臨時ママ

今年はきのこが少ないらしい?
この雨ですこしは出てくれるとよいけれど。

とりあえず見つけた3兄弟。
何だろう??
カサのいぼいぼがこまかいことと
柄がくるくると皮むけ状態なのが特徴かな。

このところばたばたとしているのは
きのこの版画展のせいではなく
MicaKatolaのせいでもなく
ドイツでのグループ展のために海外出張中の妹に代わって
甥っ子を預かってるため。
預かってる、といってもほとんどの時間を学校と学童保育ですごしてきてくれるので
朝と夕方から夜にかけてだけなんだけどね。
ウィークエンドはパパがいるし。
そんなこんなで夜の時間があまりなく
ブログの更新はとどこおっておりますが
いろいろ着々とすすめております。

しかし、甥っ子はママ、ママ、とさびしがる様子をみせないんで
伯母さんは助かるよ。
宿題をやらせるのと寝かしつけには一苦労してるけど。。。

MicaKtola in Domaは11/4~9
きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。

やわらかな白

たまにみかける白い彼岸花。
赤の近くにあると真っ白に見えるのだけれど
実際はクリーム色。
ところどころ赤っぽいところもあったりして
純白ではないのだ。
きれいだなあ、いいなあ、と眺めていたのだけれど
切花をいただいたので描けた。
Iさん、ありがとうございました。

今日は甥っ子の運動会だった。
この前まで赤ちゃんだったのに1年生だって!
朝からげほげほとひどく咳をしていたので心配だったけれど
かけっこ、がんばって3等!
からりとよいお天気で運動会日和。
台風もちょっと待っててくれたみたいだね。
でももうすぐくる。
とても大きいらしいのでみなさん、気をつけて!

ヒガンバナ(彼岸花)
学名 : Lycoris radiata
科名:ヒガンバナ科ヒガンバナ属
開花期:9月中旬
別名:リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ)
分布:北海道から琉球列島まで見られる。
   自生ではなく、中国から帰化したものと考えられる。
全草有毒な多年生の球根性植物。
稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれているが
土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み
畦や土手に植えたとも考えられる。
日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。
故に、種子で増えることができない。
中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。
彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。
別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。
別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来し、天上の花”という意味も持つ。
異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、
剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)
はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、
反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。
「花と葉が同時に出ることはない」という理由から「葉見ず花見ず」とも言われる。
『万葉集』にみえる”いちしの花”を彼岸花とする説もある。

「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」

花言葉:「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」
    「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

MicaKtola in Domaは11/4~9
きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。

ホットケーキ?

このスケッチをしてからずいぶんたったような・・・
びっくりするような大きさ。
ホットケーキの焼き色のような美味しそうな色。
りっぱなアカヤマドリ!

先の台風でいっぱい雨がふったので
またそろそろきのこチェックに行かないとだね。

アカヤマドリ
学名:Leccinum extremiorientale
科・属:ヤマイグチ科
発生地:ブナ科の広葉樹と針葉樹の混生林や雑木林に発生。
発生時期:夏~秋
傘の表:カサの色は黄褐色~橙褐色。幼菌時はボソボソしたデコボコの表面をしており、成長すると全体にひび割れが出てくる。
     ひび割れの部分からはアカヤマドリの淡い黄白色をした肉が見える。
     その見た目は焼き立てのパンのよう。
傘の裏:菅孔は黄色で上生または離生。
   柄:どこもほぼ同じ太さで、稀に根元部分の方が太いものもある。
     また、表面はカサの色と同じく黄褐色~橙褐色でササクレがツカ全体を覆っている。
   肉:白色~淡黄白色で、ツカの部分とカサの部分の肉の感触が異なっている。
     具体的にはカサの部分はフワッとしていて、ツカの部分には硬さがあります。
 食毒:炒め物など。 アカヤマドリはパスタに混ぜたり、リゾットに入れたりすると美味しく食べる事ができる。
     しかし、虫がつきやすいキノコなのでその点には注意が必要。

MicaKtola in Domaは11/4~9
きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。

炎のように

もう終わってずいぶんたってしまったけれど
彼岸花はいつも心をかき乱す。
突然現れる真っ赤な炎。
消えるのも早いと知っているから余計にあせる。


すこしずつお知らせを。
まずは3回目になるきのこの版画展。
恵比寿のマッシュルームといえば
有名なきのこフレンチのお店。
軽井沢のエブリコ
予約をしないと入れない人気のお店。
このふたつのきのこレストランに版画を飾らせていただきます♪
ありがたや~♪ありがたや~♪
どちらもとっても美味しいお店なので
機会がありましたらぜひぜひ!
*どちらも予約をしていったほうがよいと思われます。




