼちぼちがんばりま~す!

チドリソウ(千鳥草)
学名: onsolida ajacis
科目:キンポウゲ科
別名:飛燕草 ラークスパー
開花:5月-7月
分布: ヨーロッパ南部原産。地中海地域から中央アジアに分布する。
和名ではヒエンソウ属であり花姿から飛燕草の名を持つ。
英名の「ラークスパー」は、花の後ろに突き出た距をひばりのけづめに見立てたもの。
花言葉:「底抜けに陽気」「晴れやかな心」

よりすぐりの桑の実で


今日はなかなかよい雨が降った。
植物たちが活き活きしてる。

今日は梅雨入りするまえに収穫したこちらをアップ。
まずは収穫!だったのでスケッチ始めたのが夕方で
描いてるうちに日が暮れてしまった。

今年初めて気づいたのだけれど、桑の実は木によって味がちがう。
なんとおなじ木でも枝によっても味がちがう!
意外と立派でたわわに実ってる枝よりも
チョイ少なめの枝のほうが味が濃くって甘かったりする。
いつももぎに行く川原には真桑の木がたくさんあるので
味見をして美味しい枝から完熟のだけを集める、という贅沢なもぎ方。
しかも帰ってすぐにもぎたてをジャムにした。
ご想像通り、おいし~い!

フルーティーな独特の味。
わたしはこうしてヨーグルトにかけたり
パンにつけたりするのだけれど
見た目がちょっと虫っぽいのと
生の実を食べたことのある方はご存知かとおもうのだけれど
ちょっとぬるっとするでしょ?
あれがジャムにするとちょっとだけ糸をひくようなかんじになるので
いまいち家族に評判が悪い。

ところが・・・

パウンドケーキに混ぜ込んで焼くとみんなよろこんで食べてくれる。
口当たりもしっとり、香りもほんのり。

わたしはさらにジャムもかけちゃうもんね~。
甘さ控えめにしてあるのでちょうどよいよ。

・・・だれですかっ?!王蟲だなんて言うのはっ!!

*桑の実ケーキレシピ*

バター 100g
砂糖(わたしは花見糖を使用。茶色いやつ)60g
たまご 2個
アーモンドプードル 40g
米粉、小麦粉半々合わせて75g(なければ全部小麦粉でも)
ベーキングパウダー 小さじ半分
レモン汁半個ぶんほど
レモンの皮少しだけすりおろす
桑の実ジャム(汁を切って)90g

桑の実ジャムの汁+ブランデー少々 適量

室温にしたバターをクリーム状に混ぜて砂糖を加える。
よく混ざったらたまごを1個入れ、よく混ざったら
アーモンドプードル、粉の半分、レモンの皮、
レモン汁、桑の実ジャム、もう一個のたまごの順にいれ
泡だて器でよく混ぜた後、残りの粉を加えてゴムべらで切るように混ぜる。
クッキングペーパーをしいた型に流し、
真ん中に切れ目を入れて160℃のオーブンで45分焼く。
焼けたらすぐに桑の実ジャムの汁とブランデーを混ぜたものを
適量かけてから冷ます。

たまたまうちにあった米粉を使ったら
もちもちしておいしかった~!
レモンをいれないと黒っぽいケーキになるのがおもしろい。
いろいろ試してこのレシピに落ち着きました。
試食させられた方々、ありがと~。

ぜひお試しあれ!

あ、ジャムは甘さ控えめ、実の30%ほどのお砂糖で作ってます。
煮すぎないのがポイントでしばらくお砂糖をまぶしておいて
煮るのは15分くらいかなあ・・・
様子見ながら作ってみてくださいね。

マグワ
学名: Morus alba
科目:クワ科クワ属
別名:クワ カラグワ
 実:6月-7月
分布: 中国原産で養蚕用に植えられ、各地で野生化。
果実は桑の実、どどめ、マルベリー (Mulberry) と呼ばれ、
地方によっては桑酒として果実酒の原料となる。
その果実は甘酸っぱく、美味であり、
高い抗酸化作用で知られる色素・アントシアニンをはじめとする
ポリフェノールを多く含有する。
花言葉:「知性」「わたしはあなたを助けません」←なんという花言葉!!

雨を待って


雨が降りそうで降らない。
ベランダの植物たちに水をあげるか雨をまつか迷って
結局あげたらぽちぽち降りだした。
・・・まあいいか。(--)

これもしばらく前のスケッチ。
水辺に咲いた黄菖蒲。
からっと五月晴れの続く日だったので
地面がからからだったことを思い出した。
いまごろよろこんで雨を受けてることでしょ。


忙しさにかまけていろんなことがやりかけになっていた。
きりがね、という金箔を細く切って模様をえがく技法を習いかけていたのだけれど
その続きを来月やることに。
そこではっと思い出した。
箔と箔を焼き合わせて厚い金箔を作るのだけれど
うまく接着できていなくて
この前切ろうとしたらぽろぽろと裂けてしまってたんだった。
もういちど備長炭で熱して焼きあわせなくては。
この技では先輩の妹に教わりながら
炭を熾して灰にうずめて・・・
炭が熾っているので暑いのだけれど窓を閉め切って
慎重に箔を焼き合わせる。
今度は大丈夫!!・・・たぶん。
あんまりこういう繊細な作業には向いていないなあ・・・と自覚しつつ
いつか作品に役立てたいと。

明日は友禅染。
なんと、3年前に脚を折って以来
やりかけてたのがそのままになっていたのだった。
糊おきまで済んでいるので彩色から。
3年前に乗せた糊、大丈夫かなぁ・・・。

キショウブ
学名: Iris pseudacorus
科目:アヤメ科アヤメ属
花期:4月-6月
分布: ヨーロッパ~西アジア
   明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇で野生化。
花言葉:「幸せを掴む」

霧の中の恋人。。。


ブログをなかなかアップできなくてスケッチがたまってきちゃったので
3枚まとめてアップ。
お庭のニゲラ。
今はもうすっかり終わってかわいい子鬼のような種になってしまった。


雨上がりの朝。

MicaKatolaの展示会も終わってほっと一息。
素敵なギャラリーでやらせていただけて
なかなか評判もよく、楽しかった!

それはそうなのだけれど
昨年末からイベント続きで
なかなか遠出ができずにいたので
お山からエネルギーをもらっているわたしとしては燃料切れ。。。
思い立って木曜日の午前中のお仕事を終えてから日光へ。
ちょうどクリンソウやタモギタケの季節。
天気予報はいまいちだったけれど
降ったのは夕方から朝にかけてで
思う存分森を楽しむことができた。
しかもまだけっこう空いていて
いつもは行列ができて乗るのに一苦労するハイブリッドバスもがらがら。
ラッキーだったなあ。
思い切って行ってよかった!

スケッチはまだ画像処理していないのでのちほど~!

ニゲラ
学名:Nigella damascena
科目:キンポウゲ科
別名:クロタネソウ
花期:4月-6月
分布:およそ15種が地中海沿岸~西アジアに分布。
日本には江戸時代末に入ってきたとされている。
名前はラテン語のニガー(黒い)に由来し
熟したタネが黒いところにちなむ。
英名でラブ・イン・ア・ミスト(love in a mist:霧の中の恋人)や
デビル・イン・ア・ブッシュ(devil in a bush:茂みの中の悪魔)と呼ばれる。
前者は細かい総ほう片に包まれた花から
後者は先端にツノ状の突起がある果実からのイメージだと思われる。
花言葉:「未来」「夢で逢いましょう」

りんりん


入梅したとはとても思えないようなお天気が続く。
初夏のような陽射しに緑は濃くなって
それでも風はまだ涼しくてとってもよいかんじ♪
でも蚊が出てきたね。
そろそろ蚊取り線香が欠かせなくなってきた。

今日アップしたのはナルコユリ。
ちいさな鈴のようなお花が清楚にならぶ。
たくさんの草たちにうずもれそうになりながら咲いていた。
山百合の茎もずいぶん伸びた。
今年はいっぱい咲くかもしれない。
楽しみだね!

ナルコユリ(鳴子百合)
学名:Polygonatum falcatum
科目:ユリ科ナルコユリ属
花期:5月~6月
分布:本州~九州の山地の林下。
花のつき方が、田畑から害鳥を追い払う鳴子に似ていて、
この様子を鳴子に見立てて名付けられた。
ナルコユリは、アマドコロとよく似ているが茎の形がちがう。
茎が角張っていればアマドコロ。そうでないのがナルコユリ。
花言葉:「懐かしい音」「あなたは偽れない」
    「元気を出して」「心の痛みを判る人」