一応、18日からですが、じわじわと増えていく可能性があるんで
すこしあとに行ってくださったほうがよいかも。。。><
マッシュルームさんはそのまま長く飾ってくださると思います。
エブリコさんはお正月をすぎてから冬季のお休み期間に入られると思われるので
それまでの展示となります。
よろしくおねがいいたします。

それともうひとつ、お裁縫のカトラさんとのコラボ、MicaKtolaの展示会もあります♪
着心地満点の手作り服に1点1点シルクスクリーンでプリントを施します。
今回はビーズ刺繍作家の金沢ミチヨさんと一緒です。



詳しくはこちらのホームページにて。
ブログにはより細かい情報も入れていきます。
どうぞよろしくおねがいいたします。ぺこり。

ヒガンバナ(彼岸花)
学名 : Lycoris radiata
科名:ヒガンバナ科ヒガンバナ属
開花期:9月中旬
別名:リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ)
分布:北海道から琉球列島まで見られる。
   自生ではなく、中国から帰化したものと考えられる。
全草有毒な多年生の球根性植物。
稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれているが
土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み
畦や土手に植えたとも考えられる。
日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。
故に、種子で増えることができない。
中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。
彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。
別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。
別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来し、天上の花”という意味も持つ。
異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、
剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)
はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、
反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。
「花と葉が同時に出ることはない」という理由から「葉見ず花見ず」とも言われる。
『万葉集』にみえる”いちしの花”を彼岸花とする説もある。

「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」

花言葉:「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」
    「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

アクセル全開!

久々の更新。

あんみつさんのいないお部屋に帰るのがつらくて
ギリギリまで旅に出ていたら
お仕事ががっつりたまっていて大変なことに・・・><

きのこの版画展が18日から(仮)。
生徒さんの発表会も18日からと11月1日から。
MicaKatolaの展示会が11月4日~9日。

そんなわけでエンジン全開で。
詳しくは追々アップしていきます。


瑠璃星天牛 (木版画)10×15cm

この夏、初めて見た美しい色のカミキリムシ。
ルリボシカミキリ。
今回の旅で知り合った方が虫にとても詳しくて
アカボシカミキリというのもいる、と教えてくれた。
テントウムシのようにキュートな赤に黒い星。
沖縄のほうにいるらしい。
いつか見てみたい。

旅立ち

あんみつさんが亡くなって1週間がたった。
しばらく泣き暮らしていたけれど
すこしずつ不在に慣れてきた。
それでもまだお部屋に帰るのがつらい。
20年も一緒だったんだものね。
まだお部屋のどこかにいるような気がする。

みごとに老衰。
病気ひとつせず、ほんとうに手のかからない子だった。
亡くなる前日まで少なくなってたけれどごはんをたべ
よろよろとしながらもトイレで用を足そうとしていた。
その日は朝からふらふらと階段を何度も下りてきた。
死に場所を探してたんだね。
その度につれもどしたらついにあきらめて
お部屋で横になった。
お仕事から帰ってようすをみて
もうダメだとわかった。
その晩、12時をまわったころちいさく「にゃあ」とないた。
ごあいさつだと思ったので抱き上げた。
腕の中で少しずつ息がちいさくなっていって
そのうちとまってしまった。
きれいなお顔だった。


麝香揚羽 (木版画)12×18cm

明日からすこし旅に出ます。
とりあえずIさんの軽井沢の別荘へ。
そのあともしかしたら新潟まで足を伸ばすかもしれないし
かえってくるかもしれない
そんなかんじで・・・

久しぶりに版画

今日はスケッチではなく版画をアップ。
ベニタケってわりとどこにでもあって
おいしいわけでもないので
無視されがちだけれど
わたしはけっこう好き。
出たてのはベレー帽をかぶった妖精のよう。
ちびっこのころのまるいのもかわいい。
大きくなるとべろべろと裂けたりしちゃうんだけどね。


ベニタケ (木版画)15×17cm

最近墨色に惹かれる。
それでしばらくサボっていた木版画を再開したのであった。

スケッチにも絵墨といって、墨に染料が入ったものをもっていくのだけれど
やっぱり和紙との相性のほうがよいみたいで
水彩紙だとぺたっとしたかんじになる。
ある程度にじみの出る和紙だと
筆の運びや水加減によって勢いや深みが出せるんだけどな。
まあ、そのぶん失敗もしやすいということなんだけど・・・

こつこつ

今日のきのこはおいしいきのこ。
ナラタケモドキ。
この木、よわってるみたいだね。

あんみつさんの具合はちょっと安定している。
お年だから元気になる、ってことはないんだろうけど。
おとといは急によろけだしたのでびっくりした。
けれどごはんは少しずつ食べてるし
トイレも段差解消のスロープを作ってなんとか。
背骨がごつごつととびでるほどやせてしまった背中をなでながら
死ぬのをじっと待っているような寝顔を見てるのはつらい。
でもよく考えたらわたしもおんなじなんだよね。
みんないつかは死ぬのだもの。
元気なときは考えもしないけれど
みんな死にむかってあるいてるんだよね。
そんなことを考えながらこつこつ版木を彫ったり
下図をつくったり
地道な作業をする3日間であった。

ナラタケモドキ
学名:Armillaria tabescens
科・属:キシメジ科
発生地:広葉樹の枯れ木や切り株、弱った木の根の傍になどに束生。
発生時期:夏~秋
傘の表:表面は繊維状、中央部に鱗片があり、そこから周辺部へ長い条線が見られる。
     カサの色は黄褐色~茶褐色。
傘の裏:ヒダはツカに垂生し、ヒダ同士の間隔はやや広く、
     色は白色~褐色。成熟するとじょじょに赤褐色のシミがでてくる。
   柄:カサと同じく表面が繊維状で、色もカサとほぼ同じ色をしている。
   肉:白色~淡いベージュで、カサの部分は肉が薄く、特徴的な味やにおいは特になし。
 食毒:汁物に入れるとぬめりが出て口当たりがよく、よいだしもでる。
     消化が悪いので過食は禁物。
     熱を十分に通し生食は避ける。
*ナラタケとの大きな違いはナラタケモドキにはツバがない事があげられる。

ゆきんこ?

今日はよく降った。
もうすっかり秋の空気。
あんなにうんざりだった夏があっけなく去ってしまった?
それともまだ?

予定通りシロオニタケをアップ。
この翌日にはばーんと開いたんだろうけれど
このきゅっと丸いかんじがカワイイ。
メレンゲ細工のようで甘そうに見えるんだけど
お口に入れてはいけません・・・☆

シロオニタケ
学名:Amanita virgineoides
科・属:テングタケ科
発生地:広葉樹の林やアカマツなどの林の地上。
発生時期:夏~秋
傘の表:直径が9~20cmほどの大きさで、カサの表面は真っ白で微粉に覆われていて
     角錐形の尖ったイボが全体についている。
     シロオニタケは幼菌の時はほぼ、カサの前面にこのイボが見られ丸い形をしているが
     だんだんカサが開いていき最終的には円盤状の平らな形のキノコになる。
傘の裏:ヒダはやや褐色を帯びた白色で密に並んでいて、割と特徴がない。
   柄:長さが15~22cmと長く、カサと同じく白色で根元の部分が太くなっていて
     基部は更に丸く大きく膨らみ、尖ったイボが無数に付いている。
     ツカの上部に布が垂れたようなツバがついている事もあるが、
     成長過程で失われる事から成長したシロオニタケには残らない事の方が多いようだ。 
   肉:表面と同じく白色、乾燥すると異臭を放つ。
 食毒:胃腸などの消化器系の中毒症状や神経系の異常をきたす毒をもっている。

ご近所きのこ

きのこ合宿には参加できなかったけれど
近所にもきのこはある。
この日は朝方に強い雨が降ったので
くずれてしまったりつぶつぶが流れてしまったきのこが多かった。
このツルタケは美しかったな♪

今日はとても蒸し暑い。
急に3日間も空いてしまったものだから
とりあえず作品を作ろうといろいろ広げるのだけれど
どうも手につかない。
そんな中、先日うちにいたルリボシカミキリを木版画にしてみた。
そろそろきのこの版画展をやりたいので
ほんとはきのこを作らなきゃなんだけどね。
このツルタケもモデル候補。
明日アップ予定のシロオニタケも候補のひとつ。
あんみつさんのようすも悪いなりに落ち着いているので
明日はちょこっと理科大でも行ってみようかな。
雨かな?

ツルタケ
学名:Amanita vaginata
科・属:テングタケ科
発生地:マツなどの針葉樹またはブナ、コナラなどの広葉樹の林内の地上に発生。
発生時期:夏~秋
傘の表:直径が3~8cmほどで、色は灰褐色~灰褐色で周辺部分は色が薄くなっており、
     中央部から放射状に伸びた条線が見られる。
     また、湿気が多い場所では表面にヌメリが見られ、カサの形は幼い時は卵形で
     成長すると平らに開いていく。
     成長するとカサが裂けやすい事もツルタケの特徴のひとつ。
傘の裏:ヒダはツカに離生していて密に並んでいる。
     ヒダの色は綺麗な白色。
柄:長さが10~20cmとかなり長く、根元に近づくほど、やや太くなっており、中身は細い空洞。
  また、根元部分には膜質のツボがあり、表面は白色。
  上部は粉状、下部は綿毛状の鱗片に覆われている。
  ツバはなし。

食毒:ツルタケは食べる事もできるが、よく似たキノコが多く、しかも毒を持つものが多いので
    確信が持てない場合は食べない方がよい。
    上記のような理由から、ツルタケは食べられないキノコとして紹介されている事も多いようである。
    肉は基本的にどの部分も白色で、味や匂いは殆どない。